歌舞伎役者の市川海老蔵が、6月28日放送の『A-Studio』(TBS系)に出演した。
番組で海老蔵は、司会の笑福亭鶴瓶から「麻央さんにずっと打っていたメールが返ってきたんだって?」と話を振られ、「妻の携帯にラインしていたのが戻ってきた。それは娘がやっていたんです」と応じる。
一瞬、「ドキッとしちゃった」という海老蔵だが、送り主が娘の麗禾ちゃんだとわかり、「あ、そうだよね」と冷静になったという。海老蔵は、娘が何か思うところあってそうした行動に出たのではないかと指摘していた。
子育て真っ最中の海老蔵だが、地方公演はどうしているのか聞かれ、「長期で行くことはなくなりましたね。京都も大阪も、1カ月間公演をしないといけないんですが、ちょっとできないので、いまは短く1週間までです」と明かす。
続いて、7歳になる娘の麗禾ちゃんから海老蔵への手紙が紹介される展開に。
海老蔵は「昨日の夜に、勧玄を抱っこして寝室に連れていって、『麗禾も一緒に寝ようか?』と言ったら、『いま書いているものがあるから恥ずかしい』と。それを見ようとしたら『ダメ! 向こうに行ってて』って言われた」と心当たりを振り返り、番組アシスタントが手紙を代読する。
《大好きなパパへ。お休みのときは「何が食べたい? 何かしたいことはある?」と聞いてくれてありがとうございます。そして、お店に連れて行ってくれてありがとう。パパと行くお散歩も大好きだよ。麗禾も勧玄もパパのステキな舞台を見るのが大好きです。とっても大切なパパへ、愛してる大好きだよ。麗禾より》
読みあげられると、すぐに言葉を出せない海老蔵に代わり、鶴瓶が「気を使っているのかな、7歳やで」と感心。これを受けて海老蔵は現在の心境をこう吐露する。
「(子供達は)本当に気を使っていると思いますよ。使わせちゃってるんですよ。親って難しいじゃないですか。特に男親って。
ある意味、1人で育てるんだったら、お母さんの方がいいと思うんです。甘えられるし。家のことも身の回りのことも、ご飯作るのも、体洗うのも基本的にはママがやることじゃないですか。
やっぱりパパって力不足っていうか、気を使われちゃうから、常に不甲斐なさを痛感してしまう。なんとも言えないですけど」
番組で「親父として場所を作るのもやってあげたいこと」と、麗禾ちゃんが8月に「市川ぼたん」を襲名することを明かしていた海老蔵。これからの娘の成長を誰よりも楽しみにしていることだろう。