「原さんは、この2年以上のあいだ、久慈アナとの愛を大切に育ててきました。近く結婚すると聞いています」
そう語るのは、ある球界関係者だ。原樹理投手(27)といえば、ドラフト1位で2016年にヤクルトに入団。2018年には右肩を痛めたが、2021年シーズンにはローテーション入りが期待されている注目の選手だ。
かたや、お相手の久慈暁子アナ(26)は “クジパン” の愛称で親しまれ、『めざましテレビ』のサブキャスターや『めざましどようび』のメインキャスターを務めるなど、フジテレビを背負って立つ人気女子アナに成長している。
1月5日に結婚が発表されたヤクルトの高橋奎二投手(23)と元AKB48の板野友美(29)に続くビッグカップルも、ゴールインが間近だという。
原と久慈アナの熱愛は、2019年5月に久慈アナが原の自宅マンションへ通っていると、『FRIDAY』が報じている。その後も原が登板する際に、神宮球場に足を運ぶ久慈アナの姿が目撃されてきた。ある番組制作会社のスタッフは、こう話す。
「2人の交際は、順調に続いていると聞いています。プライベートが充実しているおかげか、久慈アナは仕事現場でも、いつもとても楽しそうで、見ているこちらが嬉しくなるほどです」
その2人が、ついに結婚の意思を固めたというわけだ。
「フジテレビのアナウンサーとプロ野球選手というカップルは、古田敦也(55)と中井美穂アナ(55)、石井一久(47)と木佐彩子アナ(49)、内川聖一(38)と長野翼さん(39)など、枚挙にいとまがありません。久慈アナも、先輩アナの紹介で原選手と知り合ったと聞いています。
とくに、(かつてはサンケイアトムズだった)ヤクルトは、フジサンケイグループにとって縁の深い球団なので、局内でもこのカップルには好意的な声が多いんです。入社当初は、モデル出身という美貌にばかり注目が集まっていた久慈アナですが、今では発声やナレーションなどの能力も一級品ですよ」
一方、スポーツライターは原についてこう話す。
「彼を語るうえで欠かせないのが、声楽家の父・敏行さんの存在です。一家の三男として原が生まれたとき、敏行さんはすでに60歳でした。敏行さんからかわいがられた原は、父親思いで『親孝行したい』というのが口ぐせの好青年。
2018年8月の巨人戦には、当時手術を受けたばかりだった敏行さんが、退院後初めて応援に駆けつけたんです。すると原は、プロ入り初完封となる快投を見せました。父親思いの息子の、面目躍如でした」
じつはその敏行さんは、2020年2月に亡くなっている。享年86だった。
「選手にとっていちばん大切なのは、メンタル面を安定させること。最愛の父の死を乗り越えるとき、そばにいた久慈さんの支えが、大きな役割を果たしたと思います。敏行さんの喪が明ければ、いよいよでしょう」
本誌は2021年1月9日、トレーニングから帰ってきた原を直撃した。
――久慈アナとの交際は順調ですか?
原「そのことは答えなくちゃいけないですか」
びっくりした様子で答えた原だったが、足を止めて取材に応じてくれた。
――じつは近くご結婚されるのではないかという話を聞きました。
原「ごめんなさい。何も話せないんです」
――同僚である高橋投手の結婚発表もありました。高橋投手に続くことになりますね。
原「高橋とは、同じ2015年のドラフト入団ですし、暗い話題も多いなか、明るいニュースはいいなと思います。ただ、僕については相手のこともあるので……」
――ゴールに向けて真剣交際を続投、ということですね? 結婚宣言ですか?
原「僕は器用なほうではないので、まずは野球に真剣に取り組みます。体も万全の状態ですし、2021年は勝負の年だと思っています」
原はそう決意を述べながら、結婚について否定せず、最後にはわざわざかぶっていた帽子を取って、照れたような笑顔を見せた。
一方、フジテレビに久慈アナの結婚について質問すると「プライベートに関してはお答えしておりません」と、やはり否定しなかった。
12月9日、契約更改に臨んだ原は、700万円減の年俸2600万円(推定)で、2021年の契約を結んだ。記者会見では右肩の不安を一蹴し、「今はキャッチボールや遠投もできますし、なんなら投げ込みもできます」と話し、2021年シーズンへの自信を覗かせた。
フジの女子アナとゴールインした先輩たちは、いずれも球界を代表する選手に成長した。原も、2021年は飛翔の年になりそうだ。
(週刊FLASH 2021年2月2日号)
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