「おかげさまで妊娠していました 今3週と5日だそうで、普通妊娠なら気付かないレベルの初期ですが…受精卵がしがみついて着床してくれました!」
5月21日、お笑いタレントのだいたひかる(45)がブログで妊娠を発表した。「高齢なので流産率が高いのも現実なので」と記しながらも、「折角の卵を大切に守り、今は安定期を目標に 穏やかに過ごしたく思っております」と意気込んでいる。
だいたは’13年5月にアートディレクターの小泉貴之さんと結婚。’14年から不妊治療を始めたものの、’16年1月に乳がんが発覚。一時中断となった。
「しかし不妊治療の際に人工授精のため採卵した、移植できずに凍結してある受精卵が1つあったそうです。だいたさんは『抗がん剤治療後のホルモン療法を中断すれば移植が可能で、そういう前例がある』と話していました」(芸能関係者)
乳がん治療のため、右乳房を全摘。その1年4ヵ月後となる’17年6月、小泉さんとともに本誌に登場した彼女は“妊活再開”を宣言していた。不妊治療への思いは並々ならぬもので、「乳がん治療の前にあともう1回採卵して凍結しよう」と思って実行していたとも告白。さらに、こんな強い決意を語っていた。
「不妊治療は人生でいちばんまじめに取り組んだことでした。仕事もいつもふざけてたし。がん治療の直前まで採卵に行くなんて、われながらすごかったなと。だから確率は低くても、まだ二人の赤ちゃんはあきらめません!」
■小泉さんという心強いパートナー
しかし’19年3月に乳がんが局所再発し、再び摘出手術をすることに。同年5月に放射線治療を終えたとブログで報告すると、8月には再び夫婦揃って本誌に登場した。
そこで小泉さんが「今後、子どもを持つことを諦めているわけじゃないんです」というと、だいたはこう話していた。
「起き上がりこぼしじゃないですけど、ダメそうだったんだけどまた起き上がるみたいな。自分がそういう事案っていうか、前例になったらいいかなと思って。ネタに使えるくらいに(笑)」
そして、同月末には不妊治療を“再再開”すると発表。ブログで「凍結してある凍結胚をお腹にもどして、私の不妊治療は終了しようと思っています」と最後の挑戦であると明かしていた。いっぽうで、翌日の記事には「乳がんの治療は中断する事になります。それは怖く無いと言ったら嘘ですが……」ともつづっていた。
しかしだいたには、小泉さんという心強いパートナーがいる。だからこそ、チャレンジを決断できたのかもしれない。
「不妊治療でピリピリとしていた彼女に、小泉さんが『2人で生きるのもいいんじゃない?』と思わずポツリ。そうして大喧嘩になったこともあったそうです。それでも彼は、だいたさんの気持ちを理解しようとこれまで努めてきました。
小泉さんは『愛の結晶のために不妊治療をしているんだから、とにかく夫婦仲良く』と話していました。そんな彼が寄り添ってくれるおかげで、だいたさんはあらゆる困難に立ち向かって来れたといいます」(前出・芸能関係者)
子供を授かっただいた。その産声を、夫婦で楽しみにしていることだろう。