「緊急事態宣言が発令される前後から各企業の広告費が30~50%減少するなど、苦しい状況です。宣言解除後にはCM撮影も再開され徐々に戻りつつありますが、コロナ前の水準には戻らないでしょう」(広告代理店関係者・A氏)
日本経済にかつてない大打撃を与えたコロナショック。有名人の人気の指標にもなるCMにもその波が押し寄せていた――。
そこで本誌は複数の広告代理店関係者への取材をもとに、有名人の最新CMギャラランキングを独占入手! コロナ禍でも圧倒的な人気を誇るのがジャニーズ勢だ。
「平野紫耀さん(23)は、今、いちばんオファーが多いかもしれません。バラエティにドラマと、どんなジャンルでも活躍する唯一無二の存在。嵐も金額は下がっていますが、活動休止まで半年を切ってるのに1億円を超えるのは異例です」(広告代理店関係者・B氏)
新しい地図の香取慎吾(43)も、7月1日に発表された上半期タレントCMランキングで3位に入るなど、変わらぬ人気を見せている。
「好感度も知名度もSMAP時代から変わらず、NGも少ないのでオファーは絶えません」(B氏)
朝ドラのブランド力も健在のようだ。
「『なつぞら』で注目を集めた清原果耶さん(18)は来春放送の『おかえりモネ』での主演も決まり、人気はうなぎ上り。透明感が高く、“第2の綾瀬はるか”になるといわれています」(A氏)
苦境にあえぐ広告業界が熱視線を送っているのが、“第7世代”と呼ばれるお笑い界のホープたちだ。
「YouTuberとしても活躍するフワちゃんはリモートへの対応力もあり、評価が高いです。お茶の間で人気のあるEXITもキャラクターの真新しさと相まってますますギャラが上がるでしょう」(A氏)
芸能界を席巻する“姉妹”の躍進も見逃せない。
「上白石萌音さん(22)&萌歌さん(20)姉妹はともに出演ドラマの視聴率も高く、順調に知名度を上げています。今年、モデルデビューを果たしたCocomiさん(19)と妹のKoki,さん(17)も、セットでの出演となれば1億円を超える可能性も」(A氏)
令和婚を発表した三浦祐太朗(36)や清野菜名(25)がギャラアップを果たすなか、1千万円アップで1位に浮上したのが、昨年、南海キャンディーズの山里亮太(43)と結婚した蒼井優(34)だ。
「結婚1年目で好きな夫婦ランキング上位に入るなど、最も好感度の高い芸能人妻の一人。 多忙ながらも、家事を完璧にこなし山里さんをサポートする姿も、非常に受けがいいです。ステイホームで家族愛を求める企業のニーズとも一致しています」(B氏)
「女性自身」2020年7月21日号 掲載