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「生きる」──ステージ4のがんと闘う格闘家・高須将大

2020年11月19日 11:00 (C)ゴング格闘技

 腹に大きな手術痕を持つ27歳のファイターは、リングコールに高々と右手を挙げた。

 鋼のような筋肉は、治療に必要なカテーテル(管)がなかなか通らず、医師を苦笑させたという。

 試合開始のゴングが鳴る。

 リングに立つ青年に向け、会場のあちこちから声が飛ぶ。家族、野球部の仲間たち、道場の先輩後輩、そして担当医。

 その誰もが念じる。がんばれ、がんばれ、ショータ、がんばれ。

 彼が戦うのは、目の前の敵だけではなかった。

 高須将大はかつて、「余命3カ月の男」だった。

 それでも彼は、リングから降りなかった。生きることを諦めなかった。

スパーリング中に蹴られた腹部の痛みは、がんだった


 高須将大が総合格闘技を始めたのは今から7年前。それまで格闘技経験はなく、「野球漬けだった」という高校時代は茨城県の名門・霞ヶ浦高校野球部に所属していた。

 部員100人弱という層の厚さもあり、レギュラー入りは出来なかったものの、外野手を務めた高須は、引退して社会人になって「何か身体を動かしたい」と思い、就職先の寮の近くにあった格闘技道場のストライプル茨城に通い始める。

田園のなかにある小さなジムの門を高須は潜った

 20歳から始めた格闘技。

 野球で培ったフィジカルと筋トレの経験もあり、通用するだろうと考えていた初スパーリングの内容は、よく覚えていない。覚えているのはレスリングの練習で「もうめちゃくちゃにされて……何をやってもダメだった」ということだけだ。

 ジムの井上和浩代表は、当時の高須を「正直あんまり器用ではないので、寝技も打撃も時間かけて覚える感じ。プロになるなんて、まったく思っていなかった」という。

 高須がめちゃくちゃにされるのも当然、井上はトップアマチュア時代に、後にPRIDEで活躍することになる五味隆典と対戦し、腕十字固めで一本勝ちをマークしている強豪グラップラーだ。

「代表が認めてくれるまでは、技量を伴う総合格闘技(MMA)の試合には出させてもらえなくて、3年くらい打撃無しの柔術の試合に出ていました」という高須に、井上からMMAの試合のゴーサインが出たのが2016年11月。

 格闘技団体ZSTの育成大会である「SWAT!」に参戦も、時間切れドローのほろ苦いデビュー戦だった。

 2戦目はKO勝利。24歳になっていた高須は、プロ初勝利後にすぐに次戦を望んだが、疲労が抜けず、スパーリング中に蹴られた腹部の痛みも2日ほど引かなかった。「アバラが折れたのかなと思ったんです」と、“そのとき”のことを振り返る。

 病院での検査の結果、肝臓がんが発覚。その時すでに肝臓に10センチ大の腫瘍があった。

肺に転移、『ステージ4』の宣告


「自分ががんということを最初は受け入れられなくて……『肝臓がん』とネットで検索したら、5年生存率とか予後何年とかいっぱい書いてあって……調べられなくなりました、怖くて。そのまま緊急入院して1週間後には手術、目覚めたらあちこちメチャクチャ痛くて熱も毎日40度くらいあって、すごくしんどかったです」

 術後、引きこもり気味になり、練習からも遠ざかった高須に、1本のLINEが届く。「スパーリングパートナーが必要だ。道場で待ってる」──井上からだった。

 ストライプル茨城に戻ると、ジムの仲間は手術前と変わらず練習に誘ってきた。相手を制する格闘技は、相手がいなければ練習が出来ない。対人練習で、パンチや蹴りを交換し、一本を極め合う。その間は、自分が病人であることを忘れることが出来た。

 最初に手術したのが、2017年7月。退院して1カ月後には復帰に向けて練習を再開していた。「その時はもう腫瘍も取ったし治ったものだと思っていた」というが、術後2、3カ月で再発。がんは肺に転移しており、診断は『ステージ4』。複数の部位にがんが存在している深刻な状態だった。

副作用、ステップも踏めないほど痛かったけれど…


 若い身体は体力があるが、病気の進行も速い。

「最初は落ち込んでしまって、もうダメかなと思ったんですけど、井上代表や道場のみんな、友達が気にかけてくれて……毎日のようにお見舞いに来てくれて、何とか前向きな気持ちになることが出来ました」と高須は言う。

 化学療法に取り組んだ高須は抗がん剤治療でがんを潰していくが、副作用もあった。

「全身じんましんが出たり、手足症候群(抗がん剤によって手や足の皮膚の細胞が障害されることで起こる副作用)で足の裏とかが痛みました。道場でステップも踏めないくらい痛かったけど、テーピングをいっぱい巻いてスパーリングして、だましだまし練習していました」

病院の帰り道、母の涙


 当時のことをブログでこう記している。


 9月に退院してから1回目の定期健診で再発してしまい肝臓に4つくらい腫瘍が出来ていました。その時が1番辛くて親の前では泣かないようにしていたのですが、その時は泣いてしまいました。道場の人達にもどんな顔で会っていいのか分からなくなって少し引きこもってしまいました。

 落ちこんでいても意味ないし、井上さんも気にかけてくれていたので、少し経ってから道場に行きました。みんな普段通り接してくれて、格闘技やってる間は嫌なこと忘れられるのでそれから毎日のように練習してました。

 自分がアホみたいに練習してる間、家族は色んな病院を調べていてくれて医療系で働いている姉の紹介でいま通っている病院に決まりました。決まるまで都内まで色んな先生に会いに行きましたが、どの先生にも厳しいことを言われ、希望持たせてくれるようなことは言ってくれませんでした。

 母は毎回ついてきてくれたのですが、帰り道いつも自分にバレないように泣いていてそれも辛かったです。

 今の病院でもう一度検査した時には肺転移、肝臓の腫瘍も進行していて肝臓にある門脈という大きい血管に腫瘍が浸潤してしまいました。門脈に腫瘍が出来てしまうとがん細胞が血液と一緒に流れてしまうそうです。それでステージ4と言われました。


「余命5年」ではなく「余命3カ月」


「ステージ4」の「B」──主治医である順天堂大学病院の永松洋明氏は、当時をこう振り返る。

「かなり急速に悪化してましたので、状況的には治療がうまくいかなければもう数カ月という状況でした」

 すでに手術が出来るような状況ではなく、永松氏は高須に、まず肝臓の中のがんを抑えるために、肝臓に直接抗がん剤を流す『肝動注療法』を提案する。同時に、肺のがんも抑え、残っている肝臓の病巣を切除出来る状況まで持っていけたら切除して完治を目指す、という方針を伝えた。

 辛い治療の間も、高須が格闘技をあきらめることはなかった。まだ何も“試せて”いないし、何も証明していない。再びリングに上がる──その強い思いが高須を突き動かした。

「ずっとベッドの上でしたけど、絶対に復帰してやると思っていました」

 その言葉通り、高須は入退院を繰り返す間も、永松氏と相談しながら練習を再開する。

「試合では、やっぱり筋肉を断裂したり、身体にダメージを受けることもありますので、そこがちょっと心配ではありましたが、体力的にはしっかりある。まだ肝臓の働きは保たれていましたので、練習しながらでも、十分治療には耐えられるであろうと思いました」と、永松氏はファイター高須の体力を称える。

復帰戦、最初で最後の涙


 そして、ステージ4と診断されてから、11カ月後にあたる2018年8月の『ZST/SWAT! 166』で復帰戦。高須は再びリングに上がる思いを、周囲へ手紙を書くように、ブログに記している。


 大会が決まってからは道場の人みんなが僕のサポートをしてくださいました。土曜日は僕の都合でスパーしてくれたり、日曜日は僕のためにラントレメニューを組んでくれて一緒に走ってくれました。試合も野球部時代の仲間がチケットを買ってくれて凄く気合い入りました。

試合当日。やっとここまで来れたなって感じで、いままでのことを考えたら泣いてしまいそうでした。しんどい時あったけど、1度も妥協しないで練習してきたから負けるはずないと思って堂々とリングに上がれました。

 結果はぎりぎりだったけど判定勝ち。

 控え室に戻ったら込み上げてきてしまって泣いてしまいました。小さい頃からスポーツやってきたけど、勝って泣いたのは初めてで、たぶん最初で最後だと思います。応援にきてくれた人達も喜んで泣いてくれていたらしく、凄く嬉しかったです。内容はあれだけど勝ててよかった。


がんをオープンにした理由とは


 当初、周囲に気を遣われるのを嫌いがんを患ったことを公にしていなかった高須だが、今はあえてその経験を公表して試合に出場している。それは、「試合に出て、同じがんの人に勇気を与えられる存在になりたい」からだという。

「ちょうどその時、同じ病気で闘っていた山下弘子さん(闘病生活を描いた著書『雨上がりに咲く向日葵のように』の著者)が亡くなられたことを知りました。山下弘子さんは自分よりひどい状態にもかかわらずいつも前向きで明るくていつも勇気をもらっていました。

気を遣われたり心配されたりするのが嫌で、自分の病気をひたすら隠していたけど、俺が山下弘子さんに勇気づけられたように、俺も同じ病気の人やその家族の人を勇気づけられたらなと思い、SNSで発信していくことにしました」

2度目の開腹手術後、4勝目もがん再発


 その後も、治療は続いた。1カ月後に肺に転移していた腫瘍を切除するラジオ波の手術(電極針を刺して腫瘍を焼却、熱凝固壊死させる治療)を行った。さらに2カ月後、2度目の開腹手術で肝臓の腫瘍を取り、計3度の手術でがん細胞を全て取り除いた。「経過観察」の状態で練習を重ね、2019年8月13日、初のZST本戦(前座の次の試合)に臨んだ。

本戦での勝利、練習の成果を見せたTKO勝ちだった(C)ZST

 結果は、20秒 TKO勝ち。得意のタックルをフェイントに、相手の蹴り足を掴んで右フックでダウンを奪った。不得意だった打撃を組みと融合させての勝利だった。

 これでプロデビュー戦のドロー後、4連勝。いよいよ上位陣との対戦を視野に入れた高須だが、検査でまたもがんが見つかってしまう。肺での再発だった。

「また再発する可能性はずっと頭にあって……ただ、アマチュアの頃に目標にしていたプロ本戦にデビューして、すごくいい勝ち方が出来て、これからというときだったから、正直すごいショックでした。でも、道場の人たちや家族の支えもあって、また頑張ろうって」

 道場で井上たちも高須が戻ってくるのを待っていた。

「SNSを見ると痩せて、そうとう苦しんでいた。LINEでのやりとりでもかなりしんどそうだったので、正直これはどうなるのかなと過りながらも、帰ってくることを信じてました」

「こんながん患者、見たことないよ」


 兵庫県でラジオ波の手術を2回、その入院中に次は肝臓にも再発が見つかり、帰京しそのまま東京の病院に入院。再び肝動注療法に取り組んだ。腕から肝臓までカテーテルを入れて、抗がん剤を直接、腫瘍に注入する。

 局所麻酔で切開し、カテーテルを血管に挿入するが、筋肉が大きく、なかなかカテーテルがスムーズに入って行かない。担当医から「こんながん患者、見たことないよ」と苦笑された。

 手術を終え、ひと月に一度の定期検査を繰り返し、2020年1月に、まずは寝技のみのグラップリングマッチでリングに上がった。

 試合が決まったある日、高須の両親である明倫さん英子さん夫妻に、主治医の永松先生から連絡があった。

主治医の先生が両親に依頼したもの


 母、英子さんは言う。

「あのときに先生から連絡があったんですね。もう怒られることしか考えてなくて、退院中も本当にいろいろなことがあったので、ご迷惑ばかりをかけて申し訳ない気持ちでいっぱいで。そうしたら、物静かな先生が、電話口で『高須選手からチケットを買いたいのですが』と。とても驚きました」

 会場で永松氏と再会した英子さんは、「やっぱりそこでも私はもう頭を下げることしか出来なくて。治療では映像を見ながら、本当に細心の注意で、細かい技術でせっかく治していただいているのに、こんな無茶なことばかりして」と、我が子が治療した身体を痛めつける格闘技を続けていることを、謝罪したのだという。

「そうしたら、先生が『免疫力を上げるのにいいのかもしれないですよ』と、笑顔でお言葉をかけてくださって……」

道場の人たちが支えてくれた


 言葉に詰まった英子さんの代わりに、父・明倫さんが続ける。

「最初に病院に連れて行ったのは自分なんですけど、状況を聞かせていただいて本当にびっくりして、何も考えられなかった。何て言葉かけていいのか分からなくて、朝に病院に行って夕方になって、一言も話さないで帰ってきました。

 将大が格闘技をやるようになってから、いろいろな人たちとすごい出会いがあったと思うんです。その出会いのおかげで、病気になったときも、道場の人たちが自分たちが出来ない分も支えてくださった。今になってみると、やっぱり格闘技をやってもらって良かったなとつくづく思います」

 幼少時からあまり主張せず、前に出ることもなかった高須が、20歳を超えてから出会い、強くこだわったもの。それが他者と究極の形で交わるマーシャルアーツ・コミュニケーションともいうべき格闘技だった。

コロナ禍のなか、マンツーマンで練習


 またひと夏を越え、世界では新型コロナウイルスのパンデミックが起きていた。それは、肺を含む臓器の病を持つ高須にとって、健康体の人以上に、厳しい時期だった。それでも道場では、マンツーマンで指導する井上と高須の姿を見ることが出来た。

 2020年8月30日、高須の6戦目が決定していた。

 格闘技では、試合前に「もうひとつの試合」と呼ばれる減量が待っている。減量中にハードな練習をすると、腎機能の血液検査で「脱水してるね、ちょっと頑張りすぎかな」と永松先生から見透かされ、アドバイスをもらう。

 職場は重機会社で、高須自身もさまざまな資格を持っている。溶接、低圧電気取扱、国家資格であるつり上げ荷重が無制限の天井クレーンを運転する資格も持つ。しかし、マシンではすべての溶接が出来ず、日々「顔を真っ黒にしながら」手作業で溶接を行う。減量の最終段階で「水抜き」をしなければいけないとき、計量前に現場仕事を終えたら、多量の汗で体重が自然と落ちていたことさえある。

絶対に諦めない男


 高熱の作業を終え、黒ずんだ手や顔を洗い、道場に向かう。
「本当に仕事でヘトヘトになってしまうので、1回家に帰ってシャワーを浴びると一気に疲れが来て、いつもちょっと葛藤しちゃうんですけど“さあ行くか”って道場に向かいます。デビューしたばかりの頃は、そのまま道場に行かなかったりしたんですけど、今は一歩を踏み出すことが出来ます」

 道場では、練習仲間が待っている。井上代表は言う。

「将大は、病気になるまではそんなに詰めて集中した練習は出来ていなかった。『試合に出たい』って言ってたから、『試合に出たいんだったらもっと練習しなきゃ駄目だよ』って言ったのも覚えています。いまはハートが強い。キワの勝負で諦めないんです。毎日、スパーしていますが、たぶん彼は、記憶を飛ばされないと諦めないと思います」

「あのとき、彼が帰ってくることが出来たら……」と師匠は振り返る。

「初めて病気が再発したとき、帰ってきたら、必ず最後まで面倒を見ると決めていました。僕も歳なので、マンツーでこうやってみてやれるのは最後。こいつはもう最後まで見ようかなと。ベルト取るまではもうマンツーマンで。僕は取れなかったので。いいところで身を退いたから」

この世界の片隅で感じる幸せ


 仕事を終え道場に向かうとき、激しい息づかいだけが響くスパーリングのとき、汗を拭き、帳が落ちた田んぼの間を歩くとき……その一瞬一瞬の世界を、高須は愛おしく感じている。

「病気になってからあらためて、やっぱり格闘技が好きだなって。入院中、早く練習したいなと心から思っていました。でも何度も、もう無理なんじゃないかとも思っていた。今こうして、練習が出来ているのはすごく幸せで、奇跡なんじゃないかなと思っています。格闘技をやっている時間を大切にするようになりました」

格闘技が、命を救ってくれた


 がんに気付けたのも、格闘技のおかげだった。

「肝臓は“沈黙の臓器”と言われていて、他の人はもっと腫瘍が大きくなってから気づくことが多いらしいです。自分の場合は、あの時、スパーリングで蹴られたことで病気に気付くことが出来た。格闘技をやっていてよかったなと思いました」

 8月大会の入場時、リング上で大きく呼吸し、周囲を見渡すと落ち着いた。セコンドに井上代表の顔があり、ソーシャルディスタンスを守った会場には練習仲間の姿も見えた。

ダウンから立ち上がっての一本勝ち。生存本能が動いた(C)ZST

「リングに上がるときは一人ですが、その過程でたくさんの人の支えや力があってリングに立てている。一見個人スポーツに見えるんですけど、チームスポーツなんじゃないかなと思います」

 人は存外、自分のために頑張れることは限られる。誰かのために戦う、その誰かが試合を重ねるたびに多くなってきた。


どの試合も「最後の試合」になるかもしれない


 2020年11月22日(日)、高須は「ZSTフェザー級王座挑戦者決定トーナメント」で、島村裕(総合格闘技宇留野道場)と対戦する。トーナメントを2試合勝ち上がれば、現在RIZINで活躍中の王者・関鉄矢への挑戦権を得ることが出来る。

対戦相手にも物語はある。練習では危険すぎて試せない必殺技・ローリングサンダーがこの試合でも島村のフィニッシュとなった。(C)ZST

 しかし、対戦相手の島村は強豪だ。吉田道場出身で国際武道大卒業の柔道ベースの猛者。必殺技ローリングサンダー=腕ひしぎ脚固めで、多くの対戦相手の腕・肩を、文字通り「破壊」してきた。

「ベルトに向かう、ここからの試合というのは、全部厳しい試合になります。でも、格闘技を通して、同じ病気の人だったり、同じように引き込んでしまった人に、勇気を与えたいという気持ちが本当にあります。

 自分の病気はまたいつ再発するか分からないし、急に悪くなることもあるので、毎試合毎試合、ラストチャンスだと思って戦っています。最後の試合になるかもしれないという思いで戦っている。余命3カ月を経験して、闘病を経て、チャンピオンになったら、勇気を与えられる人はたくさんいるんじゃないかと思っているので、このチャンスは必ずモノにしたいです」

同じような病気で頑張っている人の励みに


 その意気込みを主治医の永松氏も頼もしく感じている。

「高須くん、ステージで言ったら4Bという一番進行した状況でしたから、それでもこういうふうに完治して、元気に格闘技も出来る状況にまで持ってこれたということは、同じような病気で頑張っている人には励みになるかと思いますね」

 実は、11月の試合もチケットを手に入れたのだという。

「頑張っている姿を見に行きたいなと思ってですね。リクエスト? ベストを尽くしてくれれば──」

「生き残る」ことが、格闘技


 27歳の高須が「ステージ4」から生還出来たのは、的確な治療と強い意志の賜物だ。前戦で先にダウンを喫したのは高須だった。そこからサバイブし、チョークを極めて、ベルトへの道を繋いだ。

 勝っても負けても人生は続く。その折々に「試合」がある。周囲のさまざまな思いを背に、己のすべてをぶつけ合い、「生き残る」こと──それは格闘技の本質だ。「格闘技に打ち込むことが生きがい」という高須はファイトと闘病のなかでそれを体現している。

 高須将大がステージ4のがんを克服しながらリングに向かえるのは、もしかしたら、生死を賭けた戦いに身を置くことで、生存本能が研ぎ澄まされるからなのかもしれない。マットに崩れそうになったとき、身体中の細胞が叫んでいるようだという。「生きろ!」「生きろ!」「生きろ!」と。(取材・文=松山 郷)

高須将大(たかす しょうた)

1993年7月29日、茨城県出身。小学生から中学生時代にリトルリーグ・シニアリーグで活躍し、霞ヶ浦高校野球部に所属。卒業後、地元の重機会社で働きながら、格闘技道場・ストライプル茨城に入門。ブラジリアン柔術の大会で実績を積み、2016年11月に総合格闘技団体「ZST」でデビュー。「ステージ4」のがんと闘病しながら格闘技を続け、5勝1分の戦績を挙げる。2020年11月22日、プロ7戦目で「ZSTフェザー級王座挑戦者決定トーナメント」に抜擢され、MMA12勝6敗3分の強豪・島村裕(総合格闘技宇留野道場)と1回戦で対戦する。167cm、65.8kg(試合時)。


この記事はゴング格闘技とLINE NEWSによる特別企画です。

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【REBELS】軽量級のエース老沼隆斗「僕は渋く、昭和のキックファンに受けるシブ路線でいく」

2020年11月18日 19:19 ゴング格闘技

 2020年12月6日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.68』(昼の部)にて、52.0kg契約3分3R延長1R REDルールで心直(REON Fighting Sports Gym)と対戦するREBELS-RED スーパーフライ級王者・老沼隆斗(STRUGGLE)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 老沼は空手仕込みの多彩な蹴り技で2018年6月に王座に就き、REBELS軽量級のエースとして君臨。これまで2度の王座防衛に成功している。9月の『KNOCK OUT』ではNJKFバンタム級2位・清志(新興ムエタイジム)を上段後ろ回す蹴りでKOしてインパクトを残した。戦績は15勝(6KO)3敗1分。

仕事もトレーニング、エレベーターを使わずに階段を使って上り下り

――前回9月KNOCK OUTでの清志戦を振り返っていただきたいのですが、見事な上段後ろ回し蹴りで2RKO勝ちでした。あの技は狙っていたものでしたか?

「試合の流れでこれはイケるなと思った技を出したら見事にはまりました。試合前は蹴り、パンチでも何でもイケると思っていて、たくさん技を用意していました。正直なところ、上段後ろ回し蹴りで倒すとは思っていなくて、ベストなタイミングで当たりました」

――たくさん技を用意していた中で予想外の技でのKO勝ちは消化不良の気持ちもあるのでしょうか?

「KO勝ちできて嬉しいのでそれは特にありません(笑)。今まで僕はKO勝ちが少なかったので、この波に乗れたらいいなと思います」

――鮮烈な一撃は年間最高KOの呼び声も高く、今回はあれ以上のKOを期待するファンもいるかもしれませんね。

「次の相手の心直選手は巧い選手なのでどうKOしようかじっくり考えているのですが、前回みたいに試合の流れの中で出してビックリするような技でKOできたらいいなと思います」

――清志戦以降、練習で強化していることはありますか?

「自分の持ち味である蹴り技をさらに磨きつつ、パンチも強化しています。全体的に技の精度は上がってきています」

――蹴り技主体の攻めでありながら無尽蔵のスタミナで手数の落ちないところも老沼選手の魅力ですが、あのスタミナはどのように身に付いたものなのでしょう。

「5~10Kmの走り込みも結構していますし、練習でサンドバッグを4~5Rとたくさん蹴っていることが、そのまま試合に繋がっているんだと思います。1Rの中で、2秒に1回の割合で蹴ったり、できるだけたくさん蹴り込むことも意識しています。

 あと、普段の仕事は弁当の配送をしているのですが、結構な重さがある時でもエレベーターを使わずに階段を使って上り下りして、仕事もフィジカルトレーニングの時間だと思ってやっています(笑)。ちなみに駐車場が地下2階で配達先が7階と、あまりにもきつすぎるビルもあります(苦笑)。いつも試合が終わっても動けるぐらいスタミナが残っていて、次も3分3Rしかないので全然余裕です。蹴り中心の攻防でも10Rぐらいいけるスタミナはあるんじゃないかなと思います」

心直選手は試合が終わった時には全身が赤くなっている

――今回の相手、心直選手についてはどのような印象がありますか?

「心直選手の師匠が健太選手ということもあって、本人もテクニシャンだなと。僕と同じく蹴り主体の選手で油断はできない相手ですが、しっかり倒したいと思います。蹴りで負けることは絶対にないので、蹴り勝つ自信もあります。僕は空手ベースの蹴りで、近い距離でも遠い距離でも蹴ることができるので他のキックボクサーとは蹴りの質が違います」

――警戒していることはありますか?

「心直選手は蹴りのカットがうまいので、そこで自分の足を痛めないようにしないといけないところでしょうか。逆に心直選手は凄く色白でインローやミドルが入ってどこが効いているかが分かりやすく、試合が終わった時には全身が赤くなっていることになります(笑)」

――今回はノンタイトル戦ですが、チャンピオンとしてどういう試合を見せたいですか。

「チャンピオンということには自信を持っているのですが、そこに意識しない方が自分らしく戦えます。そうすることで自然に魅せられる試合もできると思います」

――今回はご自身の試合を含めてスーパーフライ級では2試合が組まれています。過去に対戦している白幡裕星選手と泰史選手の二人が対戦しますが、そこは意識していますか?

「僕は白幡選手に勝って、泰史選手に負けているので、この試合の結果は凄く気になるところです。僕のタイトルの次期挑戦権を懸けた戦いになると思うのですが、特にどちらと対戦したいというのはありません。今の状況では難しいところではありますが、僕はタイ人選手と戦っていきたいですね」

――それは師匠の鈴木秀明会長がムエタイキラーとして名を馳せたことも影響はありますか?

「そうですね。ムエタイが立ち技最強と思っているので、そこで自分が勝ちたい気持ちが強い。来年はタイ人に勝って世界のタイトルが欲しいですね」

――所属している「STRUGGLE」といえば、ぱんちゃん璃奈選手の活躍が目立っています。意識はしていますか?

「刺激にはなりますが、僕とは路線が違います(笑)。彼女は凄く強くなっていてもっと注目されてもいいファイターだと思うんです。華やかなのでもっと大きな舞台にどんどん出てほしいですし、女子キック界を盛り上げて欲しいのですが、僕は渋く、昭和のキックファンに受けるシブ路線でいこうと思っています。鈴木会長の現役時代のファンが飛びつくような、気持ちの見えるようなファイターになりたいと思っていて、今回も自分らしく戦ってもっとファンを増やせるように頑張ります」

老沼隆斗(STRUGGLE) Ryuto Oinuma
1998.8.4生/東京都足立区出身/22歳/161cm/オーソドックス/19戦15勝(6KO)3敗1分
REBELS-REDスーパーフライ級王者

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【RISE】無敗の8頭身女子高生AKARI、MIOや紅絹らと戦ったユリカと5連勝かけて対戦

2020年11月18日 17:43 ゴング格闘技

 2020年12月18日(金)東京・後楽園ホール『RISE 144』の追加決定カードが発表された。

 女子ミニフライ級(-49kg)3分3Rで、シュートボクシング日本女子ミニマム級4位ユリカ・グラップリングシュートボクサーズジム(グラップリングシュートボクサーズ)vs AKARI(TARGET)が決定。

 初参戦のユリカはこれまでにMIO、紅絹といった日本トップクラスとの対戦経験もあり、2017年には香港で開催されたアマチュアムエタイ大会の48kg級で金メダルを獲得。昨年11月には前ONE王者キル・ビーが所属する、名門ジムのワン会長一押しであるジンロンを迎え撃つと、強打を当てて判定勝ちを収めた。戦績は8勝3敗。


 AKARIはジュニア時代から第2代RISE QUEENなど5冠王の神村エリカに憧れ、教えを乞い神村の遺伝子を継ぐ16歳の女子高生ファイターで、2019年9月大会にてプロデビューを飾り判定勝ち、その後も宮崎若菜、RANとの女子高生対決、ベテランの後藤まきに勝利して4連勝。“8頭身”の長い手足を利した攻撃を得意とし、特に神村ゆずりのミドルキックを得意としていることから“美脚炸裂シンデレラ”のキャッチフレーズが付いた。
 神村が「2021年はタイトルを狙わせたい」としており、来年へ向けての試金石となる一戦だ。

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【Krush】フェザー級王座決定トーナメント準決勝・決勝と女子アトム級決勝の菅原美優 vs MOE

2020年11月18日 14:52 ゴング格闘技

 2020年11月27日(金)東京・後楽園ホール『Krush.119』の全対戦カード&試合順が発表された。

 今大会はダブルメインイベントとして、「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント決勝戦」と「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント決勝戦」が行われる。

「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」は9月大会で開幕し、8名の出場選手の中から勝ち上がった4名が今大会で準決勝・決勝戦を争う。


(写真)準決勝の岡嶋(左)vs森坂

 第2試合の準決勝(1)で岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 森坂陸(エスジム)、第3試合の準決勝(2)で玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)vs新美貴士(名古屋JKファクトリー)が行われ、その勝者同士がダブルメインイベント第2試合で第5代Krushフェザー級王座決定戦を行い、新王者が誕生する。
 岡嶋は『格闘代理戦争』の卒業生でプロ転向後は54連勝を飾っているホープ。1回戦ではBigbangライト級王者・林京平にKO勝ち。「結局、俺が一番強いんで」の決めセリフを持つ。


(写真)準決勝の玖村(左)vs新美

 森坂は2017年5月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年3月にはK-1出場も果たしている。2017年7月には現K-1フェザー級王者・江川優生から勝利を収めた戦績が光る。1回戦では山浦力也の強打に押されながらも3R終了直前にバックハンドブローでダウンを奪い、劇的な勝利を飾った。戦績は11勝(2KO)9敗2分。
 玖村は空手を学び、キックボクシング転向後は2017年6月にNJKFバンタム級王座を獲得。2018年6月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、2019年6月には「K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」に出場。同年10月の試合を最後に網膜剥離(全治3カ月)で戦線離脱していたが、階級を上げて復帰。1回戦では秀樹にKO勝ちした。戦績は14勝(7KO)7敗1無効試合。

 新美は2018年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、連勝したが斗麗に敗れた。その後は佐野天馬、高橋直輝に連勝も前戦は7月に岡嶋形徒に判定で敗れている。1回戦では知良と対戦するはずだったが、知良が体調不良のため欠場となり、不戦勝で勝ち上がった。戦績は9勝(4KO)3敗のサウスポー。


「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」は7月に開幕。4名がエントリーし、勝ち上がった菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)とMOE(若獅子会館)が決勝戦の王座決定戦を争う。
 菅原は第5回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-50kg優勝、第6回・第7回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-45kg優勝の実績を引っ提げて2019年1月にプロデビュー。トーナメント初戦(準決勝)では優に判定3-0で勝利を収め、戦績を4勝1敗とした。今年3月に美容技術専門学校を卒業し、春から“戦う美容師”として活動している。

 MOEは第19回K-1チャレンジ女子Bクラス -45kg優勝。現役JKファイターとして2018年12月にKrush初参戦。強豪を相手に連敗を喫したが、トーナメント初戦ではチャン・リーに判定3-0で勝利を収め、決勝へコマを進めた。戦績は3勝3敗。


 また、セミファイナルではウェルター級3分3R延長1Rで、松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)と加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)が対戦。
 このカードは8月大会で行われた「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝で組まれていたが、加藤が練習中に右足首を負傷、松岡が感染症拡大防止のため一定の待機期間を設ける必要のある選手に該当したため、両者とも欠場して対戦が流れていた。

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cat_3_issue_oa-gonkaku oa-gonkaku_0_gljyn6xevcv8_【REBELS】「彼女がムキムキなうに使っていいよ」温泉で試合の疲れを癒すぱんちゃん璃奈にファン歓喜 gljyn6xevcv8 gljyn6xevcv8 【REBELS】「彼女がムキムキなうに使っていいよ」温泉で試合の疲れを癒すぱんちゃん璃奈にファン歓喜 oa-gonkaku 0

【REBELS】「彼女がムキムキなうに使っていいよ」温泉で試合の疲れを癒すぱんちゃん璃奈にファン歓喜

2020年11月18日 12:37 ゴング格闘技

 2020年11月8日(日)東京・後楽園ホールで開催された『REBELS.67』のメインイベントで、元ミネルヴァ ピン級王者MARI(ナックルズGYM)に判定3-0(30-28×3)で勝利したREBELS-BLACK 女子46kg級王者ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)。

 試合中に右拳を負傷し、人差し指と小指のナックルが2カ所筋膜損傷。「あと小指のナックルの位置がずれちゃったみたいで。当たった時になんか外側にいっちゃったみたい」とのことで全治1カ月と診断された。


(写真)温泉でくつろぐぱんちゃん (C)ぱんちゃん璃奈

「リフレッシュもしたいと思うので、温泉旅行も計画しているので温泉に行って美味しいもん食べて、友だちといっぱい愚痴を聞いてもらって恋バナとかして(笑)。リフレッシュしてまた頑張ろうと思います」と、怪我が治るまで練習を我慢してリフレッシュ期間にあてたいと語っていたが、15日に念願の温泉旅行が実現したことをファンに報告。
 ぱんちゃんは水着で温泉に浸かっている写真を「彼女がムキムキなうに使っていいよ」との言葉と共に投稿。ファンからは「ここが天国か」「あざーす」「使わせてもらいます」と歓喜の声があがっている。

 また、ぱんちゃんは自身のYouTubeチャンネル『ぱんチャンネル』に「ぱんちゃん璃奈と温泉デート」なる動画をアップ。浴衣姿で乾杯や食事をしたり、温泉番組さながらの温泉に浸かるシーンもあり、「なにこれ可愛すぎる」「これ自体をDVDで売れると思う」「シリーズ化お願いします」と、ファンから多くのコメントが寄せられている。

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cat_3_issue_oa-gonkaku oa-gonkaku_0_0okalbprtzye_【ムエタイ】ロッタンが1vs2のハンディキャップマッチ挑戦へ=所属ジム会長が明かす 0okalbprtzye 0okalbprtzye 【ムエタイ】ロッタンが1vs2のハンディキャップマッチ挑戦へ=所属ジム会長が明かす oa-gonkaku 0

【ムエタイ】ロッタンが1vs2のハンディキャップマッチ挑戦へ=所属ジム会長が明かす

2020年11月18日 12:01 ゴング格闘技

 日本でも人気の高いロッタン・ジットムアンノン(タイ)が、2021年に1vs2のハンディキャップマッチを行う可能性が出てきた。

 ロッタンの所属するジットムアンノンジムのソーエー会長が明かしたプランで、「ロッタンvsチョーファー&ヨードクンタップの1対2での対戦を来年早々にも実現させる」というもの。ムエタイの情報をSNSで発信している『Muay Thai Super Fight』が伝えた。

 この“1vs2”という試合形式はリングで同時に3人が戦うのではなく、試合は1vs1で行われ、4Rで相手が入れ替わるというもの。3R戦って疲労があるところに、フレッシュな相手が襲い掛かるのだ。


 1vs2は今回が初めてではなく、過去にも行われた試合形式。パーヤップ・プレムチャイやナムカブアン・ノンキーパーユットといった、いわゆる「強すぎて相手がいない」選手に適用される試合形式である。余談ではあるが、パーヤップが1vs2を行った時の相手チームには日本でもお馴染みのチャンプア・ゲッソンリットがいた。
 ムエタイはタイでギャンブルの対象となっており、強すぎる選手はギャンブルの対象として面白くない。そこで相手側に体重ハンディを与えて“もしかしたら勝てるかもしれない”とギャンブルを成立させるのだが、1vs2はその究極系。ギャンブルとしての面白みをアップさせるものだ。

 近年では2009年に“近代ムエタイの帝王”“生ける伝説”“ムエタイの神”と呼ばれるセーンチャイが、ペッブンチュー&サゲッダーオという一流選手チームを相手に1vs2を戦い、勝利を収めている。

 今回、ロッタンの対戦相手候補チームに名前が挙げられているチョーファーとヨードクンタップもランキングに名を連ねる一流ファイター。いずれもロッタンと過去に対戦経験があり、敗れている。チョーファーは「1vs2なんてやる必要はない。俺一人で十分だ」と言っているという。

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cat_3_issue_oa-gonkaku oa-gonkaku_0_qp1cghoasgg1_【K-1】京太郎がボクシングからK-1に復帰「K-1で活躍したら芸能人と結婚できるんだな、と」 qp1cghoasgg1 qp1cghoasgg1 【K-1】京太郎がボクシングからK-1に復帰「K-1で活躍したら芸能人と結婚できるんだな、と」 oa-gonkaku 0

【K-1】京太郎がボクシングからK-1に復帰「K-1で活躍したら芸能人と結婚できるんだな、と」

2020年11月18日 04:00 ゴング格闘技

 2020年11月17日(火)都内で記者会見が行われ、2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にてK-1 JAPAN GROUP年間最大のビッグマッチ『K'FESTA(ケーズフェスタ).4』の開催が発表された。

 会見では、K-1ヘビー級王者から9年前にボクシングに転向。日本ヘビー級、OPBF東洋太平洋ヘビー級、WBCアジア太平洋ヘビー級と「ヘビー級3冠」を達成した京太郎(藤本京太郎改め)のK-1復帰が発表された。


 京太郎はピンクのアフロのかつらを被り、K-1とボクシングのベルトを動物の被り物をした手下に運ばせて登場。
「K-1からスタートし、プロレスを1試合やり、ボクシングをやり、そして最後、K-1です。ABEMAに映る夢もかないました(笑)」


 ボクシングライセンスを返上して、K-1に復帰した理由は「僕は元々コンプレックスが多くて、家庭も複雑だったし、自分をマイナスにとらえる人間。だから『人に必要とされること』はこんなにありがたいことはないんで。旧K-1をやめる時も『格闘技をやめようか』と思った時にボクシングの話をいただき、ボクシングでも夢を達成して、こうやってK-1の話をいただいた。この話が無ければ辞めていたと思います。26歳の頃から『早く辞めたい』と思ってるんですけど、必要とされてるんだな、と。先日、卜部の兄貴(弘嵩)に久々に会って、K-1で活躍したら芸能人と結婚できるんだな、と(笑)。それも楽しみにしております」
 ただ「ボクシングでも試合をしたい。K-1と両方やりたい」という意向も持っている。


「僕は、これからボクシングでも試合がしたい。まだボクシング界に恩返しができてないんで、両方やりたいです。コミッションにちゃんと話をして、クリアになればいいと思ってる。最終目標は、10年後にプロを目指す子供たちに選択肢を広げることです」
 また、かつての後輩の武尊や卜部兄弟の活躍については「嬉しいこと」という。

「新しいK-1の舞台で後輩のみんなが頑張って、強くなって、活躍しているのは本当に嬉しいこと。一杯連絡も貰って、まわりまわってまた一緒にやれるのも嬉しいし、ありがたいんで。僕も負けないように」


 中村拓己K-1プロデューサーは「京太郎選手と並んだ時、ワクワクするような相手をぶつけたい」という。
「K-1はヘビー級とクルーザー級があって、クルーザー級は日本人選手も多いです。久しぶりに京太郎選手が出ることで、実現してないカードもたくさんあるので、どんな相手がいいのか、考えていきます。重量級の選手で、ボクシングで活躍して、またK-1に戻ってくる選手もいないと思いますし。今日の格好とか見ても(笑)『京太郎選手しか出来ないこと』がたくさんあると思うので、そういう姿をみなさんにお見せしていきたい」と語った。

●京太郎のコメント

「僕はK-1からスタートし、その後にプロレスを1試合やり、ボクシングをやり、そして最後にまたK-1ということになりました。僕はK-1に対して遊びに来たと思っていて、遊びというのも真剣に取り組まないと何事も成功しない。もういい歳なんで、最後いい感じで、格闘技を終わらせられるこが出来ればと思います。あと僕が出たかったABEMAで今日の会見が生中継されて(うれしい)。

(ボクシングを引退してK-1に復帰を決めた一番の理由は?)僕は強くなりたいと思ったことは一切ないですし、格闘技を好きだと思ったことも一切ないです。本当に格闘技が嫌いで、格闘技は僕からしたら、早くやめるべきだなと、頭にも良くないしと思ったんですけど、17歳の時に自分の人生を懸けて、関西からのこの道を選んでずっとやってきて、この道があるんですけど……。

ああ、K-1復帰を決めた理由! 僕は自分をマイナスに捉える人間です。人に必要とされて、こんなにありがたいことはなです。以前K-1をやめて格闘技やめようと思っている中でボクシングの話をいただき、ボクシングでも僕の夢が達成できて、今回K-1の話をいただいて。僕はK-1の話をいただかなければ、どこにも行かなかったし(格闘技を)やめてたと思います。26歳くらいから早く格闘技をやめたいと思っているんですけど、34歳の今でもやっているということは、自分が必要とされているんだなと思います。

(K-1に再参戦に向けての練習環境や練習状況は?)僕、人生ノープランでやってまして、僕もこの2年間はほとんど家にいまして、練習していませんでした。先日一回蹴ったところ、両足の足の裏の皮がめくれるという緊急事態が起きて不安ではありますが、試合まで2カ月しかありません。とんでもない不安ですけど、私はやりたいと思います。あとは先日、久しぶりに卜部の兄貴(卜部弘嵩)に会いましたけど、K-1に出たら芸能人と結婚できるということで、私もちょっとそれを楽しみにしております(笑)。

(どんな選手と対戦したい?)僕自身、プロで15年やってきて、一度も誰かと戦いたいと思ったことはありません。やれと言われればやるのが格闘家です。僕自身、こんな格好して真面目なことを言いますけど、なぜこんな苦労をしてK-に1来たのか?と言われますけど、僕はボクシング界に凄いお世話になって、K-1にもお世話になっています。僕はこれからボクシングでも試合したいし、(K-1とボクシングを)両方やっていきたいという想いがあります。僕の最終目標は、10年後にプロを目指す子たちが、もっともっと格闘技で選択肢が広がればいいということ。それが一番の願いです。本当はそういうことを思う人じゃないですけど、ここまで歳を食ってみて、いろんな格闘技をやってみて思うのは、そのことですね。

 10年後、子供が、もしかしたら状況的に格闘技をやっている子が減っているかもしれないですけど、それ以上に格闘技の選択肢を、いろんな団体もあるんでね。選択肢を増やしてあげられれば、一番の幸せかなというのが僕の考えです。(ボクシングにももう一度上がりたい?)僕はそれをやるために、どうにかしてどこにも角が立たないようにやろうと思っています。(K-1とボクシングを)両方やるという夢もあるんで、誰が(その方法を)知っているか分からないですけど、僕はそういう風に動きたいな、と。

(後輩の武尊選手がスターになり、卜部兄弟も活躍をし、それを見てきて刺激された部分はあった?)僕自身、自分のコンプレックスが強くて、自分も人並みに見られたいと思って、チームドラゴンからスタートしてみんなと共にやってきましたけど、僕はずっとボクシングやっている時もずっと暗いトンネルの中にいたというか。ボクシングは競技性が強いスポーツなんで、ずっと一人で戦ってるなと思っていました。17歳で関西から出てきた時も一人でやってきて、ヘビー級という環境もずっと一人でやって来て。特に教えてくれる人もいない中で格闘技を続けてきて、僕は自分の決意を持ってボクシングに行って、その中で後輩のみんながK-1という新しい舞台に立ってでがんばってることは僕にとってうれしいことですね。

みんなが強くなっていくのはうれしいことだし、またこうやっていろいろ回り回ってきましたけど、一緒にできるというのは僕にとってもいいことです。またみんなで一つのものを作り上げていけたら、みんなとまた一緒に(格闘技を)できるのは凄いありがたいです。僕もみんなに負けないようにまた新たに一からという意味で、K-1に対して全力でやる。全力って、僕は基本的に人生65%と思っていて、今までのK-1やボクシングも65%である程度これたんで、ちょっとK-1は75%、80%でがんばってみようかなと思いますね。

今日の会見にK-1とボクシングのベルトを持ってきましたが、過去の栄光には一切興味がないし、格闘家としてそこを誇っているわけでもないですけど、この二つ(K-1とボクシング)を背負ってきているという想いがあるし、さっき言ったように10年後に格闘技の選択肢を増やすことが目標で、僕はこうやってそれを体現してきていると思います」

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“K-1生誕の地”で武尊vsレオナ・ペタスが対戦「僕とレオナ選手だったらKO以外にあり得ない」(武尊)

2020年11月18日 03:39 ゴング格闘技

 2020年11月17日(火)都内で記者会見が行われ、2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にてK-1 JAPAN GROUP年間最大のビッグマッチ『K'FESTA(ケーズフェスタ).4』を開催することが発表された。

 K'FESTAはこれまで毎年3月に開催してきたが、中村拓己K-1プロデューサーは「2021年の大会開催に向けて色々な会場に当たっていたところ、1月24日の国立代々木競技場第一体育館が使えるという連絡をいただきました。代々木第一は1993年にK-1が誕生した地。これは『やれ』ということだなと」と経緯を説明。また「2014年の旗揚げが代々木第二でした。かつてK-1ヘビー級やK-1 WORLD MAXが開催された代々木第一での大会開催は我々GROUPの夢でしたので感慨深い」という。


 その「K-1の聖地への凱旋」という歴史的な大会の第一弾決定カードが、K-1スーパー・フェザー級タイトルマッチ、王者・武尊(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)vs挑戦者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TOP ZEROS)。今年11月3日の福岡大会で組まれながら武尊の左拳負傷により中止。「何としても1月に間に合わせる」という武尊に対して、レオナは「バッチリな武尊選手とやりたいので待つ」と受け入れて、3カ月遅れでの対戦が実現した。
 2人が呼びこまれると、レオナは正面を見ずに武尊の顔を凝視。だが、武尊が手を差し出すとレオナも応じて2人はがっちりと握手を交わした。


 まずレオナは「福岡で僕と武尊選手の試合を楽しみにしていた皆さん、すいませんでした。でもこうして武尊選手が戻ってきてくれたので、代々木で熱い試合をしようと思っています。僕が勝つところを見に来てください」
 対する武尊は「福岡で試合を楽しみしてくれていたファンの皆さんには申し訳ない気持ちなんですけれど、もっと盛り上げてまた福岡にK-1を持っていけるように頑張るので。福岡の皆さんにも代々木の試合に注目して貰えたら嬉しいです」


 質疑応答では、2人がそれぞれこの試合に賭ける熱い思いを語った。
 レオナは「一番強い武尊選手を倒して、一番だと証明する。ずっと追い込みをしてて過去イチで仕上がった僕を見せられると思う。11月の福岡を楽しみにしてくれてた人も納得するような、バッチリの完全決着でいきたい。11月3日にチャンピオンになるつもりでチャンピオンの器を作った。今、武尊選手よりも僕の方がチャンピオンにふさわしいと思うし、1月に向けてさらにチャンピオンの器、覚悟の違いを見せて勝てるんじゃないかな」


 武尊は「1月24日には最高の状態で仕上げてリングに上がるので、恨みっこなしの全力の殴り合いをレオナ選手とやりたい。(握手は)レオナ選手に『お待たせしました』という気持ち。僕とレオナ選手だったらKO以外にあり得ない。レオナ選手の実力も認めてるし、アマチュアで2回戦って1勝1敗で本当の意味での決着戦になると思うので。今までやってきた対戦相手とは違う、気持ち良く全力を出せる試合になると思う。(レオナに勝ってるのは)格闘技は気持ちの戦いだと思ってるんで、気持ちで勝ってる方が勝つ。レオナ選手だけじゃなくて、他の団体の選手にも、階級違う選手にも、全員に気持ちでは負けないんで。絶対勝ちます」
 静かな口調の中にも、見えない火花がバチバチと散る会見だった。

 なお、武尊、レオナ、両選手の応援シートが作られることが決定。他の券種も含めたチケット料金は調整中で、チケット発売は11月下旬より公式WEBSHOP「K-1.SHOP」にて先行発売が決定。

 また、前日の1月23日(土)にも後楽園ホールでKrushを開催することが決まっており、中村プロデューサーは「ぜひファンの皆さんには、我々K-1 JAPAN GROUPのプロのイベントを2日連続で楽しんでいただきたいと思います」と語った。




●武尊のコメント

「K-1ファンの皆様、格闘技ファンの皆様、そしてレオナ・ペタス選手、お待たせしました。1月の24日に代々木第1で大会を開催できるということで、代々木第1という会場は、K-1にとっても凄い歴史があって意味ある会場だと思うし、そこでレオナ選手とできるのは凄くうれしいです。本当は11月3日に試合が決まっていて、福岡で楽しみにしていてくださった皆様には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけど、代々木第1でK-1をもっと盛り上げて、大きくして、また福岡にK-1を持っていけるようにがんばるんで、福岡のファンの皆様も、代々木第1の試合に注目してもらって、楽しみにしてくれたらうれしいです。1月24日、代々木第1でレオナ選手とバチバチ殴り合うんで、是非応援をよろしくお願いします。

(11月の試合が流れて、今回改めて試合が決まったが、お互いに早く試合をしたいという気持ちはあった?)11月に試合ができなかったのは本当に申し訳なかったし、早くしたいという気持ちも凄くあったんですけど、レオナ選手が言ってくれたように、最高の状態の体でレオナ選手と戦いたいと思うんで、1月24日は最高の状態に仕上げて、思いっきりレオナ選手とぶつかりたいと思います。(一度対戦が流れて期間が空いたことで、どんな変化がありそうか?)怪我したことでちょっと練習内容とかは変更があったんですけど、僕は毎回毎試合、同じような追い込みをして、同じように体を作ってやる、いつもと変わらない最高の状態を作りたいと思っています。

(SNS等で拳を使わない練習を発信しているが、万全になるのはいつぐらい?)それは本当にやっていかないとわからないことなんであれなんですけど、1月24日には必ず最高の状態に仕上げる自信があるから、この試合を引き受けたし、この試合をやりましょうという話になったんで、そこには何の言い訳もない最高の状態でリングに上がるので楽しみにしていてください。

(どういう決着が理想的?)試合決着はKOしかないと思うし、僕とレオナ選手だったらKO以外はあり得ないと思うんで。あとは僕もレオナ選手の実力も認めているし、アマチュアで2回戦ったこともあるんで、1勝1敗ということで本当の意味での決着戦になると思うんで、本当に今までやってきた対戦相手とは違う、気持ちよく全力出し合える試合になるんじゃないかなっていう、恨みっこなしの思いっきりの殴り合いをやりたいですね。(レオナ選手にここは負けないというところは?)前回の会見でも言いましたけど、格闘技は気持ちが大事だと思ってるんで、気持ちで勝ったほうが勝つんで。僕はレオナ選手だけじゃなくて、階級の違う選手にも全員に負けないんで、絶対勝ちます。

(代々木第1体育館という会場で試合をすることに特別な気持ちはある?)昔のK-1で何度か見に行ったこともあるし、K-1にとっては始まりの場所でもあると思うんで。新しいK-1になってからは一番最初は代々木第2体育館で、いつかもう一つ大きい代々木第1にK-1を戻したいと思ってずっとやってきました。僕だけが戻ったわけじゃないんですけど、K-1として戻ってこれたのは凄いうれしいことだし、そこの場所で昔のK-1を超える大会をしたいなと思っています。(ツーショット撮影の時に握手を求めたのはどういう心境?)お待たせしましたっていう意味です」

●レオナ・ペタスのコメント
「皆さん、こんばんは。THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROSのレオナ・ペタスです。まず一つ、福岡で僕と武尊選手の試合を楽しみにしていてくださった福岡の皆さん、試合できないですみませんでした。でも、こうして武尊選手が戻ってきて、代々木で熱い試合をしようと思ってるんで、是非僕の勝つ姿を見に来てください。よろしくお願いします。(11月の試合が流れて、今回改めて試合が決まったが、お互いに早く試合をしたいという気持ちはあった?)11月3日は武尊選手が怪我してしまって、試合が流れてしまったのは本当に残念に思いますけど、僕は本当にバッチリな武尊選手とやりたかったんで。そのバッチリな武尊選手は1月ということで、一番強い武尊選手に勝って、僕が一番ということを証明したいと思います。

(一度対戦が流れて期間が空いたことで、どんな変化がありそうか?)僕はこういう経験が初めてで、試合に向けて体を作っていたこともあって、今日も朝、体重計に乗ったら62kgとかで体重が落ち過ぎちゃって。まあこういう経験は初めてなんですけど、ずっと追い込みっていうんですかね、武尊選手に向けてのトレーニングはできているんで、過去一で仕上がった僕を見せられるんじゃないかなと思います。

(どういう決着が理想的?)まず11月3日の福岡を楽しみにしていてくれたお客さんもいると思うんで、本当にその人たちが納得してくれるように、バッチリ完全決着でいきたいと思います。(前回の会見では『自分が勝っているのは身長だけだ』という発言があったが、その後気持ちの変化は?)11月3日にチャンピオンになると思っていて、チャンピオンに相応しい器を作ってきたと思っています。それを1月24日に向けて、さらにチャンピオンに相応しい器を作っていこうと思っているところで、武尊選手より僕のほうが相応しい器なんじゃないかなと思うし、そこは勝ってるんじゃないかなと思います。覚悟の違い……まあ覚悟の違いと言っていいかわからないですけど、そこに向けて作ったんで勝てるんじゃないかなと思います。

(代々木第1体育館という会場で試合をすることに特別な気持ちはある?)僕は5敗しているうちの2敗が代々木第2体育館なんで、代々木には怯えてるんですけど(苦笑)、K-1のチャンピオンに一度勝った場所でもあります。代々木第1ではちゃんと勝って、僕もK-1チャンピオンになりたいと思っているんで、代々木は最高の地になるんじゃないかなと思って、結構ワクワクします。(武尊から握手を求められて、どういう気持ちになった?)試合は喧嘩じゃないんで、僕と武尊選手なら最高の試合を見せられると思うし、それに向けて気持ちを受けたっていう感じですね。(意外だとは思わなかった?)元々武尊選手は汚い選手とかじゃないし、心の感じもいい選手だと思っているんで、全然普通だと思っています」

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東京ドーム参戦のメイウェザー「今回はしっかり仕上げて良い状態で日本に来る」対戦相手は日本人が候補

2020年11月16日 15:58 ゴング格闘技

 2021年2月28日(日)東京ドームで開催が決まったプロボクシング世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(アメリカ)が出場する格闘技イベント『MEGA2021』(MEGA制作委員会主催)に関する記者会見が、11月16日(月)横浜にて行われた。


 東京ドームでの格闘技イベント開催は、2005年11月の『K-1 WORLD GP 2005 in TOKYO 決勝戦』以来、約15年ぶりとなり、メイウェザーが出場するほか、様々な格闘技団体のチャンピオンクラスの選手にオファーをするという。
 会見には、MEGA製作委員会の代表取締役で職務執行責任者の徳弘浩平氏、同委員会の黒瀬拓馬弁護士が出席。

 徳弘代表は「私どもはトラストライン株式会社というWEBマーケティング事業やEコマース事業を展開する会社を運営しております。弊社とメイウェザー選手がコラボした健康食品事業を展開する中で、メイウェザー選手と信頼関係を築き、日本でメイウェザー選手が戦える場を作れないかと考え、海外ファンドから協力も得られ、こういった形で『MEGA2021』の実現となりました」と大会開催の経緯を説明。


 続けて「世界中の方々が不自由な生活を余儀なくされている中、こういった大規模なイベントを行うのはどうかなと悩みましたが、この格闘技の力で世の中の少しでも多くの方に勇気と元気を与えられればなと思いました。必ず盛り上がるコンテンツを用意することを私が保証します」とあいさつした。
 オンラインで会見に出席したメイウェザーは「日本のファンの皆さんにはとにかく御礼が言いたいです。私のことを覚えていてくれて、私のことをよくしてくれて非常に愛を感じます。この先のことについて今は凄くワクワクしています」と日本のファンにメッセージ。


 今回の会見は記者との質疑応答はなく主催者側が用意した代表質問のみとなり、どんな選手と対戦したいかの問いには「現在はどんな相手かは検討が付いていないが、とにかく東京に行くのを楽しみにしています。東京ドームでは歴史的に見てもMMA、ボクシングで非常に素晴らしい試合が組まれているので、とにかく日本のファンが楽しんでもらえるようなことをしにいきます」という。
 メイウェザーが注目している日本人選手については「現在は世界中がコロナの影響で忙しい状況になり、そんなに注目はできていないが私はとにかく好きな東京の文化、食べ物が美味しいので早く東京に行って前向きなことができたら」と特に意識していない様子。


 質問者から世界3階級制覇王者・井上尚弥との対戦を考えているかと聞かれると「その名前は詳しくはわからないが、彼とやるとなれば、しっかりチームで練習し、研究して準備したい」とした。
 また、2018年の那須川天心とエキシビションマッチで対戦して以来となる日本での戦いについては「日本は世界の中でも非常に素晴らしい国。人も温かくて優しいし、日本に来ると楽しいのでそのお返しとして日本のファンを楽しませたい。いつでも帰ってきたいと思っている」といい、今後のトレーニング内容ついては「当然いつものようにたくさんトレーニングをして、努力をして人々が見たいものを見せてあげるという心意気で迎えます。詳細がなど全てが決まりましたらその時に報告しますのでそれまで楽しみに待っていて下さい。ちなみに前回日本でパフォーマンスした時は、そこまで練習はせず身体はだらしなかったが、今回に関してはしっかり仕上げて良い状態で日本に来るので楽しみにして下さい」と那須川戦では万全の状態ではなかったが、来年はしっかり調整して臨みたいとした。

 なお、主催者からはメイウェザーの対戦相手について「日本人選手を考えています。歴史ある東京ドームでの大会ですし、一番盛り上がるカードにしたいなと思っています」と日本人選手から選びたいとし、ルールについては「相手が決まっていないので決まってから調整します。双方が納得するルールで行いたい」としている。

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東京ドームでメイウェザー出場の格闘技イベント『MEGA2021』開催決定=2021年2月28日

2020年11月16日 13:49 ゴング格闘技

 2021年2月28日(日)東京ドームでプロボクシング世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(アメリカ)が出場する格闘技イベント『MEGA2021』(MEGA制作委員会主催)の開催が発表された。11月16日(月)横浜にて記者会見が行われている。メイウェザーもオンラインにて参加した。


 日本だけでなく世界中が最大級に盛り上がるイベントになれば、との想いが込められて『MEGA』と名付けられたという。メイウェザーのカード以外には、様々な格闘技団体のチャンピオンクラスの選手にオファーをする予定。

 大規模な興行となるが、政府のガイドラインに従い、適正なコロナ対応をし、大会の収益の一部をコロナ禍の最前線で尽力している医療従事者に寄付する予定だという。

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