人は言葉や表情で意思表示をしますが、犬はしっぽで豊かに感情を伝えます。いわば、「コミュニケーションツール」。位置や動かし方で、相手に感情を伝えるのです。
では、しっぽを右に振ったときと左に振ったとき、どのような気持ちの違いがあるかを知っていますか? 飼い主さんは、ぜひ知っておきたいですよね。
この記事で、くわしく解説していきます!
うれしいときは、右寄りにしっぽを振る!?
犬のしっぽの振り方には、左右の偏りがあります。イタリアの研究チームの実験では、犬がポジティブな感情を抱いたとき、しっぽは右に振り、ネガティブなときは左に振るという結果が出たそう!
愛犬がうれしいときは右にしっぽを振っているか、観察してみましょう♪
警戒しているときは、しっぽの振りが左寄りになる!?
一方で、知らない犬や自分より強そうな犬に出会ったときは、しっぽが左寄りになるそう。これは、ネガティブな感情が振り方に表れているのだとか。
愛犬のしっぽの振り方を測ってみよう!
愛犬がしっぽをどっち寄りに振っているか、目で見てもわかると思いますが、ほかにも計測の仕方はあります。
大きな白い紙の上などで愛犬にオスワリをさせて、目の前に飼い主さんが姿を現したとき、どのようにしっぽを動かすかをチェックしましょう。
紙に印をつけて、家族の誰に対して大きく振ったかを比べてみるのも楽しいかもしれませんね♪
出典/「いぬのきもち」2017年8月号『夏休みにぴったり! パーツごとに新発見がいっぱい 犬の自由研究にトライ!』(監修:東京農業大学農学部バイオセラピー学科教授 増田宏司先生)
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。