大手通販サイトZOZOTOWNの前澤友作社長が、9月18日、2023年予定の民間人初となる月世界旅行に参加すると発表した。
前澤氏は「#dear Moon」プロジェクトを立ち上げており、画家や映画監督、ファッションデザイナーなどのアーティストを宇宙へ連れて行くという。
今回のプロジェクトのパートナーは、アメリカの実業家イーロン・マスク氏が率いるSpaceX社だ。月世界旅行には現在開発中の大型ロケット「BFR(ビッグ・ファルコン・ロケット)」が使用される。
イーロン氏と共同で会見を行った前澤氏は、ツイッターで<I trust him,so I can ride(わたしは彼を信じる。だから乗れる)>と、イーロン氏に肩車されている自身の写真をアップしている。
前澤氏が信頼を寄せるイーロン氏とは一体どんな人物なのか。
南アフリカ出身のイーロン氏。進学でアメリカに渡り、ネット決済会社を起業。合併などを経てPayPalの共同創業者になり、2002年にスペースX社を立ち上げる。
2003年には電気自動車メーカー・テスラを設立、2013年にはアメリカ「TIME」誌の表紙に選ばれた世界でもっとも注目を浴びる人物だ。
テスラの日本進出などにともない、たびたび来日しているイーロン氏。2014年9月7日付けのツイッターでは<Noodles in Shinjuku>の言葉とともに、「ラーメン二郎 新宿歌舞伎町店」の写真が添えられている。
こんな彼の意外な一面に、2600件以上の「いいね」が付き、日本人から次々「驚いた!」の声が上がっていた。
カルト的人気を誇るジャンクなラーメン二郎の味は、果たして世界的起業家の舌に合ったのだろうか。イーロン氏は2014年9月8日に行われたテスラの会見で、記者からラーメンの感想を聞かれこう答えている。
「友達と通りを歩いていて、『ここ、よさそうだね』と飛び込みで(店に)入った。一杯700円だったかな。食券で買って、ビールも頼んだ。とてもよかったよ。大きい器に大盛りでね。本当に美味しかった」
前澤氏との共同会見の後、イーロン氏の自宅で「ジャンクなハンバーガー」を食べたという2人。次回来日の際は、もしかしたら前澤氏と一緒にラーメン二郎に向かうかも。
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