5月22日、元KAT-TUNメンバーの田口淳之介容疑者と、女優の小嶺麗奈容疑者が、大麻取締法違反の容疑で現行犯逮捕された。2人は同居していたとみられ、世田谷区の2人の自宅で、乾燥大麻数グラムを所持したとされている。
2007年には田口との交際が報じられていた小嶺。2018年4月には、小嶺が「田口のマネージャー兼プロデューサー」に就任したことを『女性自身』が報じている。
最近は名前を聞かなくなった小嶺だが、1995年には人気ドラマ『3年B組金八先生』第4シリーズで、いじめっ子の女子生徒の役を演じたこともある。2004年の本誌取材で、小嶺は当時を振り返ってこう語っていた。
「当時はモデルの仕事がやりたかったので、事務所に言われてモジモジしながらオーディションを受けにいった記憶があります。
体力的にきつかったけど、本当の学校に行くのが楽しみだったから、実家の熊本から頑張って通ってました。当時は演技をしながら熊本弁を出さないようにするのがたいへんでしたね」
『金八先生』で一躍脚光を浴び、1998年には公共広告機構(現・ACジャパン)の覚せい剤乱用防止キャンペーンに出演している。まさか20年後、自身が薬物で逮捕されるとは思わなかっただろう。
その後は映画にも進出し、宮崎あおい主演の映画『初恋』(2006年)ではメインキャストとして友人役を演じた。
当時、本誌が小嶺にプライベートを聞いてみると、「最近、生け花や読書など癒しを求めています。私自身が癒しになりたいんです(笑)。やっぱり女優をやっていると気持ちが尖ってしまう時期があって。お会いした人に気持ちよい人だと思っていただきたくて、日々努力しています」(2006年6月27日号)と明かしていた。
そんな小嶺には、かつて思い描いていた将来像があった。
「私ね、すごい将来、おばさんになったときに映画をやっていたい。映画ならゆっくりじっくり演技できるから。おばさんは40歳ぐらいから。でも、女で30歳はもう厳しい」(1998年2月3日号)
現在38歳の小嶺麗奈。逮捕後の映像では、表情をピクリとも動かさずフラッシュを浴びていたが、その心中はいかばかりか。