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吉川尚輝の今「ここまで腰が痛いのは初めて…いつ復帰とか全然わからない」

2019年8月7日 11:00 スポーツ報知

巨人の吉川尚輝内野手(24)が、自身の現状をスポーツ報知に激白した。

3年目の今季は課題の打撃を克服し「1番・二塁」で開幕スタメンを勝ち取った。4月14日に腰痛で登録を抹消されるまで11試合に出場し、打率3割9分と好調だった。

現在はG球場でリハビリと治療を行う日々。どんなことを考えて自分と向き合っているのか。胸中を明かし「今季中に戻りたい」と早期復帰に意欲を示した。

吉川尚は今季、オープン戦13試合で打率3割2厘、2打点、5盗塁と結果を残し、文句なしの成績で開幕「1番・二塁」を勝ち取った。開幕後も離脱するまで11試合に出場し、打率3割9分、3打点、1盗塁。リードオフマンとして開幕ダッシュに貢献した。

それでも腰痛で4月14日に登録を抹消。以後、G球場でリハビリと治療を行っている。今の素直な心境を打ち明けた。

「腰の痛みは高校以来。でも、ここまで腰が痛いっていうのは今回が初めてでした。春季キャンプから痛みを抱えながら、できる範囲でプレーしていた。(判断が)難しいところでしたけど、やりながら治していければ一番いいなと思ったので。原因? 疲労の蓄積とかじゃないですかね。ケアもだいぶやってきたんですけど、難しかった」

課題の打撃で手応えをつかみつつあった中での戦線離脱。代わりに二塁には山本、増田大、吉川大、田中俊らが起用され、現在は若林がスタメンで出場を続けている。悔しさは本人が一番感じている。

「今年はオープン戦からずっと調子がよくて、開幕もスタメンで出て。これからっていう時期にけがをしてしまった。正直もうちょっと早く治るつもりでいましたし、今それが長引いてしまっている。僕がけがをしちゃったので、どうこう言える立場でもない。今は正直、自分のことでいっぱいいっぱいですし。けがしたことは自分の責任」

もう二塁のレギュラーだとは思っていない。まずは実戦に戻ることを最優先に考えている。一からの再スタート。再び二塁のポジションに戻るという強い思いは消えていない。

「打撃に関してはつかんだところはあった。でも、もう3か月以上空いちゃっているので、感覚を戻すのもすごい大変だと思う。でもイメージだけは持ち続けようと。いい時の自分の打撃を見返したり、映像を見ることは多くなりました。でも、もうそんな簡単に試合に出られる状況ではないですし、もう一回どうなるか分からないですけど、必死になって何とか実戦に戻って、少しずつ感覚を取り戻していきたいです」

完治するかどうかも分からない状況。けがと向き合い、付き合っていく覚悟も決めている。一方で、できるだけ早い時期での復帰を目指している。

「(けがとは)ある程度向き合ってやっていかないといけないのかなと思います。いつ復帰とかは本当に全然分からない。ただ、こうなってる以上、一日でも早く良くなるように一日一日リハビリ、トレーニングを続けて早い段階で戻れたらいいなと。トレーナーの言うことを聞いて、できることから少しずつ目の前のことをやっていくしかないです」

練習強度は少しずつ上がっている。登録抹消された直後は、キャッチボールやノックなどの軽い動きをしていたが、その後、ウォーキングと治療に専念する時期もあった。現在はトレーナーとともにチューブを腰に巻いてランニングを行うなど、消化できるメニューも増えつつある。
とはいえ、今すぐに実戦復帰するのは難しい。バットを思い切り振ったり、全力で走ったりする動きができるまでは、まだ時間がかかりそうだ。

マシン打撃ではバント練習がこなせる程度。トスバッティングやティー打撃も100%の力では振っていない。それでも焦らず、、完治へ向けて努力を続けている。

表情も次第に明るくなってきた。トレーナーやスタッフに明るく振る舞ったり、笑顔で話しかけることも増えてきた。

長引く離脱に心配するファンの声が多いのも十分、自覚している。復帰を願うG党へ、メッセージを送る。

「心配をおかけしていますが、自分もまたプレーができるようになるために少しずつリハビリをやっている段階です。少しでも早く復帰できるように頑張ります」

昨季も8月に左手首を骨折し、苦い思いをした。「今年こそ」という思いは強かったはずだ。不屈の精神力でまたはい上がってくるに違いない。
(取材・構成=河原崎 功治)

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