多くのセレブがセクシャリティをカミングアウトし、世間の「クィア」への理解が深まってきている現在。様々なセクシャリティがあるけれど、「パンセクシャル」と「バイセクシャル」がどんな風に違うのか知ってる? パンセクシャルだと告白しているセレブたちの話から、その違いを学んでみよう。
アーティストのジャネール・モネイは、『ローリングストーン』誌のインタビューで初めて、自身が「クィアの黒人女性」だと告白。男女どちらとも恋愛をした経験があるという彼女は「以前は自分のことをバイセクシャルだと認識していたけど、パンセクシャルについて知れば知るほど、『私のセクシャリティと一致する部分が多い!』と感じたの。」と語った。
シンガーのケラーニも、パンセクシャルをカミングアウトしているひとり。自身のツイッターで「私はクィア。バイでもストレートでもない。女性、男性にも魅力を感じ、クィアの男性、ノンバイナリーの人、中性的な人、性転換した人にも魅力を感じる。つまり全性愛なの。」と語っていた。
言わずと知れたディズニーチャンネル出身のスター、アリソン・ストーナー。彼女には女性のパートナーがいるものの、「私はすべてのジェンダーの人に魅力を感じる。」と語っている。
3名のセレブの言葉から「パンセクシャル」が理解できた? 彼女たちが語る通り、パンセクシャルとは“すべての性別に惹かれる人”のことを指す。では「バイセクシャル」とは何か? バイセクシャルは“男性にも女性にも惹かれる人”だと誤解されがちだけど、実は“複数の性別に惹かれる人”という意味。つまりパンセクシャルはバイセクシャルの中の一種であるということ。
もし自分のセクシャリティの呼び方が分からず悩んでいる人がいるとしたら、『GLAAD』のようなLGBTQメディアをおすすめしたい。パンセクシャルやバイセクシャルなどの様々なセクシャリティの存在、そしてその名前を知ることができるはず!
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