cat_7_issue_oa-huffpost oa-huffpost_0_dtphjmwkxhii_五輪の酒類販売は禁止、橋本会長「国民に不安があれば断念しないといけない」 dtphjmwkxhii dtphjmwkxhii 五輪の酒類販売は禁止、橋本会長「国民に不安があれば断念しないといけない」 oa-huffpost 0

五輪の酒類販売は禁止、橋本会長「国民に不安があれば断念しないといけない」

2021年6月23日 11:43 ハフポスト日本版

東京オリパラ組織委員会の橋本聖子会長は6月23日、会場での酒類の販売・提供について「少しでも国民の皆さんに不安があるようなことがあれば断念しないといけない」と述べ、禁止すると発表した。

関連自治体等連絡協議会後の記者会見で明かした。

前日22日、組織委が酒類の販売を認める方向で調整していると報じられ、波紋が広がっていた。 

橋本会長は冒頭、酒類の販売・提供について「大声の抑止、安全な誘導の実現の観点や現在の一般ルールに鑑みて検討を進めてきた」と説明。

専門家の助言に基づいて禁止を決めたと述べた。

記者から、酒類販売について判断する上で、 大会スポンサー『アサヒビール』との協議や要請はあったのかという質問があった。

これに対して橋本会長は「やめることは組織委として判断した」と否定。

「アサヒビールさんも同じように大変な心配をいただいており、判断に同意をいただいた」と述べた。

飲酒を認める方針を一夜でなぜ変えたのか尋ねる質問に対しては、武藤敏郎事務総長が「ずっと検討していたのは事実」と認めた上で、「決まっていたのが変わったという事実はない」と否定。

五者協議で観客を入れた開催を決定したことを受けて「酒類をどうするか本格的に決断が必要となった。地方会場にも関係するので、各首長に報告するのが適当で、今日をめどに決断した」と述べた。

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cat_7_issue_oa-huffpost oa-huffpost_0_6ce98ofa83c2_ビリー・アイリッシュ、アジア人の蔑称話す過去の映像を謝罪。「恥ずかしく、吐き気がする」 6ce98ofa83c2 6ce98ofa83c2 ビリー・アイリッシュ、アジア人の蔑称話す過去の映像を謝罪。「恥ずかしく、吐き気がする」 oa-huffpost 0

ビリー・アイリッシュ、アジア人の蔑称話す過去の映像を謝罪。「恥ずかしく、吐き気がする」

2021年6月23日 11:25 ハフポスト日本版

ビリー・アイリッシュは、人種差別的な言葉を口にした過去の動画が拡散したことを受け、自身のインスタグラムで謝罪した。

アイリッシュは現地時間の6月21日、インスタグラムに長文のコメントを投稿。

ネット上で波紋が広がっている映像に映っているのは、過去の自分だと認めた上で、「人を傷つけてしまった事実に言い逃れはできません」と反省をつづった。

どんな映像だった?
6月初め、過去のアイリッシュに関するビデオがTikTokに投稿された。

このビデオは編集されており、ラッパーのタイラー・ザ・クリエイターが2011年に発表した曲「Fish」の歌詞に出てくる、アジア人に対する蔑称をアイリッシュが口にするカットが映っていた。

さらに動画では、「アジア系をばかにしている」という字幕とともに、アイリッシュが不自然なアクセントで話す様子も映されていた。

 「愕然とし、恥ずかしい」
アイリッシュはインスタグラムに投稿したコメントの中で、動画に映っているのは13歳か14歳の頃の自身であると明かした。

当時は、蔑称であることを知らなかったという。

「自分があの言葉を口にしたことに愕然とし、恥ずかしく吐き気がします。私の周りでは家族の誰もこの言葉を使ったことがなかったので、その言葉を耳にしたのはこの曲だけでした」

「当時の私の無知や年齢に関係なく、人を傷つけてしまった事実に言い逃れはできません。そしてそのことを申し訳なく思っています」

不自然なアクセントで「なまり」をまねしているような映像は、子どもの頃からしているふざけた意味のない話し方だと説明した。

「全く意味はなくふざけてやっているだけで、誰かの言語やアクセント、文化をまねしているわけでは決してありません」と述べた。

アイリッシュは、不快感を与えるつもりはないとした上で、傷つけてしまうと思うと「本当に心が痛む」としている。

コメントの最後に、アイリッシュは次のようにつづった。

「私は自分の立場を信じているだけでなく、自分の立場を使って、違いを受け入れること、優しさ、寛容さ、公平や平等を求めて闘うために常に努力してきました。私たちは会話を続け、耳を傾け、学ぶ必要があります。私はあなたの声を聞き、あなたを愛しています。時間を割いて読んでいただきありがとうございました」

(この記事は、ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました)

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「こうなったのは自分が悪い」のか? ごみが腰まで堆積する孤独死現場が伝えること

2021年6月23日 09:00 ハフポスト日本版

<菅野久美子/ノンフィクション作家>

コロナ禍において、内閣官房に「孤独・孤立対策担当室」が設置された。

私自身、孤独死の取材に長年携わっているが、奇しくもコロナ禍によって孤独、孤立の問題が表ざたとなり、国家が動く事態になったのは予想外だった。

しかし現状で言えば、待ったなしである。

ごみ屋敷は「死」と隣り合わせ

先日、取材で特殊清掃業者と共に、関東某所のごみ屋敷を訪ねた。

その一軒家は、誰もが羨む一等地にあった。

だが、辺りには木が鬱蒼と生い茂り、室内は荒れ果てている。

中に入ると、どの部屋も、腰のあたりまでごみが堆積している。

そして室内はどこかしこも、糞便で溢れていた。

トイレは汚物が詰まり真っ黒で、使えなかった。

女性は、この荒れ果てた過酷な環境の中、誰の助けも求めずに、ひっそりと長年生活していたのだ。

近隣住民に話を聞くと、これまで特に異変を感じることはなかったという。

庭の木が生い茂りすぎて、近隣住民も中の様子まではわからなかったのかもしれない。

ごみ屋敷の中の取材をしていると命の危機は、とても身近にあることがわかる。

ふと足を滑らせたり、転倒することが日常茶飯事なのだ。

足を骨折して、そのまま動くことができずに立ち往生してしまうこともあるし、ゴミにつまずいてドアに頭をぶつけ、不幸にも亡くなったというケースもあった。

女性はいつ命を落としてもおかしくない状況だったが、かかりつけ医によって福祉の目に止まり、ギリギリのところで施設に入ることになり、事なきを得た。

しかし、もしこのままこの家で生活していたら、彼女は間違いなく命の危機にあったといっていい。

孤独死の8割は、こうしたごみ屋敷や、医療の拒否といった自分で自分の体を痛めつける、生きる気力すら失う深刻なセルフネグレクト(自己放任)に陥っている。

「これから一人でどうやって生活していったらいいんだろう」

これからの季節、暑さが人の命を奪う。

特殊清掃業者にとって、この梅雨の時期から夏の時期にかけては繁忙期となる。

熱中症による死が相次ぐからだ。

これから押し寄せる夏の暑さは、人の命を本当に易々と、そして無残に奪っていく。

ごみ屋敷になると、エアコンが壊れていたり、経済的にも困窮していたり、そもそもつけられる状態ではなかったりする。

少し前に訪れた熱中症で孤独死した人の部屋では、エアコンが壊れていて室温を測ってみると、ゆうに40度を超えていたこともある。

夏場はごみが熱を持ち、室内はとてつもない温度にまではね上がる。

エアコンがないと、いとも簡単に人の命は危機にさらされる。

2020年に取材した60代の女性は、まさに夏の暑さに命を奪われたケースだった。

女性は長年精神疾患を患っていた。

かつて、女性は親子三人で暮らしていたが、父が数年前に亡くなり、母は認知症で介護施設へと入居。

一人残された女性は、夏場に一人で孤独死した。

長期間放置されすぎて、死因は不明だったが、恐らく熱中症ではないかと福祉関係者は話す。

庭の草は腰辺りまで生い茂り、近隣住民、親戚も一家を見て見ぬふりして、寄りつかなかった。

後ほど家の片づけに訪れた福祉関係者によると、「これから一人でどうやって生活していったらいいんだろう」という彼女の戸惑いが記されたメモを見つけたという。

これまで一家は誰を頼ることもなく、家族だけで懸命に支え合って生きてきたはずだ。

しかし、そんな中家族が一人、また一人と居なくなり、たった一人残された女性は、不安で仕方なかっただろう。

女性の気持ちを思うと、たまらなくなる。

孤独死の平均年齢は約61歳、発見まで平均17日

孤独死現場には、そんな孤立が蔓延した日本社会の悲しい現実が溢れている。

人とのつながりはあったが、たまたま遺体が見つからなかったケースもあるが、ごくまれだ。

孤独死そのものが不幸なのではない。

だれともつながれないことによって、福祉の網の目にもかからず、過酷な環境で死を迎えざるを得なかったことが、やるせないのだ。

日本少額短期保険協会による孤独死現状レポートによると、孤独死者の平均年齢は男女ともに約61歳で、平均寿命と比較し20歳以上若くして亡くなっている。

現役世代も約4割を占める。

孤独死発生から発見までの平均日数は17日。

ある特殊清掃業者は、本人の生前の孤立ゆえに身も心も蝕まれ、結果、遺体も長期間見つからないのだと嘆く。

日本の孤独死者数、年間3万人という数字をはじき出したのは、民間のシンクタンクであるニッセイ基礎研究所だ。  

しかし、実際取材を重ねていると、その数は氷山の一角で、水面下でこの何倍も起こっているのではないかという実感がある。

現に孤独死の清掃を行う特殊清掃業者は増え続けている。

そして一見豊かな日本で、今この瞬間もどこかで孤立し、誰かが命の危機にさらされている。

これは、日本がとてつもない孤立大国へと突き進んでいることの証ではないだろうか。

孤独死現場で取材していると、失業や離婚など、ふとしたことで人生につまずき、人間関係から弾かれ、社会から孤立した人たちの姿が露になる。

結果、誰にも頼ることができず、助けを求めることなく、崩れ落ちていくのだ。

しかし、それは果たして自分にとって他人事としてとらえていいのだろうか。私はそうは思わない。

「こうなったのは自分が悪い」は、本当か?

孤独、孤立研究の第一人者で社会学者でもある、早稲田大学の石田光規教授は、『孤立不安社会』(勁草書房)でこう書いている。

『「選択的関係」の主流化は、人間関係の資源化を推し進め、結果として、資源のない人間を関係性から排除していく。孤立死の増加から日本社会における排除傾向の強まりは明らかである。(中略)

孤立には排除の側面が色濃く見られる以上、孤立を自己決定の領域に追いやるのではなく、排除の側面にも目を向けていくべきである』

つまり、私たちは就職や進学など様々な選択を自ら選び取れる社会に生きているが、実は、親の資産や学歴、職業的地位などの恩恵に代表されるように、「持つべき者」が「多くの選択肢を持つことができる」社会になっている。

そして、それらの恩恵がもたらす人間関係という資源を持たない者は、自然とコミュニケーションの機会からも排除される。

石田教授は我々の社会が「自主性」の皮を被らせて、関係を維持する資源を持たない人びとを巧妙に排除しているとしている。

私たちは、そんな現代社会において、どんな不遇な目に遭ってもそれを「自ら選択したこと」だととらえ、自己決定の結果として、自分の内面へと押しやりがちだ。

だから、孤立して極限状況になっても、助けを求められない。

私は多くのごみ屋敷の人に会ったが、こうなったのは自分が悪いと、ことのほか強く思っている人がほとんどだった。

そして、彼らはまさに目前に迫りくる「死」ですらも、自己責任として、どこか達観しているようで諦め、受け入れようとしていた。

その過剰なまでの自己責任感は痛々しく、苦しくなるほどだった。

しかし、彼女や彼らが、私やあなたにとって無関係で、無縁ではないと果たして言い切れるだろうか。

私は元々ひきこもりだった時期もあるし、自分と彼らは地続きで、私は彼らのようになったかもしれないといつも感じる。

私だっていつ排除される側に回るかもしれないからだ。 

だからこそ孤独死がありふれた、こんな世の中は変えていくべきだと感じている。

現場の福祉関係者がよく、「困っていたら、声を上げてくれないと助けられない」と嘆いているのを聞く。

命の危機にあるのに、なぜ行政を頼ろうとしないのかと不思議に思うのだろう。

しかし、それは強者の論理かもしれない。

弱者が声を上げられない、過剰な自己責任社会が根底にあることを、もっと理解すべきだろう。

そんな中、孤独・孤立対策担当室の設置である。 

これから迎える季節、かけがえのない命のために

先日、私にも有識者として意見を聞きたいと内閣官房から連絡があり、ヒアリングに呼ばれることとなった。

国会議事堂の地下鉄の駅の階段を登り地上に降り立つと、地上のあちこちに警棒を持った警察官が立っているのが見えた。

彼らは物々しくいたるところに目を光らせている。

国家とは巨大な「力」そのものなのだと感じ、思わず緊張が走った。

いつだって、この世の中は声の大きい者が、力を持つ。

死者は生前の苦しみを声を出すことはできないし、そもそも生前から助けを求めるようなことはできなかった人たちがほとんどだ。

だからこそ、その強大な「力」を持つ国は、死の現場から孤独孤立問題を見つめてほしい。

孤独死の実態把握をしてほしい。

その人が何で苦しんでいたのかを知り、それに寄り添って欲しい。

そんな思いの丈を、官僚の方たちに話してきた。

話しながら、私の脳裏にはこれまでの孤独死の取材で、声も出さずに崩れ落ちてしまった人たちの姿が走馬灯のように蘇ってきた。

うまく伝わったかはわからない。

今年ももうすぐ灼熱の夏がやってくる。

多くのかけがえのない命が、日本社会が抱えるこの暑さの犠牲にならないよう、祈るばかりである。

 (文:菅野久美子 編集:毛谷村真木/ハフポスト日本版)

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Android版『Googleアプリ』不具合、ドコモ「問い合わせ多数」。各国の携帯会社が対応迫られる

2021年6月22日 17:43 ハフポスト日本版

Androidスマートフォンで「Googleが繰り返し停止しています」というエラーが表示されるという報告が相次いでいる。

Android OS搭載のスマホを販売しているNTTドコモが「問い合わせを多くもらっている」とツイートするなど、影響が広がっている。

不具合は英語圏など広い範囲で報告されており、Twitter上ではアメリカや中国の携帯会社も問い合わせ対応に追われている。

NTTドコモは、Twitterで『お詫び』を投稿。

「現在、AndroidOSを搭載したドコモスマートフォンで一部『Google』アプリがご利用しづらい事象の発生が確認されています」と説明している。

NTTドコモによると、6月22日午後1時30分ごろから、アプリが使いづらい状態が発生。

同社は原因を確認中で、復旧の見込みについて改めて知らせると説明している。

インフォメーションセンター等に多数の問い合わせが寄せられているとも報告している。

スマホや格安SIMを販売するJ:COMもTwitterで、「Android OSの一部端末において、『Googleが繰り返し停止しています』とのエラーが表示され、アプリが利用できないといった問い合わせが増加しております」と報告している。

Twitter上では、自分が使っている携帯会社にトラブルについて問い合わせる人もいる。
中国のスマホメーカー・Xiaomi(シャオミ)のインド版サポートも、ユーザーからの問い合わせを受けて、「ご不便をお掛けします」とお詫び。

トラブル改善のための操作手順を伝えている。

アメリカのスマホメーカー「モトローラ」のインド版も、Android利用者からの問い合わせに対して、キャッシュを削除したり、アプリのアンインストールやアップデートを試したりするよう伝えている。

Googleの対応は?

Google側もTwitterで、トラブルを報告する利用者の問い合わせに対応している。

『Made by Google』の公式アカウントは、問い合わせに「早急に担当者につなぎたいと思います」と返答。

『Google Chrome』の公式アカウントは、問い合わせに対してヘルプページを参照するよう返答している。

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【東京オリンピック】目黒区が子ども達の「学校連携観戦」を中止。新型コロナの不安が拭えないとして

2021年6月22日 17:32 ハフポスト日本版

東京オリンピック・パラリンピックを子どもたちが観戦する東京都の「学校連携観戦事業」に、目黒区が参加しないことになった。

目黒区教委が中止を決めたことが、6月22日に開かれた区議会の文教・子ども委員会で報告された。

目黒区では約1万3000人の児童・生徒が参加予定だった。

都教委が「公共交通機関の利用」を指定しているため、観戦は新型コロナウイルス感染症や熱中症の不安が拭えないことから、子ども達の安全を考えたのが理由だという。 

■学校連携観戦事業とは?

学校連携観戦事業は、東京都が「観戦を希望する都内の全公立・私立学校」を対象に実施予定だ。

児童・生徒が大会の競技を学校ごとに観戦できるというもので、「東京で開催される大会を直接観戦する体験を通じて、子供たち一人一人に、人生の糧となる掛け替えのないレガシーを残していく」というのが目的だ。

観戦チケットに係る費用は、都が公費で負担。

児童生徒と引率の教員を合わせて、約81万人が会場で観戦予定だ。

■「区内の校長・園長から不安の声があがっていた」と目黒区教委

目黒区では、区立小中学校の全児童・生徒、幼稚園・こども園の5歳児の計1万3000人が対象。

7月27日から9月4日までの期間に、オリンピックは卓球と陸上競技。

パラリンピックは陸上競技、水泳、車いすラグビー、車いすバスケットボール、車いすテニスを観戦予定だった。

区教委・教育指導課の担当者は「公共交通機関の利用に関して、区内の校長・園長から不安の声があがっていたことから中止を決めた」と話している。

同様に子ども達が観戦する事業は埼玉、千葉、神奈川の関東3県でも実施予定だが、NHKが6月18日に報じた調査結果によると少なくとも48の自治体が観戦を全てか一部、キャンセルする意向だという。

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cat_7_issue_oa-huffpost oa-huffpost_0_bxbmzztfa2ch_「何とか自立したい」。病気等でケアが必要な子の親も働き続けられる社会へ「医療的ケア児支援法」成立 bxbmzztfa2ch bxbmzztfa2ch 「何とか自立したい」。病気等でケアが必要な子の親も働き続けられる社会へ「医療的ケア児支援法」成立 oa-huffpost 0

「何とか自立したい」。病気等でケアが必要な子の親も働き続けられる社会へ「医療的ケア児支援法」成立

2021年6月21日 13:41 ハフポスト日本版

医療の発達により、病気や障害を持って生まれてきても、命をつなげるようになった子どもが増えている。

だが、子どもの救われた命を守る家族との暮らしや学習を支える制度は、まだまだ脆弱だ。

6月に閉会した今国会では、そんな子や家族にとっての希望となる法律が成立した。

医療的ケア児支援法。

国や地方自治体が、人工呼吸器やたんの吸引などのケアが日常的に必要な「医療的ケア児」を支援する責務を負うことを定めた初めての法律だ。 

―――

東京都内に住み、シングルマザーで医療的ケア児を育てる女性に話を聞いた。

子どもが学校に行くようになると、付き添いを求められ、働く時間がわずかしか取れない状況に追い込まれたという。

生活は苦しいが、生活保護は受けずに「何とか自立したい」と奮闘している。

この法律によって、自分や仲間たちが「育児をしながら働き続けられる社会に」と期待している。

この女性の長男は現在7歳。

ダウン症と水頭症などにより寝たきりの状態で、気管切開をし、夜間睡眠時は人工呼吸器を装着。栄養は胃ろうから摂取している。

現在、都立の特別支援学校に通っている。

女性は出産前から専門職として働いていた。

ダウン症であることは妊娠中から判明しており、障害児を預かることができる保育園も見つけていた。

しかし、早産も重なって想定よりも症状は重くなり、受け入れてくれる保育園はほとんどなくなってしまった。

「突然、奈落の底に突き落とされた気持ちでした。勉強もたくさんしたし、やりがいのある仕事だったから。ここで辞めてしまうと、自分が自分でなくなってしまいそうで」

幸い、都内には医療的ケアの必要な未就学児を受け入れる保育園がわずかにある。

6歳まで長男はそこに通うことができ、なんとか仕事も続けることができていた。

本格的に壁にぶつかったのは、長男が特別支援学校に通い始めるようになった時だ。

支援学校には看護師がいる。

しかし、人手不足などが理由で1年生の12月半ばまで、行き帰りや授業中の付き添いを求められた。

自宅近くには、昼過ぎの下校後に利用できる放課後等デイサービスもあるが、そちらも付き添いを求められている。

現在、女性が働けるのは、週に2回、民間の訪問サービスを利用して自宅で子供を見てもらえているわずかな間だけ。

しかも夏休みなどの長期休暇中はそのサービスも利用できない。

女性は、どうにかして子育てをしながら働き続けられないか、その方法を探している。「なるべく電気もつけないで食費も抑える。そうしてでも自分の両足で踏ん張ってみたい。自立したいと思っているんです」

収入の問題は、この女性のようにシングルマザーであればより深刻だ。

しかし、「社会に出て働きたい、自立したい」という気持ちを抱えながら子どもの介護に追われているのは、シングルマザーだけとは限らない。

その葛藤に悩まされる家族は多いが、特に、仕事を制限して主にケアを担うのは女性になりがちで、家族間に不平等が発生する原因にもなっている。 

医ケア児を育てる家族にとって深刻な問題となってきたのが、育児と仕事を両立できるような就労支援策がほとんどないことだった。

 ――

支援法は、医療的ケア児に加えて、その家族に対しても、医療や福祉、労働について、国や自治体が連携して支援を行う「責務」を負うことを初めて明文化した。

これまで児童福祉法で記載されていた「努力義務」からもう一歩踏み込む内容になっている。

施行によって自治体には予算も配分される。

学校の設置者に対しては、親の付き添いなしでも通えるように「看護師の配置など必要な措置を講ずる」と定められている。

支援法成立に先駆けて、東京都の教育委員会は医療的ケア児が保護者の付き添いなしで学校に通えるようにするガイドラインをまとめた。

しかし、そうした対策が進んでいない地域も多く、地域間の格差解消にも支援法が必要だった。

女性もこの法律の成立を歓迎し、「非常に大事なこと、素晴らしいことで大きな一歩」と期待している。

だが、女性が日常的に目にしているのは、通学する支援学校に大きく掲げられた「看護師募集」の看板の文字だ。

結局、学校などに看護師が配置されていても保護者の付き添いを求められてきた大きな理由の一つは、看護師らの人手不足にあるのだ。

「看護師や介護福祉士を確保するための人件費や、付き添いが不要な放課後等デイサービスのような事業者がもっと増えるような予算付けをぜひ期待したい」と話している。

――

19歳以下の「医療的ケア児」は、全国に2万人以上いると推計される。この10年で倍増しており、今後も増えていくと考えられている。

支援法を成立させたのは、超党派の国会議員グループ「永田町子ども未来会議」。

きっかけは、2015年に荒井聡衆院議員(立憲民主)が、医療的ケア児らを受け入れる保育施設「障害児保育園ヘレン」(認定NPO法人「フローレンス」が運営)を視察したこと。

視察した東京・杉並区のこの園には、野田聖子衆院議員(自民)の長男が通っており、この2人が中心となって超党派での議員立法が進められた。 

「未来会議」メンバーの一員「全国医療的ケア児支援協議会」の事務局も務めるフローレンスの森下倫朗さんは、以下のようにコメントしている。

法律の成立で、これまで努力義務だった医療的ケア児への支援が自治体の「責務」になります。より強い強制力が働き、保育園・学校での医療的ケア児の受け入れに向けて支援体制が拡充されることや、地域ごとの格差の是正が期待されています。

各都道府県に「医療的ケア児支援センター」が設立されることで、家族の困りごとにもワンストップで対応できるようになります。 また、保育所に看護師が配置されることで医療的ケア児が入園できたり、特別支援学校に配置されている看護師が医療的ケアを行うことで保護者の付き添いが不要になります。これによって、保護者が仕事をやめたり、不本意な異動を強いられることがなくなると考えています。

一方で、法律が成立しても放課後等デイサービスなどへの通園が難しい問題は残っています。医療的ケア児や重症心身障害児などを受け入れる事業者に対しては報酬が加算されるなどの制度作りを通じて、もっと受入可能な事業者が増えるように提言を続けていきたい。また、18歳以上の医療的ケア者の社会インフラづくりにも尽力したいと思います。

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cat_7_issue_oa-huffpost oa-huffpost_0_qevc0ii7zndj_東京都の酒類提供、ルールと条件は? 宣言解除へ【わかりやすく解説】 qevc0ii7zndj qevc0ii7zndj 東京都の酒類提供、ルールと条件は? 宣言解除へ【わかりやすく解説】 oa-huffpost 0

東京都の酒類提供、ルールと条件は? 宣言解除へ【わかりやすく解説】

2021年6月20日 16:41 ハフポスト日本版

約2カ月間つづいた緊急事態宣言が6月20日をもって9都道府県で解除され、そのうち東京など7都道府県は「まん延防止等重点措置(まん防)」に移行します。

気になるのが、飲食店の営業時間やお酒の提供です。

酒類提供のルールは自治体によって異なりますが、東京都では、どんな条件となっているのでしょうか。

わかりやすくまとめました。

※東京都での「まん防」措置区域は、23区と、檜原村・奥多摩町を除く多摩地域の市町です。

飲食店の営業時間は?

東京都では、引き続き飲食店に対して時短営業を要請します。

時間は以下の通り。

【措置区域】5時から20時まで

【措置区域外】5時から21時まで

対象となるのは、居酒屋を含む飲食店、喫茶店、キャバレーやスナックなどの遊興施設、結婚式場などの集会場。

なお、宅配やテイクアウトサービスは対象外となります。

東京都、酒類提供のルールは?

東京都の発表によると、措置区域での酒類の提供に関しては、以下の条件やルールを満たしている場合に認められます。

✔︎アクリル板など(パーティション)の設置または座席の間隔の確保/手指消毒の徹底/食事中以外のマスク着用の推奨/換気の徹底を行う

✔︎「感染防止徹底宣言ステッカー」を店舗に掲示している

✔︎「コロナ対策リーダー」に登録し、研修が修了している

✔︎都が定める感染拡大防止の「チェックリスト」にチェックの上、 店頭に掲示している

✔︎1グループにつき2人以内

✔︎酒類提供の時間は、11時から19時までの間(※)

✔︎利用者の滞在時間は90分以内

(※)措置区域外では、提供時間は20時までとなります。

なお東京都は、感染状況が悪化し、ステージ4相当の状況が視野に入った場合は、「専門家の意見を聴取した上で直ちに酒類提供・持込の全面停止を要請」するとしています。 

 

カラオケ店は?

東京都は、カラオケ設備の利用に関しては、自粛を要請しています。

「まん防」はいつまで?

「まん延防止等重点措置」に移行するのは、北海道、東京、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡の7都道府県。

期間は6月21日から7月11日までとしています

「まん延防止等重点措置」では、政府が定めた都道府県の知事は、感染状況などを踏まえて特定の区域を限定して措置を講ずることができます。
 

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cat_7_issue_oa-huffpost oa-huffpost_0_q7u2andmm4tz_伸び放題の毛をカットしたら、かわいいシーズーが現れた。迷子の犬をアメリカの団体が保護 q7u2andmm4tz q7u2andmm4tz 伸び放題の毛をカットしたら、かわいいシーズーが現れた。迷子の犬をアメリカの団体が保護 oa-huffpost 0

伸び放題の毛をカットしたら、かわいいシーズーが現れた。迷子の犬をアメリカの団体が保護

2021年6月20日 12:47 ハフポスト日本版

米ミズーリ州カンザスシティの動物保護施設「KCペットプロジェクト」が迷子の野良犬を保護し、伸び放題となっていた毛を取り除く様子を紹介した動画が話題を呼んでいる。 

 
KCペットプロジェクトはこの犬を「サイモン」と名付けた。11歳のシーズーだという。

CNNによると、サイモンは雑木林付近で見つかった。

発見者は何の動物なのか自分たちでは判別ができず、KCペットプロジェクトに連絡した。

飼い主の元から逃げたのかなどは分かっていないという。

KCペットプロジェクトの獣医チームが2時間以上をかけて、バリカンやハサミを使って毛をカットした。

取り除いた毛は3キロほどに及んだ。

動画によると、当初は体中がからまった毛に覆われていて表情も見えなかったが、毛を取り除くと、愛くるしい表情が見えた。

サイモンは肌の調子は良いが、痩せていて、歯科手術を受ける必要があるという。

KCペットプロジェクトのTikTokには、サイモンが尻尾をふって元気そうに歩く姿も投稿された。 

 
サイモンの体調がより良くなることを願う声や「サイモン、愛している!」といったコメントが寄せられている。 

保護施設には、サイモンを引き取りたいという希望が寄せられているという。  

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cat_7_issue_oa-huffpost oa-huffpost_0_xa6uhhczdsse_大谷翔平選手、22号ホームラン。止まらぬ勢いに、MLB公式が思わず呟いた言葉とは xa6uhhczdsse xa6uhhczdsse 大谷翔平選手、22号ホームラン。止まらぬ勢いに、MLB公式が思わず呟いた言葉とは oa-huffpost 0

大谷翔平選手、22号ホームラン。止まらぬ勢いに、MLB公式が思わず呟いた言葉とは

2021年6月20日 12:34 ハフポスト日本版

大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が日本時間の6月20日、本拠地アナハイムでのタイガース戦に「2番・DH」で先発出場。

第2打席で2試合連続となる22号ホームランを放った。

前日の試合では、1試合で20号、21号とホームラン2本を放った大谷選手。リーグトップタイまで1本差となり、止まらぬ勢いに、ネット上では「凄すぎて何も言えない」と興奮に包まれている。

MLB公式Twitterは、「翔平は非現実的だ(Shohei is unreal)」と驚きの言葉をツイートした。

22号ホームランを放った大谷選手

エンゼルス1点リードの3回1死三塁で打席に立った大谷選手。ペラルタと対戦し、左越えにホームランを放った。

会場は歓声に包まれ、FOX Sportsの実況は『翔平』の名前にかけて「ショーは続く(Show keeps going)」と称賛の言葉を送った。


22本塁打は2018年の自己最多記録と並び、リーグトップタイまでの23本塁打を記録しているブルージェイズ・ゲレロJrまで1本差に詰めている。

この快進撃に、MLB公式Twitterは「翔平は非現実的だ(Shohei is unreal)」とツイート。今後の活躍にも目が離せない。

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気候変動で“真っ先に死ぬ“のは誰? 「環境正義」や「気候正義」という言葉が浸透してほしい理由

2021年6月20日 11:58 ハフポスト日本版

「本当に地球環境のことを気にかけるならば、あなたは白人至上主義を解体する必要がある」 

大学でこの記事のタイトルを見たときに、正直、私は疑問に思った。

人種問題と環境問題は別々の問題じゃないのか?

温室効果ガスを削減するのに、産業や社会の構造改革がすでに求められているのに、人種差別まで対処していったらキリがないのではないか。

今読まれている方の中にも、そう思った方がいるかもしれない。

しかし、環境問題と差別や格差の問題はつながっていて、私たちはこの2つを同時に解決していかなくてはならない。

グレタ・トゥーンベリさんが発起人となった、気候変動対策を求める学生運動「Fridays For Future」の日本版で2年前から活動し、2021年1月からアメリカ・インディアナ州の大学で環境文学や平和学について学んでいる私が、ここで知った「環境正義」という言葉。

この「正義」という意味を紐解きながら、いかに環境問題と人種的マイノリティに対する差別が根本的に結びついているか、説明してみたい。

 

環境運動は「余裕」のある白人男性のものだった

大学で環境運動の成り立ちを学び、非常に驚いたことがある。

アメリカにおける初期の運動が、非常に白人至上主義的で、人種差別や格差を助長してきたものだということだ。

自給自足生活を記した著書「ウォールデン」で多くの環境主義者に影響を与えたソローや、国立公園設立のきっかけを作った環境NGOである「シエラクラブ」創始者のミューア。初期の環境運動のヒーローと見なされている人物たちは、多くが経済的に裕福で自然を親しむ「余裕」がある白人の男性であった。

ミューアは、元からネバダ州シエラに住んでいた原住民を「このきれいな荒野で、黒目がちの黒髪で、半分幸せな野蛮人が送る、奇妙に汚くて不規則な生活」(Muir 114)と差別的に語っており、そうしたレイシスト的な考えが国立公園の設立の際に原住民たちを追い出すことにつながった。(実際は原住民族たちの野焼きなどの慣習によって美しい自然が守られていたにも関わらず、だ)

自然は白人などの特権階級によって独占され、有色人種は排除されていったのだ。

それなのに、である。

有色人種は環境問題の被害に最前線で直面している。

例えば、ミシガン州デトロイトの最も大気汚染が深刻な地域であるボイントン地区の住民の80%は有色人。

呼吸器官に被害を与える大気汚染物質であるPM、SOx、NOxを州内で最も多く排出している4つの企業が、同地区のたったの5マイル圏内に勢揃いしている。

経済的にその土地から引っ越すことができない彼らが、長期的に健康被害を受け続けることになり、死亡率も周辺地域と比べてとても高い。白人の自治体職員や企業がつくった都市計画や産業計画によって、である。

現代奴隷制(強制労働や人身売買などで望まない労働を強いられる人々やその問題)を研究するノッティンガム大学のケビン・ベールス教授は、そうした人々が「”使い捨てられても構わない人々(disposable people)”と認識されている」と指摘する。

日本人に伝わりづらい「正義」のニュアンス

こうした状況に対して「NO」を突きつけるのが「環境正義 (Environmental Justice)」だ。

「環境正義」は、すべての人が人種・性別・文化的背景・経済的な状況に関わらず、環境汚染や気候変動の影響から平等に守られることを目指す。

例えば先にあげたデトロイトの貧困地区に住む有色人種など、そもそも社会的に弱い立場にある人たちが真っ先に環境問題による被害を受ける構造を是正することを求めるものだ。

「正義」と聞くと、日本語では「正義の味方」と言われるように、悪に対して振りかざされる絶対的な正しさという印象が強い。

しかし、英語におけるJusticeは”絶対的”というよりも”相対的”に「公正な、公平な」というニュアンスで用いられる

社会的マイノリティの命が人種差別や環境問題により暴力的に奪われるという「不正義」に対する「正義」として語られる。

私はいま、アメリカの大学で学んでいるが、人種差別や気候変動、貧富の差といった問題の文脈の中でJusticeという単語をよく耳にする。

Just Solution(公正な解決策)、Just Transition(公正なシステムの移行)などの言葉もよく聞く。

一方、日本語で聴き慣れている「環境問題」や「気候変動」という言葉は、どこか私たちには無関係で独立した「問題」として響き、その裏で不公平な災害や暴力の被害を受ける人々の苦しみが隠されてしまう。

「環境正義」という言葉は、そうした「隠蔽」を許さない。そこに「当事者」がいるのだ。

私が「環境正義」という言葉が日本で広まって欲しいと考える理由はここにある。

さらに環境正義は、その当事者たちが政策決定に参加する権利が保証され、最終的に全ての政府や企業による環境破壊がなくなること、そして自然と人間が調和した公正な世界が実現されることを求めている。

(環境正義はとても多様な社会課題と関連しているため、完全な定義づけが難しい。筆者の説明は第一回全米有色人種の環境リーダーシップサミットで提唱された環境正義の原則を参考にしている)

気候変動も「気候正義」という言葉でとらえる

「正義」という言葉は、それでも大袈裟に聞こえるだろうか。

次のグラフをみて欲しい。

世界全体の個人消費によるCO2排出量の半分は、世界中で最も裕福な10%から排出されたものだ。世界人口の50%を占める貧困層から排出されるCO2は、全体のわずか10%に過ぎない。

「途上国で人口爆発が起きている以上、地球温暖化は止められない」などの言説を聞くことがあるが、温暖化の原因となっているのは先進国や富裕層の資源利用だ。

こうした状況をうけて、アメリカの作家レベッカ・ソルニットは「気候変動は裕福なものから貧しいものに対する暴力だ」と述べている。

気候変動は、労働者・女性・グローバルサウス・貧困層など他の社会課題における弱者を真っ先に直撃する、まさに構造的な「暴力」なのだ。

日本のCO2排出量の18分の1しか排出していないバングラデシュでは、1900万人の子どもが気候変動による命の危機にさらされている。

CO2排出量の少ない島国などでは海面上昇などによって国土が消滅するということが現実になっている。

(相対的には)原因を作っていない国々が、存在すらも消し去られるということは確実な「暴力」だ。

ゆっくりと上がり続ける海水面や、長期的な干ばつがその「武器」となっているのだ。

こうした現象は例えば日本国内でも起きている。大型台風が上陸した際に台東区でホームレスの方が避難所へのアクセスを拒否された問題が示すように、社会の中で最も守られていない人々の命が真っ先に危険にさらされる。

気候変動の不平等な原因と影響による不正義を考慮し、公正な解決策を求めていくための考えが「気候正義」だ。

気候変動問題と、BlackLivesMatterが手を取り合ったように…

解決の鍵になるかもしれないのは、Intersectionality(インターセクショナリティ・交差性)という概念だ。

これも、アメリカに来てよく聞くようになった単語の一つで、世界の環境運動では大きく叫ばれている。

気候変動問題だけでないが、労働問題、人種問題、ジェンダー格差、貧困などあらゆる社会課題が複雑に交差していることを表す文脈で用いられる。

Intersectionalityを意識し、それぞれの問題における弱者の存在をつなげて考え、包括的に解決していくことを目指さなくてはならない。 

アメリカでは、気候変動運動とBlack Lives Matterが連帯し先の大統領選挙でも存在感を見せた。

脱炭素社会と雇用創出を目指す「グリーン・ニューディール政策」の後押しになったとされる。

SNSでも若者に伝わりやすいグラフィックとともに、環境危機が人種差別・ジェンダー格差・新植民地主義と深く繋がっており、連帯して運動を起こす必要性を発信している団体やインフルエンサーが増えている。

▼一例として筆者がよく見ているintersectional environmentalistのアカウント

私も日本で気候変動運動に関わってきたが、先進国である日本はグローバルサウスの資源を利用したり、安価な労働力を搾取したりして、経済活動を行なっている。 

だからこそ私は、グローバルサウスでさまざまに交差する課題に取り組む人たちと連帯して、静かな暴力の解体を求めていきたい。

今は、地球の反対側にいるアクティビストともいつでもZoomミーティングができ、一緒に動画やInstagramなどで発信するためのコンテンツを作ることが可能だ。国内外で、難民問題、貧困、LGBTQ、女性の権利など様々なイシューに取り組む人々が繋がり、互いのアクションに参加をしたり、共に企画しメッセージを発信していくことができると思う。

日本で不自由なく育ち、男性で、異性愛者である自分は、無意識のうちに格差構造の加害側・マジョリティ側であるということを、「環境正義」の概念によって気づかされた。

母子家庭で育ったため経済的に学費を払うことが厳しく、全額奨学金で工面しているものの、海外の大学に進学することができたという点で、とても恵まれている立場にある。

そんな私が環境正義について書いていることを問題視する人もいるかもしれない。

しかし学ぶ機会をもらえたからこそ、伝えていく責任があると考え、今回の記事を執筆した。

「世の中がそっちの流れだから」「経済システムもそう変わっているから」という理由での「脱炭素」ではなく、倫理的なアプローチとしての気候正義を実現することが不可欠だ。

気候変動運動は人々が「使い捨てられる」ような社会構造を根本的に変えていくことが求められる。

*引用:Muir, John (2004). My First Summer in the Sierra. New York: Dover Publications Inc 

(編集:南 麻理江)

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