(写真提供:宮内庁)
5月29日、雅子さまは皇居の紅葉山に出かけられ3度目のご養蚕に臨まれた。
「食べるのにどれくらいかかりますか?」
エサになる桑の葉を蚕に与えられる雅子さま。ご養蚕は明治天皇の后、昭憲皇太后が明治維新後に絹の生産を奨励するために始められ、歴代皇后に引き継がれてきた。
例年は4種類の蚕をお育てになるが、今年は新型コロナの影響で日本古来種の「小石丸」だけを飼育されている。
2年前、美智子さまのなさりようを見学されている雅子さまは、落ち着いた様子で丁寧に給桑されていた。
「女性自身」2020年6月16日号 掲載