基礎工事まで終えた、高級住宅地にある田中の “10億円豪邸”
1月20日未明、爆笑問題の田中裕二(56)が、都内の病院に救急搬送され、前大脳動脈解離によるくも膜下出血、脳梗塞と診断された。
「田中さんは今、ベッドで自分の入院を報じる新聞や雑誌をすべてチェックするほど元気だそうですが、これまでにも多くの病魔に襲われてきました。2020年8月には、妻の山口もえさん(43)とともに、新型コロナにも感染しています。
田中さんは責任感が強く、面倒見もいい親分肌。『新型コロナ感染で迷惑をかけた』と年末年始に働きすぎたのではないかと心配でした」
そう語るのは番組制作スタッフだ。はたして過労が原因だったのか。医療ガバナンス研究所の代表で内科医の上昌広氏(52)が、病状を分析する。
「脳の血管が裂けるわけですから、重症化すれば命に関わります。しかし、田中さんは手術をしないということなので、今回は軽症だったとみられます。
高血圧や糖尿病など基礎疾患があると発症しやすく、過労や過度なストレスが、高血圧を引き起こし、間接的な原因となる場合もあります」
田中といえば、高級住宅地に “10億円豪邸” を建設中だと、2020年11月に『女性セブン』が報じている。本誌の調べによると、田中は推定で時価5億円はくだらないとされる土地を、ローンなしで一括購入している。そこまで余裕があるなら、必死に働かなくてもよさそうなものだが……。
「田中さんは、焦っているのかもしれません」と指摘するのは、TBS関係者だ。
「爆笑問題が9年半にわたりMCを務めてきた『爆報!THEフライデー』(TBS系)が3月に終了することが決まりました。とくに2020年は視聴率が悪く、40代以下の視聴者がライバル番組に比べ極端に少なかったんです。
視聴者の若返りを図る局としては、メインのファンが40代以上の爆笑問題を切るしかなくなったんです。この番組がなくなると、爆笑問題はゴールデンタイムのレギュラーを失うことになります」
一方、彼らのリストラについて「局が、自分たちの企画力不足の言い訳にしているだけ」と真っ向から反論するのは、別のテレビ局関係者だ。
「『爆報~』は、昔の芸能人の半生を特集するなど、たしかに若年層が観ない内容になっていました。でも、爆笑問題がMCを務める『サンデー・ジャポン』(TBS系)は、若い世代も注目する人物をゲストで呼び、数字を上げています。企画さえはまれば、いくらでも若年層を取り込める地力はあるんです。
田中さんの今の心配はむしろ、『自分の “代役” が太田光(55)だ』ということでしょう」
田中がひとりでMCを務めるレギュラー番組は、『熱闘! Mリーグ』(テレビ朝日系)や、『秘密のケンミンSHOW 極』(日本テレビ系)などだが、どちらも「代役に太田を立てる予定」だと報じられている。
「爆笑問題は、太田の暴走を、田中がうまく諫めることで成り立つコンビです。田中が新型コロナ感染で休養した際、TBSラジオ『JUNK 爆笑問題カーボーイ』に田中の代役として伊集院光(53)が出演しました。
しかし、暴走する太田を抑えるのに苦労したのか、伊集院は太田本人に『二度とやりたくない』と漏らしたそうです。
太田の制御はそれほど難しいわけですから、田中からしたら『太田にまかせたままだと、自分の番組を荒らされる』と不安でしょう(笑)」(前出・テレビ局関係者)
今後は体調管理のために、所属事務所の太田光代社長が、田中に “菓子禁止令” を出すという。太田をうまくコントロールする田中の復活が、いまから待ち遠しい!
(週刊FLASH 2021年2月9日号)
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