「夏に帰国したときは少し残念がっていましたが、『日本のほうが食べ物は美味しいし(笑)』と言って悲観的な様子はなかったですね。すぐに『もう一回、日本でしっかりやろう!』と切り替えていましたよ」(映画関係者)
2020年は“忍耐の1年”となった小栗旬(37)。だが早くも再出発に向けて動き出しているようだ。
もともとハリウッドデビューのため、昨夏から生活拠点をアメリカ・ロサンゼルスに移していた小栗。だが新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急帰国していたと7月に報じられることに。さらにハリウッドデビュー作「ゴジラVSコング」の公開も、事実上の“無期限延期”状態となったのだ。
「渡米のきっかけは今年3月公開予定だった『GODZILLA VS. KONG』(邦題・ゴジラVSコング)への出演だったが、新型コロナウイルスの関係で公開も延期に。もともと1年ほどで帰国する予定だったそうですが、現地でも多数の感染者が出たことで最終的に帰国を決めたようです」(テレビ局関係者)
だが緊急帰国したことで、小栗の“国内バブル”が到来しているという。
帰国後は星野源(39)と初共演して話題になった映画『罪の声』の番宣に精を出す日々が続いた小栗。その甲斐もあってか、先日発表された『第45回報知映画賞』では主演男優賞を受賞している。
「実は、これが意外にも小栗さんにとって主要な映画賞で初の個人賞となりました。また現在公開中の映画『新解釈・三國志』の番宣でも、主演の大泉洋さん(47)から『旬クンが来ると“小栗旬主演映画”になっちゃう!』という愚痴が出るほどの存在感を出しています」(スポーツ紙記者)
さらに2022年には、三谷幸喜(59)脚本のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主演を務めることも発表されている。
「来年の夏から再来年の10月末までは、大河ドラマの撮影が続きます。来年10月クールに放送予定のTBS日曜劇場『日本沈没ー希望のひとー』は大河前にすべて撮り終える必要がありますから、すでに撮影を開始していると聞いています。
つまり2022年の秋までは日本国内にいることが確定していて、ハリウッドへの再挑戦は難しい状況なのです。それもあって小栗さんは気持ちを切り替え、当面は国内での活動に専念するつもりです。すでに、今年延期になった舞台の再演について話もしているそうです。
夢のハリウッドはお預けとなってしまいましたが、スケジュールが空いたことでオファーはこれまで以上に増えています。今後はますます国内での露出が増えるのではないでしょうか」(広告代理店関係者)