「第9回 岩谷時子賞」を受賞した松たか子(41)が6月11日、同賞の授賞式に出席した。
音楽文化の向上・普及のため、その活動に功労のあった人物や団体を表彰するという同賞。松は昨年、ドラマ「カルテット」(TBS系)の主題歌「おとなの掟」が話題に。さらに連続テレビ小説「わろてんか」(NHK総合)の主題歌「明日はどこから」では歌唱するだけでなく、作詞・作曲も担当。紅白歌合戦(NHK総合)にも出場し、音楽活動への積極的な姿勢が評価されたようだ。
しかし授賞式の壇上で「なんで私なんだろうという思いのまま、ここに来てしまった」と明かした松。
「昨年は挑戦すべきことにも後押しされて、とても充実の時間を過ごせました」と回想しつつ、「そう思っても、賞をいただいていいのかという思いで、そこから抜け出せません」と謙遜した。
審査員を務めた都倉俊一(69)は「おっしゃっていることは重々わかりますが、満場一致で決めたことです」とし、松をこう評価した。
「あなたの八面六臂の活躍で、みんなが癒しを受けています。その存在というものが、大きな要素になっています。ぜひ、堂々と自信をもって賞を受けてください」
すると松は微笑み、「“もっとがんばれ”と受け取り、これを励みにできるようにと、やっとなれました」と語った。
ネットでは祝福とともに、松の活躍ぶりを絶賛する声が上がっている。
《女優としての実力はもちろんのこと、アナ雪のエルサ役で見せた声優としての実力もたいしたものだ》
《アナと雪の女王といい、おとなの掟といい、朝ドラの主題歌といい……松たか子って芯の強い歌声でいつ聴いても飽きない》
《いつも素顔で笑顔 演じれば成りきる!そんな松たか子さんが好きですね》