父の四十九日法要と納骨を済ませ、いろんな手続きも徐々に終わり、気持ちの上でもようやく一段落つきました。そして、どうやらマロたんも気持ちの整理がついたのかなと思うことがあります。
スン!
父が存命中は、「じぃじ」と言う言葉を聞くとすぐに反応し、キュンキュン鳴きながらドアを前足でひっかき、外に出ようとしていたマロたん。最近は「じぃじ」と聞いてもスン!としています。父の亡骸と対面した時は鳴き(泣き?)叫んだのに。
マロたんにはお別れの時間が必要だった
実は、父の亡骸を家に連れ帰らず、そのまま葬儀会場へ搬送をすることも考えていました。でも、マロたんが大好きなじぃじとお別れする機会を奪うような気がして、家族で話し合って父と家に帰ることに決めました。
犬に死の観念はなくとも
大好きなじぃじの匂いを嗅ぎ、枕元に寄り添い、たっぷり最後の時間を一緒に過ごし、マロたんなりに感じたことがあったかなと思います。それが今のスン!と言う態度につながっているのかな。
愛された記憶はいつまでも
そして、父に寄り添うマロたんを見た葬祭ディレクターさんが「長年この仕事をしているから、いろんなお宅のペットの様子を見て来たけれど、犬でも猫でも(飼い主が亡くなったことを)わかるコは本当にわかる顔するんです。」とおっしゃっていました。
忘れたとは違う
犬も猫も愛し愛された人を大事に思う気持ちは同じなんですね。わたしは、まだまだ父を思って涙が出てしまうことが多いけれど、マロたんのようにスン!とできるようにならねば。
教えてマロたん
マロたんにどうすればスン!とできるようになるか教えてもらいたいところですが、お昼寝に忙しいそうで教えてもらえません。