お酒のカロリーはあなどれない。注意して選びたいのはカクテルに使う材料!
ダイエット中の人が難しさを感じるかもしれないことのひとつが、お酒のカロリーを把握すること。ダイキリやフローズンマルガリータなどのカクテルは、糖分が多く含まれており、カロリーの取りすぎにつながる可能性がある。
アメリカの登録栄養士(RDN)、マリッサ・メシュラムは、アルコールを摂取することで気持ちが緩めば、「食べるものに注意を払うことがはるかに難しくなります」と指摘する。飲み過ぎて二日酔いで目が覚めれば、翌朝は運動をさぼってしまうかもしれない。
どのお酒なら、目標達成をサポートしてくれるだろう? カロリーだけではなく、使われている材料にも注意を払うべき? 低カロリーで、あまり心配せずに飲めるアルコール飲料について、専門家の意見を聞いてみた。
アルコールのカロリーは?
一般的に、アルコールの種類によってカロリーは異なる。もうひとりの登録栄養士、エイミー・ゴリンによると、「100キロカロリーのお酒」程度であれば、目標達成を大きく妨げることはないと考えられるそう。気を付けるべきことは、その100キロカロリー分のお酒と何を組み合わせるかということ。以下、参考までに主なアルコールの種類とそれぞれのカロリーを紹介する。
・ウォッカ(1ショット/ 44 ml):97kcal(糖質、糖質0)
・ラム(1ショット):97kcal(糖質、糖質0)
・バーボンウィスキー/スコッチウィスキー(1ショット):105kcal(糖質、糖類それぞれ1オンス/約28gあたり0.3g)
・ジン(1ショット):110kcal(糖質、糖類0)
・テキーラ(1ショット):105kcal(糖質、糖類0)
・シャンパン(約120ml):90kcal(糖質3g、糖類 1 g)
・ビール(約350ml):153kcal(糖質13g、糖類 0 g)
・ワイン(約150ml):123kcal(糖質4g、糖類 1 g)
・ベイリーズ:(1ショット):147kcal(糖質11g、糖類9 g)
これらのアルコールを使ったカクテルを頼むときに注意したいこと
・オーダーはシンプルに:たとえば、ジンに新鮮なライムを絞るだけなら、目標達成に影響が出ることはなさそう。
・最高のパートナーはウイスキー:水、またはソーダ水で割るだけなら、カロリーは増えない。
・材料を変えてみる:マルガリータに使うアガペシロップ、モヒートに入れる砂糖を減らしたり、ジュースは果汁100%に変更したり工夫してみよう。
・フルーツを取り入れて:ジュースや炭酸飲料、砂糖を入れる代わりに、フルーツやハーブなどでフレーバーをプラスしてみて。炭酸水で割ったり、レモンやライムを絞ったりするのもおすすめ!
ダイエット中に最適のアルコール飲料は?
・ウォッカ×ソーダ:ゼロカロリーの炭酸水で割るのが基本。少し気分をあげたいときには、フレッシュなフルーツを絞ってみて。
・ラム×ダイエットコーク:コーラをダイエット系に変えるだけで、接種するカロリーも糖分も簡単に減らすことができる。
・ラム×ストレートティー:コーラはあまり好きではないという人は、ぜひ試してみて。200mlの紅茶で割っても、増える熱量はたったの2kcal。
・マンハッタン:ウイスキーをストレートで飲むことに抵抗があるという人には、ウイスキーとスイートベルモット、ビダーズで作るこのクラシックなカクテルがおすすめ。
・マティーニ:ジンがベースのマティーニは、オリーブを2粒入れても200Kcal未満で、糖質、糖類もほぼゼロ。
Photos: Getty Images From Women’s Health