(写真:アフロ)
11月9日、7月の都議会議員選挙で再選して以来初めて登庁した木下富美子都議(55)。
都議会から召喚状が2度送付されていたものの一向に応じず、3度目の召喚状でようやく応じた形となった。さらに辞職勧告が2度も決議されたが、木下氏は議員継続の意思を示しているのだ。
同日付で更新された木下氏のホームページには、次のように決意表明が綴られている。
《私にご信託くださいました有権者の皆様を始め、失われた信頼を回復できるよう、償うべき償いを行い、これからの議員活動で答えを導き出しながら、ご奉仕させて頂きたいと思っております》
「木下氏が12月1日まで議員として在籍し続けるのであれば、冬の期末手当としておよそ200万円が彼女に支給される見通しです。財源は都民の税金とあって、すでに批判が巻き起こっています。都議会の主要会派は、改めて辞職を強く求めていく方針だといいます」(都議会関係者)
■TPOをわきまえないファッションに酷評続出
初登庁当日、報道陣の前で涙ながらに「本当に本当に、この度は大変申し訳ありませんでした」と謝罪の弁を述べた木下氏。実は、謝罪の中身だけでもなく、身なりでも世間から顰蹙を買っていた。
ざっくりと胸元が開いた赤いワンピースと、グレーのジャケットに身を包んで現れた木下氏。さらに右手には白い高級腕時計と、ゴールドとシルバーの2つのリングが存在感を放っていたのだった。
木下氏の“派手過ぎる”ファッションは、翌10日の各ワイドショーや情報番組でも取り上げられた。
まず、『めざまし8』(フジテレビ系)では、政治家コンサルタントの鈴鹿久美子氏が「謝罪・釈明の場面のお洋服というのは、グレーか濃いネイビーと決まっている」と指摘。また「アクセサリーは自分をより良く見せる物」だとして、「“自分をきらびやかに見せる、良く見せるというものは外してきています”という意思表示は必要だったと思います」と酷評したのだった。
『ひるおび!』(TBS系)ではコメンテーターの伊藤聡子氏も、「謝罪の場で赤はあり得ない」「あのアクセサリーを見て、はっきり言って常識がないと。気持ちは謝っていないなと感じた」と語っていた。
■腕時計は60万円越えの高級ブランド品
“TPOをわきまえている”とは言い難い木下氏のファッションだが、なかでも腕時計は60万円以上もする高級ブランド品だというのだ。
「木下さんが着けていた白い腕時計は、シャネルのものと見受けられます。価格帯は最低でも60万円以上、高いものだと100万円以上もします。“都民の税金から捻出された報酬で購入したのか”と思う人もいるかもしれませんし、謝罪の場でつける必要性があるとは思えません」(ファッション誌ライター)
SNS上でも木下氏のファッションは注目度が高く、厳しい声が相次いでいる。
《会見の時にこの色のワンピースドレス着て高そうな指輪や時計をしてくるメンタルがヤバい。都民として1日も早く辞職してほしい》
《まず「時計」と思いましたよね。とんでもねぇ強心臓……絶対一緒に仕事したくない》
《派手な服装に、大きな指輪2つ、高級時計(シャネルって説も)、この格好で出てくるだけでも都民を舐めてるよね》
《時計に罪はないし素敵なものだよ、時計が可哀想。あんな人にあんな場面でつけられて》