『あさイチ』のメインキャスターとして人気の近江友里恵アナ(32)が2月12日、3月末でNHKを退社すると番組内で発表した。
「『家庭に入るんでしょ?』とか、『フリーアナウンサーになるの?』とか、いろいろ言われますが、それはまったくありません」と、飛び交う臆測を番組内で本人が否定したが、退社はNHK局内でも寝耳に水だったという。
「我々アナウンサーには、事前になんの相談もありませんでしたね。いまだに詳しいことは聞かされていません。もっとも、番組の前任者である、先輩の有働由美子さんには相談していたらしいのですが……」(NHKの先輩アナウンサー)
「『あさイチ』の後任に決まった鈴木奈穂子アナ(39)でさえ、『近江アナが番組を降りるから、あとはよろしく』と言われただけで、退社するとは聞いていなかったそうです。報道で初めて知って驚いていましたよ」(NHK関係者)
「2020年、ご主人の “不倫騒動” が週刊誌に報じられたときも、近江アナが結婚していたこと自体を知っていた人が局内にわずかしかいなくて、ほとんどの人は驚いていました」
“不倫騒動” とは、2020年5月に『週刊新潮』に掲載された記事のこと。近江アナと2019年春にひそかに入籍していた15歳年上の局員でもある夫が、「赴任先の仙台で、後輩の女性ディレクターと親密な間柄になっている」と報じるものだった。前出のNHK先輩アナウンサーが語る。
「それ以降、アナウンス室では、近江アナの旦那さんの話はタブーになっていました。本人も沈みがちでした。『ブラタモリ』でアシスタントを務めたことで、タモリさんからかわいがってもらったり、“ポスト有働” と注目されて張り切っていました。
「退社の理由については何も聞いてないですが、昔からとにかく上昇志向が強い女性でしたからね……。なんらかの考えがあってのことでしょう」
「これまでにNHKを辞めてフリーになったアナウンサーと比べると、少し地味な印象はあるものの、近江アナの実直な性格は、視聴者から好感を持たれているはずです。
「近江アナは、『アナウンサーになっていなかったら、法律関係の仕事に就きたかった』と言っていたことがあります。退社後は大学院で法律学を学び直し、そのうえで進路を決めようと考えているのでは? ご主人との関係修復にも時間が必要ですし、フリーになるのはそれからでも遅くはありませんからね」
「番組内ではフリー転身を否定していましたが、それは “すぐにはフリーにはならない” ということで、ある程度の充電期間を経て転身という線は十分にあり得ますね」
(週刊FLASH 2021年3月1日号)