普段から「オーバーサイズの服」を着ることで有名な歌手のビリー・アイリッシュ(18)。
「私の体を見たことがなければ、誰も何も言えないでしょ?それが、オーバーサイズの服を着続ける理由」
過去のインタビューで、オーバーサイズの服を着る理由をビリーはそう語った。
今年5月、ビリーは「Not My Responsibility(私の責任ではない)」というタイトルのショートフィルムを公開している。
動画内でビリーは、服を脱ぎながら、日々彼女に向けられる「体型批判」について語りかけている。
「私が小さい方がよかった?弱いほうが?ソフトな方が?背が高い方が?静かにしてほしいの?私の肩があなたをイラつかせるの?私の胸が?私のお腹が?私のお尻が?私の生まれ持った体は、あなたの望むものではないってことなの?」とビリーは訴えた。
先週、ゴシップ誌『Page Six』が、ビリーのキャミソール姿の写真を公開した。
ショートパンツにキャミソール。至って平凡な服装である。
しかしツイッターには、彼女への「体型批判(ボディシェイミング)」のコメントが多く寄せられた。
体型批判のコメントに対し、ビリーを擁護するコメントも目立った。
All bodies deserve to be celebrated no matter the shape or size. Kudos to Billie Eilish for being comfortable in her own skin. Suck on that haters pic.twitter.com/xBYpP119ey
— 𝐦𝐮𝐧𝐞𝐫𝐚 ❀ | 𝐁𝐋𝐌 (𝐟𝐚𝐧 𝐚𝐜𝐜𝐨𝐮𝐧𝐭) (@blazedbyari) October 14, 2020
「体型やサイズに関係なく、すべての体は祝われるべき。ビリー・アイリッシュに称賛を!彼女が自分の体に満足していることに対してね」
その日、「ビリー・アイリッシュ」の名前はツイッターでトレンド入りするまでに。
ビリーはキャミソール姿で出かけただけ。それにもかかわらず、彼女と全く関係のない人たちが「彼女の体型」について議論する事態となった。
写真の公開後、ビリーはユーチューバーのチャジ・ドローの投稿をシェアした。
動画内でチャジは、リアルな体型を普通のことだと認識する必要がある、と語った。
「みんな、リアルな体型を普通だと考えなきゃ。みんなが大きなお尻を持っているわけではない。オーケー?お腹が出ていることは普通のこと。胸がたるむのも普通のこと。特に授乳後はね。『インスタグラムは本物じゃない』」とチャジは訴えた。
17日の夜、ビリーはインスタグラムの質問機能でファンからの疑問に答えた。
「今回のパパラッチ写真で悩んでたりする?」というファンからの質問に対し、ビリーはこう答えた。
ビリー:「どの写真のこと? なんの話をしているのか分からない 」
神・回・答
他のファンからは「他人からの意見や批判を受ける中、どうやって自信を持ち続けられているの?」という質問も届いた。
「冗談無しで正直に言うとね、『いつか私も死ぬんだから』って思うようにしているの」と動画内で語ったビリー。
「すると、安らかな気持ちになれる。気が楽になるんだ。私の言っていること分かる?」と笑った。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン