「10月1~2日は福井県、10月14~15日は新潟県佐渡市と、眞子さまは全国を飛び回っていらっしゃいます。しかし、もともとは11月4日に帝国ホテルでの結婚式も予定されていました。その準備のためにお忙しい日々を過ごされ、これほど頻繁に地方ご公務をされている状況など、誰が予想していたでしょうか」(皇室ジャーナリスト)
小室圭さんとの結婚に関する行事の延期が発表されてから8カ月、そして小室さんがアメリカに留学してから2カ月がたつ。しかし小室家に関する報道は沈静化するどころか、より激しくなっているのが現状だと、前出の皇室ジャーナリストが語る。
「一連の週刊誌報道で特に注目されているポイントは2点。1つ目は、小室さんの母・佳代さんが横浜市内の自宅から姿を消し、所在が不明になっていること。そして2つ目は留学中の小室さんが、近日中に眞子さまに会うために帰国するのではないかということです。2点目については、小室さんが留学生活に必要なビザを取得しておらず、一定期間ごとにビザを更新するために帰国する必要があるのではないかと推測されていたのです」
このビザ問題について、小室さんが勤務していて、いまも籍を置いている奥野総合法律事務所に問い合わせた。担当者は次のように回答した。
「小室圭くんが、ニューヨークにあるフォーダム大学のロースクールの学生として滞在できる正規のビザをきちんと取得しているのは確かです。ですから報道のように一定期間ごとに帰国する必要はありません。ただ、だからといって3年間ずっと帰国しないとは、私どもも言い切れませんが……」
この回答では多くの謎が解消されないままだが、驚くべきは、こうして取り沙汰されている小室家の問題について秋篠宮ご夫妻が驚くほど“無関心”でいることなどだという。宮内庁関係者は言う。
「実は秋篠宮ご夫妻は、小室佳代さんの所在や、圭さんの留学にいたる過程などはまったく把握していらっしゃらないようです。しかし、一度は内親王との婚約内定が発表された男性の母親が“所在不明”とは、極めて異例の状態。秋篠宮家から指示があれば、調査に乗り出すことになりますが、そういった指示はまったくないそうです」
こうした秋篠宮家のスタンスについて、秋篠宮ご一家に近い知人が語る。
「秋篠宮さま、そして紀子さまが、小室家の現状について調べようとされることは、まったく考えられないと思われます。眞子さまと小室さんご当人同士がどうお考えになっているにせよ、秋篠宮ご夫妻にとって小室さんは、すでに“眞子さまの婚約内定者”でもなく、“眞子さまと交際している男性”にすぎないからです。つまりご夫妻にとっては『小室さん親子は、もう秋篠宮家にとって他人』ということなのです」
小室佳代さんの借金トラブル発覚後、紀子さまは即座に破談を決断されたが、秋篠宮さまは意見を異にされていた。
「秋篠宮さまは、あくまでも眞子さまの結婚のご意思を尊重されていました。ですからご婚約延期後も、眞子さまと小室さんの愛を認め続けていらっしゃったのです。眞子さまにとっては“唯一の味方”ともいうべき存在でした」
しかし小室さん親子は、秋篠宮さまのアドバイスに耳を貸そうともせず、勝手にアメリカ留学を決めてしまった。
「以前から小室家には“皇室軽視”の傾向がありましたが、アドバイスを無視したり、秋篠宮家の立場を考慮せずに自分たちの都合で勝手に行動したりするなど、軽視の傾向が強まりました。そのため秋篠宮さまも“小室家を切る”という決断を下さざるをえなかったのです。“もう秋篠宮家は小室家と無関係”、そうしたお考えを眞子さまにお伝えになったそうですが、眞子さまにとってはお父さまが“豹変”されたようにお感じになったかもしれません」
そんな中、紀子さまは10月23日から28日まで『第49回肺の健康世界会議』に出席するため、オランダを訪問される。紀子さまが出発される10月23日は眞子さまの27歳のお誕生日。眞子さまは孤立無援のまま、その日を迎えられる。