愛犬との出会いのエピソードは飼い主さんによってさまざまですが、なかには「愛犬を見たときに運命を感じた」という人もいるようです。
Instagramユーザーの@komugi515151さんもそのひとり。保護犬だった愛犬・小麦ちゃん(2才)を初めて見たときに、運命を感じたそうです。
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、小麦ちゃんとの出会いのエピソードや今の暮らしについて、飼い主さんにお話を伺いました。
保健所に収容されていた過去のある小麦ちゃんとの出会い
以前からずっと「いつか犬と暮らしたいね」と話をしていたという飼い主さんご家族。しかし、なかなか最後の一歩が踏み出せずにいたのだそう。
そんなある日、飼い主さんが何気なく保護犬のサイトを見ていると、1頭の子犬に目が留まったといいます。そのコが小麦ちゃんでした。
小麦ちゃんのくわしい生い立ちはわからないそうですが、市内を1頭でウロウロしていたところを捕獲され、保健所に収容されていたのだそう。
それから、ある保護団体が小麦ちゃんのことを保健所から引き出し、新しく家族になってくれる人を探していたのだそうです。
飼い主さん:
「サイトで小麦を見たとき、運命を感じました。すぐに保護団体にメールを送り、その週末の譲渡会で小麦と初対面し、その場でトライアルの申し込みをしました。
あとで聞いた話、小麦への申し込みは我が家だけだったそうですが、当時運命を感じていた私たちは、ほかの人たちに小麦をとられないように必死でしたね」
飼い主さんはトライアルの申込みをしたときから、「小麦と一生一緒にいる」と心に決めていたのだそう。
そしてトライアル期間を経て、飼い主さんご家族は小麦ちゃんと正式に家族になったのでした。
家族には甘えん坊な姿を見せるけれど、臆病な一面も
「耳」がチャームポイントだという小麦ちゃん。片耳だけ立っているのが特徴的で、飼い主さんは「可愛いな」と感じているそうです。
小麦ちゃんは家族にはすぐ心を開き、甘えん坊な姿を見せるようになったそうですが、家族以外の人を怖がったりほかの犬に対して強気な姿を見せたりと、臆病な一面があるようです。
飼い主さん
「父が警察犬の訓練士だったので、私は子どもの頃からたくさんの犬と過ごしてきました。
そのため、小麦を迎えるときもあまり不安はありませんでしたが、実際に小麦と一緒に暮らし始めると想像と違うことがたくさんありました」
飼い主さん:
「今まで接してきた犬たちは『プロの訓練を受けた犬』であり、小麦はまったく違います。
家族には心を許しているけれど、お散歩で知らない人とすれ違ったり声をかけられれば怖がって逃げようとするし、苦手な場所ではパニックになりました。
私が知っている犬との接し方は通用しないんだ、と考えを改めさせられましたね」
小麦ちゃんの性格を理解し、日々向き合っていったというご家族。
子どもがたくさんいる公園などは苦手だけれど、お散歩が大好きだという小麦ちゃんのために、「なるべく苦手な場所には行かず、小麦が安心してのびのび過ごせる場所を選んで出かけるようにしている」と話していました。
たくさんの時間を小麦ちゃんと過ごしたい
小麦ちゃんと家族になって約2年が経過します。小麦ちゃんへの思いを聞いてみると、飼い主さんはこのように話してくれました。
飼い主さん:
「小麦は広い場所を走り回るのが大好きなので、ドッグランに行ったりたくさんお散歩したり、一緒に旅行に行ったり…たくさんの時間を小麦と過ごしたいです!」
飼い主さんご家族と出会い、幸せいっぱいな毎日を過ごしている小麦ちゃん。
写真提供・取材協力/@komugi515151さん
取材・文/雨宮カイ
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犬の免疫力を低下させる「4つの原因」って?
今では当たり前のようによく聞く言葉になりましたが、「免疫力」とはカラダを守る力のこと。
愛犬の体を病気から守り、健康をキープするために、生まれつき体に備わっている力です。
この働きをおもにになっているのが血液内にいる白血球です。
白血球は単球や顆粒球やリンパ球などのさまざまな免疫細胞からできていますが、これらの免疫細胞は、体内をパトロールして発見した敵を攻撃する「自然免疫」と、自然免疫では対処しきれなかった敵を協力して処理する「獲得免疫」の2チームに分かれて体を守っています。
これらの免疫力を低下させてしまう原因は、もしかしたら毎日の生活の中に潜んでいるかもしれません。心当たりのあるものがないか、チェックしてみましょう!
獣医師の高橋俊一先生にお話を伺いました。
原因1.栄養不足
犬では総合栄養食であるドッグフードを与えていれば問題ないのですが、おすそわけやおやつの与えすぎなどで、犬の体に必要となる量のフードを摂取できないと、体内の栄養バランスが崩れて免疫力低下の原因に。
原因2.睡眠不足
睡眠には体を回復させ、自律神経を整えて免疫機能を正常に働かせる役割があります。犬では1日平均12~15時間の睡眠が望ましいとされていますが、落ち着いて眠れないなどで睡眠が不足すると、免疫力低下の引きがねに。
原因3.運動不足
散歩や運動の時間が不足すると、ストレスが増して筋肉量が減り、体温も低くなります。これに伴って体の代謝機能が低下すると、免疫細胞を全身に運んでいる血液の巡りが悪くなり、免疫力がうまく働きにくくなります。
原因4.ストレス
大好きな飼い主さんにかまってもらえないことは、愛犬にとって何よりものストレスに。愛犬とのふれあいが不足するなどで心にストレスがかかると、体内の免疫細胞の数が低下し、免疫の働きを悪くしてしまいます。
「原因」を取り除いて、愛犬のカラダを整えよう
免疫力の低下を引き起こす4つの原因を取り除いて、愛犬のカラダを万全に整えるには、どのようにしたらよいのでしょうか? すぐできるヒントをご紹介します。
アレルギー検査を行い、体に害のあるものを避ける
愛犬の体が有害(アレルゲン)だと認識したものを摂取しつづけると、免疫機能が過剰に反応し、アレルギーを発症することも。アレルギー検査を受けて、愛犬の体が反応しがちなものを知っておけば、事前に避けることができて、免疫バランスの維持に役立ちます。
愛犬の過ごす部屋すべての気温と湿度を管理する
部屋が暑すぎたり寒すぎたり、または湿度が高すぎても低すぎても寝つきが悪くなります。犬はあらゆる場所で睡眠をとるので、日中の生活環境が影響しないよう、リビングや通路など愛犬が過ごすすべての部屋に温湿度計を設置するとよいでしょう。
散歩は時間より「質」を重視する
運動不足を解消するためには、時間より「質」を意識した散歩を行いましょう。散歩コースの中に坂道ダッシュや階段の上り下りを取り入れるだけでも、愛犬の体にかかる負荷がほどよく上がり、筋力増加につながります。
毎日5分「握手」する
愛犬の心を安定させるためには、ふれあいが不可欠です。愛犬の骨や関節に負担をかけない姿勢で、肉球をマッサージするようにして、片手ずつ「握手」する時間を毎日5分間設けてみて。触れられて愛犬が嬉しくなるうえ、肉球にはツボがたくさんがあるので、リラックス効果も期待できます。
いかがでしたか? 愛犬にこの先もずっと元気でいてもらうためにも、ご紹介したコツを取り入れて、イキイキとしたカラダに整えてあげてくださいね。
参考/『いぬのきもち』2021年7月号「愛犬のカラダの整え方」特集(監修:湘北どうぶつ次世代医療センター ファミリーアニマルホスピタル 高橋動物病院院長 高橋俊一先生)
イラスト/泰間敬視
文/影山エマ
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散歩中、犬があちこちでオシッコをしようとする姿が見られます。「あんなにオシッコしたのに、まだするの?」と不思議に思う飼い主さんも多いのではないでしょうか。マーキングと呼ばれるこの行動の理由と、やめさせたい場合の方法についてご紹介します。
マーキングとは?
マーキングとは、犬が木の幹や電柱など、あちこちにオシッコをすることをいいます。
かつてこの行動は、自分の縄張りにほかの犬を寄せつけないようにするのが主な目的だと考えられていましたが、現在では、犬同士がオシッコのニオイの情報交換をすることでコミュニケーションを取っている、という考え方も有力になってきているのだとか。
ほかの犬のニオイから情報を読み取ったり、自分のニオイをつけることで安心したりと、犬にとってマーキングには、ただの排泄だけにとどまらない理由があるようです。
マーキングの理由や、去勢・避妊手術との関係は?
このように、犬にとって深い意味のありそうなマーキング。いろいろと気になる点について、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞きました。
——犬がマーキングする理由に、縄張りの主張や犬同士の情報交換などがあげられるようですが、ほかにもあるのでしょうか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「マーキングの理由としては、犬自身の不安やストレスなどにより、安心感を得るために行っているということも考えられます」
——そうなんですね。また、去勢手術や避妊手術をした犬はマーキングをしないと聞いたことがあるのですが、本当でしょうか?
獣医師
「マーキングには性的な意味合いもあるため、去勢手術や避妊手術で軽減を期待できることもあります。しかし、そのほかの要因が強くかかわっているマーキングの場合は、手術にあまり影響を受けなかったり、手術してからマーキングが始まったりするケースも見られます」
マーキングはやめさせるべき?
——マーキングをすることで、犬が病気になる心配はありませんか。やめさせたほうがいいのでしょうか?
獣医師
「マーキングにより何らかの病気のリスクが上がることは考えにくいのですが、衛生的にはやめさせた方がいいと思います。
また、ストレスや不安感から引き起こされているのであれば、そういった感情をなるべく取り除いてあげたほうがいいでしょう」
マーキングをやめさせる方法は?
——では、犬のマーキングをやめさせたい場合、どのような方法がありますか?
獣医師
「対策としては、まずはマーキングした場所をしっかりと清掃し、ニオイを消すことです。ニオイを感じて繰り返しマーキングが行われるため、ペットにも安心して使える消臭剤を使用するなどして徹底的に消臭しましょう。
また、マーキングしたニオイで安心感を得たり、不安を解消している可能性もありますので、愛犬のニオイ付きのタオルを寝床に置くなどして安心できる環境を作ってあげたり、不安やストレスの原因を解消してあげたりすることも有効でしょう。
また、トイレの再トレーニングもいいでしょう。トイレで排泄できたときにしっかりほめるなどして、トイレで排泄したほうがいいことが起こることを今一度学習させましょう」
このように、犬の健康上は特に問題なくても、衛生的には避けたほうがいいようです。やめさせたいと考えている飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
参考/「いぬのきもち」2018年3月号『犬は夜行性? 遠吠えで仲間を呼ぶ? 気になる習性の真偽に迫ります! 犬の習性コレってホント? それともウソ?』(監修:獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部バイオセラピー学科(伴侶動物学研究室)教授 増田宏司先生)
取材・文/朱音
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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体調の変化で気づいたこと。
最近はうろうろするどころか走り回るときもあります。元気になった証拠ですね。暑苦しいほどに…
↑ 元気がなかった頃
そして……
復活
プロフィール
よしこ 15才のパグ・めーと暮らしています。趣味は犬の漫画を描くこと。著書に「パグまんが めー語」(河出書房新社)、「めー先生ですよ」(幻冬舎)など。めーは食いしんぼうでよく寝る犬です。よその人が大好き。
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日々いろんな場面で、愛犬の成長を感じることがあると思います。
Twitterユーザーの@samoyedsunnyさんは、愛犬・サニーちゃん(1才/サモエド)の「ある部分」を写真で比較してみたときに、サニーちゃんの成長をより実感したようです。
生後2カ月のサニーちゃん
まずこちらが、生後2カ月頃のサニーちゃん。あどけない表情や垂れた耳、短い鼻など、まだまだ子犬の愛らしさがあります。
外の世界をドキドキしながら見ているようなサニーちゃんの姿が印象的ですね。
1才になったサニーちゃん
続いて、2021年7月で1才になったサニーちゃんの姿がこちらです。ピンと立った耳やモフモフの毛並み、大きな体などを見ると、すっかり大人のワンコへと成長したことが写真から伝わってきます。
そしてなにより注目してほしいのが、サニーちゃんの鼻! 先程の写真と比べてみると、サニーちゃんの鼻がとっても長くなっていることがわかります。
飼い主さんはコメントで「飼い主ながらびっくりしました(笑)」と思いを綴っており、サニーちゃんの鼻を見て成長をより実感したようです。
サニーちゃんの成長について、飼い主さんにインタビュー!
素敵な成長ぶりを見せてくれたサニーちゃん。いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、サニーちゃんについて、飼い主さんにお話を聞いてみました。
——サニーちゃんは1才になりましたが、子犬時代と比較してなにか変化などはありましたか?
飼い主さん:
「1才を過ぎた頃から、理解できる言葉もぐっと増え、指示もすんなりと聞いてくれるようになりました。イタズラしまくっていたハチャメチャだった時期を乗り越えた感じです(笑)」
——すっかり大人になったのですね!
飼い主さん:
「大人になった部分もあれば、いつも全力笑顔で感情を体いっぱいで表現する天真爛漫さや、やんちゃボーイなところは変わっていません。相変わらず、人や犬が大好きです」
サニーちゃんの可愛いところは?
——一緒に暮らしていて、サニーちゃんのどんなところが可愛いと思いますか?
飼い主さん:
「家族みんな、いつもサニーにたくさん話しかけています。私たちの話を、首を傾げながら一生懸命聞いてくれる姿はなんとも可愛いです。眠いときは、目も合わせずに耳だけ動かして適当に聞いているときもありますけどね(笑)」
サニーちゃんと過ごす日々をどのように感じている?
——改めてになりますが、サニーちゃんと過ごす日々をどのように感じていますか?
飼い主さん:
「本当にまだまだ手はかかりますが、サニーが愛しくて愛しくて。我が家に来てまだ1年と少しですが、本当にかけがえのない存在になりました。
サニーの誕生日会をしたり、サモエドの集いに参加したり、初めてのプールに入ったり、あちこちの大きな公園やドッグランに出かけたりと、サニーとの思い出も少しずつ増えています」
飼い主さん:
「家族みんなのそばにそっと寄り添ってくれるサニーと、これからもたくさんの思い出を作っていきたいと思います!」
サニーちゃんの姿!
サモエドという犬種の特徴で、暑さに弱く寒さに強いというサニーちゃんですが、最近寒くなってきてますます元気いっぱいだそうです。
写真提供・取材協力/@samoyedsunnyさん
取材・文/雨宮カイ
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愛犬は飼い主さんの言葉に反応してくれますが、なかでも「この言葉を言うと絶対に反応する」という、魔法のような言葉があることも?
愛犬が絶対に反応する「魔法の言葉」があると答えた人は約7割!
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん291名に「愛犬が絶対に反応する『魔法の言葉』はあるか」どうかアンケート調査を実施したところ、飼い主さんの約7割が該当しました。
魔法の言葉を聞いたときに、愛犬はどんな反応をする?
では、魔法の言葉を聞いたときに、愛犬はどんな反応をするのか…その魔法の言葉や愛犬の反応について、飼い主さんにお話を聞いてみました!
おやつ、ごはんと言うと…
「おやつ」「ごはん」などに反応して可愛い反応を見せてくれるコたち!
・「『ごはん』が最強です。どんなに遊んでいても『ごはんたべる?』と聞くとハッ!としてキッチン前で待機。笑顔でくるくる回って待ちきれないみたいです」
・「ゴハン、です。くるくる回ってから走って自分のケージに入って待っている」
・「プレーンヨーグルトが大好き。『ヨーグルトだよ~』と言うと目をキラキラさせて、くるくる回ってピョンピョンジャンプする。手のひらのヨーグルトを一生懸命に食べ終わると『まだある?』とニコニコして私を見上げる」
・「おやつ、ご飯、さんぽ、と聞くと目からキラキラビームが出ます(笑)」
・「ささみ食べるに反応します」
・「散歩行こうと言うと、普通の犬は喜んで、リード持ってきたりしますが、うちの犬は散歩が嫌なので、嫌な顔をします。でも、おやつっていうと、走ってきます。毎日この繰り返しです」
・「お散歩で家に戻ろうとしない時、『おうち帰って、おやつ食べよ!』と声をかけると、猛ダッシュで家に向かうのです」
お散歩と言うと…
「お散歩」に絶対反応するというコも!
・「お散歩のワードは、こわくて出せないです。真夜中でも会話で出るとソワソワし始めてしまうので」
・「散歩行く? 眠くてもそう聞くと目を輝かせて足元をトコトコ走り回ります」
・「『お散歩』と言えば家中嬉しそうに駆け回る」
・「さ・ん・ぽ・と言うとお願いのポーズをする」
愛犬の名前を呼ぶと…
愛犬の名前を呼ぶと、可愛い反応を見せてくれるコたちもいるようです。
・「『チョコ!」』名前を呼ぶと、急いで小屋の中から出てくること」
・「家族とじゃれていても、遊んでいても、名前を呼ぶと『呼んだ!?』と言う顔でこちらを見てくれる」
・「まだ、パピーなので自分の名前を呼ばれると『何?!』って感じでアイコンタクトしてきます」
家族の名前を言うと…
なかには、家族の名前に絶対反応するコも!
・「パパが『ママ』と呼んだ時。『俺の女に手を出すな!』って言う雰囲気で間に入ってママを守ってくれます♡」
・「ママは?と言うと慌てて探してくる」
・「甥っ子の名前が魔法の言葉。どんな体勢で爆睡していても、その名前をポロッと言ってしまうと飛び起きてドアの前で待機。すごく健気。来ないよ、ごめんねって謝ってなだめるのいつも必死です(笑)」
・「多頭飼育なので上の子の名前を呼ぶと下の子が一緒にくる」
・「魔法の言葉はおやつ、母の名前です。特に母については、私たちよりも母のことを大好きな愛犬。うちの母が遊びに来る日は、愛犬に『これからお母さん(実際にはお母さんの名前で言いますが)が来るよ?』と言うと、名前に反応して飛ぶんじゃないか?って位しっぽブンブンが始まり、マンションのインターホンが鳴った瞬間リビング中を喜びのダッシュしまくるので捕獲不可となり大変です。
玄関に現れると100%嬉ションしてしまうし、来た後は30分ほど走り回りながらソファにジャンプしたり降りたり、母に早く抱っこして!と甘えん坊鳴きが始まり(私たちにはしません(笑))また、来ると教える前にスリッパを玄関に出すと賢いので気づいて喜びがより高まり、大興奮してゲフッとしながら走り回るので、母が来る前ににオムツ装着。スリッパもだせません」
ほかにもまだまだある魔法の言葉 意外な言葉に反応するコも…?
ほかにも、次のような魔法の言葉や可愛いエピソードが寄せられています。
・「大好きなドラッグストアの名前を言うと飛び跳ねて大喜びします。あと、「笑点」のテーマがテレビで流れたりYouTubeで流したりしたら遠吠えして歌います(笑)」
・「チューする?って言ったら寝てても起きる」
・「リンゴむく?というと寝てても耳がパッと立つ(笑)」
・「甘噛みモードのスイッチが入った時や、マズルにシワを寄せて歯を剥いてきたときに、『ペロペロは?』『ペロペロでしょ!』と言うと、穏やかになって、手をペロペロ舐めて来る行動に変わる」
・「癖で必ず言葉の前に『よし、散歩行くか』『よし、ご飯にするか』と、『よし』を付けるので普通の会話中に『よし』と聞くとソワソワし始める」
・「『おいしいおいしい』です。おやつの事ですがこの言葉を聞くとおやつが入っている所に飛んで行きます」
・「仕事から帰宅しフー!落ち着いたと言うと飛びついて来る」
・「お留守番と言う言葉に敏感で、お留守番って言うと嫌なようで、自分も一緒に連れて行ってもらおうと必死になって抱っこをせがむ」
・「可愛い♡ これを言うと首を左右に傾げる。これがまた可愛いけど、自分が可愛いことを知っている」
・「大好きなおもちゃの名前(ロドリゲス)を言うと、そのおもちゃがしまってある所を見て、ひたすらおすわりしている」
・「お散歩中に名前を呼んでも反応しないくせに『おりこう~』と言うとニコッと最高の笑顔でこっちを見上げてきます(笑)」
・「『抱っこする?』 抱っこが嫌いだから、寄り道して動かなくてもさっさと歩き出すのが、超可愛かった」
・「出先から帰った時に『お土産よ』の言葉で、うれしそうにシッポを振りながら玄関に出てくる」
・「ゴロン!と言うとほぼ99%お腹を見せて転がってくれる」
・「食後に『ガム食べる』と言うと嬉しそうに高速でクルクル回ります」
・「『行こう』と言う言葉です。これを聞くと車でドライブに行けると思っているようで2頭が喜びます。しまいに鳴き出す始末! 結果コンビニまで行く事になります」
・「ちゅ〜る、TV CMに即反応する」
愛犬が絶対に反応するさまざまな魔法の言葉が寄せられました。なかには、「こんな言葉に反応するの!?」とおもしろいエピソードもありましたよね。
愛犬が可愛い反応を見せてくれると、何度も魔法の言葉を言いたくなってしまいそう♪ みなさんの愛犬は、「この言葉には絶対反応する!」という魔法の言葉はあるでしょうか?
『いぬのきもちWEB MAGAZINEアンケート 犬の行動に関するアンケートvol.04』
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ
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愛犬の「可愛いアピール」に、キュンとしたりクスッと笑ってしまうことも。
こちら、Twitterユーザー@ElleMameshibaさんの愛犬・豆柴のえるちゃん。お水が飲みたくなったえるちゃんは、水飲み場までやってきたのですが、どうやらお水がなくなってしまったみたい。
するとえるちゃんは、しばらくじーーーっとしたあとに…
「お水がありません!」とアピール
ザッ…と勢いよく後ろに下がって、「お水がありません!」と鳴いてアピール! お水がないことをわかりやすく飼い主さんに伝えるなんて、えるちゃんはとっても賢いですね。
それに、おしりをグイッと持ち上げた体勢にもキュンとしてしまいます♪
飼い主さんのほうにちらっ…と顔を向け、様子を伺う感じも可愛いですね!
参照/Twitter(@ElleMameshiba)
文/雨宮カイ
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腸は食べ物から栄養を吸収し、不要なものをウンチとして出すだけでなく、じつは愛犬の全身の健康状態に深くかかわる器官でもあるんです。愛犬の「腸」を整えれば、健康寿命をのばすことにもつながるのだとか。
獣医師の牛草貴博先生(関内どうぶつクリニック代表)に犬の「腸」についてお話を伺いました。
愛犬に健康的な毎日を過ごしてもらうためにも、今日から「いい腸づくり」を始めましょう!
いい腸=腸内細菌のバランスがいい腸
腸は小腸と大腸からできていて、まず小腸で栄養を吸収し、大腸で不要になった食べカスから水分を吸収してウンチをつくり、排出します。
このほか腸には、ウイルスや細菌などの健康に有害なものを判別して撃退する役割もあります。それらの働きをスムーズにするために重要となるのが、腸内細菌の存在です。
腸内細菌には、栄養の吸収を助けるものや、余分な脂肪の吸収を防ぐものなど多くの種類があり、その腸内細菌のバランスが愛犬の体質や健康状態のバロメーターになります。腸をお城に例えると、お城を守る門番の役割を担っているのが腸内細菌というわけです。
腸の働きを左右するのが腸内フローラ
「腸内フローラ」という言葉がよく聞かれるようになってきましたが、これは腸内細菌の種類やバランスを花畑に例えた言葉です。腸内環境をよくする善玉菌、体によくない影響を与える悪玉菌、多い方の細菌に見方する性質をもつ日和見菌(ひよりみきん)というグループ分けが一般的でしたが、現在はさらに研究が進み、よりくわしく腸内細菌の種類を分類できるようになってきました。
以下、どんな種類があるか見てみましょう。
おなかの調子を整える菌
食べ物の栄養を吸収しやすくしたり、老化やがんを防ぐ働きが期待できるといわれている「善玉菌」のグループ。病原菌が増殖しないように働いたり、有害物質を増やさないために働きます。ラクトバチルス(乳酸菌、乳酸桿菌)などが仲間です。
燃焼する菌(やせ菌)
余分な脂肪の吸収を防いだり、筋肉に働きかけて脂肪の燃焼を促すといわれる「短鎖脂肪酸」をつくることなどができる細菌群。この細菌群が多いと、太りにくい体質になる傾向があります。バクテロイデス(バクテロイデス菌)などが仲間です。
ためこむ菌(肥満菌)
腸内で数が増えると、本来は排出される脂肪を余分に吸収する働きをしてしまう細菌群です。人やマウスの研究では、肥満体質の個体に多く存在することがわかっています。ファーミキューテス(エンテロコッカス、ウェルシュ菌、クロストリジウムなど)が仲間です。
異常なほど増えるとよくない菌
たんぱく質を腐敗させて有害物質をつくり、病気を引き起こす細菌を増やしてしまう「悪玉菌」のグループです。常在菌ではあるものの、異常なほど増えることで下痢や腸炎などのきっかけになることも。プロテオバクテリア(病原性大腸菌、サルモネラ菌、ピロリ菌、ビブリオなど)が仲間です。
その他の菌
ほかの4つのグループに分けられない細菌群です。腸内に存在することは発見されているものの、まだ体内での働きがわかっていないため、「善玉菌」「悪玉菌」と分類できないグループです。古細菌、シアノバクテリアなどが仲間です。
善玉菌が多ければ「いい腸」に
色々な種類の菌を紹介してきましたが、これらの細菌の種類が多く、なかでもおなかの調子を整える菌(善玉菌)が多いことがいい腸のバロメーターです。下痢などをしにくく、愛犬の毛ヅヤや皮膚のコンディションもよくなります。
愛犬の腸が「いい腸」だと、
・毛ヅヤがいい
・ウンチの硬さがちょうどいい
・ウンチのニオイがきつくない
などの特徴が見られます。
「いい腸」をつくるためにできること
愛犬の腸を「いい腸」に導いて、健康寿命をのばすためには、腸内環境が悪くなる前に、腸をよい状態のままキープする予防が効果的です。どんなことをすべきなのか、詳しく見てみましょう。
1.毎日ウンチチェックをする
ウンチには腸の状態を見極めるヒントがたくさんあります。腸内環境がよくないと、ゆるいウンチをしやすく、ニオイもきついことが多いです。ゴハンの内容は変わっていないのに、急にウンチの色が変わっていないかも確認しましょう。毎日確認することが大事です。
チェックポイントは下記を意識するとよいでしょう。
・つかめるくらいの硬さか
・色がおかしくないか
・不快なほどのニオイはないか
・血はついていないか
など
2.年齢・体質に合ったフードを選ぼう
年齢によって消化能力が変わってきたり、犬によって特定の原材料に対する消化能力が違ったりします。また、食物アレルギーがある犬も。愛犬の年齢・体質に合ったフードを選ぶ際には、パッケージに記載された情報だけでなく、ぜひかかりつけ医のアドバイスも参考にしてください。
3.サプリメントで健康な腸内環境を維持しよう
ヨーグルトや納豆といった食品に善玉菌が含まれることは知らせれていますが、含まれる量は微量なため、善玉菌を食品で補おうとすると、犬にとってはカロリーオーバーになりがちに。カロリー過多にならないように善玉菌を補うには、獣医師が推薦するサプリメントがおすすめです。
4.腸のためにもストレスゼロを目指そう
腸と脳は相関関係があると言われています。たとえば愛犬を1日ペットホテルに預けたら下痢をしてしまったという例があるように、ストレスが腸にも影響することがわかっています。ストレスの原因は犬によっても異なるため、その犬に合わせた方法でストレスを与えない生活を心がけましょう。
イキイキした腸で、長生きを目指そう!
いかがでしたか? 腸内細菌の研究は近い将来、より多くの病気の予防や治療に役立てられるでしょう。ぜひ愛犬の腸内細菌に関心をもち、不安なことがあれば、かかりつけ医にアドバイスをもらってくださいね。
参考/愛犬との暮らしをもっと楽しむ『いぬのきもち』2020年9月号「いい腸とわるい腸」特集(監修:獣医師・関内どうぶつクリニック代表 牛草貴博先生)
イラスト/堀川直子
文・構成/佐藤英美
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犬にも個性があって、性格もそれぞれだといわれています。中には、人や犬に攻撃的だと感じる犬もいるかもしれません。
では、攻撃的といわれる犬に多くみられる特徴はあるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の獣医師が解説します。
攻撃的な犬とは?
「攻撃的な犬」とは、自分の近くにいる相手(人や他の犬など)や近づいてくる相手に対して、唸ったり、激しく吠え立てたり、急に噛みつこうとするなどのそぶりをしがちな犬のことをいいます。
人から見ると積極的に攻撃を仕掛けているように見えることが多いため、攻撃的とみられがちですが、このような行動は、獲物などに対する本気の攻撃というよりも、相手を自分から遠ざけるための“激しい威嚇”であることも少なくありません。
実は怖がりの気質であるケースも
攻撃的にみえる犬は、不意の音などの刺激や環境変化に対して神経質で警戒心が高まりやすいなど、どちらかといえば怖がりの気質であることが多いです。
怖がりの気質のある犬は、何かの刺激に対して驚いたり、怖いと感じたときに、その刺激に対して、あるいはその時偶然目の前にいた相手などに対して、激しく威嚇をしてしまうこともあるでしょう。
また、いつも使っている食器やお気に入りのおもちゃなど、自分の所有物への愛着がとても強い気質の犬も、他の相手が自分の所有物に近づこうとすると、攻撃的な行動で咄嗟に激しく威嚇をしてしまう場合があります。
犬が威嚇をするきっかけがある
威嚇の気持ちから相手に攻撃的な行動をとってしまう犬は「攻撃」のように見える行動を起こす前に「相手を遠ざけたい、近づけたくない」という警戒心が急に高まったり「嫌だ」「怖い」などの不安を感じるような、何らかのきっかけがある場合が多いです。
具体的な例として
①お散歩中やドッグラン、不意の来客など、見慣れない相手や苦手な相手が自分の方に急に近寄ってくる/近寄ってきそうと感じる状況
②頭の上や視界の外から急に体を触られたり、何かをされた/何かをされそうと感じる状況
③今まで経験のないことや苦手に感じているお手入れなどをされる/これからされそうな気配を察した状況
④自分の物だと思っている食器やおもちゃを目の前で取り上げられる/取り上げられそうな気配を察した状況
などが挙げられます。
こういった特定の状況がきっかけとなり、警戒心が急激に高まることで、犬が威嚇のために攻撃的なそぶりをしてしまう場合があるのです。
犬は、怖さや不安から攻撃的な様子を見せることもあるので、飼い主さんは愛犬の性格を理解して接してあげることが大切ですね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室 担当獣医師
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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シニア期は、視覚や聴覚など体の動きが鈍くなりやすいです。愛犬がシニアになっても、元気に明るく過ごしてもらえるよう、大切にしたいことを3つご紹介します。獣医師の佐々木彩子先生にお話を伺いました。
大切にしたいこと1:見て話す
笑顔で見つめて話しかける
シニア犬は視力が衰えがちなので、できるだけ愛犬の正面から名前を呼び、笑顔で見つめてこちらの存在を知らせましょう。耳の近くでゆっくりはっきり声をかけるのがポイントです。
背後から声をかけたり、早口や怒鳴り声を出したりするのは混乱や不安を助長するのでやめましょう。
愛犬が見つめてきたら無視をしない
シニア犬は不安を感じると相手をしてほしくて見つめてくることがあります。そんなときは無視せず、目をみて「どうしたの?」などと声をかけてあげましょう。
お手入れ中も声をかける
シニアになると我慢することが難しくなり、お手入れを早々に嫌がることがあります。お手入れ中は、名前を呼び見つめたらほめたり励ましたりと不安をぬぐい、愛犬に「よし、がんばとろう」と自信をもたせて。
散歩中も声をかける
散歩中も積極的に見つめたり声をかけたりしましょう。ただし、闇雲に話しかけるのではなく、段差があった場合などの注意喚起や、いいコにしていたときにほめるなど意味のある声かけが大切です。
家族以外の人に話しかけてもらう
来客があった際などは、家族以外の人にも名前を呼んでもらったり、話しかけたりしてもらいましょう。他人に話しかけてもらうと刺激になり、脳が活性化されアンチエイジングに繋がります。
大切にしたいこと2:触れる
ふんわりと触れる
突然触ったりおおいかぶさるように手を出したりすると、驚かせたり怖がらせたりしてしまいます。まずは声をかけ、こちらの存在に気づかせてから低い姿勢になり、やわらかな手つきでふんわりと触れましょう。
お手入れの前に触れる
お手入れの前に触れることで、苦手なお手入れも受け入れやすくなります。なでられても嫌がりにくい肩や背中、胸などを、ほめたり前向きな言葉をかけたりしながらやさしくなでましょう。
ほめるときはなでる
シニアになると、ほめていても耳が遠いなどの理由でほめられていることに気づかないことがあります。ほめるときはなでたり、可能な場合はごほうびのおやつも与えたりしましょう。
大切にしたいこと3:立つ
立って歩く機会を増やす
シニアになると日中も寝ることが増えます。しかし、昼寝ばかりさせてしまうと老化を早めてしまうので、適度に呼んで起こし、こちらに来させて遊ぶようにしましょう。生活の中で自然と立って歩く場面をつくることが大切です。
ゴハンは立たせたまま食べる
ヨガマットなど滑り止めを敷き、そのうえで立たせて食事をさせるのも効果的です。立って食べやすいように愛犬の体に合った食事台を使用しましょう。また、うまく立てない場合は、腰を支えて立たせてあげるといいでしょう。
散歩ルートには上り坂を加える
散歩することで立つことに必要な筋力づくりに繋がります。犬は後ろ足から弱りやすいので、後ろ足に荷重がかかりやすい上り坂を散歩ルートに加えてみましょう。
愛犬にいつまでも元気で暮らしてもらうためにも、3つの接し方を意識しながら一緒に過ごしてみてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2021年1月号『愛犬の心をつかみ、アンチエイジングにも! 見て話す 触れる 立つ 3つのキーワードで考えるシニア犬との接し方』(監修:キュティア老犬クリニック獣医師 佐々木彩子先生)
文/hare
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。