9月12日、映画『かぐや様は告らせたい』の大ヒット御礼舞台挨拶に、主演の橋本環奈と平野紫耀が出席した。
本作は、将来を期待された天才が集まる学園を舞台に、プライドが邪魔して素直になれない男女が、相手に告白させるために、恋愛頭脳戦を展開するラブコメディ。
橋本は、映画のヒットについて「本当にありがたい。公開後にこれだけたくさんの方に集まっていただけて。SNSに生の声や感想を送ってくださる方がたくさんいらっしゃるんですけど、『おもしろかった!』って皆さん言っていただいて」と周囲の反応も上々なことを明かした。
会見の中盤、撮影中のハプニング映像が流された。橋本が平野の唇に指をあてる、いわゆる “指キス” の場面で、はっきり聞こえるレベルで「バチッ」と静電気が流れている。
平野はこの映像を見て「季節的にもね、2月3月だったので、起こりうるかもしれないっていうのは、僕はなんとなく想像してました。でも、(橋本が)電力強いんですよ、スタンガンみたい。ビビるぐらい痛いです」とおびえた顔で語った。
橋本は「びっくりしました! でも(平野さんも)たぶん電気受けやすいタイプ。私だけのせいじゃないと思います!」と不本意げな反応をしていた。
その後の撮影では、どうにか静電気を発生させないよう、2人で工夫したようだ。橋本は「ちょっと水で指を湿らせたらいいんじゃないかって、霧吹きかけてもらってました。若干? 効果ありましたね」と話す。
一方、平野も「僕も実はちょっと放電してた。窓のところに鉄があったので、触って放電してました。お互いの努力が実ったのが、あの指キスのシーンです!」と誇らしげに語った。
会見の最後に、天才同士の頭脳戦という映画の設定に絡め、「どんな天才になりたい?」と聞かれた橋本は、「天才になっちゃったら、努力を怠ると思うんですよね」とストイックな顔を見せながら、「ずっと元気な人。病気にかからない人」と予想外の着地。平野からは「天才どこいった!」と即座にツッコミを入れられる始末だった。