《活動を休⽌し、今後についてよく考えに考えた末、やはり私には⾳楽しかないという気持ちに気付き、楽曲制作をすることに決めました》
9月6日、公式サイトでこう発表したのはシンガーソングライターの槇原敬之(52)。覚醒剤取締法違反(所持)などの罪に問われ、昨年8月に懲役2年、執行猶予3年の判決が下されていた。昨年2月に逮捕されて以来、約1年半ぶりの活動再開となる。
槇原は執行猶予期間中の復帰であることに配慮したのか、《時期尚早とお叱りを受けるかもしれませんが、もう⼀度⼼新たに活動を再開いたします。皆様の信頼を取り戻せるよう、精⼀杯真摯な気持ちで取り組んでまいります》とも記している。
また活動再開と同時に、ニューアルバム「宜候」が10月にリリースされることも発表された。さらに書籍「槇原敬之 歌の履歴書」(ぴあ株式会社)も、同月に発売されるという。リリースや出版が重なる10月を皮切りに、槇原の活動が盛んになる可能性が出てきそうだ。
槇原の復帰に、SNS上では“三度目の正直”を期待する声が上がっている。
《槇原敬之さん、復帰おめでとうございます!! もう二度とファンのみんなを悲しませないでほしいなぁ》
《もう、信じてる人を裏切らないでね》
《マッキー、次こそは頼むよ》
■槇原をそばで支えるパートナーの存在
本誌は今年1月、贖罪生活を送る槇原の姿をキャッチしていた。都内の繁華街にある地下駐車場に駐車した車の助手席から、槇原が現れたのだ。さらに運転席からは、槇原とおそろいのマスクを着用した男性の姿がーー。
記者が「お元気そうで何よりです」と声をかけると、「はい、おかげさまでとっても元気です」と笑顔で応じた槇原。さらに質問を続けようとすると、隣にいた男性が「すみません、それ以上は……」と制止したのだった。この男性こそが、槇原のパートナー男性・Aさんだった。
「昨年7月の初公判で、槇原さんはAさんの存在を明かしていました。Aさんは、槇原さんの薬物所持を知らなかったといいます。槇原さんは『パートナーの彼と色んなことを分け合ってやっているので大丈夫。今は薬を使わなくても十分幸せを感じる』と、更生を誓っていました」(スポーツ紙記者)
これまで2度にわたる槇原の逮捕は、元パートナー・Bさんの存在が深く関わっていたという。だが、Aさんの存在が槇原を変えたようだ。
「槇原さんとBさんは、20年以上も公私にわたって連れ添ってきました。いっぽうでBさんは薬物の入手先といわれており、'99年に槇原さんと同時にBさんも逮捕されました。槇原さんはその際、Bさんに別れを告げるもわずか1年で復縁。昨年の逮捕も、当時同居していたBさんが’18年3月に覚せい剤所持で逮捕されたことがきっかけでした。
そんな槇原さんとBさんの決定的な破局は、Aさんの出現がきっかけだといいます。槇原さんはSNSを通じてAさんと知り合い、’18年春ごろから交際するようになったと聞きました。公判中もAさんは自宅の手入れをするなど、献身的に槇原さんを支えたそうです。『薬を使わなくても十分幸せ』と語った槇原さんですが、“Aさんを悲しませたくない”という気持ちもあるのでしょう」(芸能関係者)
「音楽しかない」と宣言した槇原。今度こそ、ファンやAさんを悲しませることのないよう願うばかりだーー。