「華原さんは今、都内にある『母親教室』に6カ月になる息子さんを連れて通っています。一緒に体操したりしていますよ」(友人)
昨年8月下旬に第一子を出産した華原朋美(45)。妊娠時の最大体重から24kgも痩せたという。
「母乳から離乳食への切り替えの最中で、本を見ながら毎日手作りしています。コロナウィルスが怖いので、手洗い、うがいも毎日欠かさず。お母さんも定期的に華原さんの自宅に来て支えていますが、先輩ママの高嶋ちさ子さん(51)にも助言を求めているとか」(前出の友人)
芸能界で相次ぐ40代初産。15年には、はしのえみ(46)が41歳で女児、杉山愛(44)も40歳で男児を産んでいる。
「はしのさんは子供を諦めかけたときに、犬を飼い始めたんです。そうしたら子供を授かって……。昨年2月、その愛犬が肝炎で突然亡くなったんです。家族3人で『あのコの分まで生きよう!』と誓ったそうです。最近は家族で2泊3日の野外キャンプに行くのが楽しみだそうです」(はしのの知人)
“やっと授かった子供なので目に入れても痛くない”という杉山は“親バカ”を自認しているという。
「『だから甘やかしすぎないよう気をつけている』と話してました。元プロゴルファーの旦那さんと“スポーツ教育”中で『息子はテニスよりゴルフをやりたがる』と苦笑いしてました」(テニス関係者)
厚生労働省の『平成29年人口動態統計』によれば、10年前に比べ、40代母親の出生数は3万3千人も増えている。この10年で2.6倍だ。さら助産院の直井亜紀院長はこう語る。
「40代出産が増えたのは女性の社会進出や医療技術の進化などが背景にあります。“出産はもう少し後でも”と考えているうちに年齢を重ねている女性も増えています。一方で年を重ねると知識も多くなるので『若いママたちもできているから、できて当たり前』と思いがち。だから弱音が言えず自分を追い込んでしまうことも。当然両親も高齢なので産後や育児のサポートを頼みにくく、一人で抱え込んでしまうことが多いようです。ただ、若い人に比べて、仕事や趣味に集中できた期間が長いために、出産や育児に迷いがない人が多いです。精神的に安定した育児ができるのは、40代出産のメリットでしょうね」
ハリウッドではキャメロン・ディアス(47)も昨年末に女児を出産した。映画関係者はこう語る。
「15年の結婚直後から本格的な妊活を始めましたが、うまくいかず、現地では今回の出産は代理母出産だったと報じられています。以前、彼女は『将来私が子供を欲しくなったら、何らかの方法を見つけて私のところへやってくるはず。それが養子でもあったとしても』と語っていました。ベビーシッターを雇わず、夫妻で育児に取り組んでいるそうです」
誰よりも我が子を愛する母の思いに、年齢は関係ないのだ――。
「女性自身」2020年2月25日号 掲載