「秋のテレビ番組改編に向け、各局で新番組企画が順次決定しています。現在でも“超売れっ子”の坂上忍(51)ですが、なんとさらにレギュラー番組が2本増えると聞いています」(テレビ局関係者)
いまでもすでに7本もレギュラー番組を抱える坂上だが、広告代理店関係者によれば秋からは、なんと9本に増えるという。
「フジテレビは、スペシャル番組として放映された『坂上忍のどうぶつ珍プレー好プレー大賞』をレギュラー化するそうです。またTBSも、何回かスペシャル番組として放映した『1番だけが知っている』のレギュラー化を進めていると聞いています」(広告代理店関係者)
ギャランティも、かなり増えるという。
「メイン司会を務める帯番組『バイキング』に加え、複数のゴールデンタイムの番組に出演している坂上の推定年収は5億7千万円とも報じられています。以前は1本あたりのギャラは100万円前後でした。しかし『バイキング』は視聴率も上がっており、そういった実績で1本180万円ほどと推定されています。1本につき年間8~9千万円ですからね。秋から2本もレギュラー番組が増えれば、ギャラの年間総額は7億円を超える計算です」(前出・広告代理店関係者)
“超売れっ子”の顔を持つ反面、“嫌われキャラ”としても名高いのが坂上忍だ。
「“毒舌”や“なげやりな言い切り”により、『発言が偏りすぎる』『何様のつもりだ』としばしば炎上しています。昨年インターネットテレビ局が10代の男女に『父親にしたくない俳優』というアンケートを行ったところ、1位になりました。昔から『ブスは嫌い』と公言していたため女性のなかにアンチ坂上は多いのですが、インターネット上のアンケートでは男性からも『嫌いな司会者ランキング』の1位に選ばれてしまいました」(前出・広告代理店関係者)
なぜ彼に仕事が殺到するのか?その理由について、前出のテレビ局関係者は次のように語る。
「理由の1つは“フジテレビとの蜜月”です。秋以降のレギュラー9番組のうち、フジテレビは4本。15年から3年以上『バイキング』でメイン司会を務めており、そのスタッフたちが『直撃!シンソウ坂上』の制作も担当しています。彼はスタッフとの討論を厭いません。鶴の一声で企画をひっくり返すかと思えば、逆にスタッフたちの意見にずっと耳を傾けていることもある。そうした番組作りの姿勢がフジテレビ内における坂上の影響力を増し、いわば“坂上信者”を増やしているのです」