エリザベス女王の妹で、華やかな恋愛遍歴の持ち主として知られるマーガレット王女。16歳年上のピーター・タウンゼント大佐と大恋愛をするものの、大佐に離婚歴があったことから王室や英国国教会に結婚を認められずに破局。その後貴族や上流階級の男性たちとの交際を経て、写真家のアンソニー・アームストロング=ジョーンズと結婚。2人の子どもをもうけたが、アンソニーの浮気が発覚して離婚した。パーティなど華やかな場所が大好きで、ゴシップ紙の報道も恐れない大胆な女性としても有名だった。その王女があるパーティでエリザベス・テイラーの夫で俳優のリチャード・バートンといちゃついていたことを彼の友人が暴露、注目を集めている。
マーガレット王女がリチャード・バートンと出会ったのは今から51年前、リチャードの主演映画『ふたりは恋人』のロイヤルプレミアがロンドンで行われたとき。プレミアの後、リチャードが妻のエリザベス・テイラーや友達と出かけたディナーにマーガレット王女も加わったという。妻のエリザベスがいても王女はお構いなし! リチャードと堂々といちゃついていたそう。友人曰く「王女と夫がいいムードになっているのを見て、エリザベスはどんどん機嫌が悪く、イライラしていった。リチャードは王女を誘惑するように振る舞い、それを見てエリザベスは不安そうだった」。エリザベスが王女に嫉妬していたと証言している。
エリザベスも8度の結婚歴を持つ、恋多き女性として有名。ちなみにリチャードとエリザベスの関係はダブル不倫からスタート、交際を始めたときはともに他の相手と結婚していた。相手や自分が結婚してても気にしない、そんなリチャードだからエリザベスも不安になったのかも。それにしても多くの男性を虜にしてきた大女優エリザベスが王女に嫉妬していたとは! 王女の魅力と大胆さが改めて証明するエピソードと言えそう。
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