5月19日に電撃婚を発表してから、はや1週間強。新垣結衣(32)と星野源(40)という人気者同士の結婚を祝福する声は、やむことがない。
近年、世間を賑わせた芸能界の大物カップルの結婚としては、2013年の堺雅人(47)&菅野美穂(43)、2015年の福山雅治(52)&吹石一恵(38)、2020年の松坂桃李(32)&戸田恵梨香(32)、そして2021年に入っての有吉弘行(46)&夏目三久(36)などが思い浮かぶ。
しかし新垣と星野のケースは、批判的な声が少ないという点において、過去のどのカップルの結婚よりもお祝いムード一色な感が強い。芸能評論家の三杉武氏が解説する。
「近年で、インパクトはいちばん大きいんじゃないでしょうか。これまでのビッグカップルの結婚発表との大きな違いは、新垣さんと星野さんに『交際の噂がなかった』こと。
新垣さんは過去に錦戸亮さんとの噂があったくらいで、これという大きなスキャンダルもなく、プライベートは神秘性に包まれていました。そんななか、大ヒットドラマの共演相手との電撃婚ですからね。
爆笑問題の太田光さんが、5月25日未明放送のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、『俺は「百恵・友和」を思い出した』と、1980年の山口百恵さんと三浦友和さんの結婚を引き合いに出していました。
それは言いすぎだとしても、どこか昭和の芸能人カップルの結婚を彷彿とさせるようなところもある。そのあたりが、世間の祝福を多く集めるんでしょうね」
批判的な声があがらないのは、好感度の高い2人のタレントイメージも大きく影響しているという。
「新垣さんは、美人だけど、ちょっと天然なところもあるお姉さんみたいな感じで、世代を問わず人気が高い。クールビューティ系とも違う、ちょっと柔らかい雰囲気があるので、大学生くらいの男性にもファンが多いんです。
お相手もいわゆるIT長者やプロアスリートではなく、やっかみが起きにくいというのはあるでしょう」(三杉氏、以下同)
好感度の高さでは、星野も負けてはいない。
「対して、星野さんも中性的で柔らかい雰囲気の持ち主ですが、なによりも『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で演じた “恋愛経験のない、奥手なサラリーマン” のイメージが強いですよね。世間はあのキャラクターを星野さんの人物像と重ねているんじゃないでしょうか」
たしかに、ガッキーの相手が遊び人イメージの強い芸能人だったら、今回のようなお祝いムード一色にはならなかったはず。そういう意味でも、彼女は最高の相手と巡り会えたのかもしれない。
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