秋篠宮家長女、眞子さま(29)の “婚約内定者” である小室圭さん(29)が5月、米フォーダム大学ロースクールのJDコース(博士課程)を無事、修了した。7月に司法試験を受けて結果が出るのは10月末。合格すれば、弁護士登録を申請し、来年1月には晴れてニューヨーク州弁護士の資格を得ることになる。
だが、5月23日におこなわれた卒業式には、ほかの学生が新型コロナウイルスの陰性証明書を取得してまで参加するなか、小室さんはなぜか欠席。卒業アルバムに顔写真を載せることも拒んだという。このことが、「小室さんは1人も友達がいないのではないか」との臆測を呼んでいる。
「アメリカで弁護士として成功するには、成績が優秀であることはもちろん、ネットワーキング、つまり人脈作りが何より大切です。
小室さんに友達がいないかどうかは知る由もありませんが、報道されている彼の大学での過ごし方を見ていると、友達を作る機会が少ないだろうなとは想像できます。そのことが、将来の弁護士活動に影響を及ぼす可能性はありますね」
自身もハーバード大学ロースクールを修了し、ニューヨーク州弁護士の資格を取得している山口真由(37)さんはこう懸念し、“先輩” としてアドバイスを送る。
「小室さんは、おそらく、JDコースの入試を受けず、1年生を飛ばして2年生から編入しています。いわば “特別待遇” で入ったわけですけど、じつはロースクールでは1年生のときの繋がりがもっとも強いといわれているんです。
全世界、全米各州から集まった学生が厳しい競争のなかで切磋琢磨するわけですが、その密度の濃さはほかでは得られない貴重な経験です。
このときのクラスメイトの人脈が10年後、20年後の弁護士活動でおおいに役に立つんです。2年生になると授業は選択制になるので、クラスメイトとは会う機会も減ります。
2年生から編入した小室さんは、こうした濃密な人脈を作る機会を得られなかったのかもしれません。
卒業式のインタビューで、『小室さんと1年前に話したけどナイスガイだったよ』と話していた同級生がいましたが、この彼はさほど小室さんとは近しくなさそうです(笑)」
だが、小室さんには別の人脈作りに非凡な能力があると、山口さんは見ている。
「小室さんはニューヨーク州弁護士の論文コンテストで2位の成績を残しています。このコンテスト自体が抜群の権威があるとは思いませんが、ニューヨーク州弁護士の実務家とネットワーキングを作る一環として論文に応募したとすると、小室さんはセンスがいい。
自分を評価してくれる人を見つけて、そこにガッツリ食い込んでいく。こうした自分をアピールする彼の能力は、今後の人脈作りに役に立つと思います」
そうはいっても、アメリカでの人脈作りには日本とは違った壁があると、山口さんは続ける。
「家柄やそれにともなう親の人脈が重視されるところがあります。アメリカのエリート集団はある種の狭いサークルで、そういう嫌なところがあるんです。そこに、アジア人である日本人が食い込んでいくのは、そう簡単じゃありません」
だが、小室さんには、そうした壁を乗り越える強力な “カード” があるという。
「日本のプリンセスの婚約者であるというカードです。アメリカという歴史のない国は、ロイヤル・ファミリーに強い憧れを持っています。もし、眞子さまが小室さんとご結婚されてニューヨークで暮らしたら、“世界でもっとも歴史のある家” 出身のプリンセスとして、ニューヨークのセレブリティのなかでも注目されるでしょう。
小室さんも、日本人として異例のポジションを得られる可能性があるかもしれません。それを糧に、弁護士としても活躍できるはずです」(山口さん)
弁護士としての将来も、眞子さまにかかっているということか。
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