雨の日のこと。
吉田くんから元気をもらうのでした!
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愛犬を見ていると、ときどき、飼い主さんに隠れてコソコソと何かやっていることがありませんか?
Instagramユーザー@mamechiyo728さんの愛犬・豆柴の豆千代くんも、庭でなにやらひとり遊びをしていたようなのですが、その様子がとっても可愛いんです!
庭でクネクネ♪
庭で寝転がり、背中を地面につけてクネクネと体を動かす豆千代くん。背中をこすりつけるのが気持ちいいのか、豪快に体をひねってクネクネさせています♪
夢中でクネクネ
豆千代くんは、飼い主さんが見ているということも知らず夢中でクネクネ♪
後ろ足ピーーーン!
クネクネしている途中で、後ろ足がピーーーンとなっちゃいました!(笑) でも、飼い主さんが熱い視線を注いでいることに気づいてしまったのか…
「あっ…今の見てた…?」
豆千代くんはすくっと立ち上がり、「あっ…今の見てた…?」と言うかのような表情を見せて固まってしまうのでした。クネクネ姿を見られたくなかったのかな? こっそりクネクネしていたつもりだったけど、飼い主さんにバッチリ見られていたようですね!
この投稿を見たInstagramユーザーからは「なにその顔wwかわいすぎるぜ!」「一人遊びしていたのね。我に帰る豆千代君、可愛い」「気付いたら、やっぱり恥ずかしいのかな?かわいいね」などとコメントが寄せられ大反響なのでした。
庭でこっそりクネクネしていた豆千代くんですが、また別の日もお風呂に入ってキレイになったあとに…。
せっかくお風呂に入ったのに…!
お風呂に入ってさっぱりした豆千代くん。でも、せっかくキレイになったのに、ものすごい勢いで芝生に体をこすりつけちゃっています(笑) 豆千代くん、お風呂に入ったばかりだよ……。
豆千代くんは体をクネクネさせながら、芝生の上をハイテンションで移動♪ 楽しそうだけど、芝生が体についてしまう!
「これでもか!」とこすりつけてる
「これでもか!!!」と芝生に体をこすりつける豆千代くん。もう、ここまでやってくれたら、「気の済むまでやってくれ!」と思えてしまうかもしれませんね(笑)
庭でクネクネしちゃう! 豆千代くんってどんなコ?
お風呂上がりにハイテンションすぎる行動を見せた豆千代くん。飼い主さんにお話を伺ってみると、豆千代くんはある日突然、クネクネするような行動をし始めたのだそう。
飼い主さんは初めてあの光景を見たとき、「キャー」と思わず悲鳴をあげてしまったといいます。
シャンプー後、すぐに真っ黒に
それは、2017年4月15日の出来事でした。
飼い主さん:
「シャンプー後、あまりにも興奮していたので乾かす前に庭に放したら、豆千代くんはあの行動を…」
飼い主さん:
「当時はまだ人工芝にする前だったので、スリスリし始めた途端に真っ黒に。初めて見たときはキレイに洗った後だったので悲鳴をあげてしまいましたが、だんだん豆千代くんらしいなとおもしろくなってきて、笑ってしまいました。 お風呂のときにとってもおとなしかったのは、我慢していたんだなーって」
ちなみに、シャンプーを終えて真っ黒になってしまった豆千代くんは、この日に2回目のシャンプーをしたそう。さすがに懲りてしまったのか、豆千代くんはこの表情です(笑) 反省しているかのようななんともいえない表情が可愛いですね!
豆千代くんのために、庭を人工芝に
その後、お風呂上がりに毎回クネクネしてしまう豆千代くんのために、飼い主さんは庭の芝生を人工芝にして、体が汚れにくくなるようにしたそう。
最近は飼い主さんの声かけで我慢できるようにもなったそうですが、 声かけをしないと、気持ちがおさまるまでクネクネし続けているそうです(笑)
「#風呂千代くん」シリーズも大人気!
お風呂上がりの行動だけでなく、豆千代くんのお風呂中の様子「#風呂千代くん」シリーズもファンたちの間で大人気! お風呂に入る前から、「犬かき」をするかのように前足を動かす愛らしい姿は、見ている人たちを癒してくれているんです。
豆千代くんのおもしろ可愛い姿は、まだまだほかにもたくさん! 見ている人たちを魅了し続ける豆千代くんの日常は、飼い主さんのInstagramでチェックしてみてください。
協力/anicas
写真提供・取材協力/@mamechiyo728さん
取材・文・構成/雨宮カイ
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散歩中に愛犬が、ほかの人にワンワンとよく吠えるから困る……。そんなお悩みを抱えている飼い主さんも、多いのではないでしょうか? 散歩は毎日行くものなので、いつも吠えてしまうようだと心配ですよね。
また、自転車に乗っている人に吠えることで相手を驚かせてケガをさせてしまったり、すれ違いで犬に吠えることで犬同士のケンカに繋がったりしたりしたら、大変です!
今回は、散歩中に愛犬が吠える場合の対処方法をお伝えします。
ほかの犬とすれ違うときに吠えるケース
吠えない距離をとる
ほかの犬に吠えてしまう犬は「これ以上近づかれると怖い」という範囲があります。愛犬がすれ違いざまに吠えないようにするなら、まず吠えないでいられる距離をとること。
吠える経験を積めば積むほど、愛犬の吠えは習慣化します。愛犬が吠えそうな状況は、飼い主さんが事前に察知して、なるべく避けるようにすることが大切です。
アイコンタクトをとりながら、すれ違う
次に、この「吠えない距離」を短くしていくためには、大好きな飼い主さんに注目させるアイコンタクトをとりながら、すれ違うことを練習することです。そうすることで、愛犬はほかの犬が気にならなくなり、吠えにくくなります。
アイコンタクトは、フードまたはおやつを握り込んだ手をあごの下に持って、愛犬の視線を飼い主さんのほうに向けさせます。最初は歩きながらアイコンタクトをとることは難しいですが、吠えない犬に育てるためにも、ぜひ覚えておきたいです。
アイコンタクトをとりながらすれ違って、相手を気にせずにすれ違えたらごほうびを与えましょう。
トリーツポーチがあると便利!
散歩中は、フードやおやつをすばやく出せるトリーツポーチを持っていくといいでしょう。吠える相手を見つけたときに、すぐにアイコンタクトができるので便利!
猫や自転車など、動くものを追いかけて吠える場合
昔、人と一緒に狩りをしていた犬種はとくに、動くものを追いかけ回したくなる習性があります。散歩中に猫や自転車を追いかけるように吠える犬は、愛犬より先に飼い主さんが対象を見つけて事前に距離をとって、相手が通り過ぎるまで愛犬の視線を飼い主さんに向けさせましょう。
フードまたはおやつを握りこんだ手に愛犬を注目させながら後ずさりして、猫や自転車と距離をとると吠えにくくなります。愛犬に猫や自転車を見せないようにできれば成功!
散歩に行こう! と家の中で吠える場合は?
吠えるきっかけをなくす
飼い主さんが散歩の準備をしたときにそれに反応して、「早く連れて行って」といわんばかりに吠える犬がいます。
それは、飼い主さんがリードや散歩バッグを持つ姿などを見て「散歩に行ける!」と吠えているので、その思考回路を変えましょう。
たとえば、家事をするときや、テレビを見るときなど、散歩に行かないときにあえてリードを持って愛犬にそれを見せるのです。それを一日に何回も繰り返します。
そうすることで、犬も「リード=散歩」と思わなくなるので、吠えるきっかけがなくなり、徐々に吠えにくくなります。
散歩の時間をズラすのも効果的
毎日同じ時間に散歩に行っていると、そのうちその時間になると「散歩へ行きたい!」と要求して吠えるようになることもあります。
その場合は、散歩の時間を日ごとで不規則にするといいでしょう。そうすることで、吠えるタイミングを失って、吠えにくくなります。
吠えグセ対策はあきらめずに取り組んで
いかがでしたか? 吠えグセのしつけは時間がかかりますが、あきらめずにじっくりと取り組んでください。
参考/「いぬのきもち」2021年3月号『犬の気持ちがわかれば 吠え・噛み問題は解決できる!」(監修:東京・世田谷のしつけスクール「Can! Do! Pet Dog School」代表 西川文二先生
撮影/尾﨑たまき
イラスト/小倉隆典
文/ichi
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子犬や元気のいい犬は、散歩中にリードをグイグイと引っ張ることがあります。しかし外でのトラブルを防ぐためにも、愛犬にはリードを引っ張らせないようにしたいもの。今回は、散歩中にリードを引っ張る犬の気持ちと対処法をご紹介します!
犬の本音がわかれば困りごとも解決!
散歩中に気になるものを見つけてダッシュしたかと思えば、急に立ち止まるなど……。愛犬がリードを引っ張って自由に突き進むと、それに付き合う飼い主さんは大変です。「なんとかやめさせたい」と思っているかたも多いのではないでしょうか。
しかし、犬も飼い主さんを困らせようと思って、わざとしているのではありません。この場合、「犬がリードを引っ張るときはどういう気持ちなのか」を理解すれば、自然と対処法も見えてくるはず。犬の行動に隠された気持ちを知り、困りごとの解決につなげましょう!
散歩中に犬がリードを引っ張るのはなぜ?
犬は経験すればするほど、それを「当たり前」と感じる生き物です。そのため、愛犬をいつも自由に散歩させていると、愛犬はそれが「当たり前」と感じるようになり、自分の行きたい方向にリードを引っ張ったり、好きな場所で勝手にニオイをかいだりするように。
すると、飼い主さんの「引っ張らないで!」という指示もうまく伝わらなくなり、愛犬は「いつものように私のあとをついてきて!」と言わんばかりに、わが道を突き進んでしまうのです。
犬がリードを引っ張るときの対処法は?
愛犬が散歩中にリードを引っ張るのをやめさせるには、リードを短く握って進めなくするのが効果的です。
愛犬がリードを引っ張り始めたら、おへその前でリードを両手で握って止まりましょう。愛犬は進めなくなるので最初はとまどいますが、やがて落ち着いて飼い主さんを見上げるようになります。
リードをたるませた状態で愛犬が見上げてきたら、「イイコ」とほめて飼い主さんから歩き始めてください。
これを繰り返し行い、愛犬に「リードを引っ張っても自由に進めない」と学習させましょう。
さまざまなトラブルを防ぐためにも、愛犬の引っ張りグセは極力直したいですよね。ご紹介した方法で対処し、安全に楽しく散歩できるようにしましょう!
参考/「いぬのきもち」2020年5月号『吠え、そそう、食フン……困った行動には、ワケがあった! 愛犬の気持ちをホンヤクします!』(監修:しつけスクール「Can!Do!Pet Dog School」代表 西川文二先生)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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前の飼い主さんのもとで暮らせなくなってしまい、放棄されそうになっていたフレンチ・ブルドッグのぽんちゃん。新しい飼い主である飯村さん夫婦に出会わなければ、いまどうなっていたことかわかりません。
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、ぽんちゃんとの出会いや現在の暮らしについて、飯村さんに2回に分けて(2018年8月/2021年4月に取材)お話を伺いました。
元飼い主に犬アレルギーが発覚 同じ空間にもいられず、外飼いに……
飯村さん夫婦は、これまでボストン・テリアを家族に迎えてきました。亡くなったコたち、そしていま一緒に暮らすぴこちゃんも、みんな元繁殖犬だったコたちだそうです。
飯村さん夫婦が胸騒ぎがする話を聞いたのは、2017年3月の終わり頃。知人が、「まだ生後5カ月だけど、放棄されそうな犬がいる」と相談してきたのでした。
そのコは、フレンチ・ブルドッグの男のコ。元飼い主がペットショップで購入したけれど、いざ飼い始めてみて親子共々「犬アレルギー」だとわかったのだそう。
そのコに触れられないばかりか、同じ空間にいることすらもできず、日中は完全に外飼い。夜だけ玄関内で寝かせていたようですが、冬の寒い時期にひと月以上もそんな環境で飼われていたといいます。
まだ生後5カ月といえば、社会性を育まなければいけない大事な時期。飯村さんは、ぽんちゃんのことを聞いたときの気持ちを次のように振り返ります。
飯村さん:
「甘えたい盛りでもあろうに、人の優しさも温もりも知らないまま毎日をどんな思いで過ごしているのかと考えると、いてもたってもいられず。その週末、ぴこを連れて会いに行きました」
ぽんちゃんを家族に迎えるにあたり、不安だったことも
ぽんちゃんを家族に迎えるにあたり、唯一不安だったのはぴこちゃんとの相性。メスのぴこちゃんはパピーミル出身で、3年以上もの間、繁殖犬として過ごした後に放棄されてしまったコでした。
オスのぽんちゃんは、成長すればこれからもっと体格が大きくなることが予想されます。大きい男のコの存在をぴこちゃんが拒絶しないだろうかと、2頭を会わせるまでは不安でいっぱいだったといいます。
しかし、実際に会わせてみると、2頭の仲はまったく問題なし! 吠え合うことも、飛びかかることもなく、並んで一緒に歩いてくれたのです。
こうして、飼育放棄されそうだったぽんちゃんを飯村さん夫婦は引き取り、一緒に暮らすこととなったのでした。
ぽんちゃんの「ここがかわいい!」と思うところ
フレンチ・ブルドッグを飼うのが初めてだった飯村さん夫婦ですが、ぽんちゃんを家族に迎えてから、「フレンチ・ブルドッグってこうなんだ!」という発見があったそうです。
たとえば、想像していたよりもずっと体が大きいということ。抱っこするのも一苦労で、じゃれているだけなのに感覚的には「ぶつかり稽古」をしている感じなのだそうです。
このほかにも、いろいろな嬉しい発見があったといいます。
飯村さん:
「見せるしぐさやじゃれるときの動きは、幼さがたっぷり。この幼さとコワモテのギャップがぽんの魅力で、私たちはすっかりそれにヤラれてしまったんです」
人が大好きだというぽんちゃんは、かつての境遇の反動なのか、触られていることが大好きなのだそう。とくに「パパ LOVE」だそうで、家ではずっと旦那さんのあとをくっついているといいます。
飯村さん:
「お風呂でもトイレでも扉の前で出てくるのを待っているのですが、おもしろいのは扉が開くと、ひと足先にササッとリビングまで戻ってきて、『ボク待ってなんかいないよ』って涼しい顔をして、しらばっくれることです。待っていたところの床があたたかくなっているから、すぐバレちゃうんですけどね(笑)」
ぽんちゃんの寝顔を見て、喜びを感じる日々
飯村さん夫婦に出会うまで、きっと寂しい思いをしていたぽんちゃん。そんなコがスヤスヤと眠っているところを見るのが、飯村さんが喜びを感じる瞬間なのだそうです。
飯村さん:
「私たちの横で危機感なく安心して寝ているぽんの姿を見ると、リスタートがうちでも良かったと思ってくれているのかなと、勝手に想像して喜んでいます。ぴこぽんふたりで2倍……ではなく、20倍の喜びです!」
愛に溢れた飯村さん夫婦に出会えたぽんちゃん。もう寂しく孤独な思いなく過ごしていけるのではないでしょうか。
【ぽんちゃんのその後に迫る】前回の取材後、どのような日常を送っているのかを聞いた
前回の取材から2年が経過します。現在のぽんちゃんとの暮らしなどについて飯村さんにお話を伺ってみると、ぽんちゃんがそばにいることが当たり前の毎日になったといいます。
以前よりも表情が豊かに
——前回の取材後、ぽんちゃんに何か変化はありましたか?
飯村さん:
「体重は1kgほど増えただけですが、骨格がガッチリとして成熟した体格になりました。表情も豊かになって、大人になったなと思います。でも甘えん坊っぷりは健在で、夏でも抱っこしてアピールがすごくて。13kg超が膝上に跳び乗ってきます(笑)」
——かわいいですね♪ いまでも「パパ LOVE」なのでしょうか?
飯村さん:
「そうですね。ぽんはヤキモチ焼きで、夫が同居犬のぴこをお風呂に入れていると嫉妬してしまって、キュンキュン鳴きながら脱衣所をウロウロするんです。でもいざ自分の番になると、お風呂が嫌いだから一目散に逃げるんですけどね(笑)」
——ぽんちゃんと一緒に暮らすなかで、新たな発見などはありましたか?
飯村さん:
「よく私たち夫婦の動きを観察していて、無駄な動きをあまりせずに先を予測して行動しているなと思います。たとえば、オフに私たちが出かける準備を始めると、玄関に行ってペットカートに自分で乗り込み、置いて行かれまいとアピールします。 食事の準備中は、欲しいと騒がずに足元でじっと待ち、盛り付けが終わると配膳場所に先回りしていますね」
——ぽんちゃんの賢さが伺えるエピソードですね!
小さな幸せが長く続いてほしい
——ぽんちゃんとぴこちゃんの関係性はどうですか?
飯村さん:
「ふたりは決して仲良しとは言い難いですが、ぽんがぴこの存在を認めているなと感じる出来事がありました。それは、ぴこに腫瘍が見つかり手術・入院をしたときのことです。
ぽんは大好きな夫を独り占めして、お散歩は自分の好きな方向へ行きたい放題。でも、おもちゃで遊んでもぴこに奪い取られないし、自分が一番にごはんを食べられるのも、いつもと違ってヘンな感じ…と思ったのでしょうか。
ぽんはひとりっ子を満喫するかと思いきや、何かいつもと違って調子が出ていないようでした。ぽんはぽんなりに、ぴこの存在を認めているんだなと思いました」
——いつもそばにいたぴこちゃんがいなくなって、何か感じることがあったのかもしれませんね。
飯村さん:
「つかず離れず、互いの存在を認めてはいるようです。イタズラするときはだいだい共犯です(笑)」
このコたちといろんなことを体験し、たくさん楽しい思い出を作っていきたい
——改めてになりますが、ぽんちゃん・ぴこちゃんと過ごす日々をどのように感じていますか?
飯村さん:
「ぴことぽん、ふたりともそばにいることが当たり前の毎日。ぽんとは一緒の枕を使って寝るんですが、ふといびきと寝息を近くに感じて目を開けると、目の前にぽんの顔がドーンとあってとても愛しく感じます。そんな小さな幸せが長く続けばいいなと思います。 我が家は何をするにも一緒。ふたりの存在が欠かせません。
いまはコロナの影響でいろいろと制限はありますが、これからもこのコたちといろんなことを体験し、たくさん楽しい思い出を作っていきたいです」
飯村さん夫婦のもとで、幸せいっぱいな日々を過ごしているぽんちゃん。ぽんちゃん・ぴこちゃんの日常の様子は、ぜひInstagramでもご覧ください。
写真提供・取材協力/飯村さん(@ricky_khana)
取材・文・構成/雨宮カイ
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愛犬のハウスは「クレート」がおすすめ!
四方を囲まれた、箱のような犬用ハウス「クレート」を知っていますか?
犬は元来、狭くて薄暗い“巣穴″のような場所を好み、そこで休息したがる習性があります。
そのため、クレートをふだんの寝床にしてあげれば、愛犬は落ち着いて休むことができるのです。
そしてこのクレート、じつはとっても便利なアイテムで、単なる寝床として以外にも、いろいろな場面で使えます。
具体例をいくつかご紹介しましょう!
便利な使い道・その1「地震の際に身を守るスペースとして」
ふだん、愛犬が生活しているリビングなどにハードタイプのクレートを用意しておけば、たとえば地震が起きた際、そこに入ることで落下物から身を守りやすくなります。
また、「クレート=安心・安全な場所」と愛犬が覚えていれば、地震のとき以外にも、たとえば雷が鳴ったときなど、怖いと思った際に逃げ込めるスペースに。
愛犬の恐怖やストレスを和らげるのにも役立つのです。
便利な使い道・その2「安全・快適なドライブに」
愛犬を車内で自由にさせておくのは、人がシートベルトをしないで乗車しているのと同じくらい危険なこと。
シートベルトで固定したクレートに入れて乗車させれば、安全なだけでなく、移動中もゆっくり休ませることができます。
便利な使い道・その3「同行避難のマストアイテムとして」
避難所では、犬はクレート待機となるケースが多いので、事前にクレートに慣れているかいないかで、愛犬が受けるストレスも変わってきます。
さらに、自分の慣れたクレートを持ち込めれば、避難所という特殊な環境でも愛犬はもっと落ち着きやすくなるでしょう。
便利な使い道・その4「興奮や興奮吠えの予防として」
たとえば来客時など、愛犬が興奮しやすい場面では、動き回って興奮がエスカレートしないよう、あらかじめクレートに入れておくと◎。
興奮からの吠えグセを防ぎやすくなります。
便利な使い道・その5「コロナ禍での愛犬の受け渡しに」
飼い主さんが新型コロナウイルスに感染した場合など、愛犬を誰かに預ける際は、クレートに入れての受け渡しが必須。
預かり先でも、慣れたクレートがあれば愛犬を安心させやすいです。
4ステップでクレートに慣れさせよう
ご紹介したように、生活のあらゆる場面で使えるクレートですが、
練習をしないと、犬は「クレート=安心・安全な場所」とは覚えず、クレートにスムーズに入ってくれません。
ここからは、4ステップでできてしまうクレートの慣れさせ方をご紹介します。
ステップ1/おやつで誘導して中に入ることを教える
小さく切ったおやつをいくつか手に握り、それを与えながら愛犬をクレートに近づけます。
そのまま手の中のおやつをクレート内にまき、愛犬が食べに入るよう誘導しましょう。
おやつは、最初はクレートの手前側に、徐々に奥側にまくようにすると◎。
なお練習中に愛犬を無理に中へ押し込むと、クレート嫌いになってしまうので、無理強いしないように気をつけましょう。
ステップ2/「ハウス」と言いながら、中に誘導する
おやつで愛犬を誘導する際、「ハウス」と声がけしてからクレート内におやつをまきます。
これを何度も繰り返すことで、「ハウスと言われて中に入るとおやつが食べられる」と愛犬に教えましょう。
練習を繰り返し、おやつをまかなくても「ハウス」の声がけだけで入れるようになれば次のステップへ。
ただし、指示の言葉を覚えたあとも、クレートに入ったらすぐにほめて、おやつを与えることを忘れずに。
ステップ3/扉が閉まることに慣れさせる
「ハウス」で中に入ったら、扉をそっと閉めて、すぐに開けます。
扉を閉めている時間を少しずつ延ばしましょう。
このとき、ときどきは「ハウス」の指示と同時に中におやつをまき、愛犬のモチベーションをキープするのがコツです。
扉を閉めて5分ほど中にいられるようになれば、このステップはクリア。
扉を閉めている間は、愛犬を刺激しないよう、おやつを与えたりのぞき込んだりせず、落ち着いた口調でほめる程度にとどめましょう。
ステップ4/中で長時間過ごすことに慣れさせる
「ハウス」で中に入ったら、扉を閉めて2時間ほどそのままに。
この間、飼い主さんはできるだけ同じ部屋で過ごし、遠巻きに愛犬の様子をうかがって。
途中で鳴いたり騒いでも無視をして、「騒いでも出られない」と教えます。
いかがでしたか?
飼い主さんの中には、クレートに愛犬を入れることを、「窮屈そうだし、かわいそう」という人もいますが、慣れさせればそんなことはなく、むしろ愛犬にとってメリットばかり。
この機会にぜひ、クレートを見直してみてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2021年4月号『クレートを制する犬は、しつけもお出かけもうまくいく!』(監修:ナカムラ・ドッグ・スクール主宰 中村太先生)
写真/殿村忠博
文/h.taco
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愛犬のウンチの状態をチェックしている飼い主さんは多いと思いますが、犬のウンチに虫がいたらすぐに分かるのでしょうか。
こんな疑問を解決するべく、いぬのきもち獣医師相談室の先生に話を聞きました。
犬のウンチから見つかる寄生虫はどんな虫が多いの?
ーー犬のウンチから見つかる寄生虫とは実際にどんな虫が多いのでしょうか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬の便から見つかる寄生虫で多いのは、犬回虫と瓜実条虫でしょうか。飼い主さんが『うちのコのウンチから虫が出た! 』と慌てて来院されることがあります。
犬回虫は、「そうめんみたい」と表現されるように、白くて細長い10~18㎝ある虫です。
瓜実条虫は、本来は50㎝とも80㎝ともいわれるほど長い虫ですが、ウンチと一緒に出るときに小さくちぎれて片節(へんせつ)として出てきます。
便とともに細長く出てきたり、片節が肛門周囲についていたり、寝床に乾燥したゴマのようなものが散らばって気がつくことが多いです。
瓜実条虫の場合、多くの飼い主さんは『白いゴマみたいのが出てきた! 』とおっしゃいます。」
なぜ犬のウンチに虫が出てくるの?
ーーそもそもどうして犬のウンチに虫が出てくることがあるのでしょうか?
獣医師:
「犬回虫は、母犬の胎盤や乳汁から子犬に感染したり、回虫卵を含む犬の便や土を犬が口にすることでも感染します。
瓜実条虫は、幼虫に感染したノミを犬が毛づくろいをしたときなどに、口にしてしまうことで感染します。」
ウンチに虫がいるとすぐにわかる?見つけたときの対応は?
獣医師:
「犬回虫と瓜実条虫は、虫そのものが目で見えるので発見しやすいです。
もし見つけたら、虫のついたウンチをそのまま動物病院へ持っていき、便検査やおなかに寄生虫がいないかを確認してもらいましょう。
寄生虫の種類によっては、便検査をしないと分からないものもあるので、『ウンチに虫が出ていない=感染していない』というわけではありません。」
ワクチン接種などで病院に行く際は、定期的に便検査をしてもらうとよいでしょう。
寄生虫がいることを確認したら、駆虫薬を使って治療が行われます。
犬回虫と瓜実条虫の感染を予防する方法は?
獣医師:
「犬回虫は、フィラリア予防と同時に駆虫ができる薬もあるので、定期的に駆虫できていることが多いです。
瓜実条虫は、ノミの対策が基本となります。定期的にノミ予防薬を使い、室内のこまめな掃除を心がけてください。」
犬のおなかの虫に気がつくためにも日頃から愛犬のウンチの状態をチェックする習慣は大切ですね。
今回は、犬の寄生虫について聞きました。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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父の葬儀が終わった日、マロたんのお腹の調子が悪くなりました。もともとお腹は強いほうで食欲も落ちなかったので、1日様子を見ましたが良くならず、病院に連れて行きました。
「先生、お腹治してください」
先生に便の画像を見せたところ、大腸炎だと判明しました。原因は、食べすぎや合わない食べ物を食べたことが考えられるそうですが、特に思い当たることがないと伝えると、ストレスでも大腸炎になると教えてもらいました。ストレスかぁ。
体を丸めていないので大丈夫かも
父が亡くなったことがマロたんのストレスの原因かもしれないし、家族がずっと泣いていたことや、家の中の雰囲気がいつもと違ったせいかもしれないし、お客さん大好きなマロたんが弔問客の訪問に張り切りすぎたのかもしれません。あと、季節の変わり目だし。
食欲だけは落ちない食いしんぼう
ストレス原因はわかりませんが、病院でもらった4日分の薬を飲みきった日、マロたんはすっかり元気になりました。むしろ以前より食欲が旺盛になった気がしなくもないほどで、その姿にこちらも元気をもらっています。
完全復活〜お昼寝に励みます
いつもはちょっと困るマロたんのイタズラ(追いかけっこがしたくて母が履いているスリッパを脱がせて奪い走り回る)も、今は微笑ましく思えます。が、忙しい時にやられると、やっぱり困るので、父の遺影に向かい「マロンを止めて!」とお願いしてみるのですが止めてくれるはずもなく。
「じぃじはいつでもマロの味方です」
そうだ!元気だった頃の父は、マロたんのイタズラをただ笑って見ているだけでした。とことん毛深い孫娘に甘いじぃじと、じぃじはなんでも許してくれると思っていたマロたん。家族っていいなと改めて思いました。
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最近、少し疲れ気味の飼い主。(父の他界に伴う手続きがまだまだ終わらない…)
リビングでゴロゴロしながら「ああもう疲れた」「パパが生きてれば手伝ってくれたのに」と、弱音やどうしようもない愚痴をつぶやく回数が増えました。
飼い主よ、どうした?
そんな飼い主を「なにやってるの?どうしてこんなところで寝ているの?」と、覗き込みに来たマロたん。床に転がっている飼い主の姿が珍しいようで、この後に激しくスンスン匂いを嗅がれました。
何かを考えているマロたん
下から見るマロたんも乙なもの。いつもと違う飼い主を心配してくれたのか、しばらくその場から動かずに何かを考えているようでした。
前脚チョイチョイでアピール
それからわたしの隣に寝転んだマロたん。「お腹をワシャワシャしてほしい」のアピール中です。なんだ、心配してくれたんじゃないんだ、と少し残念に思いながらも、お腹をワシャワシャしていると。
なんか楽しくなってきた
お腹をワシャワシャされているうちに顔がかゆくなったようで、器用に前脚で顔をゴシゴシ始めました。しかもなんか笑ってる?心配してくれなくても、マロたんが元気で機嫌よくいてくれることがうれしいです。
キツネっぽい寝顔
お腹ワシャワシャとお顔ゴシゴシで満足したのか、ウトウトし始めたマロたん。こういうマイペースで飼い主の顔色を伺わないところがたまらなく愛おしいです。
誰がキツネやねん
わたしの熱視線が暑苦しかったのか、パチっと目を開いたマロたん。この表情がおもしろくてかわいくて笑ってしまいました。わたしが泣いていも知らん顔をしているマロたんですが、隣で一緒にお昼寝してくれたのは、マロたんなりの優しさかもしれません。