24日未明、愛知県田原市で30歳の女性が母親から首を絞められる事件がありました。女性にけがはありませんでしたが、警察は母親から事情を聴いていて、容疑が固まり次第、殺人未遂の疑いで逮捕する方針です。
警察によりますと、24日午前4時前、田原市吉胡町の住宅で、「隣の家から警察官を呼んでくださいと女性の声がする」などと110番通報がありました。
警察官が駆け付けると、この家に住む二女(30)が「母親に首を絞められた」などと説明し、母親(65)も「私がやった」などと話したということです。二女にけがはありませんでした。
母親は口論の末、家にあったジャージのズボンで首を絞めたとみられていて、警察は容疑が固まり次第、殺人未遂の疑いで逮捕する方針です。
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23日深夜、三重県鈴鹿市で美容室と自宅を兼ねた住宅に男が押し入り、現金約10万円などを奪って逃げました。警察は強盗事件として捜査しています。
警察によりますと、23日午後11時15分ごろ、鈴鹿市稲生西の美容室2階の居住部分に経営者の女性(55)がリビングに1人でいたところ突然、男が押し入り「金を出せ」と脅しました。
男は女性ともみ合いになり、それぞれ現金約5万円が入った財布と封筒、携帯電話を奪って逃げました。
その後、女性は近くの公衆電話から息子に助けを求め、息子が警察に通報しました。
逃げた男は20代ぐらいで、身長約165センチ、短い金髪で白いマスクを着用していたということです。
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食卓にも並ぶことの多い、シラス。“シラスの島”として知られる愛知県の知多半島沖に浮かぶ「篠島」では、おととし・去年と深刻な不漁でしたが、今年は豊漁に沸いていました。そのワケとは?
取材班は、篠島へ向かいました。
「めちゃくちゃ忙しい」
「今年は大漁だよ」
「うれしいよ、そりゃ取れると」(漁師)

今年は、島の名物・シラスが大漁だといいます。この日漁をした船では、シラスが入った桶が次々に水揚げされていました。しかもこのシラスは、鮮度もよく脂ものっていて、おいしいといいます。
今年、シラスの豊漁で賑わっている篠島。実はこの豊漁、地元にとっては特別なものでした。
「去年おととしと、不漁だったんでね。みんな、漁師さんも加工屋さんも助かってますね」(仲買業者)
おととし・去年は深刻な不漁
2年前の篠島はというと…シラス漁のシーズン真っ只中にも関わらず、港は静まりかえっていました。

「50何年シラス漁しかやってないけど、こんな年初めて。これだけの船が今年6月から港に着けっぱなし、異常だよ」(当時の漁師)
“シラスの島”を襲った、深刻な不漁。この年の6月はあまりにシラスがおらず、漁に出られたのは、わずか1日。そして去年の夏も、同じような状況が続いていたといいます。
しかし、今年はというと…
「今年はもう8日間ぐらい出ている。金額もまた、水揚げできてるでね」
Q.何倍ぐらい?
「10倍。10倍じゃないよね、100倍か」(篠島漁業協同組合 木下良誓課長)
水揚げ量も売り上げも、去年の120倍だといいます。

たっぷりのシラスを楽しむには、やはりシラス丼。

「すごいシラスがふわふわで、新鮮なだけあっておいしいです」(記者)
シラス丼を提供している飲食店では、不漁の間は冷凍してあったものを使わざるをえませんでしたが、今は毎日ゆでたてのものが使われています。
たくさんの量を扱う加工業者「かじや水産」からは、うれしい悲鳴も。
「毎日沖に出てくれるので、週に5~6日仕事やってますので。土曜日だけ、あすだけ休みで、また日曜日からがんばります」(かじや水産 小久保一洋さん)

では一体なぜ、不漁だったシラスの量が回復したのでしょうか。
「夏のシラスは内湾でとれるので、内湾の状態が去年までと違うのかなと」(愛知県水産試験場 下村友季技師)
シラスは、カタクチイワシという魚の稚魚。例年であれば、冬の時期に伊勢湾から出て行くことが多いのですが、この冬の伊勢湾は水温が高く、暖かい場所が好きなカタクチイワシの多くが湾内に残ったと見られるのです。

その後、伊勢湾の中で産卵。シラスが豊漁となったのです。
「親のカタクチイワシの漁獲量も多くなっていて、親が多いので卵の供給が続く可能性は高い。シラスにとってはいい状況が続くと考えている」(愛知県水産試験場 下村友季技師)
一方、現場の期待はさらに先まで膨らんでいます。
「シラスがあったらエサもあって、海水の栄養分も豊富だと思う。他の魚もたくさんとれると思います」(篠島漁業協同組合 木下良誓課長)

シラス、つまりカタクチイワシを餌とするヒラメ、タイ、アジなども伊勢湾に多く入ってきて豊漁になるのではと期待しています。
不漁を乗り越えたシラスが、相次ぐ豊漁を呼び込むのか?“シラスの島”の盛り上がりは続きそうです。
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今や消費金額はコメよりも多くなっているパン、食べるだけじゃ物足りないパン愛好家も。そのマニアックな楽しみ方を取材しました。
名古屋市千種区にある、地下鉄「東山公園」の駅前に続々と集まった人たち。人々の目的はというと…
「パン屋さんぽ」(参加者)
その名も「パン屋さんぽ」。今まで1万種類以上のパンを食べてきたという石臥博代さんの案内のもと、おすすめのパン屋をめぐります。

最初に向かったのは、名古屋市千種区にあるフランス人パン職人の店「ル・ペレジール・デュ・パン」。
「酵母なんですか?酵母」(参加者)
「(フランスパンなど)ハード系は、天然酵母です」(店員)

パンを発酵させる酵母について、参加者から質問が飛び出しました。そして、思い思いにパンを購入し終わりかと思ったら、店を出ると路上でパン講座が始まりました。
「こちらの並べ方を見て分かると思うんですけど、上にスーツ系、下に食事系で(横に)バケットが立ててある。フランス人がやっているので、フランスのパンの世界をギュギュギュって詰めている」(石臥博代さん)
この「パン屋さんぽ」は月に1度行われていて、パンを味わいながら豆知識や文化、歴史などを学ぶ講座です。

この日めぐったのは、名古屋市内の3店舗。そのうちの一つ、名古屋市千種区にある「レキップ ド コガネイ」。
「“トースト向きの食パン”と“全粒粉を使った食パン”と“焼かずにおいしい食パン”と3種類あります」(店員)
作り手のこだわりを聞きながら、パンを選んでいきます。さらに、パン選びのワンポイントも。
「(看板に)書いてあるんだけど、“本日のオススメ”。看板を見るとおいしいパンにたどり着く近道ね」(石臥博代さん)

大人数での「パン屋さんぽ」。ほとんどの人が1人で参加しているそうですが、パンを共通点に話に花が咲くそうです。
「パン食べてね最高。月に一回の楽しみです」
「ちょっとした小旅行」
「大人の遠足」(参加者)
「パン屋さんぽ」は歩いてパン屋さんを巡るだけではなく、さまざまな国のパンがどんな文化の中で生まれたかなども学びます。5年前にスタートして、生徒数はこの3年で2倍に増え、キャンセル待ちがでるほどだといいます。

高まるパンの人気。総務省の調査によると、6年前の2013年には年間に使う金額がコメを超え、去年は6000円以上の開きができました。

パンを求め、東京から名古屋に訪れた人も。大谷りえ子さんです。
毎日のようにパン屋を巡り、お気に入りの店を見つけるとブログやパン好きの人が集まるサイトで発信しています。

そして、手元には…
「ちょうどクロワッサンなんです」(大谷りえ子さん)
なんと、クロワッサンの柄が入ったネイル。さらに、おもむろに広げたハンカチには、パンがいっぱい。
Q.パン大好きなんですね?
「大好きですね」(大谷りえ子さん)
この日、大谷さん訪ねたのは名古屋市名東区にある「バゲットラビット」。

店内に入って、早速パンを選ぶのかと思ったら…
「すみません。シェフ聞いていいですか?」(大谷りえ子さん)
まず注目したのは、店内から見える大きな石臼。
「結構大きいですよね」(大谷りえ子さん)
「1分間に10回転しかさせてないんですよ」(バゲットラビットのシェフ ブーランジュ 古井戸和憲さん)

シェフと話し込むこと15分。大谷さん、お目当てのパンは決まっているのでしょうか?
「必ずパン屋さんに行って買いたいものは、食パン・バゲット・クロワッサン、この3つ」(大谷りえ子さん)
この3種類に注目するのには、理由があるといいます。
「シェフの製法とか全部入ってる。それが見えるパンじゃないかなと思います」(大谷りえ子さん)
中でも時間をかけてじっくり選ぶのは、クロワッサン。
「どれにしようかな。この形を見るのが楽しいんですよ。一つ一つ顔が違うんですよ。顔が違うんですよ」(大谷りえ子さん)

大谷さんが、「顔」と言っているのは、生地の重なり具合や焼き加減など。何ともマニアックな表現です。
「いいクロワッサンと、きょう出会いたいな。私やっぱりこれにします、決めました」(大谷りえ子さん)
大谷さんが、こだわる“パンの顔”というのは、その見た目だけではありません。持参した皿を取り出し、クロワッサンの断面を撮影し始めました。
「(層の)このエア感、空気の入り方。これエア感って私は呼んでるんですけど。店によってクロワッサンの顔って、いろんな違いがあるので。層がつまってるクロワッサンもあれば、ふわっと浮いているクロワッサンもあるので」(大谷りえ子さん)
「パンの顔」である、パンの断面の美しさが大好きだという大谷さん。これまでに1000枚以上の断面写真を撮影してきました。

ここまでパンにはまるのは、一体どんな魅力があるのでしょうか?
「作り手シェフとの出会いやパンを通して、パン好きの仲間とかが広がるんですね。小さなパンなんだけど大きくなる。そこが魅力かなと思います」(大谷りえ子さん)
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名古屋市千種区で行われた不発弾の処理は、23日昼前に完了し交通規制も解除されました。
不発弾の処理は、この日午前10時ごろから、千種区小松町の建設現場で行われました。不発弾が見つかった場所から半径約300メートルが立ち入り禁止になり、地下鉄が一部区間で運休しました。
名古屋市によりますと、正午前に陸上自衛隊が不発弾の処理を完了しました。また、交通規制も解除されて地下鉄が運転を再開しました。
作業に伴うトラブルやけが人などは出ていないということです。
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全国で最もバナナを購入しているのは、名古屋の人だといいます。一体なぜ、名古屋の人はバナナを買いまくるのか?その驚きのワケとは。
名古屋市緑区にあるスーパー「ウオダイプラス」を覗いてみると、そこにはバナナを買う多くの人の姿がありました。台湾やフィリピンなど4種類のバナナが販売され、1日に300袋以上が売れるといいます。
「この値段だったら、だいたい朝市(の時間帯)ぐらいでなくなる」
Q.朝市は何時間?
「2時間です」(ウオダイプラス 青果担当 服部武さん)

あっという間に売り切れてしまうこともあるという、バナナ。1年を通して安定して売れる商品だといいます。
実は総務省の家計調査によると、2人以上の世帯で(2016年から2018年の平均)名古屋の人たちがバナナを1年間に購入している金額は、全国1位。バナナ1本を約150グラムに換算すると、1世帯あたり1年間に約147本ものバナナを買っているという計算に。

なぜ名古屋の人たちは、バナナをたくさん買うのでしょうか?
「バナナは一番手軽かなと。それで結構売れているというのもあるのでは」(ウオダイプラス 青果担当 服部武さん)

名古屋でなぜバナナが売れているか、はっきりした理由はわからない様子。
取材班が向かったのは、愛知県美浜町にあるバナナ農園「ちたフルーツビレッジ」。
Q.これで何キロくらい?
「これだと20キロくらい」
Q.何本くらいついてる?
「150~200本くらいあるんじゃないですかね」(ちたフルーツビレッジ 大崎秀樹さん)
農園を管理している男性に、“なぜ名古屋の人たちがたくさんのバナナを買うのか?”聞いてみると、ある有力な情報が…。
「名古屋(周辺に)にバナナを輸入して販売する会社があるので、その会社が頑張ってるのが大きいと思う」(ちたフルーツビレッジ 大崎秀樹さん)

その会社は、愛知県北名古屋市にある「名古屋バナナ加工」。会社の看板には、“Nagoya Banana”。この会社では、輸入したバナナを5日ほどかけて追熟させ、出荷しています。
会社ができたのは、今から約100年前の1915年。歴史あるこの会社であれば、名古屋でバナナが人気な理由にたどり着けるのでは?ということで、話を伺いました。
Q.(バナナ農家の話によると)ここが頑張ったから、名古屋市民の(バナナ)消費量がNO.1とのうわさが…
「全国にうちと同じような会社がそれぞれ頑張っているので、名古屋で消費が一番高い理由なのかはわからない」(名古屋バナナ加工(株) 浅井昭宣さん)

残念ながら歴史のあるバナナ加工会社でも、理由はわかりませんでした。
そこで、名古屋市の台所・愛知県豊山町にある「北部市場」へ。バナナの担当者を直撃すると…
「名古屋は全国でも真ん中にあるので、関東や関西から荷物が入りやすい。入荷量が多いときは関東からも関西からもこちらに引っ張りやすいので、特売の比率が上がることが多いという感覚でいる」(名果商事 バナナ担当 大辻慶介さん)

北部市場によりますと、あまり日持ちしないバナナにとって名古屋は流通の便が良く、市民に提供できる場が多いことで消費が増えているのではないかといいます。
さらに、名古屋の人の気質にも関係が…?
「バナナは安いやつ。果物も安いやつ。鮮度の良いもの。セールの時しか買わない」(名古屋の街の人)
「高くて価値のあるものが安いと、名古屋の人はお値打ちだという感覚はあると思うので。手に取りやすくなるのかな」(名果商事 バナナ担当 大辻慶介さん)
名古屋にたくさん集まるというバナナ。お得な時に買ってしまう名古屋の人の気質もあわさって、名古屋の人はたくさん買ってしまうのかもしれません。
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三重県松阪市の田んぼに出現したある“巨大生物”。大量発生していて、植えたばかりの稲を食べ尽くし、農家から悲鳴が上がっているといいます。
取材班が向かったのは、三重県松阪市。この時季、水田には青々とした稲が広がっているのですが、実は「ある場所」だけ稲がなくなっていました。

Q.これはどういう状態?
「これは食べられた跡ですね」(喜多村アグリ 喜多村浩嗣 社長)
市内を中心に120ヘクタールの水田を管理している「喜多村アグリ」の喜多村浩嗣社長。
5月に稲を植えたということですが、そこには稲を植えたとは思えない光景が広がっていました。

Q.これ池じゃないんですか?
「池じゃないです」(喜多村浩嗣 社長)
喜多村さんの水田でおきている異常事態。その原因は…
「ジャンボタニシ」(喜多村浩嗣 社長)

田んぼの底を埋め尽くす黒い塊。その正体は、スクミリンゴガイ、通称「ジャンボタニシ」です。
南米原産で、1980年代に食用として日本に輸入されましたが、養殖場から逃げ出すなどして各地で野生化したといわれています。
水田をのぞきこむと、大量に住みついているのが見えます。

Q.ジャンボタニシが苗を全部食べちゃうんですか?
「全部食べる。本当にきれいに食べる。新芽が出てくるのを全部食べていく」(喜多村浩嗣 社長)

ジャンボタニシは植えてから2~3週間の柔らかい苗を好むといいます。喜多村さんは被害のあった場所に苗を植え直しましたが、再びジャンボタニシの餌食に。
「(田植えから)2週間して来たら、水面しか見えないなと思って。もう一度植えたらこの事態。植え直しして こういう状態は初めて」(喜多村浩嗣 社長)
三重県の調査によると、松阪市のジャンボタニシの被害は3年前から発生し、今年は、調査した田んぼの内、約30%で被害が出るなど過去最悪となっています。

暖冬の影響でジャンボタニシが死滅せず、冬を越してしまったことが、大量発生の原因とみられています。
過去には、岐阜県でもジャンボタニシが大量発生。効果的な駆除法がなく、農家を困らせていました。
「(ジャンボタニシを)拾っている人もいるけど、拾うよりも増えている方が多いという感じ」(喜多村浩嗣 社長)
松阪市では、ジャンボタニシを駆除する石灰窒素などを購入する際の補助金を補正予算案に計上するなど対策を進めています。

農家を困らすやっかいもの「ジャンボタニシ」。被害が拡大する中、効果的な対策は浮かび上がるのでしょうか。
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ドリンクとともに、トーストやサラダ、卵などをおトクに楽しめる、喫茶店の「モーニング」。名古屋市をはじめ、愛知県やその周辺で盛んに提供されています。
“モーニングの名店”は、街の元気の源!?ということで、モーニングの聖地、愛知県一宮市出身のお笑い芸人・スギちゃんと、“街で一番のモーニングの名店”を探してみました。
愛知・岩倉市でモーニングの名店探し
訪れたのは、愛知県岩倉市。スギちゃんの出身地、愛知県一宮市の東隣にある、人口5万人ほどの街です。
今回、取材するきっかけは、『スギちゃんがモーニングを巡る特集で、岩倉市だけが見事に外れていました。岩倉市の魅力が伝わらないまま、忘れ去られるのは我慢なりません。ぜひぜひ岩倉市を特集で組んでみてください』という岩倉市に住む男子高校生からの手紙でした。

ということで、まず訪れたのは、岩倉市では有名だという「カフェ・ポンテ」。有名な理由は、メニューにありました。
「ウラにもございます」(店員)
「ウラにも?(Aから)Iまである」(スギちゃん)

スタンダードなトーストはもちろん、シナモンやきんぴら、アーモンドなど、とにかくメニューが豊富。
さらに…
「カレーまであるよ」(スギちゃん)
「カレー、おすすめです」(店員)

実はこのカレーを作っているのは、一流ホテルやレストランで長年シェフをしていたオーナー。手間暇かけたカレーをモーニングでいただけます。
「ホテルのバイキングのような、おいしいカレーが、無料(ドリンク代だけ)で出てる」(スギちゃん)
新鮮野菜がたっぷり サンドイッチの名店
今回の旅の目的である“街で一番のモーニングの名店”を探すため、「カフェ・ポンテ」を超えるお店をお客さんに聞いてみます。
「サンドウィッチのおいしいところあります」(客)
「何ていうお店ですか?」(スギちゃん)
「ハートレイ」(客)

早速、紹介をうけた「ハートレイ」へ。
「かわいらしいお店ですね~」(スギちゃん)
突然の取材にもかかわらず、大歓迎で迎えてくれました。
「いろんなところにスギちゃん行ってたんだけど、うちに何で来ないのかな~って」(店員)
そんなスギちゃんファンのお姉さんが作る、サンドイッチモーニングとは?
「お待たせいたしました」(店員)
「むちゃくちゃウマい。新鮮な野菜ウマいわ、トマトも甘みがあって」(スギちゃん)

新鮮野菜をたっぷり頂ける、サンドイッチの名店でした。
このサンドイッチモーニングを超えるお店は、あるのでしょうか?
「岩倉市役所のすぐ北側にある、アミー」(客)
1日5食の限定セット 存在感抜群の「たまご焼き」
地元住民からの紹介をうけ、岩倉市役所の近くにあるという「アミー」へ。毎朝、お店で焼き上げる手作りパンが人気のお店です。
「何がオススメですか?モーニング」(スギちゃん)
「はい!これです」(店員)
店員がオススメするのは、1日限定5食の人気セット。

「はいラスト1個!」(店員)
「すごいお得、うれしい」(スギちゃん)
存在感抜群な、たまご焼きのお味は…
「これヤバいね、みんなに知られちゃったらこぞって来ちゃう」(スギちゃん)
「息子が食べたいと思うものを出している」(店員)
絶品メニューの秘密は、なんと息子からのリクエスト。しかも、このボリュームで、ドリンク代のみという激安価格です。
「岩倉もすごいモーニングいっぱいありましたね。そして他の市のみなさん、うちにも来てないぞ、とお手紙ください」(スギちゃん)

愛知県岩倉市には“モーニングの名店”がたくさん。地元のモーニングを楽しむみなさんの笑顔にも出会えました。
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22日午後3時半ごろ、岐阜県高山市で、男性2人がクマに襲われてけがをしましたが、命に別条はありませんでした。
警察によりますと、高山市高根町日和田で、飛騨猟友会に所属する高山市の69歳と70歳の男性2人がわなにかかったツキノワグマに襲われました。男性2人は頭や顔にけがをして病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。
クマは2人を襲ってから山に逃げたとみられています。
高山市や警察では周辺の住人に対して、不要不急の外出を控え、外出をする場合はラジオなど音の鳴るものを携帯するなど、クマへの対策をとるように注意を呼びかけています。
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時は「令和」の時代。「夜露死苦(よろしく)」、「愛羅武勇(アイラブユー)」こんな当て字が流行ったのは昭和の時代でしたが、岐阜県郡上市には今もありました。

それは「土里夢」と書かれた看板。ドリームと読む、その正体とは?
早朝4時から大奮闘 「じゃがころ」作る元気いっぱいお母さん

「土里夢」は人気のお惣菜屋でした。従業員は地元のお母さんたちです。その働きぶりは…。
午前4時、最初にやって来たのは「あっちゃん」。優しそうなお母さんです。あっちゃんが来て、わずか10分。5台のガスコンロは、あっという間に埋まりました。
「おいなりさん」「お弁当の煮しめ」(あっちゃん)
前日に、ある程度準備をしているといいますが、これは速い。さらにあっちゃんの前には、これから火にかける鍋がずらり。
そんなあっちゃんの得意料理のひとつが「じゃがころ」。一口サイズのじゃがいもを、皮付きのまま、砂糖としょうゆで煮る料理です。

「これは何回も煮詰めて、あめ色になるまで煮る」(あっちゃん)
鍋をこまめに返すことで、調味料を水あめのようにじゃがいもに絡ませます。
重い鍋を火にかけ続けること約30分。キラキラと輝くじゃがころが出来上がりました。
郷土料理「朴葉ずし」の達人 季節限定「煮えた」寿司とは?

続いてやってきたのは、岐阜県の定番郷土料理「朴葉ずし」を作る「ひでちゃん」。
「もう葉っぱが青くなってくるので、5升はやります」(ひでちゃん)
土里夢の朴葉ずしは、具材の味がよくなじむように混ぜ込んでいきます。5升ともなると、混ぜるのも一苦労。
そして、もうひとつポイントが。
「郡上弁では“煮える”というんですが、(葉が)焼けてくるんです。ご飯の熱で」(ひでちゃん)
ひでちゃんの手元をよく見ると、湯気の立つアツアツのご飯をのせています。

包んだときにご飯の熱が葉に伝わり、香りがよくなる(=煮える)のだそうです。
「6月下旬になると、保存用に冷凍しちゃうからこの香りは出ない」(ひでちゃん)
香りの立つ「煮えた」朴葉ずしが食べられるのは、まさに今だけ。ひでちゃんの腕が光る、とても貴重なひと品です。
「土里夢」に込めた思いとは

午前8時。朝から丹精込めて作った料理が出そろいます。これらの料理は、岐阜県内4か所の商業施設だけでなく、郡上市内で移動販売も行います。
どこへ行っても、移動販売車の周りにはお客さんがいっぱい。
「最高。外食より土里夢の惣菜が楽しみ」(客)
移動販売車を送り出したら、お母さんたちもようやく朝ご飯です。
ところで、なぜ土里夢という名前にしたんでしょうか。

「『土』を大切にして、『里』が活性化するように。『夢』は海外旅行と健康」
地元を愛するお母さんたちの、夢が詰まったお店「土里夢」。これからも、おいしいお惣菜をいっぱい作ってくれそうです。