南海キャンディーズのしずちゃんが、7月6日放送の『怪傑えみちゃんねる』(関西テレビ)に出演した。
番組でしずちゃんは、ボクシングについて「約3年前に引退したんですけど、やってたときは強くなることしか考えてなかった。髪の毛もスポーツ刈りとかにしてて、私服がジャージだった」と振り返る。
「臭いバッグを背負っていつも歩いていた」しずちゃん。練習後には必ず銭湯に立ち寄るのが日課だったが、大柄な彼女ならではの問題があったという。
「100%で男の人に間違えられる。キャップかぶって、ジャージで臭いし。女風呂に入るときにいつも『キャー!』っておばちゃんに言われる。それが嫌だったので、女風呂の暖簾をくぐると同時に右乳を出しながら(入っていた)」
4月20日放送の『A-studio』(TBS系)でも、現役時代のエピソードを披露している。
「オリンピック選考が近づくにつれてプレッシャーでおかしくなっていた。自分の実力はそこまでないのに、マスコミの方がたくさん集まって来て。シャドーから全部カメラで追っかけられていると、しんどくなった」
軽量前は全部グラム単位で食べ物を選んでいたというしずちゃん。相方の山里亮太は「食レポ行ったときも食べなかった。街の人が『しずちゃん、これ食べて』って(言うと)、『減量中』と断っていた。商店街の人も『あんた何しに来たんだよ』って変な空気になっちゃった」と証言する。
さらに「劇場にアザを作ってきたこともあったもんね? (目の周りが)真っ青になってて一生懸命メイクで隠してた」と振り返っていた。
『怪傑えみちゃんねる』では「いま思えば、すごいことしてたんだなと思う」と話していたしずちゃん。芸人とボクサーの両立は苦労の連続だったようだ。