たむらけんじ“葛藤”告白30分「俺も契約更改までわからん」松本人志に名指しされた“次のクビ芸人”説
「松本さんのあれ……(僕のことだと)バレバレやん(笑)。でも、あそこで僕の名前を出してくれるのは、愛なんで」
ーーエージェント契約になって、仕事は変わりましたか?
「これまで、自分に入る(ギャラの)額は知ってましたけど、仕事をくださった側が実際にいくら払ったかはわからなかった。だから、テレビ局の人と話していて『そんなに払ってくれてたん?』といったことが何回もあって……。でも、今は全部わかるんです」
ーー現在は、仕事のオファーを自分で把握しているんですね。
「そう。今まで吉本が断わっていたかもしれない『ギャラの安い仕事』も、受けるかどうかを自分で全部決められる。知らないところで、仕事が消えていくこともないです。気持ちよく仕事ができています」
ーーメリットばかりですか?
「契約はそれぞれだから、ほかの人のことは推測だけど、よく書かれる(タレント側の)ギャラの “全取り” みたいな『吉本に損しかない契約』ではないと思う。吉本が営業をかけてくれることもないんですよ。
ーーそれでも、エージェント契約を続けていきたい?
「僕はずっと続けていきたいけど……。(吉本から)『もう辞めて』と言われたら、どうしようもないんでしょうね。僕も契約更改がある2021年の秋まで『来年も契約してもらえるのか、“クビ” になるのか』わからないんです」
ーー最悪の場合、フリーに?
「東野(幸治)さんとかが、『俺は吐いた唾を呑めるタイプやから。お前もそうやって(吉本との専属契約に)戻ってええぞ』って言ってくれるんです。ありがたいんですけど……ただ、僕は『会社に不満がある』わけでもないし、呑む唾なんかないんですよ(苦笑)。そう思われるのは、悲しいというか。
ーー吉本は好きですか?
「大好きだし、『吉本所属』を名乗れるのは誇りです。僕がずっと “吉本愛” を貫けるように皆さん、お願いします!」
写真・谷本潤一
(週刊FLASH 2021年4月20日号)