韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が注目されている。第92回米アカデミー賞での作品賞受賞は、アジア映画初の快挙だ。
この映画で、なにより注目されているのは、IT企業社長の令夫人を演じる女優のチョ・ヨジョン(39)。現実生活ではいまだ独身の彼女だが、その美貌や、“若奥様” の色気に目を奪われた人も、少なくないのでは?
「じつはチョ・ヨジョンは、過去の出演作で濃厚なベッドシーンを演じています」
聞き捨てならない情報を教えてくれたのは、映画関係者A氏。問題の映画は、2012年に公開された『後宮の秘密』だ。
チョの役どころは、役人の家から宮廷に召し出された娘・ファヨン。陰謀渦巻く宮廷でのファヨンの運命を描く、韓流宮廷ものにありがちな内容なのだが、「チョが演じる濡れ場がすごいんです」と、A氏は語る。
「当時30代に入ったばかりのチョが、脂の乗った豊満な肉体を、惜しげもなく晒しています。全裸の立ち姿を背後からとらえたショットの、くびれた腰から肉づきのいい臀部をたどって太腿に至るラインが魅惑的です」
もちろん、カラミのシーンもたっぷり。A氏は続ける。
「王の異母弟との濡れ場は、荒々しく蹂躙されるチョの肉体から目が離せません」
同作には、ほかにも複数回の濡れ場がある。激しく官能的な描写によって、韓国では「19歳未満鑑賞不可」に指定されたが、260万人以上を動員するヒットを記録した。
彼女の本国での評価を、スポーツソウル日本版編集長の慎武宏氏はこう語る。
「1990年代後半に女優デビューしましたが、ヒット作に恵まれず、『パラサイト』で主演女優賞(青龍映画賞)を獲って、やっとブレイクしました。
『後宮の秘密』もそうですが、“シナリオに必然性があれば濡れ場も厭わない” と公言しており、『春香秘伝』という映画でも濡れ場を演じています。韓国では一部メディアから、“エロチック時代劇の女神” と呼ばれていました」
ブレイクしたからといって「濡れ場NG」なんて言わないで――。
写真・Yonhap/アフロ
(週刊FLASH 2020年3月10日号)
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