マロたんと秋田犬のはなちゃんは幼なじみ。はなちゃんのほうが1歳年上で、大きくて、ふわふわで、いつもきれいにトリミングしてリボンをつけている可愛い女の子。
はなマロです
お互い食いしんぼうで譲らないので、おやつの時にはガウガウしがちだし、遊び始めてもヒートアップしてケンカみたいになるので、大の仲良し…とは言えません。でも、本当に気が合わない相手なら、こんな距離感で写真は撮れないはず。
「あそぼ!」「ちょ…」
お散歩の帰り道は並んで歩き、遊ぼう!と誘うはなちゃんに「そんな気分じゃない」と、マロたんが断るのがいつものパターン。それでも並んで歩きます。本当にお互いを嫌っていたら、やっぱりこの距離感で歩くのは難しい。
体格差も上手く遊べなかった原因
でも、最近お互いシニアさんになったせいか、程よい距離感で付き合えるようになりました。飼い主さんと「やっと落ち着いたね」「若い頃すごかったよね」と笑えるようになりました。
おそろいのレインコートで仲良し感
なのに。
はなちゃんは、突然天国へと旅立ちました。「これからおばあちゃん同士仲良くやろうね」と、約束したばかりなのに。本当に突然でした。
キスシーンのようだった
でも、わたしより飼い主さんのほうがずっとずっとつらいのに、わざわざ挨拶に来てくださって「マロンちゃんは長生きしてね」と言ってもらいました。はなちゃんママ、マロたんもわたしも頑張ります!
またいつか
でも、やっぱり。おばあちゃんになったはなちゃんとマロたんがのんびり日向ぼっこをするところが見たかったです。さみしいけれど、やっぱりちゃんと言わなきゃいけないですね。はなちゃん、マロたんと出会ってくれてありがとう。思い出をたくさんありがとう。