米ニューヨークの一画では、週末にビルの屋上で開かれる無節操なパーティが問題となっているが、23日未明に人の命が失われる事態となってしまった。THE SUN米国版などが報じている。
金融会社勤務のキャメロン・ペレリさん(24)は土曜の深夜、ニューヨーク・イーストヴィレッジにある7階建てのビルの屋上にいた。そこでは誕生日パーティが行われており、出席者はみな酩酊状態にあったという。午前3時頃、ペレリさんが隣のビルに飛び移ろうとしたところ、バランスを崩して地面に落下。すぐ病院に運ばれたが死亡が確認された。
Daily Mailによると、この地域では安全なレベルを逸脱した大人数が集まるパーティが毎週末のように開かれ、住民を悩ませていたという。ペレリさんのように、ビルからビルへと飛び移る遊びも横行していたようだ。
ABC7NYの報道によると、ニューヨーク市議会のカーリナ・リヴェラ議員は、「この悲劇は、過密かつ管理の行き届いていない屋上パーティがいかに危険で、安全面の補償や監視がほとんど行われていないかということを示しています。今後このような事故が二度と起こらぬよう、法を整備します」と演説で発言した。