自民党竹下派会長の竹下亘・元総務会長(74)(衆院島根2区)が次期衆院選に出馬せず、今期限りで政界を引退する意向を関係者に伝えたことがわかった。2019年に食道がんの治療で、一時現場から退いたものの復帰していたが、その後も体調は万全でなく、今期限りで身を引くという。
竹下氏は島根2区が地盤で、実兄は故・竹下登元首相になる。竹下元首相の孫と言えば、タレントで歌手のDAIGO(43)だ。かねてよりDAIGOには、“政界進出”への期待があった、と本誌に語っていたのは、島根県の自民党関係者だ。
「関係者の間で『亘氏の復帰が難しいなら、後継者はDAIGOさんだろう』という意見が出ました。体調が回復したら、衆院選には亘氏が出馬する予定ですが、次の次となると、やはりDAIGOさんしか……」(島根県の自民党関係者)
この “DAIGО待望論” について、本誌は2020年5月、実母である内藤まる子さんに自宅前で話を聞いていた。
――「DAIGOさんは政治家向き。ぜひ出馬してほしい」という声がありますが。
「いえいえ、そんな力はないと思います」
――要請があれば、出馬すると思いますか。
「そういう気はないと思いますよ」
当時、実母はDAIGOの政界進出を“真っ向から否定”したが、関係者からは意外なこんな声もあがっているという。
「じつは、DAIGOさんの奥さんである北川景子さんが、『政治家としての素質があるのでは?』と言われています。女優としての知名度や人気も一級品。さらに、DAIGOさんが持つバックボーンもある。政界進出への待望論は、むしろ北川さんにあがっていますよ」(政治部記者)
DAIGO&北川夫妻の動向に、多くの政治関係者が注目しているのだ。
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