2017年5月、「フォーブス」が発表した「日本の長者番付2017」。トップ50人の平均資産額は約3400億円。そんな辣腕実業家たちのこだわりの大豪邸を一挙公開する!
誰もが羨む大豪邸の持ち主として知られるのが、ユニクロやGUを展開するファーストリテイリング社長の柳井正氏。
「フリースの大ヒットにより1990年代後半、山口県宇部市から本格的に東京進出を果たした柳井氏は、歌手の浜崎あゆみなども暮らしていた恵比寿の高級マンションに住んでいた。
2003年に渋谷の大豪邸が完成。周辺には安倍晋三首相や楽天会長の三木谷浩史氏などの自宅もあるが、まるで城塞のようにそびえ立つ柳井邸は、特に目を見張るものがある」(経済ジャーナリスト)
2600坪という広大な土地に立つ柳井邸の全容についてユニクロ関係者が明かす。
「本邸に正氏と奥さんが2人で暮らし、別宅に次男夫妻とその一人娘が暮らしています。本邸は高い天井の平屋建てで、総ガラス張り。開放感あふれるリビングからは、広大な庭園を一望でき、四季折々の草花を愛でることができる。
本邸の通路を抜けると、ホテルのようなゲストルームがあり、その奥には大会議場もあります。
柳井氏は会食嫌いで、夕食はほぼ自宅で奥さんの手料理を食べている。自身の誕生日会も自宅で開催し、銀座の老舗寿司店の板前を呼び寄せていました。交流のある作家の沢木耕太郎氏などが参加していました」
写真を見てもわかるとおり、敷地内には、ゴルフ練習場やテニスコートも併設。
「また、柳井氏は米国ハワイ・マウイ島にも別荘を所有しています。2010年には現地の名門ゴルフ場を2カ所買収。先月も遅めの夏休みを取り、現地でゴルフを楽しんでい ました」(前出・ユニクロ関係者)
●柳井 正邸(ファーストリテイリング社長・68)
【評価額】94億円
【長者番付】2位
【所在】東京都渋谷区
【総資産】1兆8200億円
【総面積】約2605坪
1990年代後半以降、急速な成長を遂げ、世界3位の衣料ブランドの地位を築き上げた同社。約2600坪の広大な敷地の柳井氏の自宅には、京都から熟練の建具職人を呼び寄せて建設した茶室もある。文化財のような趣きだという
(週刊FLASH DIAMOND 2017年11月10日増刊号)