「ワタナベさんとは、2015年ごろに数回会いました。当時から『将来はアイドルと結婚するんだ』と吹聴していました」
「ワタナベは2007年に活動を始め、チャンネル登録者数が最大時には300万人近くに及んだ大物配信者でした。ところが、ワタナベが15歳の少女にわいせつ画像を送るよう要求し、『(表沙汰にしたら)画像をさらす』と脅迫していたことを、別のユーチューバーが告発したのです。
「僕が “ゆいふる” に出会ったのは、2011年。彼女が12歳のころでした。2015年に欅坂46の一期生になる、4年前です。
「ある日、“ゆいふる” がSPEEDの『WHITE LOVE』を歌ったとき、声が出なくて泣いてしまったのを覚えています」(同前)
「彼女は2012年から約2年間活動を休止し、ボーカルスクールに通い、路上ライブをしていました。
「ワタナベさんは、“アイドル喰い” が趣味でした。地下アイドルの出没スポットをSNSで探してはナンパに行き、4〜5人とつき合ったはずです。なかには、誰もが知る人気グループのメンバーもいて、『ヤっちゃった』と自慢げに話していましたね」
「ある芸能事務所の社長が主宰するグループで、その社長は俳優のタニマチでした。副業でシルバーアクセサリーの販売を手がけていて、俳優はそれをつけて映画に出演していました。
そんなステマの “道具” として、社長が次に目をつけたのがユーチューバー。その俳優や元アイドルが参加する食事会や旅行にワタナベを招き、接待したのです。今泉は旧知の元アイドルに誘われて旅行に参加し、そこでワタナベと出会ったそうです」(同前)
「急に『電話したいです』というDMが届いたり、ときにはアイドルや女優の卵などから連絡が来ることもあります。視聴者とトラブルになるのは避けたいので、そういった類のDMはスルーしていますが」
「動画で配信者のプライベートを視聴するうちに、見る側は配信者に親近感を持ち、その内面や細かな日常の変化にも興味を持ちやすくなります。登録者数が人気の指標として目に見えてわかりますし、芸能人や野球選手以上に稼いでいる人も多いので、魅力的に映るのかもしれません」(世良氏)
(週刊FLASH 2021年2月16日号)