「『やっとか〜』という気持ちでいっぱいです。交際が発覚してからずいぶんと時間がたちましたし、親としてもずっと長いこと待っていましたから……」
感慨深げにそう語るのは、南明奈(29)との入籍が報じられた「よゐこ」濱口優(46)の母・恵子さん(66)だ。濱口と南の熱愛が発覚したのは、14年2月のこと。だがその後は結婚秒読みといわれながらも、4年の月日が経過していた。それだけに感無量のようだ。母・恵子さんが南と初めて会ったのは、3年前のことだったという。恵子さんはこう振り返る。
「息子が明奈さんといっしょに帰ってきたんです。電話してきたと思ったら、いきなり『今度、明奈を大阪に連れていくわ』と一言。でも実際に会ってみると、明奈さんはとても出来た方。思っていたよりも、すごく控えめでね。みんなで食事に出かけたのですが、彼女は遠慮してしまって。大皿の料理に、自分から箸をつけようとしないんです。それを見た息子が、お皿に取り分けてあげたりしていて……。とても幸せそうな光景でした」
父・克己さん(70)も、南のことを絶賛!“嫁の通信簿”は満点のようだ。
「17歳も年下だからでしょうが、明奈さんはとにかく息子を頼っているようでした。そして出しゃばらず、ちゃんと息子を立ててくれている。そんな奥ゆかしさも感じました。私ら夫婦は結婚してからすぐ優が産まれたので新婚生活がなかった。それもあって2人を見ているとうらやましくてね。『このまま結婚してくれたらいいな』なんて思っていました」
だが、南が濱口の両親のもとを訪れたのはこのときだけ。にもかかわらずなぜ、濱口の両親はここまで彼女をベタ褒めなのか。そこには、“ある思い”が隠されていた。
「息子は今までいろんな女性との熱愛が報じられてきました。でも彼女たちはみんな息子との交際をオープンにしなかったので、私たちも口を閉ざすしかなかった。そうしているうちに破局報道が出てきて、ガックリして……。その繰り返しでした。でも、明奈さんだけは違いました。自分から『交際しています』と宣言してくれたし、事務所の方もちゃんと理解してくれた。堂々と世間に公表してくれたことで、私たちも逃げ隠れせず話をすることができた。それが嬉しかったんです」(恵子さん)
交際当時の“英断”が、嫁としての評価を上げていたようだ。克己さんがこう続ける。
「私たちが息子に願うことはたった1つ。それは“笑いの絶えない幸せな家庭を作ってほしい”ということです。これからどれだけ貧乏になったとしても、どれだけ辛いことがあってもずっと笑顔でいられる。夫婦喧嘩があっても、すぐまた仲直りして笑顔が戻る。そんな“喧嘩も三日坊主になる”ような家庭を築いていってくれればいいなと願っています」