「新垣さんの新作ドラマ出演が決定しました! その役がなんと主演でもヒロインでもないということで、大騒ぎになっていますよ」(テレビ局関係者)
5月から始まった『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の再放送で2ケタ視聴率を叩き出すなど、変わらぬ人気ぶりを見せつけた新垣結衣(32)。
18年の『獣になれない私たち』(日本テレビ系)を最後にドラマからは遠ざかっていたが、“空白の2年”を破る復帰作がついに決定したという。8月スタートのムロツヨシ(44)主演ドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)だ。
「主演はムロさんで、その娘役を永野芽郁さん(20)が演じます。監督は『銀魂』や『今日から俺は!!』の実写化を手掛けたことでも知られる福田雄一さん(51)です。
女子校育ちの箱入り娘が共学の大学に進学したことで、シングルファーザーの主人公が心配のあまりに同じ大学へ入学してしまうというストーリー。40歳のおじさんが娘も参加するイベントに首を突っ込み、若者のなかで誰よりも青春を謳歌する。そんな“青春ホームコメディ”になっています。
そのなかで新垣さんは病気で亡くなった妻の役を演じ、回想シーンなどで登場する予定です」(前出・テレビ局関係者)
新垣が連続ドラマで主演以外の役としてレギュラー出演するのは13年の『リーガルハイ』(フジテレビ系)以来、約7年ぶり。なぜ、トップ女優が脇を固めることになったのだろうか。
「プロデューサーが、11年に放送されたドラマ『らんま1/2』(日本テレビ系)で新垣さんといっしょに仕事をしたことがある人物なんです。そうした縁もあってオファーしたところ、出演が実現したと聞きました」(芸能関係者)
そしてもう1人、異例の配役を後押ししたのがムロだった。
「もともと2人は、ムロさんの主催する『ムロ会』で交流があるそうです。新垣さんの演技に惚れ込んでいるムロさんは、『彼女に妻役をやってほしい!』と福田さんに懇願。監督も当初は『出てくれるわけないだろ!』と言っていたみたいですが、実際に出演が決まったことで脚本を練り直しているそうです。
ムロさんはGP帯(19~23時)の主演が初めてなので、並々ならぬ意気込みです。新垣さんも永野さんと『ミックス。』で共演したことがありますし、息の合った家族シーンをみせてくれるでしょう」(前出・テレビ局関係者)
『ムロ会』メンバーでもある新垣の出演が、ドラマに華を添えてくれそうだ。
「女性自身」2020年7月7日号 掲載