鈴木杏が、9月27日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で、舞台上でいきなりディープキスしてきた大物俳優の名前を明かした。
それは吉田鋼太郎で、鈴木が21歳だった12年前に共演した舞台で、鈴木が吉田に軽くキスして部屋を出ていくシーンがあったという。
だがある日、本番の舞台上で、「突然ディープキスで返された」と回想。舞台終わりに楽屋にクレームを言いに行くと、吉田は悪気もなくヘラヘラしていたという。
鈴木が吉田に「なんで(舌)入れた?」と問い詰めると、吉田から「なんか日常的に(キス)してたら、(役として)そういう日もあるかな」と言い訳された。
鈴木は当時の吉田の行動を「頭おかしいですよね」と憤慨する一方、「私の推測だと多分、(吉田は)前の日のお酒が残っていただけなのでは。信頼関係があるので、別にそれで嫌いとかにはならない」と明かした。
東野幸治は『演劇ってすごい世界』と驚いていた。
吉田は舞台「グリークス」で蜷川幸雄氏に認めてもらうため、最初の稽古で、いきなり台本にないキスを白石加代子にしたという。2016年1月26日におこなわれたイベントで、吉田は「加代子さんには、畏れ多いということもありますし、誰もそんなにキスしない」と振り返っている。
演劇では、役柄の心情の変化をキスで見せるのも表現の一環のようだ。
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