こんにちは。2匹の猫と、1匹の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
我が家は15歳のおばあちゃん犬を引き取り、家族として迎えました。
それから3年という月日が経とうとしていたある夜、
シロさんはゆっくりとこの世を去りました。
シロさんが旅立ってから数日後。
けーくんが学校の宿題で、おかーさんに絵本を読んでくれると言うのです。
そして、なんと持ってきた絵本というのが…
けーくんが絵本を読んでくれる?その絵本とは…
なんと恐ろしいタイミングでこの本を読んでもらうことに。
でも、この絵本、実はシロさんとけーくんの思い出の本だったのです・・・
読んでもらいながら、ふと昔のことを思い出す
第19回にも書いているのですが、
この絵本は少年が愛犬に「大好きだよ」と伝えた翌朝、
愛犬が亡くなってしまうというお話。
まだ当時4歳だったけーくんはそのことを変に解釈してしまい
「大好きだよ」と言うと死んでしまうんじゃないか…と思っていたようで。
3年たった今、本人はそのことは全く覚えていないようで。
でも私にとってはつい昨日のことのようで。
小さかったけーくん、大きくなったなぁ
3年前は文字すら読めなかったけーくんが
今、おかーさんに絵本を読んでくれてる。
シロさん、けーくんはいつの間に
お兄ちゃんになったんだろうね。
そして、ここにも成長したお方がお一人
シロさんが来た時はまだ1歳くらいだった、のんちゃん。
今では私が泣いていると至近距離で見つめてくるようになりました。
のんちゃん…けーくん…ほんと成長したねぇ。
100話、ありがとうございます!
「おばあちゃん犬がやってきた」を書かせて頂いて
何と今回で100回目!!!驚きです。
いつも読んで下さる皆さま、楽しみにして下さっている皆さま
温かいコメントや応援メッセージを下さる、皆々様。
ほんっとぉぉぉぉに!感謝です。
編集者様、読者の方々に支えられながら書いてきた
宝物のように大切な、シロさんとの日常。
そして、もうすぐこの連載は終わりを迎えます。
「老犬を迎えること」「死を迎えること」
決して悲しいことばかりではない。
後先短いなんて言いますが、
私はこの3年間を短いなんて言わせませんよ。(どや顔)
そんな想いを綴っていきます。
どうか、最後までお付き合いください。
tamtam プロフィール
犬や猫の保護や介護についての楽しさや幸せをインスタグラムで発信し話題に。それぞれのかわいさをほっこり描いたイラストにファンも多い