こんにちは、かぼすママです。寒い毎日ですが、お散歩を楽しみにしているかぼちゃんのために、エンヤコラです!
氷点下まで冷え込んだ朝も、かぼちゃんはルンルンとお散歩をしてくれていますよ。もしかしたら、お散歩させて貰っているのは、かぼちゃんではなく私の方かもしれないなと思ったりします。元気でいられるのは、きっとお散歩のお陰ですもの。
2021年もかぼちゃんの笑顔と共に、平穏な毎日が過ごせますように!
かぼすちゃんとつつじちゃん
15才のかぼちゃんと10才のつーちゃん。2匹ともすっかり落ち着いた生活をしていますが、若い頃はなかなかのおてんばさんでした。
9年前の写真です
若い頃のかぼちゃんは、遊びのスイッチがONになると、とにかく走る!そして跳ぶ!!
部屋の中は、ドッグラン状態でした。
つーちゃんだって負けないぞ
つーちゃんも後を追って、ビュンビュンビュン!!
ド迫力のワンニャン鬼ごっこです。
みんな若かったね
かぼちゃんはソファを軽々と飛び越えてしまいます。
いや~、ホントに若かった!!
息が切れるほど何度もソファを飛び越えると、鬼ごっこは終了です。
怪しいつーちゃん
かぼちゃんのスイッチが切れても、つーちゃんのスイッチは切れません。
この目は何か企んでいるに違いありません!
おっと出ました、猫パンチ!!かぼちゃんに、ニャンプロレスの相手をして欲しいみたいです。
かぼちゃんのお陰でつーちゃんは
かぼちゃんは、パンチをされても耳をかじられても、怒ったりしないでつーちゃんの遊び相手になってあげました。
そんな心優しいかぼちゃんのお陰で、つーちゃんは立派な女王様に成長したんですね。
今はもふもふ家族が4匹に増えて、お留守番だって寂しくない!これからもずっと、みんなが仲良しでいられますように。
かぼすママ*プロフィール
元保護犬・保護猫の4姉弟と、毎日一緒に昼寝をする生活に憧れながら、フルタイムで働く保育士です。柴犬かぼすと猫のつつじ・ぎんなん・オニギリの可愛くて、面白くて、ほんわかした心温まる日常を、ブログとインスタグラムで発信しています。
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「なにか変!?」に愛犬の病気が隠れているかもしれません
犬は人のように言葉を話すことができず、顔色で不調をあらわすこともできません。そのため、痛みや異常のサインは、愛犬のしぐさや行動に出ることが多いんです。
飼い主さんがそのSOSに気づかないと、知らないうちに病気が進行したり、悪化させてしまうことも。とくに、食欲は犬にとっても健康のバロメーターです。
食事量だけでなく、食べ方や食べるスピードにも異変が見られたら、病気のサインかもしれません!
フードを食べこぼす、片方の歯だけで食べる
【疑われる病気の例】
歯周病、歯の破折(はせつ)、口腔内腫瘍、潰瘍性歯周口内炎など、歯や口腔内の病気
単なるクセや食べやすさで片方の歯しか使わない犬もいますが、何回かおやつをあげてみても片側でしか食べないなら、噛まない側の歯や口内に痛みがあり、使わないようにしているのかも。歯周病や口腔内腫瘍、歯垢に触れている粘膜が炎症を起こして潰瘍になる潰瘍性歯周口内炎など、いろいろな原因が考えられます。
早期発見のポイント
口内に痛みがあると、フードをポロポロこぼしながら食べる、鼻にしわを寄せながら食べるなど、しぐさにも兆候が見られます。
また、自然な咬合(こうごう)でなく、意識した噛み方になるのでクチャクチャ、ガチガチ音がすることも。食べているときの音を注意して聞いてみましょう。
ゴハンを食べ残す、食べるのが遅くなった
【疑われる病気の例】
発情や夏バテによる食欲不振、歯周病など歯や口腔内の病気、感染症や内臓疾患などの病気
人と同じで、犬も季節の変わり目で食欲が落ちることがあります。
食べる量が減っても一時的なもので、体重の減少などがなければさほど心配はありません。ただし、肝臓、腎臓、膵臓などの病気だと、嘔吐や下痢を伴うことも。
食べる意欲はあるのに、実際にゴハンを前にすると食べるのを躊躇するような場合は、歯周病などの口腔内の不快感や違和感を疑って。
早期発見のポイント
水を飲む量や体調の変化に注意することです。
感染症や内臓疾患が起きている場合、フードだけでなく水も受け付けなくなることもあります。食欲不振だけでなく、ボウルに残った水の量をはかって、愛犬がどのくらい水を飲んでいるかチェックしてみましょう。
食べたものを吐く、吐くしぐさをする
【疑われる病気の例】
誤食、胃腸炎、感染症や内臓疾患、ホルモンの疾患などあらゆる病気
犬はもともと吐きやすく、食べすぎや早食いで吐くこともよくあります。ただ、何度も繰り返す場合は胃腸の病気はもちろん、消化器系の病気、何かしらの中毒、ウイルス性感染症などあらゆる病気の疑いが。食道に腫瘍があったり、誤食した異物が引っかかっていると、食べたものが消化されずに吐き出されることも。
早期発見のポイント
ほかの症状が出ていないかよく観察することが重要です。吐いても元気であれば、引き続き吐かないかどうか様子を見て対応を。
何度も吐く、下痢や発熱、ショック症状など激しい症状を伴う場合はきわめて緊急性が高いので、至急、動物病院で受診しましょう。
異常に異常と気づけるかどうかがカギです
いかがでしたか?
愛犬に病気があるかどうかの診断は動物病院でプロの先生がしてくれますが、愛犬の症状が病気によるものなのか、生理的なものなのか、緊急性があるかそうでないのかなど、飼い主さん自身がある程度判断できるように知識を身につけておくことはとても大切です。
愛犬の命や健康を守るために、ぜひふだんから心に留めておいてくださいね。
参考/『いぬのきもち』2016年10月号「"なにか変!?”で気づく愛犬の病気」(監修:フジタ動物病院院長 藤田桂一先生、フジタ動物病院獣医師 酒巻江里先生)
イラスト/サトヲサチコ
文/影山エマ
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人によってニオイの好みは分かれると思いますが、みなさんは愛犬のニオイは好きですか?
飼い主さんの85%が、愛犬のニオイが好き!
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん200名に「愛犬のニオイ」に関するアンケート調査を実施。まず、「愛犬のニオイは好きか」どうかを尋ねてみたところ、飼い主さんの85%が好きと答えました。
愛犬はどんなニオイがする?
多くの飼い主さんたちが愛犬のニオイが好きなようですが、いったい愛犬からどんなニオイがするのでしょうか? お話を聞いてみると、さまざまな声が…!
香ばしいニオイ
- 「香ばしいニオイ。後頭部のあたりに鼻をうずめて嗅いでいます。肉球もへそ天の時にどさくさで嗅いでます」
- 「ナッツ系と言うか、香ばしい匂い」
- 「焼き芋みたいな香ばしい匂い」
- 「パンの焼けた匂い。耳や首のにおい」
- 「香ばしい。首の後ろから背中にかけて、臭いけどつい嗅いでしまう」
- 「全体に香ばしくて、癖になるニオイです」
- 「香ばしい中にほんの僅かスパイシーが感じられる。首や耳の下」
- 「後頭部から首にかけて、香ばしいパンのにおいの時もあれば干したての布団のような落ち着くにおいがします」
- 「肉球…アーモンドのような匂い。頭…バターが加熱された時の匂い。どちらも香ばしい匂い」
ポップコーンのようなニオイ
- 「足の裏がポップコーンのにおい」
- 「ポップコーンの香ばしい匂いが肉球からします」
- 「首元に顔をつけてニオイを嗅ぐと、ポップコーンのニオイがします」
おひさまのようなニオイ
- 「お散歩から帰るとおひさまのニオイがします。頭や首筋がいいニオイです」
- 「2頭の柴犬がいますが、額のあたりがまったく同じ『おひさまの香り』がします」
- 「おひさまの匂い、背中」
- 「頭の匂いが好き。おひさまの匂いがします」
懐かしさを感じるニオイ
- 「背中がなんとも言えない懐かしい匂いがする」
- 「ちょっと懐かしい気持ちがするような匂いが首筋から」
なんとも言えないニオイ
- 「首辺り。なんとも表現しにくいが…。クサイけど、つい嗅ぎたくなってしまう。クセになるニオイ」
- 「なんとも言えない、落ち着く香り…肉球から!」
ほかにも…
- 「後頭部から耳あたりが昆布の佃煮の匂い」
- 「頭が昆布のような、黒糖のような独特の匂いがする。慣れると癖になりついつい嗅いでしまいます」
- 「穀物?みたいな感じ。頭や首の辺りで特に強い」
- 「オデコのとろこで焼きたてのクッキーのような匂いです」
- 「マッシュポテトの匂い。特に、おでこと肉球の間」
- 「足。肉球。枝豆のようなニオイがする子と、アーモンドチョコのようなニオイがする子がいます。あと、お腹周りのニオイも好きです」
- 「シャンプーと体臭が混ざった感じ。首周りのモフモフ部分が特に臭う気がする」
- 「首回り→甘い匂い」
- 「獣の匂いがする時と、甘い匂いがする時があります。特に頭です」
- 「耳の中がなんとも言えなくて香ばしい匂いがする。頭の上の方はサンマの焼いた匂い。 濡れたら卵をたくさん使い過ぎたカステラの匂いがする」
愛犬のニオイについて、さまざまな声が寄せられました。「なんとも言えないニオイだけど、これがクセになる」と感じている飼い主さんも多いようです。
愛犬のニオイに癒されている人も!
また、飼い主さんたちからは「愛犬のニオイに癒される瞬間」についても、次のような声が寄せられています。
- 「仕事から帰って抱っこしたときや、ベッドで一緒に寝ると」
- 「仕事でカリカリしていても、家に帰って、膝に乗った我が子をもふもふしながらニオイを嗅いでいると、心が浄化されて癒されます」
- 「家に帰ってきて、犬を吸っているときに肉球のにおいをかいで癒されてます」
- 「リビングで横になっている時に、肉球がちょうど顔の近くにある時が幸せすぎます♡」
- 「抱っこしてぎゅーっとしてる時に顔の匂いをかぎます。しつこいと、鼻を食べられます笑」
- 「朝起きて、まだ眠い時に顔をつけるとニオイがして癒されます」
- 「寝ている時に近づくとお腹を見せてくるのですが、温まったお腹の匂いが眠りを誘う」
- 「忙しく動いてる合間、座った際に膝に乗って来た時に嗅いだワンコの匂いにホッとします」
- 「抱っこして外を眺めている時に、天気がいい日なんかは太陽であたたまった愛犬の香りが何とも言えない香りで癒されます」
愛犬のニオイによる癒し効果は絶大なようですね!
飼い主さんの3割が、「愛犬のニオイに困っている」という事実も
一方で、「愛犬のニオイに困っている」「愛犬のこのニオイが好きではない」というものがあるか聞いてみたところ、3割の人が該当するという結果に! 愛犬のニオイは好きだけれど、全部が全部というわけではないのかも…?
飼い主さんたちに「どこの部位のどんなニオイが好きではないのか」「どんなときのニオイが好きでなないのか」について聞いてみたところ、下記のような声が寄せられました。
- 「肛門線臭」
- 「あくびした時のにおい。口臭ではなく犬本来の臭いって感じです!」
- 「口のにおい。我慢できないほどではないが、少し生臭い」
- 「肉球がたまに、生乾きの雑巾のような匂いがします」
- 「仕方ないことだけどうんちが臭い(笑)」
- 「足を上げてオシッコをするので、上げた反対側についちゃうので、足がオシッコくさい時がある」
- 「涙やけのニオイなので顔と顔を近付けると臭いと感じてしまうのが、愛犬にとって可哀想だな。と思う」
- 「犬独特の獣臭とドッグフードの混ざった匂い」
- 「手入れの問題かもしれませんが、時々、耳周りや口周りが、気になる時があり、ん?と、なるとき」
犬のニオイには個体差があると思いますが、ふだんから愛犬の体のニオイを気にかけたりケアを心がけてあげていると、愛犬の体の異変に気づきやすくなります。
『いぬのきもちWEB MAGAZINEアンケート 愛犬のニオイに関するアンケートvol.01』
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/宇都宮うたこ
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愛犬の吠えグセに悩んでいる飼い主さんも少なくないはず。年をとったら自然と落ち着く……なんてことはほとんどなく、そのままにしておけば頑固なクセとなり一生直らないことも。犬の成長に合わせ、起きやすい吠えの原因と対策を知り、愛犬の吠えの悩みを解決しましょう!
成長に合わせて変わる! 年代別の吠える原因
吠えグセといっても、その原因はさまざまです。まずは子犬期からシニア期まで、年代別に起きがちな吠えの原因と傾向をみていきましょう。
子犬期:あらゆることに不安を感じやすい
子犬期の犬は不安や寂しさから、飼い主さんにかまって欲しいとキュンキュン鳴きます。この鳴き声が、実は吠えの前触れなのです。かわいいからと対策をせず放っておくと、鳴いたら飼い主さんにかまってもらえるのだと学んでしまいます。
成犬期:自我が芽生え、警戒心も強まる
体の成長と共に脳も発達していく成犬期。鳴き声も吠えに変わり、体験したことをどんどん覚えていきます。そして自我が芽生え、「遊んでほしい」「散歩に行きたい」「おやつが欲しい」などの理由から、飼い主さんにさまざまな要求をするために吠えるようになります。また音などの刺激に反応したり、新しく知るものに警戒して吠えたりすることも。この時期の吠えグセは頑固な習慣になりやすいので、より注意が必要です。
シニア期:体の変化がストレスに
年をとって体力や筋力が低下し、痛みや違和感を感じやすいシニア期。身体の不調からくる不安や病気が原因となって吠えることもあります。また、吠えることで愛犬の体に大きな負担がかかります。愛犬の様子に違和感があれば、獣医師に相談しましょう。
吠える理由はさまざまだから……原因にあった対策を
不安で吠える場合:安心できる環境をつくろう
不安やさみしさが原因で吠えている場合、愛犬が安心できるような環境づくりをしましょう。気を付けたいのは、愛犬の呼びかけに応じて様子を見に行ったり、かまってしまったりすること。吠えれば飼い主さんが来てくれるのだと学習し、吠えグセに。かわいそうだと感じても、吠えの習慣に繋がりそうなことは、ぐっとこらえましょう!
おねだり吠えの場合:無視が効果的
「おやつが欲しい」「散歩に行きたい」などの理由から、吠えておねだりする愛犬。飼い主さんが応じ続ければ吠えグセになってしまいます。おねだり吠えには無視が効果的。吠えている間は目を合わさず、徹底的に無視をしてください。そして、愛犬が落ち着いたらクールに褒めてあげましょう!
音などに反応して吠える場合:気をそらして慣れさせよう
音などの刺激で吠えてしまう場合、まずは対象から愛犬の気をそらしましょう。吠えそうになったら、おやつを与えたり、声をかけたりしてみてください。そして、吠えずにいられたら褒めてあげましょう。繰り返すことで学習し、徐々に刺激にも慣れていきます。
習慣になる前に、なるべく早期の対策を!
子犬期や成犬期についた吠えグセを放っておくと、一生続く頑固な習慣となってしまいます。生涯かけて身に着けた吠えグセを直すのはとても困難なこと。放置すれば周囲の方々に迷惑をかけてしまったり、シニアになって体に負担があっても、吠えることをやめられないというつらい状況に。
愛犬が快適な一生を過ごすためにも、はやいうちから対策をしていきましょう!
参考/「いぬのきもち」2018年4月号『愛犬の吠えに一生困らないための 年代別 吠え攻略ガイド』(監修:ぬのかわ犬猫病院 中田分院院長 獣医師 石田陽子先生、日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)
文/いけてぃん
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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犬といえば散歩が好き…というイメージがあるかもしれませんが、なかには苦手意識を強く持ってしまっているコもいます。いったい何が原因で散歩嫌いになってしまうのでしょうか?
今回、いぬのきもち獣医師相談室の先生がくわしく解説します。
犬が散歩嫌いになってしまう原因3つ
ーー犬が散歩嫌いになってしまう原因には、どのようなものがありますか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬が散歩嫌いになる原因はいくつか考えられます。ここでは、よくある3つの原因について取り上げます」
①小さい頃に外に出る経験をさせなかった
獣医師:
「愛犬が『散歩が苦手』『散歩が嫌い』という相談は多く寄せられます。その中でも『小さい犬だから散歩させなくても大丈夫』などと言われ、散歩をさせたことのないコが多いです。
多くの飼い主さんが子犬から迎えると思いますが、必要なワクチン接種を終えたら、犬には社会化のために散歩が必要です。社会化期に外に出る経験をしたことのないコは、そのまま散歩が苦手になってしまうことがよくあるのです」
ーー犬にとって大事な時期を逃してしまうことになるのですね。
獣医師:
「そうですね。外に出る経験のないまま、飼い主さんが時々連れ出そうとしても時すでに遅しで、室内では経験することのないニオイや、車や電車の音、見知らぬ犬や人などに対して怖がるようになります。
その姿を見て、また飼い主さんが『うちのコは散歩が嫌い』と決め込んでしまい、散歩をしなくなるという悪循環に陥ります」
②愛犬が楽しいと思える散歩をさせてあげていない
獣医師:
「犬の散歩を人のウォーキングと同じように考えている飼い主さんも多いですが、犬の散歩は歩く距離だけではなく、草むらなどのニオイを嗅いで犬同士の情報を得ているといわれています。
ニオイを嗅ぐことは犬にとってエネルギーを消費する行動であり、脳も活性化させます。そのため、いつまでもニオイを嗅いで動こうとしない愛犬を引っ張って歩かせようとすることで、犬だけでなく飼い主さん自身も散歩を楽しくないものにしてしまいます」
ーー「今日は何分歩いた!」と歩くことに重点を置いてしまうのは、犬にとって楽しくないのですね…覚えておきたいです。
③愛犬に嫌がることをして怖い思いをさせる
獣医師:
「ほかには、散歩中に愛犬の嫌がることをさせたり、大きな物音のような恐怖を感じる体験などにより、愛犬自身にとって嫌な思い出と散歩が結びついてしまうこともあるようです」
ーー「愛犬の嫌がること」というのは、具体的にどのようなことですか?
獣医師:
「たとえば、ほかの犬と遊びたくないのに遊ばせたり、行きたくない方向に無理やり引っ張るなどの行為ですね」
ーーほかの犬と仲良くしてほしいと思う飼い主さんもいると思いますが、散歩嫌いの原因にもなってしまうこともあるのですね。
犬の性格は影響する?
ーー犬の性格などによっても、散歩が嫌いになることもありますか?
獣医師:
「本来犬は散歩が嫌いな動物ではありませんが、神経質や臆病などの性格に加えて、外に出る経験がまったくないと散歩嫌いになる可能性はあるでしょう」
散歩が苦手な犬への改善策
ーー散歩に苦手意識を持ってしまった犬を散歩好きにするために、工夫できることはありますか?
獣医師:
「まずは、5分でもいいので外に出る練習をしましょう。最初は歩かなくても、抱っこしてでもかまいません。誰もいない静かなところや、土や草の上において、ニオイを嗅がせるだけでもいいです。
次に歩けるようであれば、少しずつ歩かせるようにしてください。最初は短くてもいいので、外に出られただけでも、少し歩けただけでも褒めてあげましょう。
そして、飼い主さん自身も愛犬との散歩を楽しむようにしてください。そんな飼い主さんの姿を見ることで、愛犬も散歩を楽しめるきっかけになるはずです」
ーー神経質や臆病な性格の犬も、同じように練習すればいいですか?
獣医師:
「そうですね。散歩が苦手なコにいきなり長時間の散歩はしなくてよいので、毎日5分だけでも散歩の練習を続けていきましょう。時々ではなく、毎日続けて成功体験を積み重ねていくことが大切です」
愛犬と楽しく散歩できたら嬉しいですよね。
犬にとって大切な散歩ができるように、飼い主さんも対応していきたいですね。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/sorami
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愛犬とのお別れについてはあまり考えたくない、と思う方も多いかもしれません。ですが、愛犬とのお別れについて、さまざまな向き合い方を知っていることで、つらい気持ちが少しだけ軽くなることもあります。今回は、僧侶でペットカウンセラーでもある横田晴正さんに、自身の経験から得た「ペットロスとの向き合い方」についてお話をお伺いしました。
悲しみを素直に感じて泣くことの大切さを知った幼少期
幼いころから生き物が大好きで、ペットの猫や鳥、昆虫、家にいついた猫などたくさんの生き物に囲まれていた横田さん。猫が車にひかれて亡くなったり、鳥が病気で亡くなったりすると、成仏させてあげたくて自宅の庭に埋葬していたそう。
「猫や鳥が死んだくらいで泣くなと両親に言われていた私は、悲しくて泣きたいのを必死に我慢していました。そんな私に祖父が『そんなに悲しいっていいことだね』と言ってくれ、素直に泣いたら少し苦しかった気持ちが癒えました」
涙を流すことは心を浄化させる。だから我慢しないで
横田さんはペットロスの相談も受けていますが、愛犬が亡くなって悲しくても、素直に泣けずに、悲しみを押し殺してしまう人は意外に多いと言います。
まわりを気にして涙するのを我慢したり、泣いてばかりいては愛犬が成仏しないなどと言われ、我慢させられたりするのです。
「そういう方には、素直に泣いていいのですよと語りかけ、気持ちに寄り添います。涙は心を浄化して、気持ちを一歩前進させてくれますよ」
後悔しないよう、愛犬に毎日気持ちを伝えている
これまでペットロスの相談を受けた経験から、「愛犬と旅行をしたいと思っていたのに行かなかった」など、「愛犬とやろうと思っていたことをしなかった」という後悔をもつ人のほうが、ペットロスの悲しみが長く続く傾向があるようだと横田さんは言います。
後悔にはつらく苦しい気持ちを伴うため、回復に時間がかかるのです。
「後悔しないようにと言えば、私は3頭の愛犬に毎日 『ありがとう』 『大好きだよ』と伝えています。今日会えても、明日会えるかはわかりません。だから、愛犬との別れがいつきても後悔しないように、感謝と愛情を伝えるようにしています」
横田晴正さん/ペット霊園ソウルメイト長福寺(曹洞宗)の住職。日本ペットカウンセラー協会認定カウンセラー。動物たちにお経をあげてあげたくて、広告代理店を辞めて出家。ペットの葬儀やペットロスの相談も行う。著書に『ありがとう。また逢えるよね。ペットロス心の相談室』(双葉社)などがある
参考/いぬのきもち2021年2月号「ペットロスのときの心の整え方 「その日」と向き合うために」(監修:ペット霊園ソウルメイト長福寺住職 横田晴正さん ほか)
撮影/殿村忠博
文/melanie
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春を探しに
かぼちゃんのお散歩コースにも春が来ました!
一年ぶりに見る花たちにゆっくりご挨拶がしたいのに、かぼちゃんはスタコラサッサです。
聞こえていない?
去年の8月に前庭疾患になってから、かぼちゃんは耳が遠くなってしまったようで、呼んでもあまり聞こえていないみたいです。
今までだったら、ここで写真が撮りたいと思ったら「ストップ!」と言えば、歩くのをやめてくれました。
そして名前を呼ぶと、カメラをじっと見てくれる、素晴らしいモデルさんでした。
最近は「ストップ」してくれないので、歩いている写真が多くなってきました。
老いはいろんなところに
聴力も視力も脚力も、衰えを感じることが増えました。性格も行動も変わってきたように感じます。
おとなしくて我慢強くて、あまり意思表示をしないで、気づいてもらえるまでじっと待っていたかぼちゃんが、最近は我慢をしなくなりました。
嬉しい時と嫌な時、そして困った時は、めちゃくちゃ吠えます!
「我慢ができなくなった」のかもしれないけれど、我慢なんかしないで、うんとわがままを見せて欲しいと思います。だって15才ですもの。
老いて得たものもある!
歳を取って、失っていくものがあるのは淋しいけれど、歳を取ったからこそ得られたものを探して、喜んでいこうと思います
「ストップ!」なんて聞こえなくてもいいよ。余計な音が聞こえなければ、ぐっすりと眠れるもんね!毎日が静かで平穏に過ごせるね!
これからの毎日は、決して老いを嘆かず、失ったからこそ得た、神様からのプレゼントを探しながら、笑顔で過ごしたいと思います。
かぼすママ*プロフィール
元保護犬・保護猫の4姉弟と、毎日一緒に昼寝をする生活に憧れながら、フルタイムで働く保育士です。柴犬かぼすと猫のつつじ・ぎんなん・オニギリの可愛くて、面白くて、ほんわかした心温まる日常を、ブログとインスタグラムで発信しています。
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ふと愛犬を見たときに、「まさかの姿」をしていて思わず笑ってしまった経験はありませんか?
Twitterユーザー@ANNA07425438さんの愛犬・ガウちゃん(♀・0才/シベリアン・ハスキー)が散歩後に見せた姿が、25.1万件の「いいね」(2月26日時点)がつくなど、大きな反響を呼んでいました!
散歩後の足洗われ待ち
そのときの様子がこちらです。ガウちゃんは汚れた足を洗ってもらうため、洗面台の中で待っているのですが…待ち方がかっこよすぎる! カメラに向かってドヤ顔を決め、右前足をくいっと出して、ちょっと偉そうな態度をしているようにも見えますね(笑)
おとなしくておりこうさんなんだけれど、「はよ洗って!」というかのようなガウちゃんの待ち姿に、見ていて笑わずにはいられないのでした。
この投稿を見たTwitterユーザーからは、「仕方ない大人しく洗ってやるぜ感が半端ない!!」「イケメンすぎやしませんか」「やだ///男前♡って思ったら、女子なんですね!!失礼しました!!」とたくさんの反響のコメントが寄せられています♪
2021年3月22日で1才になるガウちゃん。
参照/Twitter(@ANNA07425438)
文/雨宮カイ
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犬のためによかれと思って行っていることが、実は飼い主さんのエゴであるかもしれません。この記事では、犬のためにならない3つのお世話を紹介します。
犬のためのお世話が飼い主のエゴになることも
「飼い主のエゴ」という言葉の捉え方は人によって違います。犬を愛する気持ちは同じでも、人間の都合で犬のためにならないお世話をしていませんか?
犬のためにならない3つのお世話
①:欲しがるだけ食べ物を与える
犬の肥満は病気やケガの原因につながります。食べものを欲しがるからと食べさせることで、犬が肥満になりやすく、呼吸がしにくくなったり、関節炎、糖尿病、心臓病を起こすリスクが高くなります。ぽっちゃりしていた方が可愛い、というのは飼い主のエゴです。
日々の食事管理と適切な運動、定期的な体重測定をして、愛犬を肥満にさせないようにしましょう。
②:犬の見た目にこだわる
雨の日のレインコート、暑さ・寒さ対策、手術後のエリザベスウェアなど目的を持って犬に洋服を着せることがあるかもしれません。
しかし、おしゃれを目的に、あるいは、見栄えの良い画像を撮るために、動きにくい、トイレがしにくい、締め付けるといった、犬が嫌がる洋服を無理に着せるのは、飼い主のエゴだと思いませんか?
また、数年前、中国で犬のカラーリングがブームとなりましたが、愛犬が他の犬より目立つために、誰かに可愛いと言ってもらうだけが目的のカラーリングだとしたら、これは飼い主のエゴではありませんか? 染色剤の健康への影響も気になります。
服を着せる場合は、通気や保温など機能性を考えて作られたもので、犬にストレスをかけないように配慮すべきです。カラーリングはそもそも目的を考えたほうがいいでしょう。
見た目をかわいくすることも犬を飼う楽しさの一つかもしれませんが、まず愛犬にとって幸せなことかどうか、を考えてあげたいですね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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シニア犬が、排泄時にバランスを崩すようになった、失敗が多いなど気になることはありませんか?犬の「排泄介助」について、いぬのきもち獣医師相談室の獣医師が解説します。
老化による犬の排泄の変化と介助のサイン
犬は小型犬で13才、中型犬で10才、大型犬で8才頃になると高齢とされ、排泄の仕方の変化に飼い主さんが気づくことが多いでしょう。
若くて健康な頃は「我慢する」「排泄する」という体のコントロールが自然にできますが、シニア犬は、我慢できずにそそうをしたり、排泄時に足腰が弱って踏ん張れないなど、排泄の変化が増えてきます。
また、膀胱の機能が衰えて頻尿になったり、排尿時に尿を出し切れずに尿漏れが起こることもあります。このような様子がみられたら排泄の介助をはじめましょう。
シニア犬の排泄介助の方法
ではここからは、シニア犬の排泄介助の方法をご紹介します。
①排泄時に支える
排泄時に後肢が震えたり、排泄姿勢が辛そうな場合は、お腹の下に腕を入れたり、腰のあたりを支えてあげてください。
介護用ハーネスを使用したり、タオルやマフラーをお腹の下をくぐらせて、下半身を持ち上げて支えるのもよいでしょう。
②トイレの数、排泄させる回数を増やす
シニア犬は、トイレまでの距離が遠いと立ち上がってトイレに向かうことも大変で、間に合わないことがあります。
このような場合は、犬の行動範囲にトイレを数カ所用意すると、移動の負担を減らすことができるのでおすすめです。
また、外で排泄させる場合は、朝夕のお散歩でトイレを済ませて問題がなくても、できれば昼にも外に出るなど、排泄させる回数を増やしてあげましょう。
③オムツを使用する
そそうが増えて飼い主さんが掃除や洗濯で大変だと思うようになったら、陰部や皮膚のかぶれに注意しながらオムツの使用を検討するとよいでしょう。
ペット用のオムツやマナーバンドの他にも、ヒトの赤ちゃん用のオムツに尻尾の穴をあけて代用したり、尿取りパッドを重ねて使うと、オムツ代の節約になります。
介護を頑張りすぎないことも大切
老化によるトイレのそそうは仕方のないことで、犬の自尊心が傷つくともいわれています。家族がビックリしたり悲しむ顔を見ることは犬にとって辛いことです。
そそうを失敗とせず、長生きした証としてお互いにハッピーになれるのであれば、介護を頑張りすぎずに、オムツを使うという選択肢も大切です。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください