どんなときでも傍にいる吉田くん。
いつだって顔を見れば「来ないの?」と寝転がってのんびりしている愛犬の顔は、周一にとっては一番の誘惑!
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遅すぎたひまわり畑
かぼちゃんと時々お散歩に行く、風車の広場のひまわりが満開になった頃だと思って見に行ったら、なんともうほとんどの花が、花びらを散らしていました。
遅すぎました〜!ひまわりが芽を出したのは、ついこの前のことだった気がするけどな!?時間が経つのが速すぎです。
いつでも行けると思う距離だからこそ、油断してしまうのでしょうね。すぐに行けない場所なら、綿密な下調べをしますからね。毎年見に来ていますが、満開の時に来られたことは、少ないような気がします。
つい考えてしまうこと
かぼちゃんが家族になって、もうすぐ13年になります。かぼちゃんはまだまだ元気ですが、秋には16歳になります。ですから、最近つい考えてしまうのです。「もしも、かぼちゃんがいなくなってしまったら」って。
もしもかぼちゃんがいなくなってしまったら、かぼちゃんと一緒に歩いた道を、私は一人でちゃんと歩けるのかな?
かぼちゃんと一緒見た景色を、私は泣かずに見ることができるのかな?
失いたくないからこそ!
今まで当たり前のように繰り返されてきた毎日は、あとどれくらい残っているんだろうと思うと、怖くなります。
でも、そんな怖さを感じるようになってから、かぼちゃんとの時間は輝きを増したように思えます。当たり前に思えていた時間が、特別な時間に変わりました。
これからも素晴らしい時間が待っている!
かぼちゃんと私の時間は、まだまだ続きます。それは、今までの何倍も濃い時間になると思います。これからもたくさんお出かけしますよ。楽しいことをいっぱいしますよ。たとえ何年か先にかぼちゃんが弱ってしまったとしても、その時間はきっと、今よりももっと素晴らしい時間になると信じています。
みなさま、ありがとうございました
長い間、「柴犬かぼす 心温まる毎日。」でかぼちゃんを可愛がってくださったみなさま、今までありがとうございました。かぼちゃんと幸せいっぱいの時間を増やすために、今回で卒業させて頂くことになりました。約5年の間、「いぬのきもちWeb」に携わることができて、光栄でした。みなさまからの応援を、かぼちゃんへの愛に変えることができました。心から感謝申し上げます。
かぼすママ*プロフィール
元保護犬・保護猫の4姉弟と、毎日一緒に昼寝をする生活に憧れながら、フルタイムで働く保育士です。柴犬かぼすと猫のつつじ・ぎんなん・オニギリの可愛くて、面白くて、ほんわかした心温まる日常を、ブログとインスタグラムで発信しています。
▼いぬのきもちWeb編集室より
連載 柴犬かぼす「心温まる毎日。」は今回が最終回となります。今までたくさんの応援をありがとうございました!
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心地よい眠りから覚めた犬たちは、いろんなしぐさや寝グセで、飼い主さんたちの心を和ませているようです。そこで今回は、Instagramに「#寝起き犬」をつけて投稿された、おもしろくてかわいい犬の寝起き写真を、5枚ピックアップしてご紹介します。
二度寝しちゃう犬
@9762.akiさんの愛犬ココちゃんは、一度は起きたはずなのに、ここで二度寝を。姿が見えなくなったので、「いない」と思った飼い主さんが探したら、この姿で寝ていたそうです。
心地よいとつい二度寝してしまうのは、人も犬も同じかもしれませんね。
名前を呼ばれて起こされる犬
@satoru_sukegawaさんの愛犬クッキーちゃんは、爆睡していたところ、何度も名前を呼ばれて目覚めたそう。
「クッキー、クッキー、クッキー……」と、夢の中で飼い主さんの声が聞こえたのでしょうか?
寝ぼけ眼からの大あくび
@mame_koro5656さんの愛犬ころちゃんは、眠りから覚めてこの表情。渋い顔をして、どこかを見つめています。
その後は寝ぼけ眼でカメラを見つめ、最後は野性味あふれる大あくびで締めくくったようです。
耳に寝グセがつく犬
@chi_chiro1718さんの愛犬チロちゃんは、目覚めたら、耳がこの状態に。寝起きに耳が反り返るのは、垂れ耳犬種の“あるある”かもしれません。
まるでドライヤーの風を浴びたように反り返る寝グセは、周囲を笑顔にしてくれるでしょう。
ハウスから身を乗り出して固まる犬
@honey_n_gardenさんの愛犬ハニーちゃんは、寝起きで半身をハウスから乗り出し、1分程度固まっていたそう。「起きたのはいいけど、まだ体が動かない」といった状態でしょうか?
この様子を目撃した@honey_n_gardenさんも、「どういう気持ちなんだろう」とコメントしていました。
犬たちの寝起き姿を見ていると、愛犬だけではなく、自分にも思い当たる節があるように感じてしまうのはなぜでしょう……。無防備になる寝起きの行動は、人と犬に共通する点があるのかもしれませんね。
Instagramには、さまざまな寝起きの犬の写真が投稿されていました。寝起きの犬たちの様子がもっと見たいというかたは、「#寝起き犬」をチェックしてみてください。
参照/Instagram
文/こさきはな
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犬には小型犬から大型犬までさまざまな犬種がいます。犬の体に合わせた住環境を整えることを心がけましょう。
今回は小型犬との暮らしに適した住環境について、いぬのきもち獣医師相談室の先生に話を聞きました。
犬の体に合わせた住環境を整える理由
――なぜ犬と暮らす際に、犬の体に合わせた住環境を整える必要があるのですか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「小型犬と大型犬は体重だけをみても10倍以上の差があるなど、大きな体格差があります。
また、大型犬にとってはかかとに満たない高さの段差も、小型犬にとっては自分の身体の半分を超える高さとなることもあります。
犬というくくりでは同じですが、体格差を考えると別の生き物として捉え、それぞれの暮らしやすさを意識したり、住環境を整える必要があります。」
小型犬は室内での骨折に注意!
――小型犬に適した住環境のポイントを教えてください。
獣医師:
「小型犬は小さい体格に加え、骨格も華奢なことが多いです。このため、家庭内での落下による足の骨折や扉に細い尻尾が挟まることで尾の骨折なども起こることがあります。
小型犬の骨折は、プードルやポメラニアン、イタリアングレーハウンドが圧倒的に多いです。中には30㎝に満たない高さからの落下で骨折するケースもあるので注意しましょう。
扉は、風で勢いよく閉まった際に驚いたり、怪我をする恐れがあります。愛犬がよく行き来する扉にはドアストッパーなどを利用すると安心です。
落下予防としては、ソファやダイニングチェアなどに登らせないようにしたり、ステップを置いて飛び降りや飛び乗りを防ぐ工夫をするとよいでしょう。」
体の冷えとケガにも気をつけよう!
――その他に小型犬が気をつける室内の環境はありますか?
獣医師:
「小型犬は身体が小さいので、冬はすき間風などで体が冷えてしまうことがあります。
冬の防寒対策は必要ですが、暖房器具を使う際はやけどなどの事故を防ぐためにも、エアコンや床暖房を使用すると安全です。
他には、シニア期を迎えることを想定して、愛犬が過ごすスペースは出来るだけフラットで、滑りにくい環境にしておくとよいでしょう。
足場の不安定な家具や物が山積みになっている場所は、人や大型犬では問題とならなくても、小型犬にとっては大怪我に繋がることがあるので、片付けるか犬が入れないようにすると安全です。」
思わぬケガや体調不良を防ぐためにも、犬の特徴に合わせた住環境を心がけていきたいですね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室 担当獣医師
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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子犬のうちは、物や人など、何でも噛んでみたがる傾向があります。
いわゆる「あま噛み」ですが、飼い主さんが噛まれたとき、それを止めようと何かしらその場で反応している人は多いのではないでしょうか?
ですが、反応や対処の仕方を間違えると、あま噛みはクセになり、ますます激しく飼い主さんのことを噛むようになる場合があります。
今回紹介するような「噛まれたときにしてはいけないこと」をしていないか、自分や家族の対応を振り返ってみましょう。
NGその1/興奮するまで遊ばせたり、噛まれやすい手づかいをしている!
犬はうれしい気持ちや楽しい気持ちが高まると、つい興奮して噛んでしまうもの。
興奮すればするほどヒートアップして、あま噛みの力も強くなっていき、結果として落ち着かせるのも難しくなってしまいます。
また、犬は元来、動くものを追いかけて噛みたくなる習性があります。
ですから、愛犬の前で手をヒラヒラ動かしたりすれば、本能をあおってしまい噛まれることに。
さらに、おもちゃを噛ませるよりも、人の手で遊んだほうが愛犬の反応がいいからと、手を噛ませながら遊んでいると、愛犬は「人の手=噛んでいいもの」と学習。
言わずもがな、噛みグセが悪化します。
NGその2/噛まれたときに大声を出す!
本気で噛んだわけでなくても、犬の歯は当たるだけで十分痛いです。
そのため、つい「痛い~!ダメでしょ!!」などと大声で叫んだりする人も多いでしょう。
しかし、大きな声を出せば愛犬の興奮をあおってしまい、より噛むようになってしまいがち。
噛むと音の鳴るおもちゃがありますが、それと同じ原理で、愛犬は飼い主さんの反応を「楽しい!」と思ってより噛むようになるのです。
NGその3/正しい”かまわれ方”を教えていない!
たとえば飼い主さんの帰宅時など、愛犬は飼い主さんと遊んでもらいたくてしかたありません。
その際愛犬は、どうしたら飼い主さんにかまってもらえるか考えて、「噛んだらかまってもらえるかも」とあま噛みする場合が。
このとき、「ダメ!」などと声をかけてしまうと、愛犬は「噛んだらかまってもらえた!」と勘違い。
飼い主さんの反応する声が、愛犬にしてみれば「かまってくれた」ことになってしまうのです。
このようなことを繰り返すと、愛犬は「噛めばかまってもらえる」と学習するので、飼い主さんが帰宅するたびに歯を当ててくるように……。
そのほかの場面でも、かまってほしいと噛むようになってしまう場合もあります。
対策その1/興奮しにくくなるよう、エネルギーやストレスを発散させる
子犬期は何かを噛みたいという欲求が強い時期なので、そのエネルギーを、散歩や、飼い主さんとするおもちゃ遊びで発散させてあげましょう。
エネルギーだけでなく、ストレスの発散にも効果的なので、余計な場面で興奮しにくくなり、飼い主さんの手や足への噛みグセを最小限に抑えられます。
対策その2/正しい手づかいをする
手へのあま噛みをそのままにしていると、「手は噛んでいいもの」と愛犬が覚えてしまいます。
ですから、もしも愛犬の歯が手に当たったら、すぐに手を噛まれない位置まで離し、愛犬をかまうこともやめましょう。
「噛んだらかまってもらえなくなる」と愛犬に伝わるので、徐々に噛まなくなるようになります。
対策その3/オスワリするとかまってもらえると教える
飼い主さんの近くで愛犬が自らオスワリをしたら、すぐにおやつを与えつつ、盛大にほめましょう。
これを繰り返すと、愛犬は「オスワリをしたらいいんだ」「オスワリをしたらかまってもらえるんだ」と学習。
飼い主さんの帰宅時など、かまってほしいときに歯を当てるのではなく、自らオスワリしてアピールするようになります。
いかがでしたか?
愛犬は、噛めば噛むほど、それを「噛んでいいもの」と認識し、習慣化していきます。
ですから、噛まれてから対処するのではなく、これ以上噛まれないように事前に対策を行うことが、噛むことをクセにしない最善策といえます。
ぜひ今日から実践してみてくださいね!
参考/「初めて飼い主さんのいぬのきもち」2017年10月号『噛みグセ直し集中講座』(監修:SKYWAN!DOG SCHOOL代表・井原 亮先生)
写真/佐藤正之
イラスト/サノマキコ
文/h.taco
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犬はいろんな体勢で寝ますよね。丸まって寝たり、おなかを出してヘソ天で寝たり、飼い主さんの枕を使って寝るコも!
犬がリラックスしている姿勢や苦しそうな姿勢には、どのようなものがあるのでしょうか? 今回は、犬の寝相について気になるアレコレを、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました!
犬が丸まって眠る心理は?
ーー犬が丸まって眠るときは、どのような状況だと考えられますか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬が丸まって眠るのは、一般的な寝姿であるといわれています。丸まる体勢をとることで、急所である内臓を守ることができます。また、寒いときにも丸まった姿勢で寝ますが、体温を逃さないようにしているのです。
もし寒い場所ではないところで丸まって眠っているのであれば、少し緊張しているかもしれませんね」
犬が横向きやヘソ天で寝るときの心理は?
ーー犬が横向きになったり、おなかを仰向けに出すヘソ天状態で寝ることもありますよね。これはどのような心理なのでしょうか?
獣医師:
「犬が横向きや仰向けで寝ているときは、リラックスしている状態だと思いますね。とくに、ヘソ天は急所であるおなかを見せている状態なので、安心しきっていないと見られない姿です。安心感から、周りのことはほぼ気にしていないで寝ているでしょう」
犬が飼い主さんの腕枕で寝る、枕を使って寝る…苦しくないの?
ーー犬のなかには、飼い主さんの腕枕で寝たり、器用に枕を使って寝るようなコもいますよね。実際、苦しくないのでしょうか…?
獣医師:
「犬が体を動かすことに不自由がなさそうな状態であれば、犬自身が自分の意志でとっている姿勢で苦しさを感じることはないと思われます。
なお、犬が枕を好むのは、飼い主さんのニオイをより強く感じられて安心できるのかもしれませんね」
犬が白目で寝ていても大丈夫?
ーー苦しくないのか心配な寝方でいうと、白目になって寝るコもいますが、これも苦しくないのでしょうか…?
獣医師:
「もともと動物のまぶたは、完全に力が抜けた状態になると開いてしまいます。あまり良くない例えではありますが、死んでしまった動物も、目が閉じ切らずに開いたままになります。その点では、白目になっているのは、完全に脱力している証と言えなくもないでしょう」
ーーリラックスできているからこそなのですね。
獣医師:
「ただし、白目になっているということは、眼球が乾燥しやすい状況であるともいえますので、その点については注意が必要です。
とくに短頭犬種(目が大きく出っ張っているので、もともと眼球に負担がかかりやすい)や高齢犬、もともと目の病気の治療をしている犬などは、睡眠後の目の状態にも気を配ってあげるほうが安心です」
犬にとって苦しい可能性のある寝方は?
ーー実際は苦しい体勢で寝ている犬の寝方には、どのような例がありますか?
獣医師:
「健康な犬が自分の意志で自由な姿で寝ているのであれば、苦しいということは起こりにくいと思います。苦しさを感じる可能性があるものとしては、飼い主さんが犬を仰向けに抱っこしたまま寝かせたり、犬の体格に対して小さすぎるようなクレートやケージの中で寝かせるなどの状況でしょう」
ーー人間の赤ちゃんを抱くようにする体勢で寝かせるのは、犬にとって苦しい可能性があるのですね。
獣医師:
「また、病気やケガなどで体がつらい場合には、リラックスした姿勢を取りにくくなることがあるため、いつもと同じ姿勢で寝るとむしろつらさを感じる場合があります。
体調がよくないときに、ちゃんと横にならずにフセの姿勢のままで寝ていたり、オスワリの姿勢のままうたたねをしたりということがあるようなら、その姿勢のままもたれかかれるような毛布やクッションなどを用意するなど、愛犬の負担が少なくなるようなサポートをしてあげるとよいでしょう」
犬が体調が悪いときに見せる寝方
ーー犬の寝方によって体調が悪そうなど判断できることもあるのでしょうか?
獣医師:
「たとえば、腰などに痛みがある場合には、立ったまま背中を丸めた姿勢(背弯姿勢)をとることがあります。
また、丸まって寝ているときに呼びかけても起きてこない、食欲や元気がない、体が熱い、ぐったりしているなどの様子が見られる場合は、調子が悪い可能性もあります」
ーー丸まって寝ているからリラックスしているはず、と決めつけられないのですね。
獣医師:
「寝相の種類だけで病気を判断するのは、とても難しいことです。犬自身も好きな体勢があるので、『この寝方をしているから病気だ』とは一概に言えないと思いますね。
ただ、呼吸が苦しそうな犬は、肺を膨らませやすいようにうつ伏せの姿勢でいることが多いです。その場合には、呼吸回数も多く、苦しそうな状態であるなどほかの症状も同時に出てくることが多いです」
ーー寝姿だけで病気を判断しようとするのではなく、なにかほかの症状が出ていないかも確認することが必要ですね。
獣医師:
「愛犬のふだんの寝姿がどのようなものか把握しておくと、いつもとは違う症状に気づきやすいです。また、病気の予防や診断には、定期的な健康診断を受けることをおすすめすます。病気の判断材料としての重要度は高いでしょう」
愛犬の寝姿から、そのときの気持ちや状態がわかることもあるようです。飼い主さんは、ふだんから観察してみるようにしてみてくださいね!
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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子犬がキューンと鳴いていると、「どうしたの?」と心配になりますよね。生後7カ月までは新しい環境に慣れておらず、あらゆるものに不安を感じて鳴きやすい時期。今回は、シチュエーション別に子犬が鳴く理由を解説。可愛い子犬たちの写真も紹介しますよ!
「夜鳴き」をする理由
新しい環境に迎えてからの数週間は、子犬も不安を感じやすい時期。寂しさから、夜になるとキューンと鳴いてしまうことがあります。
この夜鳴きは迎えた当日から起こりやすく、対策を誤ると一生続く可能性も。
もし、飼い主さんが「かわいそうだから」と様子を見に行ったり、そばで寝たり、サークルから出してしまったりすると、犬は「吠えれば、かまってもらえる」ということを学習してしまうでしょう。様子を見に行きたくなりますが、吠えを習慣化させないためにはガマンが必要です。
体に合ったクレートを用意、静かな場所に置いて
子犬の体に合ったクレートを用意して、暗くて静かな場所に置いて。サークルやクレートの上から布をかけるとよりリラックスできます。
「興奮吠え」をする理由
成長過程にある子犬は、感情をどう制御すればいいのかわからないので、ちょっとしたことにも激しく興奮して吠えやすい時期です。そのため、興奮したときに指示やしつけで落ち着けるようにし、犬にクールダウンの仕方を教えてあげる必要があるでしょう。
うなりが強くなり始めたらオスワリをさせる
例えば、遊びの最中に興奮してしまうような場合には、うなりが強くなり始めたらおもちゃを後ろ手に隠してオスワリさせます。落ち着くまで遊びを中断して、「落ち着いていれば遊んでもらえる」ということを教えていきましょう。
「おねだり吠え」をする理由
犬は食べ物や遊びをおねだりして、鳴くことがあります。子犬に鳴いておやつなどをねだられると応えてしまいたくなりますが、可愛いからと甘やかしていると、一生吠えてねだられ続ける可能性があるでしょう。
吠えたときに飼い主さんが応えることで、犬は「吠えれば○○してもらえる」ということを学んでしまいます。
吠えている間は目も合わせず完全に無視する
例えば、遊びの最中に興奮してしまうような場合には、うなりが強くなり始めたらおもちゃを後ろ手に隠してオスワリさせます。落ち着くまで遊びを中断して、「落ち着いていれば遊んでもらえる」ということを教えていきましょう。
可愛い子犬たちの画像をご紹介♪
日々新しい経験をする子犬時代は、身のまわりにあるいろいろな物に興味を示して、夢中になることも。ここからは、そんな子犬たちの可愛い写真を紹介します。
どうしても、これが欲しい
テーブルの上に置かれた物を見つめているのは、トイ・プードルのモカくん。「どうしても、これが欲しい」という眼差しで見つめる姿が、とっても可愛いです。このあと、欲しい物を手に入れることはできたのでしょうか。
じゅうたんをカミカミ
じゅうたんをカミカミしているのは、マルチーズのはなちゃん。「これ、なんだろう?」と様子を探るような瞳で噛む姿が、何とも言えず可愛いです。じゅうたんの感触は、これでおぼえられたかな!?
新しいおもちゃで遊んじゃう
新しいおもちゃで遊んでいるのは、柴のまるくん。集中して前足で遊んでいるせいか、後ろの足がピーンと伸びて、上半身と違う動きになっているみたい。後ろ足を忘れて遊んでしまう姿は、見ているだけで癒されます。
揺れるカーテンが気になっちゃう
風に揺れるカーテンが気になって見つめているのは、チワワのここなっつくん。カーテンの揺れる様子が不思議だったようで、じーっと見つめています。なんにでも興味を示してしまうところは、子犬ならではの可愛さといえるでしょう。
子犬はよく鳴き、さまざまな経験を積んで大きくなっていきます。そのときの飼い主さんの関わり方がその後を大きく左右するので、しっかりとしつけて、子犬に大切なことを教えてあげましょう。
参考/「いぬのきもち」2018年4月号『愛犬の吠えに一生困らないための年代別吠え攻略ガイド』(監修:獣医師 ぬのかわ犬猫病院中田分院院長 石田陽子先生、日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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今日ものんびり外で涼んでいた、グレート・ピレニーズのルンルンちゃん。
寝る時間になったので、お兄さんが呼びに来てくれました。
そのあとはお父さんにお手入れしてもらい、
さらにお母さんにいっぱいなでてもらっちゃいます♡
家族愛に包まれて、今日も眠りにつくルンルンちゃんなのでした。
参照/YouTube(ルンルンが寝るまでのナイトルーティーン Great Pyrenees グレートピレニーズ)
文/kagio
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愛犬のお口はどんなニオイがしますか?
いつものドッグフードのニオイ?
それとも、食べたばかりの歯みがきガムのニオイ?
もし、思わず鼻をつまみたくなるような悪臭が愛犬の口から漂っているとしたら、それは病気のサインかもしれません。
とくに、ゴハンのあとだけにおうといった一時的なニオイではなく、常に悪臭がするといった場合には要注意。
深刻な病気が隠れている可能性もあります。
そこで今回は、愛犬のお口が「○○○のニオイ」というときに疑いたい病気についてご紹介します。
ヘドロのようなニオイは、歯周病かも!
歯垢や歯石を放っておくと、菌が繁殖して歯周病につながります。
悪化すると、口のニオイだけでなく、痛みを伴い、抜歯しなくてはならなくなることも。
口の中から、
「ドブのようなニオイ」
「ヘドロをかき回したようなニオイ」
がするときは、歯周病が相当進行しているサインです。
甘ったるいニオイは、血管と肝臓に関連する病気かも
甘ったるいニオイが口からするときは、「門脈体循環シャント」という病気が原因かもしれません。
門脈体循環シャントとは、消化管と肝臓をつなぐ「門脈」という血管に、異常な血管(シャント)ができて、肝臓での栄養の吸収や解毒が正常に行われなくなる病気です。
先天性と、肝疾患などが原因の後天性とがあります。
さらにこの病気は、口から甘いニオイがするほかに、低血糖発作やむくみなどの症状があらわれることも。
甘いニオイだから大丈夫などと勝手に判断せず、気になったら必ず動物病院へ連れていくようにしましょう。
血と膿が混ざったような強烈な腐敗臭は、悪性黒色腫が原因かも
悪性黒色腫とは、メラノーマとも呼ばれ、皮膚に比べて口の中にできると悪性度が高い腫瘍です。
口の中にできる腫瘍はほかにもありますが、悪性黒色腫は別格の不快なニオイがあるのが特徴。
歯周病を併発していることが多く、血混じりのドロっとしたヨダレが出ることもあります。
ニオイに限らず、口腔内の異変に気づいたら、早めの受診を心がけましょう。
オシッコ臭い口臭は、尿毒症の可能性が
尿毒症とは、腎臓や尿管、膀胱、尿道などが外傷を受けたり機能不全になったりすることで、本来オシッコとともに排出されるべき老廃物や毒素が体じゅうに回ってしまう重篤な病気。
口からアンモニア臭がするのが特徴です。
口臭だけでなく、食欲不振や元気消失のほか、毒素が脳に回ってしまうと意識障害を起こす場合もあります。
いかがでしたか?
愛犬のニオイの変化は、愛犬に一番近い場所にいる飼い主さんが、いち早く気づいてあげたいもの。
とくにお口のニオイは、毎日の歯みがきの際に併せてチェックするようにすると◎。
愛犬の健康長寿のためには、ニオイチェックも重要と肝に銘じておきたいですね。
参考/「いぬのきもち」2021年6月号『「あれ?このニオイ何?」で気づく病気』(監修:ノヤ動物病院院長 野矢雅彦先生)
症例写真提供/ノヤ動物病院
写真/佐藤正之
写真/Getty Images:MirasWonderland
文/h.taco
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飼い主さんのリアルな被災体験を教訓にしよう
災害は、いつどこで起こるかわかりません。
そして災害の原因は、地震かもしれないし、台風かもわからない。
ゲリラ雷雨や山火事が、そのきっかけになることもあります。
地球上に住んでいる限り、災害は決して他人事ではないのです。
だからこそ、いろいろな可能性を考えて日ごろから備えておくことが、愛犬と飼い主さんの命を守ることにつながります。
今回は、実際に災害に遭ったという飼い主さんの体験談をご紹介。
この機会に愛犬との防災について考え、万が一に備えておきましょう。
実録:台風による洪水の際、大型犬2頭と自宅避難を余儀なくされた
栃木県にお住まいのTさんご家族は、オーストラリアン・シェパードと、シベリアン・ハスキーの2頭と暮らしています。
台風が上陸し、各地の被害が報道されるたびに、自宅近くの川も危ないのでは?と不安を感じていたTさん。
水害に備えて、事前に人の食料の備蓄を買い足したり、濡れると困るものや長靴などを自宅の2、3階に移動したりしておいたそうです。
「いよいよ台風が近づいてきたため、テレビで市内の河川の様子を確認していました。
雨脚が強まったため、避難所へ行こうと考えて市のホームページを確認すると、犬同伴の避難が認められていないことがわかり、自宅避難を余儀なくされました」(Tさん)
Tさん宅は、3階建ての2世帯住宅です。
避難ができないとわかり、自宅の2階に2世帯全員と愛犬が集まって過ごすことにしました。
ついに堤防が決壊。そのとき愛犬は……?
そして、ついに川の堤防が決壊してしまいます。
30分後にはゴーゴーと濁流のような音が聞こえ始めました。
「車が浮き上がって動くほどの水の勢いでした。
そのときに感じた恐怖は、今でも忘れられません」とTさん。
それでも、愛犬に不安を与えないよう、努めてふだんどおりに接したそうです。
そのためか、愛犬は不安な様子を一切見せず、いつものようにくつろいでいたとか。
翌日の早朝に水は引いたものの、1階は床上52㎝まで浸水。
1階の床には10㎝ほどの汚泥が積もり、外にも一面の汚泥が……。
「汚泥の片づけは気の遠くなるような作業でした。
きれいにしてもニオイが鼻に残り、しばらくはつらかったです」
子犬のころからの習慣が、愛犬をストレスから守った
片づけに時間を取られ、愛犬のことは後回しになっていましたが、それでも愛犬はストレスなく過ごせていたそうです。
「犬は習慣を覚える動物だと聞いていたので、子犬のころから、散歩の回数や時間、食事の時間などは、私の都合に合わせて毎日バラバラ。
愛犬が習慣として覚えていなかったので、散歩に行けなくてもストレスに感じなかったのかもしれません。
でも久しぶりに散歩に出られたときは、とてもうれしそうでしたし、私もホッとしました」
備えておいてよかったこと「室内排泄の習慣」
被災して、事前に備えておいてよかったと思うもののひとつが、室内排泄の習慣なのだとか。
大型犬は、外でしか排泄できないとシニア期に大変だろうと考えて、もともと愛犬に室内排泄を教えていたTさん。
「被災のあと、自宅周辺は一面汚泥で、愛犬を気軽に外へ連れだせるような状況ではありませんでした。
そのため、室内排泄ができて本当によかったです」
備えておいてよかったもの「3カ月分の愛犬グッズの備蓄」
じつは、実家が仙台市のTさん。
東日本大震災後、備蓄の大切さを痛感したそうです。
そのため、愛犬用品も、2頭が3カ月間暮らせるだけの量を備蓄していました。
水は飲料水以外に、空になったペットボトルに水道水を入れてふだんから常備。
水道水も定期的に入れ替えていました。
そのため、生活の面ではあまり不安がなかったそうです。
これが困った!「車が水没し、愛犬を連れだせなかった」
車が水に浸かって廃車になり、浸水の被害を受けなかった地域に愛犬を連れていくことができなかったそう。
「結局、2カ月ほど愛犬を外に出せませんでした。
そのため、室内で簡単なアジリティをしたり、知育おもちゃで遊んだりして過ごしました」
いかがでしたか?
防災士であり動物福祉活動家の成田司先生によると、Tさんのように、自分の地域の災害を想定して、備えておくことはとても重要とのこと。
避難する際は、中型犬以上場合、避難所に連れて行けても、ずっとつないでおくなど厳しい条件を守らなければいけないケースもあるそうです。
Tさんの例のように、そもそも同行避難を受け入れていないところもあるでしょう。
そうなると、自宅避難や車中避難を想定した備えも必要になると言えます。
愛犬の命を守れるのは飼い主さんだけです。
万が一に備えて、あらゆる可能性をシミュレーションして、今から備えておけるといいですね。
参考/「いぬのきもち」2021年3月号『みんなの体験談から学ぶ犬防災』(監修:防災士・動物福祉活動家 成田司先生)
写真提供/Tさん
文/伊藤亜希子