ドアの前で待つめー。
飼い主の精神を削ってくるたいへんおそろしい罠です。
おかあさんがあわててると
めーはちょっとおもしろくなっちゃうんだ
よしこ 15才のパグ・めーと暮らしています。趣味は犬の漫画を描くこと。著書に「パグまんが めー語」(河出書房新社)、「めー先生ですよ」(幻冬舎)など。めーは食いしんぼうでよく寝る犬です。よその人が大好き。
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みんなでお昼寝
先週末の我が家です。
ふと見たら、みんなが窓辺に揃ってお昼寝中でした。
それぞれのお気に入りの場所で
かぼちゃんはピンクのしまどらの上。
銀ちゃんはカドラーの中。
オニちゃんはキャトタワーのてっぺんで、つーちゃんは小部屋の中。
幸せだなー
こんな何気ない姿を眺めることが、貴重な時間に感じます。
平日はフルタイムで仕事をしているので、こんな4匹の日常をじっくり眺めている時間もなく、ひたすらバタバタと動いているか、ソファの上でダウンしているかのどちらかです。みんなはそんな私を、どんな気持ちで見ているのかな。
当たり前の日常こそ、最高の幸せなんだって思います。
そんな時間を、もっと大切にしなきゃいけないなと焦りを感じるようになりました。「お母さん、休みの日なんだからパソコンとにらめっこしてないで、もっと私たちを見てよ!」という、みんなの声が聞こえた気がしました。
週末くらいのんびりしよう!
砂時計の砂はどんどん落ちていくのに、私は「忙しい」か「疲れた」ばかりを口にして、4匹と過ごす時間を大切にしていないことに気付きました。パソコンに向かう私をじっと見つめるかぼちゃんを見て、「今のままじゃ、きっと後悔する」と思いました。
平日は時間が足りない分、週末はみんなに寄り添って過ごしたい!パソコンは閉じたままにしたい。そんな風に思うようになりました。ですから、いつも週末に作成しているこの「いぬのきもち」も、そろそろ卒業しようかなと思います。
ちょっと寂しい気持ちはありますが、かぼちゃんとじっくり向き合うためです。かぼちゃんと私の幸せのためです。来週が最終話となります。どうぞよろしくお願いします。
かぼすママ*プロフィール
元保護犬・保護猫の4姉弟と、毎日一緒に昼寝をする生活に憧れながら、フルタイムで働く保育士です。柴犬かぼすと猫のつつじ・ぎんなん・オニギリの可愛くて、面白くて、ほんわかした心温まる日常を、ブログとインスタグラムで発信しています。
▼いぬのきもちWeb編集室より
連載「柴犬かぼすちゃん」は次回が最終話となります。
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飼い主さんにとって、愛犬は大切な存在。日々信頼関係を築くなかで、「友情」のようなものを感じている人もいるのではないでしょうか?
約半数の人が愛犬との間に「友情を感じた」経験アリ!
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん285名に「愛犬との間に『友情を感じた』経験はあるか」を調査しました。すると、約半数の飼い主さんが該当する結果に!
そこで今回は、飼い主さんたちから寄せられた「愛犬との友情を感じたエピソード」について紹介します。
気持ちを察してくれる
悲しいことや嫌なことがあったときに、気持ちを察して愛犬が寄り添ってくれたときなどに、「友情を感じた」という人がいるようです。
- 「失恋して泣いてた時、隣に来てそっと涙を舐めてくれて、寄り添ってくれました。親友か!!」
- 「嫌な事があって悶々としていたりすると、黙って隣りに来てピッタリと身体を寄せて、そばに居てくれる時」
- 「夜に声を押し殺して泣いてた時、ツンデレのわんこがそっと近づき顔をなめながら、そばを離れず寄り添ってくれた」
- 「私が落ち込んでいたらそっと横にくっついて来てくれました」
- 「泣いている時に横にくっついて座ってくれて、お手てで、私の太ももをポンポンしてくれた時」
- 「やっぱり落ち込んでる時にペロペロなめてくれる時!あー、コイツわかって慰めてくれてるんだなぁって」
体調が悪いときなどに、寄り添ってくれる
体調が悪い飼い主さんを見て、愛犬が心配そうにそばにいてくれたという声も。そのようなときに愛犬の優しさを感じた人もいるようですね。
- 「熱が出て寝込んでいる時に、普段は構って欲しいとおねだりしてくるのに、静かに横で添い寝してくれた」
- 「具合が悪いとき、いつもは来ないのに心配そうに側にくっついて寝ていた」
- 「咳込んだりした時に、大丈夫???って顔してくれてる気がするし、散歩では走り出しのタイミングなどで、バディ感を感じるから」
- 「私が体調不良で寝ていると、そばにいても良いかダメかを判断してそばにいてくれたり、離れて様子を見ててくれる。泣いていたら涙を舐めてくれたり、話を目を見て聞いてくれる」
- 「私が過呼吸になってしまった時に心配して口元をペロペロして、落ち着くまでずっと側に寄り添ってくれました!」
- 「仕事で疲れて帰宅したら、様子を察知したのか、おやつを催促するのを我慢して、そっと側で見守られていた事」
ちゃんと全員いるかどうか、愛犬が確認している
愛犬の頼れるリーダー的な姿を目撃している飼い主さんもいるようです。
- 「旦那と散歩して、ちょっと遅れて歩いてると、待っててくれる」
- 「一緒に散歩していて、1人?1匹?でも遅れたりすると振り返り、待ってる!」
- 「みんなでお出掛けの時に、全員揃っているか確認する」
愛犬との友情を感じた出来事はほかにも!
ほかにも、このようなエピソードが寄せられています。
- 「こたつで寝てしまった私の周りが、愛犬の好きなおもちゃでいっぱいだった」
- 「小学生の時ですが、自分だけにあそんであそんでってアピールが激しかったのを見て、友達だ!って感じました!」
- 「自分の食べ残しのガムをくれます。ベチャベチャになっているものを私の膝の上に乗せ、前足で『食べな』と押し出してくれます」
- 「ワタシが苦手とするものの前に来た時、守ってくれてるような動作を見せた時」
- 「お互い心地よく寄り添えたとき」
- 「そばに寄り添ってくれたり、見える範囲に絶対にいて、何かあれば喜んで笑いながら小走りでかけよってくる^ ^ また身体の一部を私の身体のどこかにのせたり、くっつけてくる^ ^」
どのエピソードも、愛犬との素敵な関係性が伺えましたね♪ みなさんは、愛犬との間に友情を感じたことはあるでしょうか?
『いぬのきもちWEB MAGAZINE 「犬飼いあるある」に関するアンケートvol.18』
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/宇都宮うたこ
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テレビだけじゃなくて「こっち」も!
大型犬の物理的圧力はかなりの重さです。
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愛犬に熱中症の症状がみられたときの対処法を知っていますか?
犬は呼吸を使って体温を調節します。暑い季節、犬のパンティングと呼ばれる激しい開口呼吸が続いたり、体が異常に熱い、ぐったりするといった症状は熱中症の可能性もあるので注意が必要です。
今回は、いぬのきもち獣医師相談室の先生に「緊急時に犬の体を冷やす方法」について話を聞きました。
熱中症の症状がみられたときの対処法
ーー愛犬に熱中症の症状がみられたとき、どのように対処すればよいでしょうか。
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「愛犬が動いたり水が飲める状態であれば、水を飲ませ、涼しい場所に移動し、水や保冷剤を使って体を冷やしてあげましょう。
体のふらつきやよだれが出ている場合は、横になってしまうはずです。涼し場所で体を冷やして、水を飲めるようになったら飲ませてあげてください。」
犬の体を効率よく冷やす方法
――犬の体を冷やすにはどのような方法がありますか?
獣医師:
「水で濡らしたバスタオルを犬の体にかけたり、保冷剤や氷嚢を使って脇や内股、首を冷やしつつ、エアコンや扇風機の風を当てると効率よく体が冷えます。
自力で起き上がって水を飲めるようにならないなど、状態が悪い場合は、迷わず動物病院を受診しましょう。」
犬の状態が悪い場合の対処法
――犬の状態が悪い場合、どのように対応すればよいでしょうか。
獣医師:
「熱中症と思われる症状で、犬がぐったりしている、意識がない、もうろうとしている場合は、体に水をかけたり水がたまった場所に入れると早く体を冷やせます。
ただし、この場合は水を飲んで回復できる状態ではないため点滴が必要です。動物病院に電話をして指示を仰ぎながら受診の準備をしましょう。」
犬の体を冷やすときの注意点
――応急処置として犬の体を冷やす際の注意点はありますか?
獣医師:
「熱中症の場合、回復すれば自然に起き上がるため体を冷やす必要はなくなりますが、自力で起き上がらない場合は、おうちでのケアだけでは不十分です。
熱中症が治っていないと循環不全を起こしたり、冷やした後に低体温になる可能性があるため、動物病院で点滴や体温管理などの治療を受ける必要があります。
熱中症は、後から嘔吐や下痢、肺水腫を起こすことも多いので、心配な様子があれば受診をしましょう。」
愛犬に熱中症の症状がある場合は、体を冷やし、動物病院に連絡を入れることが大切です。
愛犬の様子を日ごろから見守っていきましょう。
監修:いぬのきもち獣医師相談室 担当獣医師
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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可愛い愛犬から何かをおねだりされると、ついつい応えてあげてしまいたくなる飼い主さんもいるでしょう。しかしそこで対処を誤ると、愛犬がわがままになってしまうことも。
愛犬からの要求吠への対処はどうしたらいいのかみていきましょう。
犬の要求吠えとは?
犬が自分の要求を満たすために、おねだりで吠える、いわゆる「要求吠え」。
これは、「このタイミングで吠えれば、自分の要求を通してくれる」と、過去の経験などをもとに考えることで起こる行動です。
そのため、おねだりの経験を積ませないことがもっとも重要なポイントとなります。
犬の要求吠えを直すためには「できない環境」を作ろう
とくに若い犬が顕著ですが、一度おねだり吠えを始めるとしつこく続けるため、吠える前の対策を徹底して行いましょう。
帰宅直後の「かまってほしい」というおねだり吠えには、すぐにかまわず、まず自分の身支度をすませてしまいましょう。
ここで「留守番をさせて申し訳なかったな」と焦ると、その動揺は犬に伝わってしまい、ますます助長することにもなるため、落ち着いて自分のことをすませてください。
これを行うことで、「帰宅してすぐに吠えなくても、あとでかまってもらえる」と学習させましょう。
おもちゃでの遊びは飼い主さんから
おもちゃ遊びが好きな犬の場合は、のちのち「おもちゃで遊んでほしい!」と吠えるようになる可能性もあるため、遊びに誘うときは必ず飼い主さんから行うようにしましょう。
やり方は、まずしまっておいたおもちゃを飼い主さんが取り出し、「遊ぼうか」と愛犬に「声をかけます。子犬の場合は、中途半端に遊んでしまうとかえって催促吠えをする原因になりかねないため、遊び始めたら犬が満足するまで遊んであげてください。
ゴハン関連のおねだりも、しっかりと対処を
要求吠えが多いゴハンのシーンでは、犬のゴハンを準備するときに、事前に犬をハウスに入れておく方法が有効。犬が見えない場所で支度することができるため、吠えの予防につながります。
犬が落ち着かない様子なら、ハウスの上から目隠しの布をかけてあげてもよいでしょう。
また、人の食事中に愛犬におすそ分けすることは、絶対に避けましょう。一度でも与えてしまうと、飼い主さんの食事ごとに吠えておねだりするようになる場合があります。
食事中は犬に食べ物を与えない、というルールを家族で共有しておきましょう。
愛犬をわがままにしないためにも、飼い主さんがしっかりと行動の主導権を握ることが大切です。とくに吠えグセは、ほうっておくと深刻な困りごとにもなりかねません。今回ご紹介した内容も参考に、愛犬のおねだりと上手につき合っていってくださいね。
参考/「いぬのきもち」2019年12月号『1才までに「計画完了」を目指して 吠えない犬育成計画』(監修:日英家庭犬トレーナー協会認定トレーナー ナカムラ・ドッグ・スクール主宰 中村太先生)
文/kagio
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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愛犬のために一生懸命お世話することは決して悪いことではありませんが、人の感覚でお世話をすると、犬の健康を損ねてしまうことがあるので注意が必要です。
今回は、飼い主さんがついやってしまいがちな、“本当はしなくていいお世話”を4つご紹介します。正しいお世話のやり方もご紹介するので、あわせて参考にしてみてください。
健康のため積極的に野菜を与える
総合栄養食のフードを正しく食べていれば、栄養もビタミンも不足することはありません。また、犬は体内でビタミンCをつくることができるので、積極的に野菜を与えていると栄養バランスが崩れて、かえって不健康になることもあるでしょう。
与えるときは1日の摂取カロリーの1割以内にとどめて
もし、愛犬に野菜を与えるのであれば、犬が食べても問題のない野菜を選びましょう。そして、1日の摂取カロリーの1割以内の量に留めておくことを心がけてください。
愛犬の昼寝中は静かにしてあげる
愛犬の昼寝中は起こさないよう、家族全員で音を立てないよう細心の注意を払って過ごすのは、少しやりすぎかもしれません。神経質に接するとそれが犬にも伝わり、犬も些細なことを気にする性格になってしまうことが。
昼寝中でも気をつかいすぎなくてOK
わざと大きな音を立てるなどしなければ、気をつかいすぎなくてOKです。生活音がする中でも安心して眠れるようになったほうが、犬も幸せです。
排泄のたびにしっかりとお尻を拭く
犬の皮膚は、人の顔の皮膚よりも薄くて繊細です。肛門まわりはデリケートな部分なので、排泄のたびにゴシゴシこすって拭けば、皮膚は簡単に傷つきますし、犬は痛がってお手入れ嫌いになってしまうこともあるでしょう。
汚れがついたときにやさしく拭いて
排泄後に汚れがついてしまったときは、ペット用ウエットシートを皮膚にそっと当てるようにして拭いてあげましょう。また、肛門や陰部まわりの毛を短く切っておくと、汚れにくくなりますよ。
フードの食べ残しを置きっぱなしにする
愛犬がいつでも食べられるようにと、フードの食べ残しをそのまま置いておくのは、実はやらなくていいお世話のひとつ。フードを置きっぱなしにしていると、犬はいつでも食べられると思って、余計に食に執着しなくなり、ムラ食いを助長していまうこともあるでしょう。
食べないときは下げてOK
出したフードを食べる気配がなければ、放置せずに下げてOKです。次の食事では、食べなかったからといって量は増やさず、通常の1食分を与えて様子を見ましょう。
今回は、“本当はしなくていいお世話”を4つご紹介しました。もしご自身の行動に当てはまるものがあった場合は、お世話のやり方を改めてみてはいかがでしょうか。
参考/「いぬのきもち」2018年12月号『がんばりすぎ、はりきりすぎは、かえって愛犬の体に悪影響かも……やりすぎお世話のボーダーライン』(監修:しつけスクール「Can!Do!Pet Dog School」代表 西川文二先生、ぬのかわ犬猫病院中田分院院長 石田陽子先生)
文/こさきはな
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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外を歩いているとき、お散歩中の犬がご機嫌でしっぽをブンブンしているのを見かけると、こちらもつい笑顔になりますよね。犬のしっぽには、その動きによって感情を発信する役割があります。今回は、このしっぽをブンブンする犬の気持ちについて紹介します。
犬がしっぽをブンブン振るのは感情の表れ
嬉しくてしっぽをブンブン
犬のしっぽの動きからはさまざまな感情が読み取れます。犬がお散歩に出かけるときやおもちゃをもらったときなど、しっぽをブンブンと大きく振っているのを見たことがありますか?しっぽをブンブン振るのは、嬉しい・楽しいを表すしぐさです。
挨拶のときにもしっぽを振る
公園などで犬同士が出会ったときもしっぽを振ります。しっぽを大きく振って相手を大歓迎することもあれば、友好のサインとしてしっぽを左右に小さくフリフリと振ることもあります。
しっぽを振る方向でも意味が違う!?
イタリアで行われたある研究では、感情によってしっぽを振る方向が異なるという結果が出たそうです。
この研究から推測されているのは、飼い主さんなど大好きな相手に対しては、右向きに大きくしっぽを振るのではないかということ。
これには右脳と左脳の働きが関係しており、リラックス状態の犬は左脳が活性化するため、しっぽが右側に動くのだと考えられています。
犬がしっぽを振っているところを見かけたら、しっぽが揺れている方向を見てみるのも面白いかもしれませんね。
しっぽを振りながら興奮しているときは落ち着けよう
嬉しい・楽しいが行き過ぎると、興奮して落ち着きがなくなってしまうことがあります。しっぽをブンブン振りながら、遊びをおねだりしたりイタズラをしたりと、困った行動につながることも。
愛犬があまりに興奮しているときは、愛犬の名前を静かに呼ぶ、ひと声かけてからオスワリさせるなどしてクールダウンさせてあげるといいでしょう。
犬のしっぽは、気持ちを表現するための重要なパーツです。しっぽでの感情表現から犬の気持ちを読み取ることで、愛犬とのコミュニケーションがより深く取れるようになるでしょう。犬を飼っていない方も、お散歩中の犬を見かけたら、どういう気持ちで歩いているのかな?など考えてみてください。
参考/「いぬのきもち」2018年10月号『犬のオモシロ習性図鑑 VOL.17 しっぽブンブン』(監修:獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授 増田宏司先生)
文/Yoko N
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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パパさんがお出かけしてしまい、ママさんと過ごす柴犬のハチくんといちごちゃん。
「暇だな」
「パパ早く帰ってこないかな」
「ママ、抱っこ」
そして、パパさんがやっと帰ってきました!
ハチくんといちごちゃんのお出迎えは、とっても激しい♪
ママさんとパパさん、2人が一緒のときが一番嬉しいね♡
参照/YouTube(いつも一緒のパパが、帰ってきた時の反応。)
文/堀内み
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愛犬のお散歩の量はどうやって決めていますか?犬の体の大きさや犬種、体調、ライフステージなどから必要とする量のお散歩を行いましょう。
健康な犬にはお散歩が必要
例えば「小型犬だからお外に出さなくても室内だけで十分」このような言葉を耳にすることがありますが、健康な犬にはお散歩が不可欠です。
また、お散歩は運動だけでなく、他の犬とのコミュニケーションをしたり、さまざまなニオイや音の刺激を受けることで社会性を身につける機会でもあります。
お散歩量の目安よりも愛犬の体の状態に合わせてあげること
一般的な犬のお散歩量の目安は、小型犬で1回15~30分、中型犬では1回30分以上、大型犬では1回30分~1時間程度(共に1日2回)といわれていますが、あくまで目安であって、犬種や年齢、愛犬の体調などによっても必要な運動量は変わってきます。
少なすぎるお散歩の犬が多い?
いぬのきもち相談室の獣医師によると「最近は、充分な運動の機会を与えられていない、あるいは、犬らしい行動をする自由を与えられていない犬が意外と多いことがわかってきている」とのことでした。
さらに「散歩は犬らしい行動をさせてあげるためにも必要なもので、動物を飼育するということは動物達にも与えられる自由があるべきである。」と先生はいいます。
多すぎるお散歩が負担となっている犬もいる?
次に多すぎるお散歩についてです。例えば、シニア期を迎えた犬や持病のある犬は、体力や筋力、視力・聴力の衰え、体のこわばりや痛みなどによって、お散歩時に歩くスピードが落ちる、立ち止まる、疲れやすい、苦しそう、段差につまづくといった様子がみられることがあります。
愛犬の動きが悪い場合は、お散歩の量を減らしたり、足腰に負担をかけない散歩コースを選び、無理をさせないようにしましょう。
運動を増やすべきか、減らすべきかを見極めよう
愛犬のお散歩時の異変に気が付くことが病気の早期発見につながることもあります。お散歩の量や時間は飼い主さんにしか調節できないため、お散歩の量に不安を感じたら、かかりつけ医に相談することもおすすめです。
もっと運動量が必要なのか、減らすべきなのかをしっかり見極めて、できるだけ満足度の高い楽しいお散歩の時間にしてあげましょう。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください