「かつては、落ち目の女優に大枚をはたいて脱がせて、映画の目玉にするという手法が主流でしたが、ここ10年ほど前からその流れが変わってきています」
「第一線で活躍している女優でも、『作品に必然性があれば、裸もいとわない』という女優が増えてきています。事実、二階堂ふみさんはCMばかりか、後にNHKの朝ドラのヒロインまで務めたにもかかわらず、『リバーズ・エッジ』では、バストトップも露わにヌードシーンを演じています。
「ともさかさんの、もの悲しい雰囲気が、この作品のヒロイン像にぴったりなんです。踏み越えてはいけない一線を前にした刑事の姿が、世の男性たちに重なるものと自負しています。ともさかさんが、複数の男と背徳感満載の濡れ場を見せてくれるものと期待しています」(プロデューサーA氏)
「本人いわく、『来た仕事は、ありがたくお受けしたい』とのこと。女優としての代表作に出演して、再び存在感を示したいという意欲を感じます。
「今回は、『花と蛇』のような官能の世界を、どっぷりと描きたいと考えています。上原さんは和服も似合うので、着物がはだけたエロスは絶妙かと。
『ヌードシーンがある作品』という前提でオファーしています。起死回生を狙った企画で、ギャラも破格の約1000万円を用意し、写真集でのメディアミックスも視野に入れています。
「3人の俳優との濡れ場を想定していて、不倫相手のデザイナー役とは燃え上がるような情事のシーンを、パトロンの老人役とは、なめくじが這うように香里奈さんの肢体が貪られるさまを、アシスタント役の若い男とは、女性上位の絡みのシーンを考えています」(プロデューサーC氏)
「『映画で主演ならヌードもOK』と、積極的だと聞いています。グラビアやDVDは出し尽くした感が否めないですし、40歳になって若干体のラインが崩れかけているのも、逆にエロスを感じさせてくれます。
「2021年は勝負を懸ける年」と口説かれている、倉科カナ
「詳しい内容は明かせませんが、我々製作サイドから『倉科さんは女優として、2021年は勝負を懸ける年だ』と強く提案しています。
「本仮屋さんと話をする機会があったのですが、『花魁のような役をやってみたい』という逆提案がありました。脱ぐことには抵抗がないのかもしれませんね。『意外でしょうけど、ビキニとか似合うんですよ』とも言っていました(笑)。
「じつは栗山さんとは以前、ヌード作品への出演をお願いした過去があります。破談になった理由は明かせませんが、それ以降も交流は続いています。
「いくつものヌード作品を手がけた有名監督のオリジナル作品で、堕落した遊女の役を考えています。私の知る限り、唐田さんには他社からも多数のオファーが寄せられています。
「ある監督が書いた、オリジナル脚本で企画しています。二階堂さんの活躍が刺激になっているようで、『ばるぼら』のような大人のエロスを想定しています。
元AKB48の増田有華は『全裸監督2』に出演
「役柄は、山田孝之さんが演じる村西とおる監督の後妻となる、AV女優の乃木真梨子役です。NHKの次期朝ドラ『おかえりモネ』で、主演の清原果耶さんの幼馴染み役での出演が決まっていますが、ヌードになることが前提のオファーを悩んだ末に、『女優として勝負を懸けたい』と挑んでくれました。
「元AKB48の彼女ですが、物怖じしない性格で役を勝ち取りました。著名な女優が多くオーディションに参加していましたが、増田さんが選ばれた理由は、なによりも積極性。事前のカメラテストでも、脱ぎっぷりはさすがでした。本編では、意外な形でヌードシーンを披露しています」(同前)
「名前にピンとこない方がいるかもしれませんが、『ゲスの極み乙女。』のドラマー、ほな・いこかさんが女優として活動する際の芸名です。女優としても多くの出演実績がありますが、今回はシリーズ作品のひとつ『麻婆豆腐』に出演しています。
緊縛作品が期待される、藤井美菜
【ヌード実現が濃厚で製作準備に取りかかっている段階】
●藤井美菜(32)
「藤井さんは品のよさを感じさせる女優ですが、それを逆手にアプローチしています。ふだんの品行方正な姿から一転、男の言いなりになって麻縄で縛られ、全裸で恍惚の表情を見せる……そんな作品を考えています」(プロデューサーI氏)
●染谷有香(29)
「潜入捜査先で囚われの身となった染谷さんが、男たちからなぶりものにされる、喜多嶋舞さんが映画『GONIN2』でヌードになったときのイメージ。SMシーンもふんだんに入れて、脱ぎっぷりのよさを見せてほしいです」(プロデューサーJ氏)
【ヌードになることを前提に交渉を進めている段階】
●原幹恵(33)
「びっくりするような高額のギャラで、ヌード写真集の話が持ち込まれているそうです。ただ、原さん本人は『女優』というステータスにこだわっているそうなので、役柄次第では成立すると確信しています」(プロデューサーK氏)
●佐津川愛美(32)
「 “アニメ声ながら巨乳” というギャップが人気で、以前から『脱がせたい』と各社が狙っています。うちとしては彼女自身に、『監督を務めてもらい、女優である佐津川さんを脱がしてほしい』と、企画を打診しています」(プロデューサーL氏)
【ヌード作品を前提とした出演交渉を受けた経験がある女優】
●高橋由美子(47)
「かわいらしさや、マシュマロのようなバストは健在。ファンはまだまだいますし、本人から以前『懸けられる作品があれば』と、前向きな回答をもらっています。『鬼龍院花子の生涯』のような愛憎劇を打診したい」(プロデューサーM氏)
●夏帆(29)
「脱がせたい女優として、いつも名前が挙がっています。過去に際どい作品はいくつかありましたが、どこが夏帆さんを脱がせるか、競争のようになっています(笑)。本人よりも事務所サイドが堅いという話です」(プロデューサーN氏)
●小松菜奈(24)
「沢尻エリカさん主演の映画『ヘルタースケルター』で描いた世界観を、踏襲するものをイメージしています。昼は冴えないOLが、夜には着飾って高級娼婦として街に繰り出す……。テーマは、ずばり背徳感です」(プロデューサーO氏)
(週刊FLASH 2021年2月2日号)