犬猫あるある川柳よりおもしろ一句をご紹介!
いぬ・ねこのきもちでは、毎日かわいい犬や猫と素敵な時間を過ごしている飼い主さんや、とにかく犬や猫が好き!な方が 「あるある~」と思わずうなずきたくなる「犬猫あるある川柳」を募集し、たくさんのご応募をいただきました。(2020年10月15日~11月27日)
今回は惜しくも入賞を逃しましたが、編集室おすすめのおもしろ川柳をお届けします。
あるある!と思わずうなずいてしまう川柳から、そんな可愛いことがあるなんて…!と胸キュンしてしまう川柳まで♪
ぜひみなさんの感想もコメント欄にお寄せくださいね!
「寝てないよ? 嘘だと髭に 書いてある」
「ミニチュアシュナウザーの愛犬は、飼い主の帰宅後や昼寝してしまった後、あたかも起きてたかのように振る舞いますが、自慢の髭の寝癖で寝ていたことがすぐにバレてしまいます。」(投稿者 アレクサさん)
なんて可愛いごまかしなのでしょうか(笑)
ちょっと寝ちゃってたけど・・・アレクサちゃんが飼い主さんを大好きな気持ちがよく伝わります!
アレクサちゃんのように、健気で少し抜けている!?ようなところがある愛犬の姿に癒される飼い主さんもきっと多いのではないでしょうか♪
お次も、飼い主さん大好き!が伝わる川柳です!!
「出待ち犬 仕事行くなら 越えてみろ」
出かけようとすると愛犬も一緒に行きたがる・・・という経験、ありませんか?
このお写真、まさに「超えてみろ」と言われているようです(笑)
「飼い主の仕事に出る時間になると出待ちをするそして隙あらば何とかついて行こうと企む愛犬」(投稿者 いちこママさん)
大好きな飼い主さんと一緒にいたい、いちこちゃんの全力投球な姿に癒されます!
お次は、思わず「あっぱれ!」と言いたくなる!?ワードセンスの光るこちらの一句。
「初対面 犬もお澄まし 猫被る」
犬だけど、猫を被る!?
ワードセンスが光るこの川柳、ちょっとシャイな愛犬と暮らす犬飼いさんは納得の一句かもしれません。
「ワンぱくな愛犬も初対面の方には(最初だけ)猫被ります(笑)」(投稿者 凛香さん/リアンちゃん8才)
恥ずかしがりやなリアンちゃんが目に浮かびますね!
おうちではワンぱくとのことで、飼い主さんのことをとても信頼しているのが伝わります♪
「あるある~!」な川柳、まだまだ続きます。
「行くんだよ あんたも散歩に 行くんだよ」
「散歩が嫌いな愛犬に、玄関で見送られそうになった時。」(投稿者 でこすけさん/シェルティくん12才)
飼い主さんの突っ込みが光るこの一句(笑)
同じような経験をしたことがある犬飼いさんもいるのではないでしょうか?
しれっと見送ろうとするシェルティくんを想像するだけでクスッときちゃいました!
そして最後の川柳は・・・こちら!
「もうしません 背中で後悔 語ってる」
これは・・・似たような光景を見たことのある方、多いのではないでしょうか(笑)
「いたずらをした時など、少し叱っただけで背中を丸めて部屋の隅に行きます。哀愁漂う背中を見ての一句。」(投稿者 あんこさん/ぶぶくん/1才5ヶ月)
寂し気なぶぶくんの愛らしさが伝わってきますね!
この他にも、健気でわかりやすい愛犬を詠んだ句がたくさん見受けられました!
いかがでしたか?
編集部おすすめ、犬あるある川柳5選をご紹介しました!
全てご紹介できないのが残念ですが、犬飼いさんならたくさんうなずいてしまう川柳だったのではないでしょうか。
ご投稿いただいたみなさま、ありがとうございました!
文/いぬのきもちweb編集室
※写真は、投稿者の方が川柳と一緒に投稿してくださったものを掲載しています。
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人と犬が気持ちよく暮らせる社会のためには、周りの人への心配りが大切です。そのために、これからも自分も相手も気持ちよく暮らせるよう、より良いマナーを学んでいきましょう。
今回は、公園にいるときや散歩中のGOOD・BADなマナーについてご紹介します!
散歩中のお世話に関するGOOD・BADマナー
ここでは、お散歩中や公園にいるときの「お世話」に関するマナーについてチェックしてみましょう。
排泄はお散歩前に家でさせるとGOOD
散歩中の犬の排泄は、適切に処理していたとしても、ウンチがらみでトラブルになることも。そのため、可能な限り排泄は散歩前に家で済ませておき、散歩中の排泄の回数や量が減るように工夫することも大切です。
散歩中のオシッコはトイレシーツで吸収させるとGOOD
オシッコを水で流すのは多くの自治体で推奨している最低限のマナーですが、よりキレイに処理するために、水で流す前にトイレシーツで吸い取るとさらによいでしょう。
また、犬を飼っていない人にとっては、家の近くでオシッコをされることを快く思っていないことも。適切な処理を行うとしても、他人の家の門扉付近で排泄しないような配慮も心がけましょう。
ウンチを草の茂みに放置するのはBAD
犬がウンチしたところが、たとえ人通りの少ない茂みや土の上だったとしても、必ず持ち帰るようにしましょう。ウンチの未処理は、条例違反となることもあります。
散歩・公園での遊ばせ方のGOOD・BADマナー
犬同士で遊ばせるときは、相手に確認をとるとGOOD
犬同士で遊ばせるときには、トラブルを事前に回避するためにも、相手の犬の飼い主さんに確認をとるとよいでしょう。
相手の犬は、知らない犬との交流が苦手かもしれません。相手の飼い主さんに声をかけることでトラブルを回避することができます。
公園内をノーリードで遊ばせるのはBAD
人のいない広い公園でも、リードをつけるようにしましょう。これは条例でも定められているルール。犬が怖いと思う人もいますので、その人たちへの配慮も必要です。
公園でのお世話に関するGOOD・BADマナー
犬をベンチの上に座らせないようにするとGOOD
公園にある設備は、人のためのものです。ついベンチの上に乗ってしまったときには、すぐに下ろしてあげましょう。ベンチに犬を座らせてしまうと、ベンチが犬の足裏で汚れてしまいます。
公園内でのブラッシングはBAD
毛は必ず周囲に飛びますので、いろいろな人が訪れる公園でのブラッシングはやめましょう。犬が苦手な人もいますので、自宅で行うのがマナーです。
スマホを見ながらの散歩はBAD
散歩中は、愛犬から目を離さないようにしましょう。スマホを見ながらの散歩は、すれ違う人にとって危なっかしくて迷惑ですし、愛犬が自転車やバイクとの接触事故を起こしてしまう危険もあります。
蛇口から水を直接飲ませるのはBAD
犬に、蛇口から水を直接飲ませるのは、感染症予防の観点からもNGです。また、犬が蛇口に口をつけると衛生面で問題があり、不快に思う人もいます。水を与えたいときは、容器に水を注いであげるなどの工夫が必要です。
飼い主さんが「大丈夫」だと思っていることでも、実は相手を不快にしていることも。相手がどう考えるのかな、と心配りをすることも大切です。
ここでご紹介したBADなマナーをしていないか、取り入れられそうなGOODマナーはないか、ぜひチェックしてみてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2021年2月号『犬を飼っている人も、そうではない人も気持ちよく暮らせる社会のため 飼い主さんのGOODマナーBADマナー』(監修:「Can!Do!Pet Dog School」専任しつけインストラクター 川原志津香先生)
文/みづかめ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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愛犬が若くて元気なうちはあまり想像ができないかもしれませんが、年をとったときや病気になったときに、介護が必要になる日がやってきます。
犬の介護経験がある犬の飼い主さんは25%
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん211名に「犬の介護経験があるかどうか」アンケート調査しました。今回のアンケートでは25%の飼い主さんが「介護経験あり」という結果に。
飼い主さんの介護経験談
実際に、飼い主さんたちはどのような愛犬の介護経験をしたのでしょうか? ここからは、アンケートに回答してくれた飼い主さんの体験談をいくつか紹介します。
飼い主さんたちには、「介護の内容」「介護で大変だったこと」「大変な介護のなかで感じた愛犬との印象的なエピソード」について答えてもらいました。
食べてもらう工夫やトイレのお世話に苦労した
- 「老衰の柴犬で、食欲もなくなり、動きもままならない状態。少しでも食べてもらう工夫と、トイレが大変でした」
こちらの飼い主さんは、愛犬の介護をするなかでよかったこととして「最期まで繋がっているという実感があったこと」と話していました。
- 「16才を超えたころからトイレが難しくなり、こまめにシーツをかえたり、負担なく身体を綺麗にしたあげたり、2年間は介護状態でした」
こちらの飼い主さんは、「動くことが自由にならない様子がかわいそうに思えて、つらかった」と、思いを話していました。
夜鳴きで眠れない日があった
- 「寝たきりになり、食事や排泄の世話をした。時々、夜中に鳴くことがあり、寝れない日があった」
こちらの飼い主さんは、「どんな状態になっても、大好きな気持ちは変わらないと実感した」と話していました。
認知症の愛犬を家族みんなで介護
- 「高齢の柴犬で、認知症でした。夜中の徘徊・トイレの介助。寝たきりになってからの4カ月は食事・水飲みすべて補助が必要でした。夜鳴きをするので抱っこして寝かしつけていました。夜中に何度も起きるので、睡眠不足になる。眠い時に眠れないのがつらかった」
こちらの飼い主さんは、「家族みんなの協力でお世話ができた。家族間のコミュニケーションが増えた気がしました。愛犬の最期が近づくのはつらかったですが、その期間、愛犬とも家族ともとても濃い時間を過ごせました」と振り返っていました。
歩けなくなった愛犬をサポート
- 「歩行が上手くいかなくなり、立ち上がる際に身体を支え、行きたい方向へ付き添った。認知症なのか幻覚が見えて、それに向かって何もない所に噛みつきにいくため、怪我をしないよう声を掛けて、身体を押さえて阻止していた。心臓が悪かったので、留守の時に心配だった」
こちらの飼い主さんは、「しんどい身体でも寄り添ってきてくれ、温もりを感じられ、幸福感があった」と話していました。
腎臓病になった愛犬を自宅で介護
- 「腎臓病で何も食べなくなってしまい、流動食や自宅での点滴処置などを行った。大変と感じたことはない。もっと他にも何かできたのではと思う」
こちらの飼い主さんは、「元気なときももちろん可愛かったが、年を取って何もできなくなっても可愛くて可愛くて、とても愛おしかった」と語っていました。
【獣医師解説】愛犬の介護にどのように向き合えばいい?
介護で大変だったことについて、飼い主さんたちからさまざまな体験談が寄せられました。ここからは「愛犬の介護」に関して、いぬのきもち獣医師相談室の先生が対策などのポイントを解説します。
——飼い主さんからの介護体験で、「こんなことが大変だった」という具体的なエピソードが寄せられました。犬の介護で、飼い主さんが工夫できるポイントはありますか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「食べ物については、愛犬が若いころから『何が好きか、嫌いか』『体に合うか』などをできるだけ多く知っておくと役に立つと思います。
若いうちからいろいろなものを経験しておくと、その後の食べ物のレパートリーが増えます。口に触ることにお互いが慣れておくことも、いざ食べさせてあげるときの抵抗がなくなると思います。少量食べさせたり飲ませることを練習しておいてもよいでしょう」
——トイレのお世話についてはいかがでしょうか?
獣医師:
「たとえば、おむつやトイレシーツを使用する場合、『かぶれにくい』『はきやすい』『ずれにくい』『もれにくい』などを試していく必要があります。しっかり吸収して漏れがないものは、かぶれにくいと思います。
余裕があれば、普通の水で吸収具合を試してみてもよいと思います。既製品が合わないこともありますので、臨機応変に自分で工夫することも必要です」
——合う、合わないは個体差もありますよね。また、夜鳴きに悩んでいる飼い主さんもいましたが、何か対策はありますか?
獣医師:
「夜鳴きの原因の多くは、昼間も寝ているからです。立てなくてもカートでお散歩するだけで、風や外のニオイを感じて気分が晴れますし、日光も浴びることができるので夜の眠りをスムーズにすることが期待できます。
カートに慣れていないと心地が悪いですので、若い頃からいろいろなことにトライし、練習しておくとお互いに抵抗がなくなります。
また、飼い主さんも愛犬もお互い寝られないとつらくなりますので、お薬などを検討してもよいと思います。最近では、代替療法も積極的に取り入れられています。効果的に使用できるものも増えてきているので、かかりつけ医に相談するとよいです」
——飼い主さんも休むことができないと、体がまいってしまいますよね。
獣医師:
「そうですね。飼い主さんがつらくなる前に愛犬を病院で預かってもらったり、誰かにお願いすることで、慢性的なつらさにつながりにくくなります。誰でも寝られないと少しのことでイライラしたり不安に思ってしまうので、飼い主さんご自身がしっかり寝ることはとても大切なことです」
介護は「ひとりで頑張りすぎない」ことが大切に
——介護を経験し、「愛犬と濃い時間が過ごせた」という人もいれば、「動けない愛犬の姿を見るのがつらかった」という声も聞かれました。飼い主さんは、愛犬の介護にどのように向き合うとよいでしょうか?
獣医師:
「愛犬の介護はいつか来るかもしれませんし、来ないかもしれませんし、誰にもわかりません。飼い主さんが不安に感じるのは、おそらくひとりで頑張らなければならないと思っているからかなと思います。
相談できる場所、気持ちをはきだせる場所、愚痴を言える場所をいくつか探しておくと、少し気持ちがラクになると思います。実際に介護疲れをしてしまう方は、心身ともにひとりぼっちになってしまうケースが多いです」
——責任感の強さから、思い悩んでしまう飼い主さんもいるのではないかと感じます。
獣医師:
「完璧にこなさなくてもよいのです。完璧を求めると、キリがなくなります。完璧なものはない、完璧でなくてもよいということを頭に置いておいてください。
あとからいろいろと振り返り、後悔することもあるかもしれません。ですが、そのときの最善をつくしていたことは確かです。ベストを尽くしていた自分自身を大切にしてください」
いぬのきもちWEB MAGAZINE『犬の介護に関するアンケートvol.01』
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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犬の飼い主さんで、愛犬をしつけ教室に通わせたことのある人はどれくらいいるのでしょうか?
愛犬をしつけ教室に通わせた経験のある飼い主は約2割
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、犬の飼い主さん314名に「犬のしつけ教室に通ったことがあるかどうか」アンケート調査を行いました。すると、約2割の人が該当する結果に。今回の調査では、通わせたことがない人のほうが多数派という結果でした。
愛犬をしつけ教室に通わせた理由は? 実際にどうだった?
愛犬をしつけ教室に通わせたことのある飼い主さんに、「通わせることにした理由」や「どれくらいの期間か/何才のときか/よかった面・悪かった面」などについて、具体的に体験談を語ってもらいました。
犬を飼うのが初めてだったから
- 「初めて犬を飼ったので、きちんとしつけができるか心配だったから。生後3カ月くらいから1才頃まで。パピーの頃だったので社会化を身に付けられたのがよかった」
- 「初めて迎えたワンコで、対応の仕方がわからなかったのと、迎えたワンコがスゴくエネルギー量が高い元気なコのため、遊び方やしつけ方がわからなかった。12回コースで5カ月くらいから通いました。我が家のワンコの性格を見ながら遊び方やストレス発散の仕方、お散歩の仕方を教えてもらいました。お手やふせなどの基本的なコマンドを楽しく学ぶことがてきました。たくさんのお友達もできて、発散させてあげることができました」
直したい癖があったから
- 「室内犬を飼っていて、家の中で拾い食いや食糞などで困っていたので。現在11カ月のチワワで、8回コースの6回終了。こちらの指示が通るようになり、散歩の拾い食いはなくなる。『ダメ』がわかるようになり、問題行動も少なくなってきた」
- 「引っ張り癖、噛み癖がひどかったため。パピー期の6カ月から1才まで。朝から夕方までずっと遊びながら、しつけや犬同士の遊び方を教えてもらえていたかと思います。ただ、引っ張り癖は直らなかったです」
- 「家でも外でも気が強く、早めに対処しなければと思ったので。1週間合宿で、4カ月頃のときでした。すっかり落ち着いて、ドッグランや色々なところに安心して出かけられるようになり良かったです」
- 「お散歩の時、石を拾い食いするため、お散歩でのレッスンを受けました。1カ月ぐらい、生後半年のときに。レッスンの先生が性格を理解してくれて、合わせてレッスンしてくれた」
しつけのプロに任せたいと思ったから
- 「ひとりでしつけをすることに限界を感じたので、プロにお任せしようと考えたから。1才1カ月頃から今も通っている。いろいろな人や犬に触れあう機会ができ、社会性を学ぶことができている。また飼い主も悩みを相談できるのでストレスが溜まりにくい」
他人に迷惑をかけないように育てたかったから
- 「きちんと育てていきたかったから。パピーのタイミングで社会化を含めて。4才を迎える今も、月に4回は幼稚園という形で見ていただいてます。他の犬とも関わり方が上手なのが良い」
- 「カフェや旅行などで、落ち着いて過ごせるようになってほしかったので。0才から始めて、今も続けています(2才のコと8カ月のコ、2頭)。よかった面は、プライベートレッスンで飼い主も色々学べること。犬が先生のことを大好きで楽しそうなこと」
飼い主さんもしつけの勉強をしたかったから
- 「飼い始めた時に、今後のしつけの勉強のために通いました。2才からパピー教室に通いました。とても勉強になって良かったと思います」
- 「自分の知っているトレーニング方法が古かったり、間違えていたりするんじゃないかと思ったから。月1〜2のペースで1年弱/7カ月の頃から/接し方やトレーニング方法を知れたし、楽しく通えたのは良かったけど、待ての時は身体の一部でも動いてはいけないとか、フセやお座りも厳格なルールがあったりと、別にコンテストに出たりするわけではないので、もう少し臨機応変な対応をして欲しかったです」
- 「犬を飼うのが初めてだったので、分からないことを勉強するため。どれくらいの期間か:5カ月目(継続中)。何歳のときか:3カ月から。良かった面:しつけの基本的知識を実技を通して学べたこと。わんちゃんの友達ができ、また、安全な環境で他のわんちゃん達と遊ぶことができること。悪かった面:費用がかかること」
- 「常に一緒にお出掛けしたいので、マナーを教える方法を私が学ぶために通いました。パピーから2才まで。最近はコロナや仕事が忙しく行けてません。良かったのは飼い主と信頼関係が築け攻撃的な事はしません」
吠えグセや拾い食いなどの困りごとがあったり、外で迷惑をかけないコに育てたいなど、さまざまな理由で愛犬をしつけ教室に通わせているようですね。
しつけ教室に通わなかった理由は?
一方で、愛犬をしつけ教室に通わせていない飼い主さんに話を聞いてみると、さまざまな理由が寄せられました。
- 「自分でできるから、必要性を感じなかったです」
- 「私達と暮らすうえで、最低限のしつけはできたから」
- 「近くに教室がないから」
- 「金額が高い」
- 「良い教室の判断が、難しい」
- 「何処がいいトレーナーかわからない。適性な費用もよくわからない。気軽に頼みにくそう」
- 「しつけも大事だと思いますが、今のところ困った事はないので。もしあったとしてもそれは個性という事で、、、」
- 「自然とできるようになると思っていたから。近くにあるのかわからなかったから。料金が高いから」
愛犬をしつけ教室に通わせたことがないけれど、今後検討したい飼い主さんは約半数!
また、愛犬をしつけ教室に通わせた経験がない飼い主さんに「今後検討したいかどうか」について聞いてみると、興味がある人は約半数という結果になりました。
しつけ教室に興味を持っている人からは、次のような声が寄せられています。
- 「自己流よりプロにアドバイスしてもらいたいから」
- 「犬も人間もいろいろ経験できるし、良い勉強にもなると思うから」
- 「自分のしつけを確認したい」
- 「色々ある程度はできるけど、社会性やルールをしっかり教わるのもいいかと思って」
- 「元保護犬で、他の犬に吠えたりするから」
- 「今のままでもいいが、しつけ教室に行くとより良くなりそうな期待があり。特に散歩、拾い食いや左右あっちこっちに動きまわったり、急に走り出したりなどがなくなりそうで」
- 「散歩に出てもすぐに帰ろうとするので、上手に散歩ができるよう、また飼い主の指示に反応できるようにしたい」
- 「もともとしつけに困っていたので通いたかったが、コロナでどこも中止になった」
- 「1才になり問題行動が出てきたため」
- 「屋外でしかトイレができないので、室内でもトイレができるようにしたい」
- 「散歩の仕方や、他の犬に会ったり自転車とすれ違ったりした時に吠えないよう、正しいしつけ方を知り実践したい」
当初しつけ教室のことを考えていなかったけれど、愛犬と一緒に過ごしていくなかで課題が見えたり、プロのしつけの必要性を実感したケースもあるようです。
もし愛犬の困りごとに悩んでいるのであれば、しつけ教室などプロへの相談を検討してみてもよいかもしれません。犬友さんなどでしつけ教室に通わせている人がいたら、実際にどのような感じなのか、話を聞いてみてはいかがでしょうか。
いぬのきもちWEB MAGAZINE『しつけ教室に関するアンケートvol.01』
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
文/sorami
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11月1日は犬の日! この機会に、もっと愛犬との絆を深めたいですよね。そこで今回は、犬が喜ぶ“モフモフ”の極意をご紹介。ポイントをしっかり押さえてスキンシップをすれば、きっと愛犬もうっとりの、ステキなモフモフタイムを過ごすことができますよ!
犬はモフモフされると嬉しいの?
そもそも、犬はモフモフされることが好きなのでしょうか?
何気なく犬とふれあっているけど……じつは知らない素朴な疑問を、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました。
昔よりもスキンシップ好きな犬が増えている傾向が
先生によると、現代では昔よりもスキンシップを好む犬が増えている傾向があるのだとか。その理由として、人に慣れやすい性格の犬が好まれブリーディングされていること、ペットとして幼いうちから人と一緒に過ごすようになったことが、要因として考えられているそうです。
ふれあうことで安心し、幸せな気分に
母犬が子犬のお世話をするときには、たくさんのスキンシップをとります。先生いわく、犬は幼いころから多くの時間を一緒に過ごす人を母犬のように感じることがあるため、スキンシップを得られることで子犬のように安心し、幸せな気分になるのだそうです。
モフモフされて嬉しい体の部位は?
まずは「あごの下」がおすすめ。慣れればほかの部位も
犬がモフモフされて嬉しい部位には個体差がありますが、まずは、犬から見えるよう、横から「あごの下」をさわるのがおすすめです。慣れてきたら「首から背中」、犬が寝転がってお腹を見せるようなら「お腹」もスキンシップを受け入れやすい部位。
ただし、犬がお腹を見せていないのに、お腹をモフモフするのはNGです。また、「頭」は急にさわられることを怖がるコもいますので、慣れていない犬の頭をいきなりモフモフするのは控えましょう。
体の先端はさわられるのが苦手な部位
犬にとってモフモフされるのが苦手な部位もあります。個体差がありますが、鼻、耳、しっぽ、足先などの体の先端は敏感なため、多くの犬にとってさわられるのは苦手です。
ちなみに、マッサージとしてうまくできると、耳も気持ちよいと感じるコは多いようです。
犬はどんなときにモフモフされたいの?
犬がモフモフしてほしいシチュエーション
犬が「なでてほしいな♡」と思うタイミングでモフモフしてあげれば、より愛犬が喜ぶスキンシップをすることができます。以下のようなシチュエーションは、犬が喜ぶスキンシップのチャンス。ぜひ、愛犬をモフモフしてあげましょう!
- 犬が「なでて」とせがんできたとき
- お互いがリラックスしてそばにいるとき
- ほめるとき
こんなときは「やめて」のサイン
モフモフしている最中に犬が以下のような反応を見せたときは、「もうやめて」のサイン。しつこくしすぎると愛犬に嫌われる原因になるので、モフモフするのは終わりにしましょう。
- 歯を見せて不快なシグナルを出している
- しっぽをイライラ動かしている
- 気持ちよさそうにしていない
- 飼い主さんのもとを離れてよそへ行く
愛犬の好みにあった接し方が大切
スキンシップの好みは、犬それぞれ。モフモフされるのが好きなコがいる一方、激しくさわられることを好まないコや、なでられるのは好きじゃないけど、ただくっついていたい、手をのせていてほしい、というコもいます。
愛犬の個性を知って、好みに合ったスキンシップをするのが、犬が喜ぶポイントです。ぜひこの機会に、スキンシップで愛犬との絆を深めましょう。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/terasato
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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大好きなお姉ちゃん・ルンルンちゃんとしばらく離れて暮らしているアラン君。
ルンルンちゃんが帰ってくるよ、と言われると……
「ほんと?」
と言わんばかりに首をかしげます。
その後は本当にルンルンちゃんに会えたことが嬉しかったのか、はしゃぎ疲れてしまったよう。
なんとも無邪気でかわいいアラン君なのでした!
参照/YouTube(本当にルンルンが来るのかな…と不思議に思ったアランです Great Pyrenees グレートピレニーズ)
文/kagio
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犬が寝ているときに、しっぽをブンブンと振っているのを見たことがありませんか? 「寝ているのになぜ?」と、不思議な行動ですよね。
犬が寝ながらしっぽを振る心理について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
犬が寝ながらしっぽを振るときの心理2つ
——寝ながらしっぽを振る犬がいるようです。どのようなことが考えられますか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「ごく浅い睡眠のタイミングで夢を見ていて、その夢に関わる行動としてしっぽを振っている可能性があるでしょう。
もしくは、ウトウトしているだけで実はまだしっかり寝ておらず、飼い主さんがそばに居ることなどに対する嬉しい気持ちを、しっぽで穏やかに表現している可能性などが考えられます」
——そういった理由があったのですね。寝ながらしっぽを振っているとき、「大丈夫かな?」と思う飼い主さんもいるでしょうが、どのようにしてあげるのが望ましいですか?
獣医師:
「基本的には寝ている、もしくはその直前のウトウトとまどろんでいる状況なので、むしろ刺激しないでそっとしておいてあげるほうがよいでしょう」
愛犬の寝姿を見守ることも健康管理のひとつ
——しっぽを振る以外に、寝ているときに見られる犬のしぐさで、注意が必要なものはありますか?
獣医師:
「たとえば、レム睡眠(脳が活発に活動している浅い睡眠)の際に見られる、急速眼球運動や、手足のぴくつきなどの寝ているときのしぐさは、入眠中の脳の活動や見ている夢などの影響によって、健康な状態の犬でも見られる場合も少なくありません。そのため、睡眠中のしぐさだけに注目して、注意が必要かどうかを判断することは困難かと思います。
そこで、もしも愛犬が寝ている際のしぐさで何か気がかりを感じた際には、まずは動画などでそのしぐさそのものの記録を残しましょう。それと合わせて、寝ているときだけではなく、起きている際の愛犬の行動やしぐさも同じように観察し、それらを併せてかかりつけ医に相談するなどの対応がおすすめです」
——日頃から愛犬の様子を観察しておくことが大切なのですね。
獣医師:
「そうですね。具体的な姿勢やしぐさそのものではないものの、愛犬の寝る際のしぐさが『以前と違う、変わった』という変化に注目することで、不調やストレスに早く気付いてあげることができる場合があります。
たとえば、もともと四肢を伸ばしてあおむけで寝ていたような愛犬が、足を折り曲げてお腹を守るように丸まって寝ているなど、寝る際の姿勢が急に変わった際には、体調不良やストレスなどに伴う寝姿の変化の可能性を考えます。
こういった目線で愛犬のいつもの寝姿を見守ることも、健康管理のひとつになりますのでおすすめです」
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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犬がかゆがるしぐさをするときは、さまざまな原因が考えられますが、病気が引き金になっているケースもあるので注意が必要です。
そこで今回は、かゆみを伴う犬の主な病気についてご紹介。動物病院へ行くべきかどうかを見分けるポイントも解説するので、参考にしてみてくださいね。
かゆみを伴う犬の主な病気(1)皮膚病
マラセチア皮膚炎
マラセチアという皮膚に常在する酵母菌が増殖することで発症する皮膚炎。皮膚のベタつきや強いかゆみのほか、フケが増えたりニオイがきつくなったりするのが特徴です。指の間やわきなど、蒸れやすいところに部分的に発症することもあります。
膿皮症(のうひしょう)
細菌が原因の皮膚炎です。背中やおなか、足の付け根、わきなど、さまざまな部分に赤い発疹ができてかさぶたになり、強いかゆみを伴います。症状を繰り返すことも。
アレルギー性皮膚炎
食べ物が原因となる食物アレルギーや、ノミの唾液が原因となるノミアレルギーなどが例として挙げられ、症状は原因によって異なります。カビや花粉など、さまざまなものに反応しやすい場合は、免疫や皮膚バリアに問題があるアトピー性皮膚炎かもしれません。
疥癬(かいせん)
通常は犬にいない疥癬(ヒゼンダニ)が寄生することで起こる皮膚病です。耳やひじ、顔のまわりなどに激しいかゆみが起こり、脱毛や炎症などが見られます。あまりのかゆさに、皮膚をかき壊してしまうことも。
毛包虫症(もうほうちゅうしょう)
ふだんから犬の毛穴に寄生している毛包虫(ニキビダニ)が、免疫力が落ちたときに異常発生することで起こる皮膚病。口や目のまわり、四肢などにかゆみや脱毛などが見られ、幼犬や高齢犬、全身的な病気にかかっている犬に発症するケースが多いです。
かゆみを伴う犬の主な病気(2)皮膚病以外の病気
外耳炎
耳ダニの寄生や菌類が耳アカで増殖することによって発症します。耳の中が赤くなり、かゆみや痛みを伴うほか、耳アカが増えたり、異臭がしたりするのが特徴です。しきりに耳をかくため、耳の後ろに毛玉ができることも。垂れ耳の犬は特に注意しましょう。
結膜炎
細菌やウイルス、アレルギーなどによって起こる目の病気。目が充血したり、涙や目やにが増えたりするほか、かゆみで顔を床にこすりつけることも。目をこすることによって、角膜が傷つくケースもあるので注意してください。
肛門周囲のトラブル
肛門腺が詰まって肛門嚢炎(こうもんのうえん)を起こしていたり、肛門にしこりができていたりすると、お尻にかゆみや痛みが出ることがあります。お尻のまわりが腫れている、お尻自体が赤くなるといった症状のほか、しっぽを追いかけるしぐさを見せることも。
免疫・脳・神経の異常などからくる病気
天疱瘡(てんぽうそう)などの自己免疫疾患や、リンパ腫などのがんが皮膚に発生した場合もかゆみを伴うことがあります。また、外傷や関節炎などの痛みがあるときにも、患部が気になったり、感覚異常を起こしたりして、かゆがるしぐさを見せることがあるでしょう。
心の病気
体に異常がないのに、精神的なストレスなどが原因で、かゆがるしぐさを見せることもあります。この場合、根本にあるストレスを解消しないと、なめたり噛んだりする行為が皮膚の炎症へとつながり、さらにかゆみを悪化させることに。行動学に精通した獣医師に相談してみましょう。
動物病院へ行くべきか見分けるポイント
犬がかゆがるしぐさをするときは、病気以外が原因であることも少なくありません。動物病院へ行くべきかどうか迷ったときは、以下のポイントをチェックしましょう。
(1)かいている部分に脱毛や腫れがないか
犬がかいている部分に、皮膚の赤み、発疹、多すぎるフケ、血がにじんでいるなどの症状が見られるときは要注意。
(2)いつも同じ部分をかいていないか
いつも同じ部分をかいているときは、まずはその部分の炎症を疑ってみましょう。
(3)何度も・ずっとかいていないか
体をかいているときに声をかけて中断させても再びかき始める場合や、長時間かき続けている場合は注意が必要です。
(4)食事中や遊んでいるときでもかいていないか
食事や遊びなど、犬が夢中になるはずの時間や、眠っているときでも突然かき出す場合は、病気の可能性が高いです。
上記の項目にひとつでも当てはまるものがある場合は、動物病院を受診しましょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2017年4月号『病気?ストレス?それともアピール?犬のかゆがるしぐさの理由』(監修:東京大学附属動物医療センター行動診療科特任助教 ACプラザ苅谷動物病院獣医師 獣医行動診療科認定医 荒田明香先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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犬を飼いたいと思ったときに、出会い方はさまざま。そのなかで、保護犬の譲渡会に足を運び、「このコだ」と思える犬と出会う経験をした飼い主さんもいます。
今回紹介するのは、Instagramユーザー@abareinuさんの愛犬・いのちゃん。子犬の頃に出会ったいのちゃんも、今では2才の成犬になりました。飼い主さんはこれまでの日々のなかで、いのちゃんの成長を感じる瞬間がたくさんあるそうです。
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、いのちゃんとの出会いのエピソードや成長の様子について、飼い主さんにお話を伺いました。
譲渡会で「このコだ」と思った、いのちゃんとの出会い
野犬出身のいのちゃんは、山口県の周南市で保護されました。その後、兵庫県にある保護団体のもとで新しい飼い主さんとの出会いを待っていたのだそう。そこで出会ったのが、今の飼い主さんご夫婦でした。
飼い主さん:
「犬を迎えようと思ったきっかけは、借家から一軒家に引っ越したことです。元々、私が2歳の頃からずっと犬と一緒に生活していたこともあり、夫と結婚して実家から離れ、犬のいない生活に寂しさを覚え始めていました。引っ越して犬を飼える環境になったことで、犬を家族に迎えたい気持ちが抑えられなくなってしまったんです」
「まだ決めないと思うけれど試しに行ってみよう」と、軽い気持ちで譲渡会に足を運んだ飼い主さんご夫婦でしたが、当時生後2カ月半(推定)のいのちゃんを抱っこしたときに、一目惚れしたのだそうです。
飼い主さん:
「本当はその日に決めるつもりはなかったのですが、即決でトライアルを決めて帰りました。正月休みだったこともあり、帰り道に初詣に行って大きな亥年の絵馬を見て、名前は亥年に出会った『いの』になりました。
その約1週間後に、いのが我が家にトライアルでやってきて、そのまま家族になりました。それからずっとメロメロです!」
臆病だけれど、とても賢い一面があるいのちゃん
いのちゃんはとても臆病で怖がりな性格だそうですが、賢い一面もあるのだそう。家の中にいても人の動きをよく観察しているようで、いのちゃんと暮らし始めた頃にこんなエピソードがあったそうです。
飼い主さん:
「いのは男性が少し苦手だったのですが、我が家に来てから夫にも少し慣れてきていました。そんなある日、夫が遊びのつもりで唐突に変な動きをしたらものすごくビビってしまって、それからは『こいつは急に変な動きをする奴』と認識されてしまったのか、今もずっと警戒されています」
旦那さんの動きに警戒することもあるいのちゃんだそうですが、本当は旦那さんのことが大好きなのだそうです。
飼い主さん:
「いのは夫に対して、家に帰ってきたときの歓迎ムードは全くありません。でも、散歩ついでに帰宅途中の夫を迎えに行ったら、自転車に乗っている夫を見つけて飛び跳ねて大喜びしています。そんないのを見て、夫は嬉しそうですね(笑)」
子犬から成犬へ。いのちゃんの「成長」や「魅力」は?
生後2カ月半の頃に家族に迎えて、今は2才になったいのちゃん。子犬の頃は遊びたい盛りで、「寝て、食べて、うんちして、遊んで、寝て、食べて、うんちして、遊んで…」といったように、掃除と遊びで大変な時期もあったそうですが、それも楽しかったと、飼い主さんは振り返ります。
飼い主さん:
「成犬になり、トイレも遊びも家の中では落ち着いています。日本犬気質なのか塩対応で、私のほうがもっとかまってほしいと思っているくらいです。
はじめは家の中で人が動くだけでも怯えていたので、なるべく怖がらせないように、テーブルの上の物の音や自分の動きにもかなり気を使って生活しました」
飼い主さん:
「散歩も怖がって上手くできず、車に乗るのもビクビクしていて、慣れないものすべてに怖がっていました。でも、公園に散歩に行ったり、実家の犬と関わることで散歩も大好きになりましたし、車に乗ってドッグランや大きな公園などの楽しい場所に行けるとわかってくると、車も平気になりました」
いろんな経験をして、苦手だったことも徐々に慣れていこうとしているいのちゃん。走るのが大好きで、ドッグランに行ったときには思いっきり走り回り、楽しそうな姿を見せるのだそうです。
ギャップがあることも、いのちゃんの魅力のひとつ
一緒に暮らして感じるいのちゃんの魅力について、飼い主さんはこのように話します。
飼い主さん:
「いのの魅力は、とにかく可愛いことです! 変なポーズで寝ていることが多くて、いつも写真を撮ってしまいます。また、どんな犬種でもうちのコであれば特別可愛いとは思うのですが、雑種犬特有の見た目も、私が特別に可愛いと思える理由のひとつだと思います。
あと、普段は人間からかまいにいってもそっけない態度なのに、朝や寝る前は自分から甘えてきたり、散歩中にはしゃいでいる姿を見せたりといったギャップも、魅力のひとつかもしれません」
今では、飼い主さんご夫婦と一緒にベッドで寝てくれるまで心を許してくれるようになったのだそう。ご家族にとって、いのちゃんは一番の癒しの存在だといいます。
いのちゃんとの「これから」について
ずっと「犬と暮らしたい」と思っていた飼い主さん。野犬だったいのちゃんと家族になって約2年、たくさんの日々を共にしてきました。これからどのように過ごしていきたいのか、飼い主さんはこのように思いを話します。
飼い主さん:
「いのが安心して楽しく過ごしてくれたら、それが一番嬉しいです。楽しいことをして、おいしいものを食べて、健康で長生きしてもらえるように、私も楽しみながら努力できたら幸せだなと思います。これからも、たくさん楽しい時間をいのと過ごしていけたらと思っています。
コロナが落ち着いたら、インスタで知り合ったいのの兄弟犬さんともいつか再会したいですし、ほかにも一緒にたくさんの経験をしていけたらいいなと思っています」
飼い主さんのInstagramには、いのちゃんと暮らす楽しい日々の様子が綴られています。ぜひ覗いてみてくださいね!
写真提供・取材協力/@abareinuさん
取材・文/凛香
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愛犬は「大切な家族の一員」だと思っている飼い主さんはきっと多いと思います。
「『犬と家族の絆』を感じた瞬間がある」と感じている飼い主は約9割
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん248名に「『犬と家族の絆』を感じた瞬間はあるか」についてアンケート調査を実施。その結果、約9割の人が該当しました。
では、どのようなときに愛犬と飼い主さん家族の絆を感じたのか、飼い主さんたちから寄せられた体験談を紹介します!
再会を喜ぶ愛犬の姿を見たときに
家族の誰かが帰宅したときに喜ぶ愛犬の姿を見て、絆を感じる人がいるようです。
- 「家族がバラバラに外から帰宅してきても、その都度1人1人に嬉しさと喜びを感じてる愛犬。私たち家族も帰宅後に愛犬に会えて嬉しく、そして喜びを感じてます」
- 「娘が帰宅した時に犬が大喜びした時、その逆に帰宅した娘が犬に嬉しそうに声をかけている時」
- 「離れて暮らしている息子がたまにしか帰ってこないのに、会った瞬間ずっと家にいる家族のように喜んでいます。愛犬に『今日はお兄ちゃん帰ってくるよ』と伝えると、朝からソワソワして窓の外をずっと見ています。ちゃんと覚えていて家族だと認識している事に、絆を感じています」
- 「離れて住んでいる息子(以前は一緒に暮らしていた)が来ると、車が着く少し前から甘えたキュンキュン声で鳴き始め、嬉ションしたりすると、大好きなんだなぁと思います」
- 「家族が帰ってくるたびに、寝ていても、起きてドアの前まで出迎えに行く姿。家族で出かけるとみんながちゃんとついてきているか振り返り気にしている姿に、家族の一員なんだなぁとしみじみ思う」
愛犬の優しさを感じたときに
日常でふと愛犬の優しさを感じたときに、絆を感じるという声も。
- 「普段は『遊ぼ、遊ぼ!!』とやんちゃなコですが、辛いときや悲しいときは、隣に寄り添ってくれる時」
- 「日々のアイコンタクト!家族が悲しんでいる時、顔をなめに来てくれたり、寝込んでいる時は、部屋の入口で伏せをして守ってくれてます!」
- 「息子が泣いていたとき、側に寄り添っていたとき」
- 「私の体調不良や普段と違う気配を察知して、寄り添ってくれるところ」
- 「最近家族が亡くなり、泣いているとそばに寄り添っていてくれた」
愛犬と理解し合えたと思えたときに
愛犬と理解し合えたと感じた瞬間に、絆の強さを感じるといった声も。
- 「言葉が通じたとき」
- 「お迎えしたばかりの頃に比べて、私の言ってる事を理解出来るようになった。一生懸命寄り添ってくれてるんだなぁ〜と思う」
- 「家族を小さな体で守ろうとしたり、家族が思っていることや言ったことを理解して行動する時」
- 「何かしてほしい時に、じっと私を見つめてきます。その表情から何をしてほしいのか、読み取る事が出来る事。また私の横でそっと眠っている時」
- 「名前を呼んだり、コマンドに反応したとき。こっちを信頼してくれてるんだと思う」
家族の中心に愛犬がいると感じたときに
愛犬のおかげで、家族の笑顔や会話が増えたと話す飼い主さんは多いですよね。家族の中心に愛犬がいると感じたときに、絆を感じるという声もありました。
- 「反抗期の息子が機嫌が悪くても犬には優しくなる。誰かが具合が悪い時、そっと静かに側に寄り添っている」
- 「思春期の扱いにくい息子。機嫌が悪そうなときに限ってワンコがすりすりしていくので、息子は笑顔になり、私も笑顔になり。会話がスムーズにできます」
- 「夫と大喧嘩した時、絶対に入ってこないフローリングの部屋に入り、私と夫の部屋の行き来をして、ケンカの仲裁をしてくれたこと」
- 「うまく言えないけど、いつも家族に溶け込んでいて、会話の中心にいるので。どんな時と言うより、生活の中で日々感じているという感覚」
- 「犬のことで、家族でいろんな話をしたり、笑顔になれたりする」
- 「子どもが大きくなり、バラバラになりつつある家族でしたが、愛犬が我が家の仲間入りになったのを機に、家族での時間が多くなったこと」
心あたたまる絆エピソードは、まだまだほかにも
ほかにも、次のような声が寄せられています。
- 「離れて暮らす息子家族とビデオ通話している時、声を聞いて、シッポをマン振りしている」
- 「先住犬が亡くなった時、途中から別で暮らしていた実家の家族も一緒に最期のお見送りをしました。人の葬儀と同じように思い出話をしながら火葬待ちをして、大事な家族だからそういう場になったんだと思います」
- 「主人は基礎疾患があるので、主人が散歩するときは主人に合わせてゆっくり歩いています。私が連れていくときは走ったりするので、ちゃんと家族を見てるなと思います」
- 「家族でも気付かない私の気持ちの変化を察してくれて、私が悲しい時、自分のお気に入りのオモチャを私の周りにたくさん運んでくれて、私の膝から絶対離れようとせず寄り添ってくれます。ほんとに家族のことをよく見てるなと思います」
- 「私にまさかの癌が見つかり、入院手術となり、二人暮らしなので入院中はわんこ保育園のホテルで預かってもらうことにしました。普段からデリケートなコでおなかを壊しやすく、とても不安でしたが、体調崩すことなく、元気に過ごしてくれました。ステイ中の記録写真も楽しそうでした。帰って来てから、私の身体をクンクンして、何か察したのか、しばらくは抱っこ要求もせず、いたずらもせずにいいコにしてくれて、一人息子の成長を感じ、改めて親子の絆を感じました。このコのために再発防止に努めています」
飼い主さんたちは、いろんな場面で「犬と家族の絆」を感じているようでした。愛犬家のみなさんは、共感できる声もあったのではないでしょうか?
『いぬのきもちWEB MAGAZINEアンケート 「犬を飼うことについて」に関するアンケートvol.16』
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/宇都宮うたこ