知的でクールなキャリア女子の「あいじゅ」。コスメ会社のプランナーだという「かいな」。
一見、モデル事務所のホームページに見えますが…。実は、この世に存在しない人物たちなんです。
札幌の会社が手掛ける最新の技術に注目が集まっています。
◇存在しない人物写真
札幌にある写真や動画素材を販売する会社イメージナビです。
宮森俊典さんは「大量に世の中の人の画像を(AIに)学習させまして、この世の中にいない顔をAIで作ってしまおうと」と話します。
使用するのは実際の人物の写真です。目や鼻、口、肌の色などをAIが自動で調整して架空の人の顔を作り出すのです。
こうしてできた写真は、企業の広告やパンフレットでの使用を想定しています。
◇スキャンダルに強い
AIのモデルを使うメリットの一つは、この世の中にいないモデルの顔になるので、企業が契約していた芸能人がスキャンダルがあって広告に使えなくなるといったスキャンダルリスクを回避できることだと言います。
6月のサービス開始以降、すでに企業などから60件ほどの問い合わせがきているということです。
◇今後は動画も
企業広告などに使えるAIモデルの写真は税抜きで1枚1万円から3万円で販売。
新たにAIでモデルを作る場合は、税抜きで5万円。また今は写真だけですが、今後は動画も作りたいということです。
◇高橋アナのAIは
そこで、HTB高橋春花アナの写真からAIモデルを作ってみました。