グラビア界を席巻する小倉優香(19)。放送中のTBSドラマ『チアダン』では、土屋太鳳のライバルとなる、全米制覇を果たしたチアダンスの強豪「JETS」のセンター役に抜擢された。
抜擢理由として話題を呼んだのが、小倉自身がチアダンスで全米制覇していたこと。小学5年生(11歳)のとき、千葉県の競技チアダンスチーム「シャイニングプラネッツ」の一員として、全国大会を経てアメリカに渡り、世界40カ国の代表が集まる「USA All Star Nationals」で優勝しているのだ。
小倉本人に話を聞いた。
――公式プロフィルには「趣味:チアダンス」とだけ書かれていますが、実はすごい経歴の持ち主だったんですね。
「そうなんです! 小学生だったし、初海外だったのですが、とにかく楽しかったと覚えています。最初は『ジャパニーズかよ』って感じで見られていたのですが、私たちのダンスが始まって、ファンクというスタイルに入ると、会場中がうわ~っと盛り上がったんですよね」
――緊張はしなかったんですか?
「緊張しませんでした。とにかく楽しもうって感じでしたね」
――初海外のアメリカはいかがでしたか?
「日本人チームの私たちは、自分で言うのもなんですが、とにかく礼儀正しかったので、アメリカのチームの子たちが前の椅子に足をかけたりするのを見て、カルチャーショックでした。あとは、ピザをたくさん食べたり、ディズニーに行ったり、いい思い出ばかりです」
――チアダンスを始めたきっかけは?
「住んでいたマンションの掲示板で見て、お母さんが薦めてくれました。とても厳しいのでイヤになったりするのですが、やめられないんです。やめるとハリがなくなっちゃうと言うか。大会前は毎日練習があったのですが、甘えっ子だった私を、お母さんが車で送り迎えしてくれていましたね」
――小倉さんはどのようなポジションだったのですか?
「背が高いほうだったこともあって、ジャズ系のダンスが得意でした。6年生のときはチームのリーダーも務めました。そのときは、アメリカで2位でした」
――どんなタイプのリーダーだったんですか?
「みんなを引っ張るというよりは、後輩たちがいいコばかりで、『優ちゃん優ちゃん』って感じで、リーダーにしてもらっていたという感じです」
――チアダンスの魅力とは何でしょうか
「なんだろう……チアダンスはチームワークの競技で、一度やるとすごく思い入れが深くなるんです。先日もドラマ『チアダン』のメンバーで日本の試合を見に行ったのですが、自分が知らないチームの競技でも涙が出ました。だから、多くの人に一度やってみてほしいと思います」